レジェンドキラーの全日本ジュニア新エース・青柳亮生が世界ジュニア王座V3!連続防衛記録持ちのカズ・ハヤシを迎撃へ!

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 2日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『#ajpw新春ジャイアントシリーズ2023』が開催され、青柳亮生が佐藤光留を破って世界ジュニアヘビー級王座の3度目の防衛に成功した。

 昨年末まで開催されたジュニアヘビー級のシングルリーグ戦である『Jr. BATTLE OF GLORY』は、 現世界ジュニアヘビー級王者である青柳亮生が優勝を果たした。
 亮生は初戦で佐藤光留に敗れる波乱のスタートを切ったものの、連勝を重ねて勢いを取り戻し、最後は同期の田村男児との大熱戦を制して優勝。その後には「このリーグ戦唯一の黒星、青柳亮生は忘れてません。佐藤光留選手、あなたに負けたままじゃ世界ジュニアチャンピオンだって胸張って言えない」と光留を挑戦者に指名した。
 これを受けた光留は「一番めんどくさいやつ呼び出すなんて、青柳亮生、意外と変態なんじゃね?なんで佐藤光留が、普通に戦ってても日本で唯一の変態レスラーって言われているか、戦いを通じて教えてあげるよ。そのかわりもう、今いるまともの世界には戻れないかもしれないよ?」と不敵に笑った。

 亮生にとって光留はデビュー戦の相手であり、亮生が初めて世界ジュニア挑戦を勝ち取ったのも次期挑戦者決定戦で光留からフォールを奪ってのもの。光留との闘いは常に亮生のターニングポイントと言える。


 試合が始まると、空中殺法を得意とする亮生に対し、光留は猪木アリ状態を作り出してグラウンドへと引き込んでいき、亮生が腕を集中攻撃される展開に。
 光留をミサイルキックで場外に叩き出して三角跳びケブラーダをヒットさせたことで逆転の狼煙を上げた亮生は、ロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックスや断崖式フットスタンプで猛攻。必殺のファイヤーバードスプラッシュをキャッチされてキムラロックに捕らえられ、そのまま関節地獄に引きずり込まれて窮地を迎えるも、丸め込みで隙を作った亮生がトラースキック、ハウザーインパクト(※フィッシャーマン式スパインボム)、ファイヤーバードスプラッシュと大技で畳み掛けて3カウントを奪った。

 試合後にはカズ・ハヤシがリングに上がり、「過去に全日本プロレス、ジュニアヘビーウェイトを牽引してきたカズ・ハヤシです。お前は素晴らしいチャンピオンだ。だけどな、少しなにかが足りない」と語り挑戦を表明。
 これを受けた亮生は「ボクもTVの前で見ていました。カズ・ハヤシの輝きってものを。『足りないもの』って言ってたんで、次のタイトルマッチで見つけられれば2023年の青柳亮生ってのはもっともっと上に。全日本ジュニアももっともっと上に行けると思うんで。次、カズ・ハヤシ。必ず倒します」と受けて立つ姿勢を見せた。

 タイガーマスクから王座を奪取し、1度目の防衛をライジングHAYATO、2度目の防衛を稔(田中稔)、3度目の防衛を光留を相手に達成した亮生は、ベテランのレジェンドたちを次々と倒している“レジェンド・キラー”といえる。
 17回の連続防衛記録を持つカズ・ハヤシを倒して防衛すれば世界ジュニアのベルトの価値が上がることは間違いなく、新時代のジュニアの象徴となりつつある亮生の活躍に期待していきたい。

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