【試合詳細】12・19 タカタイチ2人合わせて50周年記念興行 代々木第二体育館大会 【KOPW】鷹木信悟vsタイチ TAKAみちのくvs高橋ヒロム エル・デスペラード&ランス・アーチャーvs佐々木大輔&MJポー 鈴木みのる&DOUKIvs葛西純&本間朋晃

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『タカタイチ2人合わせて50周年記念興行』
日程:2022年12月19日(月)
開始:18:30
会場:東京都・国立代々木競技場第二体育館
観衆:1,258人

▼綾部蓮復帰戦 8人タッグマッチ 30分1本勝負
ヨシタツ(全日本)/武蔵龍也/●一颯/夕張源太
10分45秒 ファイヤーロック
綾部蓮/○ファイヤー勝巳/十文字アキラ/イーグルマスク

▼女子6人タッグマッチ 30分1本勝負
山縣優(フリー)/○柳川澄樺/神姫楽ミサ
8分55秒 1010→片エビ固め
Aoi/rhythm/●HisokA

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○稲葉ともか
15分46秒 一撃必殺!ともか蹴り『改』
●鈴季すず(プロミネンス)

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
[鈴木軍]○鈴木みのる(パンクラスMISSION)/DOUKI(新日本)
18分44秒 レフェリーストップ
葛西純(FREEDOMS)/●本間朋晃(フリー)

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
[鈴木軍]○エル・デスペラード(新日本)/ランス・アーチャー(AEW)
15分39秒 反則
[DAMNATION T.A]●佐々木大輔(DDT)/MJポー(DDT)

▼名も無きヒロムロールまたは、みちのくドライバーIIを返したら100万円懸賞金マッチ 3本勝負
●TAKAみちのく
0-2
○高橋ヒロム(新日本)

<1本目>
●TAKAみちのく
3分55秒 名も無きヒロムロール
○高橋ヒロム(新日本)

<2本目>
●TAKAみちのく
7分56秒 TIME BOMB II→片エビ固め
○高橋ヒロム(新日本)

▼『KOPW2022』争奪戦 鷹木式ラストマン・スタンディング・ランバージャックデスマッチ 30分1本勝負
【KOPW保持者】○鷹木信悟(新日本)
29分39秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→KO
【挑戦者】●タイチ(新日本)
※鷹木がKOPW2022の防衛に成功

「タカタイチ、イチバン!」最後のタカタイチ興行で鷹木とタイチがKOPW戦で壮絶死闘!ヒロムがみちのくドライバーIIを継承?!デスペと佐々木の決闘はネクストへ!みのると葛西が大流血の激闘!

第1試合


 先発は綾部とヨシタツ。ロックアップから綾部がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから綾部がロープに押し込もうとするが、ヨシタツが態勢を切り返して押し込むとローキックを叩き込んで距離を取る。
 再々度ロックアップからリストの取り合い。ヨシタツがアームホイップも、すぐに立ち上がった綾部がショルダータックルで吹っ飛ばす。ヨシタツの背中に一颯がタッチ。綾部も十文字にタッチ。

 十文字がカニバサミで倒しリストを捻ると、一颯が切り返すが十文字がボディに膝蹴りから首投げで倒しPK。避けた一颯が夕張にタッチ。十文字もファイヤーにタッチ。

 夕張がショルダータックルで倒し、ボディスラムで叩きつける。引き起こしてエルボー連発からコーナーに振って串刺しボディスプラッシュ。さらにロープに飛ぶが、ファイヤーが追走してジャンピングニー。ストンピングから背中にエルボーを落とし綾部にタッチ。

 綾部はガットショットから髪を掴んで引きずり、ボディスラムからロープに飛んでレッグドロップ。フォールも2。
 綾部のエルボーと夕張のチョップの打ち合い。夕張がチョップ連発から綾部のエルボーを避けて袈裟斬りチョップからハンマーブロー。夕張は武蔵にタッチ。

 武蔵は頭をはたくが、綾部はビッグブーツ。武蔵は逆水平チョップで返し、綾部のビッグブーツとの打ち合いへ。武蔵がヘッドバッドからロープに飛ぶが、綾部はガットショットも武蔵はローキックからランニングニー。武蔵はさらに投げようとするが、逆に綾部がブレーンバスターで投げ捨てイーグルにタッチ。

 イーグルを担いだ武蔵だったが、逃れたイーグルがロープに飛んでコルバタで投げ捨てる。さらにドロップキックからその場飛びムーンサルト。フォールも2。
 イーグルはロープに飛んでいくが、綾部はブラックホールスラムで迎撃。
 武蔵は一颯にタッチ。イーグルもファイヤーにタッチ。

 ファイヤーはバックを取るが、一颯は耐えるとチョップを避けてジャンピングチョップ。さらにコタロークラッシャーからフォールも2。
 一颯はストンピングからロープに振ってドロップキック。スカしたファイヤーが逆エビ固めで捕らえるが、これはヨシタツがカット。

 イーグルがヨシタツたちを場外に投げ捨て三角跳びケブラーダ。さらにファイヤーが宇宙人プランチャを投下し、一颯をリングに投げ入れるとスワンダイブミサイルキック。フォールも2。
 ファイヤーは逆エビ固めで捕らえるが、武蔵がビンタでカット。

 綾部が武蔵にドロップキック、ヨシタツが綾部にニールキック。ファイヤーがヨシタツにドロップキック。十文字が一颯にブサイクへの膝蹴りからファイヤーがバックドロップで叩きつけ逆エビ固め。さらにファイヤーロックで捕らえ一颯はギブアップした。

第2試合


 先発はrhythmと山縣。手4つからリストをとったrhythmがヘッドロックへ。抜けた山縣が首投げからグラウンドの攻防へ。山縣がヘッドロックで絞り上げるが、rhythmがエルボー連打からヘッドロック。山縣がヘッドシザースで抜けて距離を取る。両者タッチ。

 Aoiのビッグブーツを避けた神姫楽がショルダータックルで倒す。神姫楽はジョン・ウーでふっ飛ばし、串刺しラリアットからリバースパロ・スペシャル。抜けたAoiが走り込んできた神姫楽の腕へのコードブレイカー。だがすぐに神姫楽が走り込みショルダータックルで倒す。神姫楽は柳川にタッチ。

 神姫楽と柳川がAoiをロープに振ってダブルのアームホイップ。さらに神姫楽が串刺しショルダータックルから串刺しラリアット。再度串刺しラリアットから柳川がダブルニードロップ。神姫楽がセントーンを投下し柳川がフォールも2。
 Aoiはエルボー連打も柳川もエルボー連打。Aoiは逆水平チョップを連発してダブルチョップで倒す。
 だがすぐに立ち上がった柳川が走り込むも、Aoiが逆打ちからの変形羽折り固め。柳川はロープに足を伸ばしブレイク。
 Aoiはフロントネックも、切り返した柳川がビンタからロープに飛ぶが、Aoiはビッグブーツで迎撃しHisokAにタッチ。

 HisokAはストンピングからエルボー連打。ロープに飛んでエルボー。二度三度とロープに飛んでエルボーから、変形アームホイップで投げ捨てロープに飛んでコルバタで投げ捨てる。さらにロープに飛んでランニングエルボーからフォールも2。
 HisokAはコーナーに振っていき、トレイン攻撃からrhythmとAoiが柳川を左右からおさえてHisokAがハンマーブロー連発。フォールも2。
 HisokAはトライアングルランサーで捕らえるが神姫楽がカット。
 rhythmが神姫楽にブルドッキングヘッドロック。山縣がrhythmにコードブレイカー。Aoiが山縣にスリングブレイド。
 HisokAが柳川にダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 柳川はヘッドバッドからロープに飛んでフェイスバスターを狙うが、切り返したHisokAが逆さ押さえ込みも2。
 HisokAは走り込むが、柳川はスピンキックからロープに飛ぶが、HisokAは丸め込み足折り固めも2。
 柳川はヘッドバッドからリバースXファクターからフォールもAoiがカット。

 柳川がAoiにコンテンポラリーキックからロープに飛んでHisokAに1010(※開脚式フェイスクラッシャー)。フォールし3カウント。

<試合後コメント>

神姫楽ミサ&柳川澄樺&山縣優
神姫楽「(※跳ねながらコメント会場へ登場)勝ったぞ~♪イエ~イ♪元気が有り余ってますよ!(※柳川へ)ちょっと!私、あのままでも1人で3人やっつけること出来たよ!なんで止めんだよ!……なんて言いませんよ。私は今年仲間がいたから走り切ることが出来ました。優さん、澄樺、いろんな団体の仲間たち、JTOの仲間たちがいたから私は1年間走り切ることが出来ました!だから、今日は皆と一緒に勝てて良かったです!ありがとうございました!」
山縣「私、タカタイチ、今年で3度目なのかな。初めて勝ったんですよ(笑)最後こうやって勝利で飾れてすごく嬉しい気持ちですね。今日でタカタイチ、ラスト。私にとってこのタカタイチはすごく目標にしている興行でもあったんです。だから私はこの3回参戦して経験したことを自分の興行で出したいと思います。そのメンバーには君たちが必要だから」
2人「よろしくお願いします!」
柳川「今日はラストタカタイチでこうして絶対的信頼がある優さんとミサの3人で勝つことが出来てすごく嬉しかったです。でも、HisokA、デビュー3戦目?正直メチャクチャヒヤヒヤする場面が……」
山縣「あの子、化けるよ!」
柳川「いやあ、ビックリしました。でも、まだまだ負けられないですし、でも、すごい面白い、そして怖い存在だと思いました。でもそうやって下がどんどん育っていくことは自分にとって嬉しいことですし、これからもっともっとJTOガールズ、JTOをみんなで盛り上げていきたい。そしてそれを引っ張っていく存在でありたい。ということは、そろそろ私、稲葉ともかの持つクイーンのベルト、挑戦したいです。稲葉ともか、待ってろよ!」
神姫楽「待ってろよ!そしたら次は私だからな!」

第3試合


 両者走り込みエルボー合戦。稲葉がエルボー連打も、バックを取ったすずが投げようとする。抜けた稲葉がバイシクルキックも、避けたすずがヘッドロックからグラウンドへ。抜けたすずがともか蹴りを避けて距離を取る。

 すずがボディに膝蹴りからコーナーに叩きつけ顔面に膝を押し付ける。これを離すとエルボーから髪を掴んでリング中央に振り、顔面を張って挑発すると稲葉がエルボー。すずが強烈なエルボーで返し、倒れ込む稲葉の髪を掴んで引き起こすとロープに押し込んでいく。
 足を刈って倒し、顔面を踏みつけるとロープに飛んで顔面にケンカキック。上半身がロープの外に出た稲葉の側頭部に、すずが場外を走り込んでのドロップキック。リングに投げ入れフォールも2。

 すずは顔面に膝蹴り連発。稲葉はふらつきながらエルボーも、すずはビンタからロープに飛ぶが、稲葉が鋭角にロープに飛んでバイシクルキック。
 稲葉は串刺しバイシクルキックからロープを使った腕固め。これを離すとストンピング連打から顔面に膝蹴り連発。さらに串刺しランニングニーから髪を掴んで引き起こしハイキック。避けたすずがスピアーを突き刺し、さらに串刺し攻撃を狙うが稲葉が足を伸ばす。これをキャッチしたすずが稲葉の足をロープに乗せてスライディングジャーマン。
 すずはコーナーに上りミサイルキックからフォールも2。

 すずはバックを取るが、抜けた稲葉がボディに掌底から顔面に膝蹴り連発。さらに串刺しランニングニーからタイナー。ロープに飛んでランニングニーからフォールも2。

 稲葉は脇固めで捕らえるが、すずがロープに足を伸ばしブレイク。

 稲葉はストンピング連打から腕へのサッカーボールキック連発。ケンカキックからブラジリアンキックで倒し、顔面を踏みつけてから髪を掴んで引き起こす。だがすずがエルボーで倒し、膝立ちの稲葉にエルボー連打。さらにマウントエルボー連打から左右のマウント掌底連打。髪を掴むがこれはレフェリーが注意。
 すずは髪を掴んで引き起こし、エルボーからストンピング連打。
 すずはロープに飛ぶが、稲葉がポップアップ式の回し蹴り。フォールも2。

 稲葉はともか蹴りを狙うが、すずが投げ捨てジャーマン。立ち上がった稲葉がハイキックも、避けたすずが再度投げ捨てジャーマン。
 すずが走り込むが稲葉がハイキックを叩き込み両者ダウン。

 膝立ちでのエルボーの打ち合いから、すずがエルボー連打。さらにトラースキックも、キャッチした稲葉へ延髄斬り。さらにすずが後頭部へのランニングニー。フォールも2。

 すずはドルフィンバスターからフォールも2。

 すずはジャーマンを狙うが、耐えた稲葉をテキーラショットで叩きつけるが2。

 すずは引き起こすが、稲葉はボディへの正拳突きを叩き込み両者ダウン。

 すずが走り込むが、稲葉はカウンターのニーアッパー。稲葉は背中へのサッカーボールキックから、腕をつかんで正面からサッカーボールキック。再度正面からサッカーボールキックを2連発しフォールも1。
 稲葉はともか蹴りからフォールも2。

 稲葉はともか蹴りも、避けたすずの側頭部にバズソーキック。フォールも2。
 
 稲葉は改めてともか蹴りを叩き込みフォールも2。

 稲葉は髪を掴んで引き起こし、一撃必殺!ともか蹴り『改』(※ジャンピング・ハイキック)からフォールし3カウント。

<試合後コメント>

鈴季すず
「あぁ~……負け?負けたかあ……。シングルしたときから、アイツはなんにも変わってないって言ったけど、メチャクチャつえーよ。蹴りが、今日は、蹴りで完敗。稲葉ともか、おもしれー。おもしれープロレスラー、稲葉ともかだなって思いました。またいつか、またいつか、今度は私がお前に勝つから。楽しみに待っとけよ!」

稲葉ともか&柳川澄樺
稲葉「本日、最後のタカタイチ興行。対戦相手は3度目のシングル、鈴季すず。前回アオトモ興行で闘って、最後、ジャーマンで3獲られて、2度目のシングルから何も変わってないってマイクで言われました。その一言がメッチャクチャ悔しくて、今日はなにがなんでも勝ちたいと思いました。今日勝って、1勝1敗1分。でもこれがゴールじゃないんで、まだまだ鈴季すずとはやり合いたいし、もっともっと上を目指していきます。ありがとうございました。一撃必殺!ともかげっ……」
(※柳川が乱入)
柳川「ともかさん。今の、メチャメチャしびれる熱い試合見てましたよ。おめでとうございます。でも私もさっきの第2試合で勝ったんですよ。そしてさっきコメントで、JTOガールズ、そしてJTOを引っ張っていく存在になりたいって言ったんです。なのでそのためにも、ともかさんの持つそのベルト、挑戦させてください」
稲葉「JTOガールズランキング……」
柳川「今、3位です」
稲葉「ガールズの中では自分の次」
柳川「ここまで上がってきました、私」
稲葉「すごい成長だと思う。いいでしょう。いつでもやってあげますよ。でも、そんな簡単にこのクイーンのベルトには届かないよ」
柳川「ナメてちゃ、怖い目にあいますよ?」
(※柳川が去る)
稲葉「まあ、いいでしょう。このベルトの価値もどんどん上げていきたいので、次、柳川澄樺の挑戦受けます。いつでもやってやりますよ。ありがとうございました。一撃必殺!ともか蹴り!押忍!」

第4試合


葛西「おいおいおいおい、こんだけのファンが、国立代々木競技場第2体育館に集まってくれたんだ。おい鈴木みのる、こんだけの客さんが来てくれて、そして、葛西純を呼んでおいて、通常ルールはねぇだろう。なぁ?お前プロレス王なんだろ?ノーDQも、立派なプロレスだ。反則裁定なしの、ノーDQルールで、プロレス王、葛西純と遊んでくれよ」

鈴木「へっ、最初からそのつもりだ!」

 鈴木と葛西がニヤリと笑いノーDQマッチで試合開始。
鈴木がリング下からイスを取り出すと、葛西もイスを持ち出しリング上でイスチャンバラ。打ち勝った鈴木がガットショットから場外に投げ捨て、鉄柵に叩きつけて殴り合いへ。さらに鈴木は実況席のペンを奪って葛西の頭に突き刺すが、葛西は余裕の表情で鈴木を鉄柵に叩き込む。
 鈴木がナックル連打からリングに戻り、葛西のボディにイス攻撃から殴りかかるが、葛西はイスをキャッチするとイスごとヘッドバッドで吹っ飛ばす。再度場外乱闘へ。
 額から出血した鈴木と客席に移動し、実況席のミラノに葛西が鈴木を叩き込む。
 倒れたミラノを無視してリングに戻り、葛西が鈴木の額にフォークを突き刺し鈴木は大流血。葛西は本間にタッチ。

 本間は鈴木の額に噛みつき、これを離すとパントキック。立ち上がった鈴木が本間にエルボー連打。本間もエルボーで返し、脳天にエルボーから首投げで倒し額にナックル連打。チンロックで捕らえ、これを離すとフォールも1。
 本間はコーナーに叩きつけ葛西にタッチ。

 葛西はボディにショルダータックル連発からサミング。さらに本間がエプロンからナックルを連打し、葛西はコーナーに叩き込み傷口に噛みつく。
 鈴木は前蹴りで距離を取りビッグブーツも、受けきった葛西とエルボー合戦。葛西は首投げから側頭部にドロップキック。フォールも2。
 葛西は竹串を取り出し、鈴木の頭に突き刺そうとするが鈴木はキャッチし急所蹴り。さらに竹串を奪うと葛西の頭に竹串を突き刺し一本足頭突き。鈴木はDOUKIにタッチ。

 DOUKIは串刺しラリアットからDDT。ロープに飛んでフットスタンプからフォールも1。
 DOUKIはボディスラムからコーナーに上りダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 DOUKIは土遁の術を狙うが、耐えた葛西がフォーク攻撃。さらにエプロンの鈴木の頭にフォークを突き刺し、これを離すと自分の頭にフォークを突き刺す。
 葛西はロープに飛んで往復ラリアット。フォールも2。
 葛西は本間にタッチ。

 本間は小こけしを投下しフォールも2。
 本間はナックル連発。だがDOUKIがカウンターの地獄突きから延髄斬り。DOUKIは鈴木にタッチ。

 鈴木はボディにイス攻撃から脳天にイス攻撃を狙うが、本間はこけしロケットで迎撃し鈴木の背中にイス攻撃連発。さらにイスへのDDTからフォールも2。

 葛西と本間が「プロレス王こんなもんか!」とストンピング連打。本間が羽交い締めにして葛西が殴ろうとするが、DOUKIが葛西に地獄突きからラリアット。だが葛西が腕を巻き込んでリバースタイガードライバーで叩きつけ、コーナー上に乗せると、本間&葛西が裏摩周。

 鈴木は本間と葛西に交互にチョップを叩き込むが、本間と葛西がダブルのガットショット。負けじと鈴木は交互にエルボーも、本間がガットショット。鈴木は交互にヘッドバッドも、葛西がソバットから延髄斬りを叩き込みコーナーに登り、本間が鈴木をボディスラムから葛西がパールハーバースプラッシュ。さらに本間がコーナーに上りこけしを投下しフォールもDOUKIがカット。
 エプロンに逃れた鈴木が、追いかけてきた本間にボディブローから投げようとするが、本間がナックルから投げようとする。ロープを掴んで耐えた鈴木がヘッドバッドを叩き込み本間は場外に落下。

 リングに戻ってきた本間と掌底の打ち合いから鈴木が左右の掌底連打。さらに一本足頭突きも、受けきった本間に二度三度と一本足頭突き。鈴木はヘッドバッド連発から一本足頭突き。ふらついた本間が雄叫びを上げると、鈴木は改めて一本足頭突きからスリーパー。そのまま絞め落としレフェリーが試合を止めた。

鈴木「まあまあ楽しかったよ。世界一のデスマッチ王葛西純さん。もう一度、お前の目の前で、名乗ってやる。俺がプロレス王、鈴木みのるだ!」

 葛西が握手を求め、鈴木がその手を握ろうとするが葛西はその手を払い中指を立てる。鈴木はその指を折ってリングを後にした。

<試合後コメント>

DOUKI
「タカタイチ興行、俺はこれで葛西さんとやらせてもらったのは3回目か?俺も直接獲ってないし、葛西さんにも直接獲られてないけど、リザルトとしてはようやく1勝だな。……今よ、鈴木軍解散、鈴木さんの口から出されたけど、まあ鈴木軍としての試合はあと2試合残ってる。それより、今日はタカタイチ興行だろ?タカタイチ興行と言えば、俺だろ?タイチさんに出場を直訴して、そっから出させてもらったタカタイチ興行。それがきっかけで新日本に上がって、鈴木軍に入って、それで今日の俺があるんだ。正直、思うところはいっぱいあるよ。でもな、DOUKIっていうレスラーは、これからもまだまだ続くんだからな。楽しみにしとけよ」

鈴木みのる
――流血戦になりました
「フフッ、ハハハ!……あァ?なに?血ぐらい出るだろ。血ィ出たくらいでよ、こんなの怪我の内に入んねえんだよ。あと、それとよ、な?鈴木軍解散とかよ、『ああ、もう終わりですか?』とかさ、『悲しいです』とかさ、いっぱい声かけてもらうけどさ、なに言ってんだよ?!鈴木みのる、可能性だらけじゃねえかよぉ?開かずの扉、どんどん開けていくぞ。今まで来なかった道、開けてこなかった扉、どんどんこじ開けていくぞ。その第一歩だ!」

――22日&23日の後楽園ホール大会は鈴木軍のファイナルになりますが、この試合に向けて
「普通の1試合だ。ただの1試合だ。ただの1試合。『思い入れがある』『感慨がある』『色んな思いがある』……それは見てるお前らが思っているものだ。俺にしてみたらな、その相手が誰であろうとブチのめす!それだけなんだよ、ホンットに。それだけなんだよ。後のことは後で考える。だけど、先のことは今考えるんだ。俺はずっと先見てるぞ。お前らよりもずーっと先見てるぞ。そして、確実にそこに行くぞ。……だろ?(笑)」

――その続きが楽しみです
「その先?その先な(笑)そう、お前らに確実に伝わる形で、この先、鈴木みのるの未来、プロレスの未来、見せていってやろうじゃねえかよ。年齢だとか、キャリアだとか、お前ら寝ぼけたこと言ってんじゃねえぞ。ナンセンスだ!『若いからいくらでも可能性がある』?何言ってんだよ。若くたって才能がなければ、若くたってやる気がなければ、若くたって力がなければ可能性はゼロだ!オイ、今の俺はなんでも出来るぞ?可能性は無限大だ。ハハハ……ハハハハハハッ!!」

第5試合


 先発はデスペと佐々木。握手からお互いの手のひらにキスをして試合開始。
 ロックアップからリストの取り合い。佐々木が足を刈って倒しクロスフェイスを狙うがデスペはロープに足を伸ばしブレイク。
 デスペがリストをひねりグラウンドへ。ヘッドロックで捕らえるが、佐々木はコーナーに下がり顔面を張ってから下がる。
 グラウンドの攻防からデスペがリストを捻るが、佐々木がそのまま下がるとランスがデスペの背中にタッチ。

 佐々木がナックルを打ち込んでいき、ランスが受け切ると膝立ちになって挑発。佐々木がナックルも、ランスがエルボーで吹っ飛ばす。
 ランスはボディスラムから羽交い締めにしてデスペにタッチ。

 デスペはビンタからボディスラムを狙うが、着地した佐々木がバックを取るが、デスペが抜けるも場外からKANANが足を掴んで場外に引きずり落とそうとし、耐えたデスペをエプロンでポーがボディスラムで潰す。そのまま場外乱闘へ。
 リングに戻り、佐々木がポーにタッチ。

 ポーはエルボードロップ連発からボディプレス。フォールも2。
 ポーが踏み潰し、佐々木がデスペのマスクを破っていく。
 ポーはベイダーハンマー。ポーは佐々木にタッチ。

 佐々木がナックルも、デスペが投げようとするが佐々木が首固めも2。
 佐々木は首投げからマスクに手をかけ引き裂いていく。佐々木はポーにタッチ。

 デスペがチョップ連発もポーはナックル。さらにベイダーハンマーからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたデスペが走り込むも、ポーが担ぐが着地したデスペが低空ドロップキック。デスペはランスにタッチ。

 ランスがポーのラリアットを弾き飛ばしてガットショット連発。カットに来たKANONをコーナーに叩きつけ、ポーとKANONに往復串刺しバックエルボー連発。
 再度串刺し攻撃をポーに狙うが、避けたポーが串刺しボディスプラッシュからKANONとともにランスをロープに振るが、ランスは二人まとめてクロスボディアタックから、エプロンの佐々木を殴ろうとするがポーが背後から殴りかかりDDT。ポーは佐々木にタッチ。

 佐々木はナックルからケンカキック。さらにパントキックからコーナーに登るが、ランスがデッドリードライブからデスペにタッチ。

 ランスがコーナーに振ってデスペが串刺しバックエルボー。さらにランスが走ろうとするが、KANONとポーがランスの足を掴んで動きを止め、佐々木がデスペをランスに叩きつけると、KANONとポーがランスの急所を鉄柱に叩きつける。
 佐々木はデスペにサミングからコーナーに振って走り込むが、避けたデスペが低空ドロップキックから、足をロープにかけてのドラゴンスクリュー。
 デスペはナックルを避けてバックドロップからフォールも2。
 デスペは投げようとするが、着地した佐々木が走り込むと、デスペが伸ばした足をロープにかけてのドラゴンスクリュー。
 佐々木はペディグリーを狙うが、切り返したデスペがロコモノ。佐々木が膝へのトラースキックから再度トラースキックも、キャッチしたデスペにサムソンクラッチからのクロスフェイス。デスペはロープを掴みブレイク。


 ポーがデスペにバックフリップから佐々木がダイビングエルボードロップ。フォールも2。
 佐々木は担ごうとするが、デスペが切り返してポーに叩きつけると、ランスがポーにビッグブーツ。ランスが佐々木をコーナーに振って串刺しバックエルボーからデスペが串刺しラリアット。さらにランスがサイドバスターからデスペがマッドスプラッシュ。フォールも2でKANONがレフェリーの足を掴んで場外に引きずり出す。

 ポーがデスペにイス攻撃も、ランスがイスごとポーをビッグブーツで吹っ飛ばす。
 佐々木がデスペにイス攻撃から脳転に振りかぶるが、デスペはカウンターのコンプリートショットから佐々木の脳天にイス攻撃を狙うが、レフェリーが注意するとイスを場外に投げ捨てる。
 デスペは投げようとするが佐々木がエル・エス・クレロも2。

 デスペが走り込むが佐々木がトラースキックからミスティカ式クロスフェイスを狙うが、耐えたデスペがギターラ・デ・アンヘル。フォールも2。
 デスペはピンチェロコを狙うが、佐々木が空中で切り返しクロスフェイス。回転して逃れたデスペがグラウンド式ドラゴンスクリューからマフラーホールドで捕らえ、そこからヌメロ・ドスもポーがマスクを掴んでカット。

 佐々木がイスでデスペの顔面を殴りつけ、これを見たレフェリーが反則で試合を止めた。

 佐々木はデスペのマスクを剥いで被り、コーナーに上り観客を挑発。
 さらに投げようとするが、デスペは急所攻撃を叩き込みマスクを取り返す。
 デスペはイスの座面を手に取ると佐々木の顔面を殴りつけ、お互い髪を掴んで睨み合うとエルボー合戦へ。

佐々木「うぉーい!おい、佐々木大輔が、デスペラードが、リングでわかってんのかレフェリー!あんなんでとめんじゃねー!延長だ延長」

 佐々木はデスペに殴りかかるが、デスペは受けきりボディスラムからマウントエルボー連打。
 セコンド陣が引き剥がすが、今度はデスペが殴りかかり乱闘が続く。

デスペ「せっかくできたカード、俺たちも一個前みてーにノーDQにすればよかったな。続けてーのは山々だがな、タカタイチが終わるんだ。この興行でタカタイチはおしまいなんだ。俺たちの興行じゃねーんだ。TAKAみちのくとタイチの、大事な大事な、周年興行。終わっちまう、そのタカタイチで、この芽を次に繋げようじゃないですか。ね、佐々木さん。タカタイチ終わっちまうんだろ!?タカタイチだからできるカードだったかもしれねーけど、俺と、カリスマが、リングで、どこのリングでもこうやって試合してんだからよ、次、俺1・4でタイトルマッチあるぜ。なぁ。葛西さんにも約束してるし、今更1個2個増えたところで、俺が葛西さん相手にした約束が軽くなるとも思わねーし、全部叶えるし、俺はあんたとタイトルマッチがしてーんだよ。やろうじゃねーか!なぁ!このままノーDQで繋げたら、それは、どっちかがダメになるまで続けちゃうけど、俺は葛西さんと約束したから。必ず生きて次に繋げるんだ。この試合は絶対次に繋げる。いいか?DDTさんに上がることになるかもしれねー!あんたが新日本に来ることになるかもしれねー。もしくは、俺が葛西さん追っかけてFREEDOMSに行ってそこにあんたが現れるかもしれねー。全部巻き込んで、俺夢を見させてもらいますよ。あんたと一緒に、全部ひっくり返させてもらう。こないだディーノさんが言ってたでしょあんたのとこで。リングの上に政治はいらねーっつって。いらねーんだよ。やろうぜ。また、楽しく、楽しく戦おうぜ。最後こうやってよ、イスで頭かち割ったっていいじゃねーか。次はノーDQだ」

佐々木「好き勝手、喋られた後で、俺はもう何も喋ることはない。ただ、お前が、デスペラードが開けた、そのドア、開けっ放しにしといてくれよ」

 佐々木は握手を求め、デスペがその手を握るとお互い手の甲にキスをしてリングを後にした。 

<試合後コメント>

エル・デスペラード
「あぁ~あ……はぁ。反則決着で、こんなにワクワクして、次の話出来んのもあの人ぐらいだな。あぁ、チクショウ。ノーDQって言っときゃ良かったぜ、ホントに。1個前、鈴木さんと葛西さん、本間さん、DOUKI、やるときにさ、リングアナウンス聞こえてさ、『やられたァ~ッ!』って思ったよ。チクショウ。でも言われた通りだよ。やりてぇことやるぜ、俺は!黙らせてぇんだったら、『うるせえよ!』って奴がかかってこい。そしたら、黙って、やらんこともない。……多分!」

佐々木大輔
「オイ!オイ!ふざけんじゃねえよレフェリー!オイ、なんで、なんで俺たちの試合を止めるんだよオイ!頼むからよ、止めないでくれ。俺とデスペラードはまだまだやり足りねえよオイ!レフェリーだけじゃねえよオイ!新日本プロレス、DDT、オイお前らもオイ俺たちを止めるんじゃねえ!俺たちの邪魔をするんじゃねえオイ!必ず!必ずこの続きをやらせろオイ。いつでもいいぞオイ。いつでも、いつまでやってもいいぞ。何回でもやってやるよ。頼むから、この開いたドアをよ、開けっ放しにしてくれよオイ、頼むよオイ。以上だ!」

第6試合


 アイドルユニット『READY TO KISS』によるライブを終え、100万円懸賞金マッチへ。

 TAKAが「ヒロムー!今日はよ、正々堂々、やろうぜ」と握手を要求するが「信用できねーだろ!」とヒロムはリングを回る。
 再度「ヒロムー!初めての握手しようぜ」と要求し、「TAKAさん、あんたのこと信じていいんだな?」と問いかけると「もちろんだよヒロム!」と叫ぶが、ヒロムは「怪しいな!よーし信じるよ!みんながこの俺を煽ったんだぞ!」とその手を握る。
 だがTAKAは当然のようにサミングからスクールボーイも2。
 TAKAは逆さ押さえ込みも2。

 TAKAはサミングを狙うが、ガードしたヒロムにすね蹴りからオクラホマロールも2。ヒロムは場外に逃げて「どういうことだよ!やっぱじゃねーかよ!みんなもわりーぞ!」と客を煽るが、TAKAは「ヒロム、もう一度だけ信じてくれ」とロープを上げる。ヒロムは「リング入るけどこっからはいんねーよ」とリングを回って安全地帯からリングに戻る。
 走り込んできたTAKAを丸め込むもお互い切り換えしあいながら2でリングを周り、お互い返すとTAKAのサミングをキャッチしたヒロムがTAKAにサミングを自爆させて名も無きヒロムロールで3カウント。

 
 ヒロムが「余裕だろ!ごめんなさいみなさん、多分2本目で終わっちゃいます!」と客を煽っていくが、TAKAが背後から殴りかかり場外乱闘で2本目が開始。
 リングに戻り、TAKAがストンピングからコーナーに振って串刺しジャンピングニー。フォールも2。

 TAKAはトランスレイブからフォールも2。

 TAKAがクロックヘッドシザースも、ヒロムはロープに足を伸ばしブレイク。そのまま場外乱闘へ。
 TAKAはヒロムの腕を鉄柱を使い痛めつけ、リングに先に戻ったTAKAがヒロムにガットショットからロープに振るが、ヒロムはハサミワザを狙うが耐えたTAKAがジャストフェイスロック。そのままヒロムが半回転してフォールも、TAKAは絞り上げてディックキラーへ。ヒロムはなんとかロープを掴みブレイク。

 TAKAは担ごうとするが、耐えたヒロムがエルボースマッシュ。TAKAがスカしてロープに飛んでビッグブーツからスーパーキックを狙うが、ヒロムがガットショットもTAKAがその場飛びのゼロ戦キックからスーパーキック。
 TAKAはみちのくドライバーIIを狙うが、耐えたヒロムが名も無きヒロムロールで切り換えそうとするも、TAKAが掟破りの名も無きヒロムロールも2。

 TAKAがみちのくドライバーIIで突き刺しフォールも2。これでヒロムは100万円獲得。

 ヒロムが名も無きヒロムロールを狙うが、切り返したTAKAがサミング。キャッチしたヒロムが自爆させようとするが、TAKAが力付くでサミングを狙うも、ヒロムは逆の手でのサミングから名も無きヒロムロールも2。
 これでTAKAも100万円獲得。

 ヒロムはスーパーキックからTIME BOMB IIで叩きつけフォール。これで3カウント。

 2本奪取でヒロムの勝利となり、ヒロムは握手とお互いの100万円の交換を要求。TAKAはこれをスルーしてリングを後にした。

<試合後コメント>

TAKAみちのく
「いやぁ、1月にデスペとやってよ、そんときのチャンピオンの力を思い知った。20、いや、30周年っつってもよ、すっかり落ちぶれちまったみたいに思われてるだろうけどよ、まあ、この通りだよ。ただよ!意地だけで、1つの意地だけで、ヒロムロール、返すことが出来た。こんな俺でもよ、願い続けてればよ、まだまだ出来るんじゃねえかって思うことがある。100万円、死守したようなもんだよな。試合に負けたかもしんねーけど。ただ!それと引き換えに俺の必殺技、失ったようなもんだ。『必殺技が決まんなかったらお前が死ね!』。これが俺の教えだ。クソッ!出しどころが甘かったのか、俺もまだまだだなって思わせてもらったよ。まあ、でもよ、まだまだ、まだまだ!諦めない!レスラーは諦めたら終わりだ。30周年?それがなんだ。ちょっと前、ここでよ、50周年やった人(※藤波辰爾)いたよな?まだ20年もある。まだまだだ。100万円、死守した。ヒロムロール、今年何回もやられた技、返せた。ほんの少しだけ、進歩した。少しずつ、少しずつ上がってくよ!上がってやる。ヒロム、ありがとな、付き合ってくれて」


高橋ヒロム
(※TAKAが去ったあとのコメントスペースに駆け込んできて)
「みちのく!みちのく!オイ獲ったぞ、みちのく!……行っちゃったか。チクショウ。“スゴく大事な物”は守ることが出来ました。ただなあ、そんなことどうだっていいんだよ。……みちのくドライバーII、あれ良い技だなあ~。効いたよ、ものすごく。アレ、もらっちゃおっかな~?アレ、使いやすそうだし、決まれば相当な破壊力あるし、この俺でさえ、結構あの瞬間一瞬記憶ないよ。良い技だねえ!みちのくドライバーII。もらっちゃおっかなあ~!1月4日、東京ドーム、4WAYの秘策にしちゃおうかなあ~?100万円も獲れなかったし、もらっちゃおっかなあ~?みちのくさ~ん!みちのくドライバーII、もらっていいですかぁ~?(※裏声で)イイヨー!……ハイ、オッケーです。頂きましたぁ~!みちのくドライバーII、ヒロムちゃんのものになりました。ヒロムドライバーIIとして使わせていただくことになるかもしれないです。まあ、出したときはよろしくお願い致します。ヒロムドライバーIIです。ハイ。まあ、ということでね、タカタイチ、ファイナル!出れてよかった!」

第7試合


 3カウントフォールのあとにダウンカウント10を取ったものが勝者となる特殊ルールに、場外に落ちた場合セコンドからリング内に押し戻されるランバージャックマッチが追加されている。

 ロックアップからタイチがロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから鷹木がロープに押し込みレフェリーが引き剥がすとガットショットの打ち合いから髪を掴んで睨み合う。レフェリーが引き剥がしブレイク。

 ショルダータックルのぶつかり合いからタイチがビッグブーツで倒すが、鷹木はすぐに立ち上がりショルダータックルで倒す。場外に転がったタイチだったが、セコンドがすぐにリングに投げ入れる。タイチが鷹木を場外に投げ捨てるが、セコンドがすぐにリングに投げ入れる。
 お互いチョーク攻撃から場外に転がり出るが、DOUKIが鷹木を蹴りつけるとヒロムが抗議。
 リングに戻り、鷹木が走り込むがタイチがロープをスカして鷹木を場外に落とすと、セコンドが必死にリングに投げ入れるとタイチが走り込むが、鷹木はカウンターのグランドコブラツイストで3カウント。

 カウント9で立ち上がったタイチに鷹木がエルボースマッシュからナックルを叩き込み、ショートレンジラリアットでなぎ倒す。
 鷹木はフットスタンプからエルボードロップ連発。さらにセントーンを投下し、ロープ際でタイチの腹に乗っていく。これを降りると背中にエルボースマッシュ連発から場外に転がり出すが、セコンドがタイチをリングに投げ入れる。

 鷹木は首投げから顔面にニードロップ。フォールも2。

 タイチは猪木アリ状態で下から蹴っていくが、鷹木はボディに膝蹴り連発からロープに振って追走ニーからショルダータックルで倒す。
 鷹木はブレーンバスターから首元へのエルボー連打。さらにスライディングラリアットからフォールも2。

 鷹木はバックを取るが、耐えたタイチがガットショットから逆水平チョップ連発。鷹木はナックルも、タイチはガットショットから逆水平チョップ。受けきった鷹木とチョークで掴みあうが、これを離すとがっぷりよつからタイチが上手投げで場外に投げ捨てる。
 セコンドが鷹木を投げ入れると、タイチ式外道クラッチで3カウント。
 そのままダウンカウントを数えさせるが6で立ち上がった鷹木へタイチはアックスボンバーから天翔十字鳳。キャッチした鷹木が足へのエルボーからエルボー。タイチのローキックと鷹木のチョップの応酬。鷹木はナックル連打からチョップ。タイチは腕を取ってのスピンキック。

 鷹木はダブルチョップもタイチはソバットで反撃し、ロープに飛ぶが鷹木は追走ラリアットからロープに飛ぶが、タイチは喉輪落としで叩きつけるも鷹木はすぐに立ち上がりバックドロップ。タイチも走り込んできた鷹木にバックドロップ。立ち上がった鷹木がパンピングボンバーも、その勢いで場外に転がるがセコンドがリングに投げ入れる。場外に吹っ飛んだタイチもリングに投げ入れられるが両者ダウン。

 鷹木のパンピングボンバーとタイチのアックスボンバーのぶつかり合いへ。打ち勝った鷹木がロープに飛ぶが、タイチはキャッチして下手投げを狙うが、鷹木が投げ捨てる。
 さらに走り込んできたタイチをMADE IN JAPANで突き刺しフォールも2。
 鷹木はMADE IN JAPANで再度叩きつけフォールし3カウント。

 ダウンカウント8で立ち上がったタイチがコーナーマットのロープを外していくが、鷹木が串刺しラリアットからロープに飛ぶ。しかしタイチが前のめりに倒れ、鷹木は顔面を蹴りつけていき、立ち上がったタイチが逆水平チョップ連発。
 鷹木は左右のエルボー連打からナックル。タイチは横綱式かち上げエルボーで返してフォールも2。

 タイチは担ごうとするが、耐えた鷹木にパントキック2連続。鷹木は延髄斬りで返し、串刺し攻撃を狙うがタイチは避けて延髄斬り。さらに後頭部にアックスボンバーからジャンピングハイキック。
 タイチはブラックメフィストを狙うが、鷹木が担ごうとするがタイチがリバース。

 鷹木はバックエルボーからナックル。さらに走り込もうとするがタイチが天翔十字鳳を叩き込みタイチ式ラストライド。フォールし3カウント。

 カウント9で立った鷹木にブラックメフィストを狙うが、鷹木が逆さ押さえ込みで切り返すが2。すぐさま鷹木がスライディングエルボーを顎に叩き込むが両者ダウン。

 鷹木は担ぐが、着地したタイチが喉輪で金具がむき出しのコーナーに叩きつけ、再度顔面を金具に叩きつけるとコーナーに上り、鷹木を引き上げると雪崩式喉輪落としを狙うが、耐えた鷹木が袈裟斬りチョップ連発。タイチは脳天唐竹割りで返すが、鷹木がヘッドバッド連発から担ぐとSTAY DREAM。近づいていった鷹木をタイチがブラックメフィストで叩きつけるが、お互いダウンしてダブルフォール状態に。

 お互いレフェリーにのしかかりカウントを阻止すると、額をこすりつけ合いながら腕をつかみ合い立ち上がり、ショートレンジラリアットの打ち合いへ。
 鷹木のラリアットでタイチが鼻血を出して吹っ飛ぶと、タイチのミドルキックと鷹木のラリアットの受け合いへ。
 鷹木が先に前のめりに倒れ、タイチが膝立ちの鷹木へミドルキック。だが2発目をキャッチした鷹木がナックルからヘッドバッドを叩き込み、パンピングボンバーを狙うが、がっぷり組み合ったタイチが上手投げ。さらにロープに飛んだ高木のパンピングボンバーを避けたタイチがドロップキックからバックドロップホールドで3カウント。

 カウント9で立ち上がった鷹木へタイチがランニングエルボー。
 さらにタイチがブラックメフィストを狙うが、鷹木が切り返して鷹木ドライバー'98。フォールも2。両者ダウン。

 鷹木が走り込むが、タイチが前蹴りからジャンピングハイキック。再度ジャンピングハイキックも、鷹木はこれをラリアットで叩き落としてロープに飛ぶが、タイチはハイキックで迎撃し串刺し攻撃を狙うが、鷹木が避けて金具がむき出しのコーナーに叩き込むと、後頭部にショートレンジラリアットからロープに飛んでパンピングボンバー。さらにラストオブ・ザ・ドラゴンからフォールし3カウント。そのままタイチが立ち上がれず10カウントが数えられ鷹木の勝利となった。

鷹木「タイチ!タイチ、あんた流石だな。何度も、ダメだと思ったよ。紙一重だった。お前からしたら、面白くない、ただただしんどいルールだったかもしれんが。会場のお客さんは結構楽しんだんじゃないのか?今から言うことは!今年の1・4東京ドーム、メインを務めた俺だから間違いない、今日の試合と、今日の勝利は、東京ドームより重いよ。まあ東京ドームで試合組まれてないだけなんだけどな。だがよタイチ、最初は、このKOPW、引きずり込みやがって、頭にきたけど、終わってみたら、このKOPW、いや、あんたのおかげで、有意義な一年だったよ。あんたのおかげで成長できた。ありがとな。新日本プロレスだろうが、他団体だろうが、東京ドームだろうが、代々木体育館だろうが、レスラーは!熱い戦いができれば、最高の気分なんだよ。まあとにかく、俺にとっては代々木体育館初のメインで、勝てて、マイクも持てた。もう大満足だ。みんなが聞きたいのは、俺の声じゃねー。あんたの声だよタイチ。最後のタカタイチ、そして、軍団も解散だろ?最後は、あんたに任せた」

 鷹木はトロフィーを掲げてリングを後にする。

TAKA「タイチ、9年前にタカタイチをスタートした時、100人200人新宿FACE、新木場、千葉ブルーフィールドなんかもあったな、そっから始まってよ、ジュニアの雑魚一号二号みたいだった俺とタイチがさ、今これだけでかい舞台で、こんなに熱い試合して、こんなにたくさんのお客さん来てくれるようになって、やりたいこといっぱいやって、いろんなドラマが生まれて、タカタイチをやり続けてた意味、すごいあったんじゃねーかなと思うよ。俺とタイチだからこそ、できたことだと思うし、もう、もうやり尽くしたと思うし、今日は俺も負けたタイチも負けた。でもよ!これも、タカタイチらしくて良かったんじゃねーかなと俺は思うけど、タイチが居たから、俺は、ここまでやれたと思ってるし、9年間、ありがとな」

タイチ「鷹木、鷹木、今日この舞台に出てきてくれて、この1年、俺に付き合ってくれて、ありがとな。お前とやってきて、一つも、間違いはなかった。今日もここまで遠慮なく、俺を叩き潰してくれて、ありがとう感謝してる。結局、結局この1年、俺はなんにも残せなかったよ。そして、今年で鈴木軍解散。もはや、もはや、俺とやるやつも、俺に手を差し伸べるやつなんて一人も居ないだろう。TAKA、長い間、腐れ縁、ありがとう。感謝してる。いよいよのTAKAも、ここで、さよならだ。俺が、若手の時から、ずっと色々やってくれて、ありがとう。世話になった。あと、みほ、こんな、こんな情けねぇやつの横にいる必要もう無い。もう俺はお前のこと、こういう舞台に連れていくことができないかもしれない。みほ、長い間世話になった。ありがとう。デスペもありがとう。DOUKIも、ランスもザックも、ボス、鈴木みのるさんも、ほんとにありがとうございました。TAKA、後は任せた、俺はもう、ダメだ。何言ってんのかわかんなくなっちまった」

TAKA「DOUKI、デスペ、ちょっとリング上がってきて。最後に。あとボス!ランス!もし裏に居たら、ちょっとリング来てください。ランス!カムヒアー!(鈴木みのるとランス・アーチャがリングへ)」

鈴木「せっかく鈴木軍揃ったから、鈴木ぐーんて言いたいところだけど、ここはタカタイチだ。お前がしめろ(タイチにマイクを渡す)」

タイチ「えー鈴木軍も最初は馬鹿だアホだ誹謗中傷いっぱい受けてやってきた、もっとクソだ馬鹿だいらねーって言われてきた俺とTAKAが、二人で始めたことが、こんなでけー舞台で、こんな大勢の舞台でたどり着くとは思わなかったな。しかも最後も二人揃って負けて、俺ららしいな。最後までどうしようもねークズとアホだな。でもそんな俺らよりも、一応ここまでやってきたんだ。なぁ俺らはクズかバカかゴミかカスか?俺ら何番なんだ、鈴木軍は一番、俺ら何番だ?二番?俺ら何番だよ!?(客から一番の声が上がる)何番?一番?じゃあ今日だけ一番だ。タカタイチ今まで本当にありがとうございました。俺たち、タカタイチイチバーン!」

<試合後コメント>

タイチ
(※タイチがコメントスペースに倒れ込み、あべみほがそっと寄り添う)
タイチ「俺、生きてる?生きてる、俺?ここ、この世?あの世行った?俺?生きてる?ああ、もう分かんねえ。鷹木、スッキリしたよ。ありがとう。自分の実力を思い知らされたよ。鈴木軍の最後に1つ手土産獲りたかったけど、最早そんなとこにいなかったかもしんねえな。リング上で1つ言い忘れた。のぶおじ。のぶおじの名前出すの忘れちゃった(笑)ボコボコにされすぎてのぶおじが今日いないし、なんかもう軍団外みたいな人になっちゃって。のぶおじ、申し訳ない。画面の向こうで今頃酔っ払ってひっくり返ってケツかいてんだろうと思うけど、ゴメン、のぶおじの名前スッカリ忘れてたよ(笑)もうだめだ。それぐらいボコボコにされたよ。違う軍団みたくなっちゃった、早くも。……いや、鷹木に感謝してるよ。この1年、気持ちよかった。何度も言うけど、お前とやって、1つも悔いはない。この結果になって、俺も全力出しきった。1つも悔いはない。全力を出し切って、この結果。下手したら東京ドームみたいな試合よりもタフな試合だったかもしれない。それはやっぱり、鷹木だったから出来たし。まあ、鈴木軍はあと2試合あるけど、タカタイチとしてはこれで最後です。まあ、鈴木軍が終わるということは、俺らも一旦ケジメ付けなきゃいけないと思うし、ホントにボス……鈴木みのるが言うように、バカだ、クソだ、消えろ、ゴミ、カス、死ね、言われ続けて、ここまでやって、こんなデケー舞台やれるようになって、悔いはないよ。軍団のことは鈴木みのるに喋ることは任せるけど、タカタイチだってまさかこんなものになる思ってないし、いろんなことがあった。俺がヘビー級になるキッカケになったのもタカタイチだったし、まあ語り尽くせば色んなことがあった。まあ、そんな俺らも来年からはそれぞれ別の道を往くんだろう。今日少しでも結果を出せば『また俺(タイチ)とやってもいいよ』とか『タイチ面白そうじゃん。俺のとこ来るか?』とか『俺と一緒にやんねーか?』とか言ってくれる奴もいたかもしんねーけど、まあ、この結果。なにも1年残せなかった。最早誰も俺の味方はいねえだろう。こっからは孤独な闘いだ。孤独軍だよ。孤独軍団でやってってやるよ。これも自分が撒いた種だよ。この11年間、なにも残せなかった結果じゃねえか?いよいよ腐れ縁のTAKAともこれでお終いだ。来年から全く分かんない。白紙。とりあえず残り2つ、鈴木軍として最後まで俺は鈴木軍を貫き通して、そのときにまたおぼろげながら、おぼろげながら見えてきた未来、話せれば話したいし、何も見えてこなければ、これから、来年から孤独軍だろ。孤独でやってくよ。(※あべみほへ)みほ、ありがとう。強い男のところへ行った方がいいんじゃないのか?(※あべみほが泣きながら首を横に振る)俺とみほもこれで一旦終わりだ。(※あべみほが泣きながら首を横に振る)また来年考えよう。あと残り2試合、今年、鈴木軍として最後まで、11年間鈴木みのるの横にいた。俺は11年間、1人だけいた。最後まで鈴木軍として、最後までやり尽くしていく。俺が出来ることはあと、それだけだ。……あぁ、鷹木、やってくれたなあ。ボロボロだ。READY TO KISSのみなさんもありがとね。みんなも初期から応援してくれて。お元気で。そして、のぶおじ、悪かった。名前忘れちゃった。ごめん、ごめん(笑)これからも飲み友達でな。(※あべみほの頭を撫でながら)なんか飲みに行くか?じゃあな。タカタイチ、ありがとう(※あべみほはタイチについて行かず1人で座り込んでさめざめと泣く)」

鷹木信悟
鷹木「(※大きなトロフィーを見て)なんだよコレ。新日本プロレス、聞いてねーよ。いきなり会社の広報から連絡があって『勝者にトロフィーが渡される』って。聞いてねーよ!鷹木式DIYでなあ、わざわざ作ってるんだ。そんなのしらねーよ。いやあ、でも今日の試合は気持ちよかったよ。ルールのファン投票でも絶対負けたくないっていうのはね、やっぱ新日本プロレスにはいろんな王座があるけどね、IWGPにもNEVERにも負けたくないっていう気持ちがあったから、『所詮KOPWでしょ?』『トロフィーでしょ?』『保持者でしょ?』『チャンピオンじゃないからね?』そこもふざけんなって俺は思ってたよ。だから、今日みたいなただただしんどい試合を見せたいと思った。タイチとも3回目だしね。どうせやるならしんどい試合するしか無いと。客も喜んでいたように見えたから、まあ良かったんじゃないかな。ただ、新日本プロレス!俺は頭来てるぜ。えぇ?当日連絡が来て、こんなもん持ってこさせてな、こんなもんで俺が喜ぶと思ったかオイ?馬鹿野郎オイ!だったらこれを贈呈するんだったらよ、社長なり会長なり来いよ。なんだよ、誰かが持ってきて、ハイ、レフェリーが渡しますって。よっぽどな、DIYで作ったコレの方が価値があんだよ。1年間、タイトルマッチ4月から散々やってきて。なあ!12月でリセット!終わり!ふざけんな!オイ、岡本!新日本プロレスのレスラーは、どこ目指してんだ?1年間の総決算、どこだよ?」
東スポ岡本記者「1月4日の東京ドームです」
鷹木「1・4だろ!1・4に向けてな、新日本のレスラーは闘ってるんだよ。それでなんでこの王座が、KOPWが1・4は無いんだよ?ふざけるなよ。他団体の女子の王座が本戦。出来たばかりのTV王座が本戦。で、なに?今日タイトルマッチがなあ、あるのに、その前に新日本が発表してたろ?1・4のダークマッチかなんかであるんだろ?KOPW2023、やるんだろ?コレ(※大きなトロフィー)を争奪するのか?しらねーけどな。まあこれ(※自作の小さなトロフィー)はもう俺が作ったから、勝手に俺が家に飾るから。ここでいい機会だから言っとくよ。1・4、俺、出ないから。今年の1・4最後に入場した俺が、2023年の1・4は出ないから。KOPWはとりあえず俺は、とりあえずもう卒業だな。もういい。散々やってきて、言ってきて、『新しいトロフィーにしろ』『ベルトにしろ』って言ってきた。ハイ、やっと届いたと思ったら、何の連絡もなく物だけ届いて……フフっ。ふざけんなって。まあ、ここでコメント残したところでね、新日本に届くか分からないけど、他になんかある?」

――1・4に出ないということですが、来年のプランは
鷹木「いやいや、来年のことはもちろん考えてるけど、俺としては今日リングの上で言ったように、今日の試合で俺の勝利が、1・4のように思い切り出来た。それが全てじゃない?1・4出なくたって、今日ね、20~30分の試合が出来た。俺は満足だよ。気持ちよ~く、年末年始を過ごさせていただきますよ。暇だからグアム合宿でも行こうか。サイパン合宿か?グアムの方が俺好きだからさ。そんな感じですよ。まあ、別にこれ(※大きなトロフィー)もこれ(※自作トロフィー)と比べると中々いいかもしれないけど、悪いけどこっち(※自作トロフィー)の方が上だから。こっちの方が価値あるから。このトロフィー(※大きなトロフィー)はいらないよ。新日本に返しとく。まあ、こうして他団体に上がったからには、次やるならば他団体の選手とやりたいよな?まあ、KOPWは関係ねえけど。まあとりあえず今週末は、クリスマスイブとクリスマスは福岡にいるんで。またDRAGON GATE福岡大会でも暴れ狂ってくるよ」

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