MEN'S CLUBが解散?!大石真翔が20周年記念試合に勝利も師匠・MEN'Sテイオーを若いイケメンたちに寝取られる

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 12日、東京都・後楽園ホールにてDDT『Get Alive 2022』が行われ、大石真翔のデビュー20周年記念試合が行われた。

 大石真翔はサンボのバックボーンを持ちプエルトリコ時代のKAIENTAI DOJOでデビューした20年以上のキャリアを持つベテラン。現在はDDTに所属しコメディやアイドルから極悪人までこなす業界随一のバイプレーヤー&テクニシャンとして知られている。
 大石は2021年7月に第一腰椎を骨折し、約1年もの期間を欠場。今年7月24日に復帰を果たしてからはDDTの頂点たるKO-D無差別級王座を狙っていくという野心をむき出しに。

 そして、大石は、今月8日にKAIENTAI DOJO時代に暴れまわった火野裕士&旭志織とのチーム“Ω”を復活させKO-D6人タッグ王座を戴冠。聖地・後楽園ホールに王者として凱旋し、「20年の集大成を今日ここで皆さんに見てもらう」という覚悟を持って20周年記念試合に臨んだ。

 大石の記念試合は、師匠のMEN'Sテイオーと盟友の旭志織との“MEN’S CLUB”として出陣。対するは、人気テレビ番組への出演も果たして知名度も高まった“The37KAMIINA”の上野勇希&MAO&勝俣瞬馬。

 試合前に大石がファンへ20周年のお礼を言うが、マイクを奪い取ったテイオーが「今日はMEN'Sテイオーのプロデビュー30周年記念試合って聞いて来たんですけど?20年で記念試合やるなんて100年早いと思いますけど?」と自らの記念試合として乗っ取ろうとしたことで大石と口論に。
 この様子を微笑ましく見守っていた旭が「じゃあ足して50周年ってことでいいんじゃないですか?」と取りなしたところでThe37KAMIINAが「おめでとーございます!」と祝福しながら奇襲して試合開始。


 試合序盤は大石とテイオーが互いを押しのけながら見せ場を奪い合うギスギスした空気が広がるも、旭が2人をなだめて仲直りの握手をさせるとMEN'S CLUBが本領発揮。3人での連携攻撃からのMEN’S CLUBポーズを幾度も決め観衆の心をガッチリ掴む。
 終盤には大石が捕まって集中砲火を浴びる展開となるも、テイオーが1vs3の大立ち回りを演じて大石を救出。大石&旭が勝俣にサボテンの花を炸裂させ、さらに旭が阿吽、テイオーがミラクルエクスタシー、大石がルミナスプレスと立て続けに決めて大石が記念試合を勝利で飾った。

 マイクを取った大石は、「改めまして、大石真翔20周年……じゃなく、MEN’Sテイオープロデビュー30周年記念試合、ありがとうございました!俺の師匠、すげーだろ?55歳だってよ!」と愛する師匠を若手たちへ誇らしげに自慢。

 しかし、当のテイオーは「MEN’S CLUBは今日で解散して私はThe37KAMIINAに入りたいと思います」と宣言し、大石らを置き去りにして退場していった。


 試合後、テイオーは「ああ言いましたけど、大石が20年。大怪我をしながらもこうやって戻ってきて、良かったです。感動しました。最後にふさわしい」と大石を称えながらもMEN'S CLUBを重ねてほのめかす。

 テイオーは「今日勝ったら『この3人で6人タッグのベルトを狙って、MEN'S CLUBはまだまだいるから8人タッグ、10人タッグとタイトル全部獲ってやる!』って言おうと思ったら、いつの間にかΩが獲ったんでしょ?だから僕はThe37KAMIINAに行きます」と、The37KAMIINAポーズ。
よくよく聞いてみれば、テイオーは2人がMEN'S CLUBとしてではなく、火野を加えたΩとして6人タッグ王座を戴冠したことに拗ねている様子だ。

 大石&旭は「若い子が好きだから……」と諦めを見せつつも、「MEN'SテイオーをThe37KAMIINAから奪い返す!もっともっと若々しいフレッシュなファイトをしてMEN'Sテイオーを取り戻したいと思います!」と、若者たちに奪われたテイオーの心を取り戻すことを誓った。

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