「中野たむが女子プロレスの、ナンバーワンになります!」闇堕ちした渡辺桃から赤いベルトを防衛した朱里へ中野たむが地元・愛知県大会での挑戦表明!

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 9日、東京都・立川ステージガーデンにて『STARDOM MidSummer Champions 2022〜真夏の王者たち〜』が開催され、朱里が渡辺桃を退けてワールド・オブ・スターダム王座の6度目の防衛に成功した。

 朱里と桃は昨年9月の5★STAR GPの決勝戦にて対戦。その結果、朱里は5★STAR GPで優勝を果たし、同年12月には絶対王者と化していた林下詩美を撃破しワールド・オブ・スターダム王座(赤いベルト)を戴冠した。
 一方で、桃はスランプに陥り、一時は大江戸隊から「イチバンショッパイ!」とイジられるキャラが定着。しかし、桃はそのさなかでマイナスエネルギーを蓄積して闇堕ちし“ブラックピーチ”として覚醒。大江戸隊に加入してゴッデス・オブ・スターダム王座(タッグ王座)、アーティスト・オブ・スターダム王座(6人タッグ王座)の戴冠を果たすなど着実に結果を残してきた。


 前回の頂上決戦から約10ヶ月が経った今回の赤いベルト戦では、序盤から桃が大江戸隊のセコンド攻撃や場外戦を駆使して暴れまわり、テーブルパイルドライバーも繰り出すなど激しいラフファイトで圧倒。チキンウィング・フェイスロックや多彩な形の蒼魔刀で頭部へのダメージを集中させていく。
 圧倒的有利の中、桃はスパナを持ち出して朱里に殴りかかる。1本目は朱里がビッグブートで蹴り払ったものの、桃は2本目のスパナをレガースの中に仕込み顔面蹴り。これにブチ切れた朱里は強烈なサッカーボールキック連打やゼロ距離ジャンピングニーで畳み掛け、ハイキックで側頭部を撃ち抜いた後に流炎(※変形エメラルドフロウジョン)。さらに桃にやられたものと同じ形の顔面蹴りを叩き込んだ後に白虎(※変形マフラーホールド)で絞り上げると桃が悲鳴を上げてタップ。我慢の試合を制した朱里が6度目の防衛に成功した。

 マイクを取った朱里は、今月24日に開催される名古屋国際会議場大会での防衛戦を希望し、その相手に希望がある様子。
 朱里がその名を口に出す前に愛知県出身の中野たむがリングに飛び込んできて「この中野たむが、次のチャンピオンだ!次の名古屋のビッグマッチに、その赤いベルトをって、8月の愛知県体育館でチャンピオンとして凱旋する。そしてチャンピオンとして、赤、白、2冠戦がしたい!朱里、どうかな?」と挑戦表明および大胆なプラン告白。
 これを受けた朱里も「先走るな、中野たむぅ。でも、待ってたよ。メチャクチャ、お前と試合がしたかった。今乗りに乗ってる。そして刺激的な相手。でも、お前も思う通りにはさせねえよ?私はお前にしっかりと勝利して、次の愛知県体育館でスターダムの強さの象徴を見せつけるつもりだから」と笑顔で返し、たむの挑戦を快諾。


 たむは「COSMIC ANGELSが軌道に乗って、中野たむが軌道に乗って、今しかない。今、中野たむがスターダムの、女子プロレスの、ナンバーワンになります!中野たむを信じて付いてきてください」と初の赤いベルト奪取への思いを叫んだ。

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