天龍源一郎も認める“龍魂三銃士”TORUがインディー統一無差別級王座奪取!

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 19日、東京都・新宿FACEにてTTTプロレスリング『TTT BIG MATCH 2022』が開催され、TORUがガッツ石島からTTT認定インディー統一無差別級王座を奪取した。

 TTT(TOTAL TRIUMPH TEAM)とは、故・ターザン後藤さんに薫陶を受け、ミスター雁之助を師に持つ黎明期インディープロレスの後継者的存在であるガッツ石島が2020年1月に“インディープロレス統一”を掲げて旗揚げした団体であり、PWC、FMW、IWA JAPANなどの流れを汲むベテラン選手たちが数多く参戦中。90年代インディープロレスの“おもちゃ箱をひっくり返したようなプロレス”の魂を令和の世に伝え続けている団体だ。

 TORUはTTTのエースとして旗揚げ時から強い期待を背負っていたものの、怪我に泣き団体内ではシングル戦線からはしばらく遠ざかっていた。
 しかし、昨年4月から始動した新生・天龍プロジェクトでのTORUは初回からのレギュラー参戦メンバーの座を掴んで注目を集め、同年11月にはシングルトーナメント『龍魂杯』で天プロのシングル&タッグ王者を全員倒して優勝を果たす快挙を達成。今年2月には至宝・インターナショナルジュニアヘビー級王座(※IJ王座)を戴冠した。
今大会の4日前には佐藤光留を相手にIJ王座を明け渡したものの、今やTORUは天龍源一郎も大絶賛するシングルプレイヤーとして“龍魂三銃士”と呼ばれ、プロレス界で強い存在感を放つ選手となっている。

 試合序盤からTORUは必殺の垂直落下式ブレーンバスターに向けて的確な首への一点集中攻撃を展開し、断崖式ギロチンドロップやボーダーシティストレッチ(※変形クロスフェイス)などで圧倒していく。
 しかし、王者・ガッツもターザン後藤さんに王座防衛を捧げるべく、ジャイアント・アームブリーカーや鬼神ナックル連打で畳み掛け、「立てコラ!」と一喝。120kgの巨体から放たれる強烈なラリアット、ゴーストバスターからのフェイスバスターと必勝パターンに持ち込むもTORUは気迫のキックアウト。さらに頭蓋骨同士がぶつかり合う鈍い音が響くヘッドバッド合戦を制し、顔面を貫くドロップキックからの垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して28分ジャストの死闘に終止符を打った。

 マイクを取ったTORUは「TTT、旗揚げして2年。TORUが大阪から東京に来て、3年。やっと、やっと、自分のホームで結果を出すことが出来ました。TTT認定インディー統一無差別級、その名の通り、色んな色んな団体、フリー問わず、選手の挑戦を受けていきたいと思っています。今出ている選手はもちろん、まだTTTに上がっていない選手、東京・大阪、北海道から沖縄問わず、様々な選手と防衛戦をしていきたい」と思いを語る。

 そして、TORUと中学時代から親交があり、TORUを追いかけて大阪から上京してきた政岡純がリングに上がり挑戦表明。
 これを受けたTORUは「たしかに、中学・高校のときから仲ええし、マイミクですよ。けど、ここは花の都・大東京。日本の中心やぞ。そういう補正を全部捨てて、なにも知らないお客さんの前で俺とお前がなにを残せるかの闘いをしようやんけ」と、政岡を“後輩”ではなく“ライバル”として認め、7月23日の新木場1stRING大会での初防衛戦を決定した。

 試合後、TORUは「いろんなことがあって、ガッツさんにも宿るものがあったと思うし、それは実際に肌を合わせて感じたし、鬼でしたよ、ホントに。鬼が宿ってましたけど。鬼が宿ったガッツさんに勝てたのは自信になるし、勝たなきゃいけなかったし。俺にも龍魂が宿ったんでね。“龍魂vs鬼神”と。でも、自分の団体でトップ獲ってなかったから、本当に今日だけはなんとしても勝ちたかったっすね。つい4日前、IJのタイトルを佐藤光留に敗れて落としてしまいましたけど、逆にその試合で得た自信はすごく大きかったし、それは生きたと思うし。ガッツさんはガッツさんで、ターザン後藤さんの件もあって、僕は僕でIJ戦があって、偶然が重なって今日の試合になったのかなと思います」と様々な人の思いを背負い、初防衛戦に向けて気炎を上げた。

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