宮根誠司さんがドン・フジイの25周年を祝福!フジイがドラゴン・ダイヤのスケボーを泥棒?!

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 11日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『LEC バルサン presents KING OF GATE 2022』が開催された。

 ドン・フジイは闘龍門1期生として1997年5月11日にメキシコでデビュー。華麗なルチャリブレを駆使する選手やイケメンレスラーたちの中で男臭いパワーファイトを展開し、コミカルな一面も垣間見せる人気選手としてファンから長年愛されてきた。

 この日はフジイの25周年記念試合として、ドン・フジイ&望月ススム&堀口元気&ドラゴン・ダイヤvsKzy&U-T&JACKY“FUNKY”KAMEI&ジェイソン・リーの8人タッグマッチが実施。

 試合開始前には、『情報ライブ ミヤネ屋』の司会者として知られ、フジイと15年の付き合いがあるという宮根誠司さんが登場し花束を贈呈。
 宮根さんは「プロレスは不要不急のエンターテイメントではなく、必要不可欠なエンターテイメントだと思っております。何度も厳しいときにプロレスに助けられました。ですからみなさんもこれからDRAGON GATE、ドン・フジイを中心に私もプロレスを応援していきますので、ドンちゃんも激しく、楽しく、そしてなによりも安全なプロレスをしてください!危ないのはダメです!軽く胸が赤くなる程度で十分でございます(笑)」とジョークも交えて盟友に祝福の言葉をかけた。


 試合は、NATURAL VIBESと、同ユニットを脱退したススム&堀口の複雑な人間模様を中心に展開されていき、堀口のゴムパッチン攻撃も飛び出すなど明るい雰囲気で進行。
 しかし、中盤にダイヤがNVの面々から集中砲火を受けてピンチになるとフジイが場外からリングへイスを投げ込んで豪快なカット。あわや反則負けとなるも、堀口が「宮根さんがやりました!」と冤罪をかけたことでことなきことを得る。
 終盤にフジイへタッチが回ると、フジイはKAMEIへラリアットからナイスジャーマン。最後は堀口に勝負を託すものの、堀口のバックスライド・フロム・ヘブンを返したKzyがランニングエルボースマッシュを叩き込んで試合を決めた。

 試合後、悔しがるフジイだったが、自軍コーナーに置かれていたダイヤのスケートボードに目をつけ、笑顔で拾い上げてそのまま持って帰ろうとするが、すんでのところで気付いたダイヤが慌てて奪還。往年の“泥棒癖”も見せ、ファンは大いに沸いた。

 バックステージに戻ったフジイは「ちょうど今日、5月11日。1日もズレてないね。1997年5月11日、アレナ・ナウカルパンで闘龍門第1回の自主興行!あの喧嘩番長・諏訪高広(SUWA)とやったんですよ。そんとき僕はボストンクラブで勝ったけど、あれから25年かぁ……」と懐かしげに振り返りつつも、「25年はまだまだ通過点」と笑顔。
 そして、23歳のダイヤが自分のデビュー時に生まれていなかったことに愕然としつつ、「お前もあっという間に来るよ、25周年。明日みたいな感じ(笑)」と人生の先輩としてのアドバイスを贈った。

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