黒い欲望にまみれた美女たちが凶器乱舞の王座戦で激闘!次期挑戦者は福岡のダブルクレイジー娘!

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 10日、大阪府・エディオンアリーナ大阪第2競技場にてスターダム『CINDERELLA TOURNAMENT 2022/2回戦』が開催され、渡辺桃&スターライト・キッドがゴッデス・オブ・スターダム王座の初防衛に成功した。

 スターダムのタッグ王座であるゴッデス・オブ・スターダム王座は、昨年のタッグリーグを制覇し、その勢いのままに王座奪取まで至った“FWC”コグマ&葉月が保持していた。
しかし、“出戻り組”とも揶揄されるFWCのゴッデス政権に異を唱えた生え抜きタッグ“BLACK DESIRE(ぶらっくでざいあー)”渡辺桃&スターライト・キッドが3月26日の両国国技館大会で王座を奪取。その光景を見た“外様”のジュリア&テクラがバックステージで即座に挑戦表明を行うなどタッグ王座戦線は混迷のさなかにある。

 しかし、その直後から開幕したシンデレラ・トーナメントでは、桃&キッドがまさかの1回戦負けを喫し早々にトーナメントから脱落。
 失意の内にバックステージに戻った桃がキッドとともにコメント会場に現れると、そこへジュリア&テクラが乱入し、挑発的な言葉とともに改めて挑戦表明を行うとあわや大乱闘という一触即発の事態に。
ジュリア&テクラが引き上げていくと、キッドは「普通のタイトルマッチにはならないんじゃない?これは殺し合いのタイトルマッチだよ」と殺意をみなぎらせたコメントを残していた。

 なお、ジュリア&テクラのタッグ名はBLACK DESIREをもじった“ブラックデザイナー”という挑発的な名前に決定。しかし、2人は黒を基調としたコスチュームが多い上に、芸術の都・ウィーンで美術学修士の学位を取得したテクラがデザイナーとしても活躍していたことからあながちただの挑発目的の命名とは言えない名前だ。

 試合が始まると早々に場外戦となるが、これは両軍のセコンド陣も総出で乱闘に加わり大混乱。桃が持ち込んだパイプ椅子でジュリアを殴打すれば、テクラがリングの下から発見したバケツで殴りかかり、気付けばキッドがジュリア&テクラにヒモでぐるぐる巻きにされて袋叩きにあうという宣言通りの“普通のタイトルマッチ”にはならない大混戦へ。
 キッドとジュリアが頭突きで相打ちになるなどバチバチの肉弾戦を演じる中、終盤の中心となったのは桃とテクラのマッチアップ。テクラは桃のランニングエルボーをエクソシストブリッジでかわしてスピアーを突き刺すなどトリッキーな動きで翻弄していき、ジュリアもBLACK DESIREの連携をかき乱して桃のキックをキッドに誤爆させるなど積極的にサポート。しかし、テクラが桃へ必殺の毒グモ・デス・ドロップを狙ったところでキッドが死角からのトラースキックを叩き込んでカット。最後はBLACK DESIREが変形マジックキラーから桃がピーチ・サンライズを決めて死闘に終止符を打った。

 試合後も乱闘が続きリング上が殺伐とするが、BLACK DESIREの2人は「メチャクチャおもしれーじゃねーか。超おもしろかったよ、アイツら!凶器とか使ってもこの大江戸隊には敵わねえんだよ。だけどなあ、また違うルールでやってあげてもいいなぁ~って思っちゃってるけど!」とブラックデザイナーを大絶賛。


 そんな中、前ゴッデス王者の“FWC“コグマ&葉月がリングに現れ、5月5日に2人の地元で開催される福岡大会でのリベンジを要求。
 これを受けたキッドは「あんだけボコられといて、リマッチ?ああ、いいんじゃねーの?欲望的な挑戦者をウチらは待ってるからよ。大歓迎だァ!5月5日、福岡。また前よりも屈辱的な姿にしてやるよ。お前らは地元で大恥かかせてやる!」とこれを受けて立つ姿勢を見せた。

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