「昔の新日本vs全日本が気持ちの中に残ってる」藤波辰爾が全日本プロレスに降臨し親子合体ドラゴンスリーパー炸裂!

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 21日、東京都・大田区総合体育館にて全日本プロレス『LECクリンぱっ!presents Champions Night 3 ~50th Anniversary Tour~』が開催され、藤波辰爾が全日本のリングで快勝した。

 藤波は昨年の49周年記念大会に参戦予定であったが、大会直前に蜂窩織炎と診断され無念の欠場。1年越しで、2016年5月の大阪大会以来約6年ぶりの全日本プロレス参戦を果たした。

 この日の第5試合では、青柳優馬&青柳亮生&ライジングHAYATOvs藤波辰爾&長井満也&LEONAという“全日本vsドラディション”の対抗戦とも言える6人タッグマッチが実施。


 実力だけではなく口も達者な優馬は、藤波にドラゴンスクリューを狙ったり、藤波の眼前でドラゴンリングインを見せたりと過激に挑発。弟の亮生も長井を「ハゲ」と煽り続けることで隙を作り、体格差を覆す奮戦を見せた。
 終盤に全日本の若手軍が藤波に狙いを定めて総攻撃をかけるが、藤波は次々とドラゴンスクリューで撃退していき、亮生に対してLEONAの足4の字固め+藤波のドラゴンスリーパーの飛龍親子合体。さらに藤波がドラゴンバックブリーカーからドラゴンスリーパーを決め、亮生からタップを奪った。

 試合を終えた藤波は、約6年ぶりの全日本参戦について「時代が来ればこういう風に自分が全日本のリングに上がれるっていう。でもね、こころなしか、やっぱまだね、昔の新日本vs全日本というのが、どっかにまだ気持ちの中に残っているんだね、ピリピリモードがね」と感想を語る。

 そして、「僕はとにかく今はリングに上がることのほうが自分のコンディションを保てるんでね。やっぱり間が空いちゃうと、どうしても……。今日もちょっとね、無理してヒジをちょっと痛めてるんで。ヒジが伸びない」とヒジを押さえつつも、親子合体を決めての勝利に満面の笑みを見せた。

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