トーナメント1回戦敗退の王者が雪辱の防衛!“マジカルシュガーラビッツ”坂崎ユカ&瑞希がプリンセスタッグ王座V2!

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 19日、両国国技館にて東京女子プロレス『GRAND PRINCESS '22』が開催され、“マジカルシュガーラビッツ”坂崎ユカ&瑞希がプリンセスタッグ王座V2を果たした。

 “マジカルシュガーラビッツ”坂崎ユカ&瑞希は、2018年夏の1DAYタッグトーナメントの際に抽選でタッグを結成することとなり、同トーナメントで優勝。偶然から始まった2人のタッグは2度のタッグ王座戴冠を果たすなど東京女子随一の強豪タッグに成長した。
 しかし、今年1月から開催されたタッグトーナメントではタッグ王者として参戦するも1回戦敗退というまさかの結果に。同トーナメントを制した“白昼夢”辰巳リカ&渡辺未詩の挑戦を受けることとなった。


 王者組が奇襲して試合を始め、他では見たことがないような摩訶不思議なコンビネーション攻撃で流れをつかもうとするが、挑戦者組は幾度も練習してきたであろう正確かつ堅実なコンビネーションで対抗し互角の攻防を展開。
 王者組の奇抜な空中殺法と挑戦者組の一本気なファイトがぶつかり合う中、未詩が2人を重ねてボディスラムで叩きつけ、そのまま2人同時にジャイアントスイングで振り回すという圧倒的なパワーを見せて一気に流れを掴み、辰巳も多彩なヒップアタックで的確な追撃を入れていく。これを受けた王者組は撹乱戦を仕掛けて挑戦者組のコンビネーションを乱し、2人で肩を組みながらのダイビングクロスボディなど華麗な合体空中殺法を炸裂させた。
 終盤には坂崎と辰巳の一騎打ちの構図となり、辰巳がドラゴンスクリュー連発からの足4の字固めで坂崎の足を殺し、未詩と2人で白昼夢エタニティ(※未詩がカナディアン・バックブリーカーで捕らえた相手にリカがツイスト・オブ・フェイト)を決めて見せる。坂崎が絶体絶命となるなか、瑞希が未詩を渦飴で蹴散らすと、辰巳にダイビングフットスタンプ。アシストを受けた坂崎が魔法少女にわとり野郎(※スワンダイブ式ファイヤーバードスプラッシュ)で辰巳から3カウントを奪った。

 見事2度目の防衛を果たした坂崎は「この勝利もデカい!この両国国技館で取ったって!よし!マジ奇跡!そしてね、キラキラしてて、もう、よう言うけど、うちの相棒がメッチャキラキラしてて嬉しかった!」と瑞希と手をつないで大はしゃぎ。
 瑞希も「瑞希からみたらユカっちはキラキラしすぎとったよ(笑)ただトーナメントで負けて悔しい思いをしてて、優勝した白昼夢に勝てて。今回はいっぱい攻めて攻めて行けたから」と笑顔で応えた。

 一方、敗れた辰巳は「ダメだったけど、やることはやった。夢の舞台で未詩と……夢みたいだったけど、現実だった。でもこうした夢みたいな現実を積み重ねて新しい夢を見つけていきたいと思います」と失意で肩を落としながら未詩とともに去っていった。

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