【試合詳細】3・1 新日本プロレス日本武道館大会 藤波辰爾&棚橋弘至&オカダ・カズチカvs藤原喜明&鈴木みのる&ザック・セイバーJr. 後藤洋央紀&YOSHI-HASHIvs田口隆祐&マスター・ワト CIMA&T-Hawk&エル・リンダマンvsエル・デスペラード&金丸義信&DOUKI 越中詩郎&矢野通&石井智宏&本間朋晃&真壁刀義vs内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&高橋ヒロム&BUSHI

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『CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日』
日程:2022年3月1日(火)
開始:18:00
会場:東京都・日本武道館
観衆:3,183人

▼NJPW旗揚げ50周年記念セレモニー

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
タイガーマスク/YOH/●大岩陵平
6分35秒 ピンプジュース→体固め
[BULLET CLUB/HOUSE OF TORTURE]“キング・オブ・ダークネス”EVIL/○高橋裕二郎/SHO

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
田中稔(GLEAT)/タイチ/●TAKAみちのく(JTO)
9分50秒 サンダーキス’86→片エビ固め
[BULLET CLUB]バッドラック・ファレ/石森太二/○エル・ファンタズモ

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
[#STRONGHEARTS]○CIMA(GLEAT)/T-Hawk(GLEAT)/エル・リンダマン(GLEAT)
9分22秒 メテオラ→エビ固め
[鈴木軍]エル・デスペラード/金丸義信/●DOUKI

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
小島聡/永田裕志/中島佑人/●藤田晃生
9分20秒 エリミネーター→体固め
[UNITED EMPIRE]ウィル・オスプレイ/○グレート-O-カーン/ジェフ・コブ/アーロン・ヘナーレ

▼スペシャル10人タッグマッチ 30分1本勝負
越中詩郎(フリー)/矢野通/石井智宏/真壁刀義/●本間朋晃
12分38秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
[L.I.J]内藤哲也/○鷹木信悟/SANADA/高橋ヒロム/BUSHI

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS/毘沙門/IWGPタッグ王者組]○後藤洋央紀/YOSHI-HASHI
15分4秒 消灯→片エビ固め
[シックス・オア・ナイン/IWGPジュニアタッグ王者組]●田口隆祐/マスター・ワト

▼NJPW旗揚げ50周年記念試合 30分1本勝負
藤波辰爾(DRADITION)/棚橋弘至/○オカダ・カズチカ
18分12秒 レインメーカー→片エビ固め
藤原喜明(藤原組)/●鈴木みのる(パンクラスMISSION)/ザック・セイバーJr.

新日本50周年記念大会は藤波辰爾のアントニオ猪木へ捧ぐ「1!2!3!ダー!」で締め!セレモニーは19人のレジェンドOBが集結!

新日本プロレス50周年記念セレモニー


 大会開始に先駆け、旗揚げ50周年記念セレモニーが実施。
 本体&CHAOSの選手たちがリング周囲に集結。そして新型コロナウイルスとの闘いに打ち勝った田中ケロリングアナが復活。

ケロ「2022年、3月1日。新日本旗揚げ50周年記念セレモニー、その時が来た!50年、歴史を作りし新日本プロレスOBたちの入場です!」

 ケロ氏の呼びかけに応え、井上亘、獣神サンダー・ライガー、小林邦昭、坂口征二、保永昇男、マサ斎藤さんの入場曲に乗ってタイガー服部、北沢幹之、透明犬のミケーレを散歩させるミラノコレクションA.T.、田中稔、垣原賢人、山崎一夫、藤原喜明、前田日明、越中詩郎、木村健悟、蝶野正洋、武藤敬司、長州力、藤波辰爾(登場順、敬称略)がリングへ上がる。

 そして、体調不良のため来場が叶わなかった初代タイガーマスク(佐山サトル)からのビデオメッセージが放映された。

初代タイガー(映像)「新日本プロレス50周年おめでとうございます。新日本プロレスは私の母体になります。『佐山さんにとってタイガーマスクとはなんですか』と聞かれることがよくありますが、『それは新日本プロレスの結晶である』といつも私は答えています。猪木さんを始め、新間さん、坂口さん、山本さん、それぞれの先輩たち、藤波さんや長州さん、みんなの仲間たちが作ってきた結晶が新日本プロレスです。50周年を記念して、今みなさんが引き継いでいる新日本プロレスは永遠の輝きがあるはずです。私は新日本プロレスある限りタイガーマスク在りだと思っています。いま現代のタイガーマスクにもとにかく頑張ってもらいたいと思います。頑張れ!タイガーマスク!頑張れ!新日本プロレス!頑張れ!新日本プロレスの選手の皆さん!頑張ってください」

 続いて、OBを代表して坂口征二から挨拶が行われた。

坂口「本日はご来場誠にありがとうございます。新日本プロレスの創立50周年を迎えました。長い間、皆さんのご声援を以てこうしてたくさんの選手が集まって、今や日本プロレス界のリーダーとして頑張っています。こうして現役を去った選手、また現役中のレスラー、ますます今後もがんばりますので、何卒、今後とも新日本プロレス、ご声援のほど、よろしくお願いします!」

 続いて、新日本プロレスの現役選手を代表して現IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカから挨拶が行われた。

オカダ「皆さんこんにちは!本日は旗揚げ記念日にご来場いただき誠にありがとうございます!実は、メチャクチャ緊張してます!オカダ・カズチカ、50周年を背負うと言っておりましたが、こんなにも大先輩の前でお話するのは、とても緊張しておりますけども、やっぱり新日本プロレス、この先輩方がいたからこそ、50周年、こうしてやって来ることが出来ました。僕たちは本当に、変わらずストロングスタイルで闘魂を背負って、真のプロレスに励んでいきたいと思いますので、まだまだ熱い声援、よろしくお願いします!」

 リング上で記念撮影が行われ、50周年記念セレモニーは幕を閉じた。

<セレモニー後コメント>
坂口征二
「ちょうど創立2年目に自分が日本プロレスから合流して49年、どっぷり新日本にいます。まあ、その間、選手をやったり、副社長をやったり、社長やって、会長やって、今は相談役として残ってますけど、自分の中で49年間、いろんなことがありましたよね。苦しい時もあったし楽しい時もあったけど、やはり残った人間みんなで選手とかスタッフが頑張って、こうして50周年を迎えられて本当に嬉しく思います。その間、テレビ朝日さんをはじめスポンサーの方、今のブシロードとか前のユークスさんとか、そういう企業からの支援も受けて、それを力に選手も頑張ってきたしね。それで今の新日本があると思います。何千試合ってやったけどね。30歳で新日本に来て、45~46で社長になるまでの15年間、何千試合とありましたけどね、やっぱりみんなも認めてくれてるし、自分でも思うけど、(アントニオ)猪木さんとの対決ね。昔の『ワールド・リーグ』とかでやって、2~3日前にテレ朝チャンネルでやってたけどね(笑)。猪木さんとどっかで…広島だったかな? 30分ドローで引き分けた試合(1974年4月26日、広島県立体育館大会)。そういう試合とか、いろんな外国人ともやったしね。(アンドレ・ザ・)ジャイアントとか(ハルク・)ホーガンともやったしね。錚々たる昔のメンバーとやって。(スタン・)ハンセンとかにもやられて首を悪くしてね(笑)。そういう昔の強豪外国人ですか? まあ一戦一戦が思い出に残る一戦だったですね。なんて言っても50周年ね。50年前に猪木さん、(山本)小鉄さん、藤波(辰爾)、木戸(修)とこの4人からスタートして、その間にもいろんなことがありましたけど、携わった人、頑張った人のおかげでこの日があると思います。本当にありがとうございましたとお礼を言いたいですね」

木村健悟
「(50周年は)やっぱりひとつの大きな節目ですよね。50年、100年と続く中で、本当にそのひとつの節目で。50年ということは、大変な長い年月ですから、よくここまで新日本がプロレス界のリーダー的な役目をよく果たしてきたな(と思う)。その1人としてやってこれたことに対しても、すごく誇りに思いますし、これから新日本がもっともっと発展することを心から願っています。(印象に残っている試合は)やっぱり対藤波戦(1987年1月14日)ですかね。やっぱり自分のライバルとして、心の中でずっと思い続けてきた、この試合が実現できたことが、やっぱり1番うれしいことかなと(感じる)。これからもそのことをですね、自分のこれからの生き様の中でも、やっぱり対藤波戦、いまもちょっと本人と顔を合わせましたけども、やっぱりいつ見ても本当にライバルという気持ちは、これからもずっと持ち続けていきたいなと思ってます。先ほども言いましたけれども、これがあと60年、70年と続くように、我々の世代の人間が、これからもそれを見届けられれば大変うれしいなと思いますし、それをひとつの目標に、我々自身も新日本と共に頑張っていきたいなと思ってます」

長州力
「新日本が創立してから50周年、本当におめでとうございます。振り返ると、いろんなことがあったし、それがこの業界のマジックみたいなものだよな。この業界……プロレスラーには、ゴールはないですね。今だから言えるけど。その時代時代の流れが強く影響してくる世界だなあと思いますよね。今日は50周年ということでありがたくお招きいただいて、何年ぶりかな? まあ、東京に来た時は新日本の道場を使わせてもらってるから。でもあんまり選手たちと会話することもなく。適度なトレーニングをさせてもらっていて、感謝してますよ。
印象に残っている試合? こういうことは、言わない方がいいと僕は思うんだよ。悪いけど。それはファンや記者の人たちが考えて書いてくれればいいと思いますよ。元プロレスラーだったんだから、『何かありますか?』って聞かれれば答えるんだけど、僕は元レスラーっていうのは自分でよく理解してるし、もっとこの業界とは距離をあけたいなと思ってますね。自分なりには距離をあけてて、余計なことも言わないし。YouTubeをたまにやったりしてるんだけど、僕はまあ、トボけたものを作りながら、自分で分かってやってるんだけど、あまりこの業界の近くにいると、チャンネルを変えたくなるというか、見たくもない。俺のやってきた世界が、そんな風に、同じ選手たちがリングを降りて発してるものは……ファンにはそういうのは面白いんだろうけど、そんなものは見たくもないし聞きたくもないというか。だからさっき言った通り、距離をあけたいというのは、その時代時代の後押しがあって、作り上げられていく世界だから。ただあまりにも、自分がやってきた仕事に対して何を言ってんだっていう気持ちにもなりたくもない。人それぞれ、選手もそれぞれだから。一切関わりたくない。ただそれだけ。だから思い出の試合とかも言いたくない。もし自分の気持ちの中にあったとしても、関わった選手たちがまだリングに上がってるわけだから。遠くから離れて見て、気持ちの中では応援してますよ。新日本だけじゃないんだけど、コロナ禍で大変なところに突入してしまったなあという。時間帯はずいぶん違ったりしてるんだけど、新日本の道場に電気がついてたりすると、『ああ、誰か頑張ってやってんだなあ』って。それぐらいだよ。今日も朝早くから行ってきたんだけど、そうすると若い選手たちも来ていて、でも会話することもなく。その中でトレーニングして。そういうとこです」

前田日明
「50年……もうそんなに経ったんですね。1972年というと……俺が小学校6年生の時か。高校1年か2年の時に猪木vsアリ戦があったんだよね。もうそんなに経ったんだね。途中、経営者が代わったりとかいろいろありましたけど、新日本という名前が残って。今じゃ新日本のアーカイブを海外で放送したりとかやってるっていうので、自分もFacebookやってると、海外のファンが自分の動画を集めて『ファンです』って送ってくれたりとかして、ビックリしますよね。今、鈴木みのるが海外でサーキットしてたりとか、海外で新日本の興行があったりして、ビックリしますよね、何かね。
ただ一つ残念なのは、新日本が作り上げてた、世界のどこにもないオリジナルの日本スタイルっていうのが、絶えちゃいましたね。それはしょうがないですけどね。(印象に残る試合は)外国人で言うと、アンドレvsハンセンの田園コロシアムでやった試合。アレは本当にビックリしましたね。俺自身の試合は……藤波さんとやった試合とか、アンドレとやったシングルマッチも印象に残ってますね。
プロレスの定義っていうのは、どんどん難しくなってるんですよね。しょうがないんですけど、若い選手がそれぞれ自分でこうじゃないか、ああじゃないかって思ったことをどんどんどんどん実践して、やっていってもらいたいですね。自分たちの頃は、決着がつかない、なぜなんだ?っていうのがあったし、一般のプロレスファンの素朴な疑問、ロープに振ったら何で返ってくるのかとか、そういうのに対して、『じゃあ、こういうのはどうなんだ』っていうので、自分たちが問題提起したんですよね、ファンに応えて。プロレスってずっとその繰り返しだと思うんですよ。激しい試合、凄い試合っていうのは何なんだっていうね。それを永遠に問い続けるっていう。まあしょうがないですね。これが正解だっていうのはないんで、いろんな人が試行錯誤してやっていけばいいんじゃないですかね、特に若い人がね」

小林邦昭
「僕が入門したのも50年ですから。ちょうど新日本プロレスが旗揚げして、昭和47年(1972年)の10月にここへ入ったものですから。僕もちょうど新日本プロレスと共に50年(を迎えた)。(印象に残っている試合は)やっぱりタイガーマスクですね。いまだに街を歩いていても、覆面を破いたこととか(笑)、いろんなこと言われますよ。だから、あのころのファンというのは、視聴率が平均23%あった時代ですから。やっぱりそうとう影響があったんですね。あのころは僕が30前ですから、27、8かな? ちょうどそのころ見ていた高校生とか中学生・小学生ぐらいは、みんなもういい歳になってるんじゃないですか?(笑) そういう人たちにずっと覚えていただいて、やっぱり声をかけられるとうれしいですよね。(今後は)棚橋選手とか、これからずっとあとに続く選手もいっぱい出てきてますから、期待できますね」

山崎一夫
「僕は実は、今年60(歳)になるんですね。それで、『10歳のときにこの新日本プロレスができたのか』という思いと、僕が入ったのが18歳なんですけどれども、そのとき、1年ぐらいしてデビュー戦がブラックキャット戦だったんですね。福岡スポーツセンターで。よく1番印象に残っている試合を聞かれるんですけど、それはもう橋本真也選手と『G1(CLIMAX)』(1998年)の決勝をやらせていただいたのが、すごく印象に残っていますし、逆さに“ドン!”と落とされたときの首の“グシャッ!”って音は、忘れられません、ハイ(笑)。これからもどんどん若い新日本プロレスの選手が育っていると思います。楽しみに見ておりますので、皆さん頑張ってください」

武藤敬司
「いやあ、やっぱり継続は力なりということで、なんか素晴らしいことだと思いますよ。1月8日(横浜アリーナ)の試合も非常に……まあ俺はコンディション的にあまり良くなくてあれなんですけど、非常に有意義に戦えました。(印象に残っているのは)やっぱり1995年の東京ドームでやった髙田延彦戦かな、どうしても。多分、大きな影響をファンの人に与えたという手応えがあったからですね。1試合となったらあれをあげますね。この調子で頑張って、60周年、70周年に向けて頑張っていただいて、俺もいつまで現役でやってられるか分かんないけど、また機会があったら新日本のリングに上がりたいなとは思っております」

垣原賢人
「50周年ですからね、凄い長さ、重みを凄く感じます。改めておめでとうございます。印象に残っているのは、やっぱり『BEST OF THE SUPER Jr』で優勝した試合ですね。そういう大きな大会で優勝するというのはずっと狙っていたので、その時はグッとくるものがありましたね。50年の新日本プロレスの歴史の中で、自分も関われたということが本当に心からうれしく思っております。この先、100年、200年とずっと続く新日本プロレスであってほしいと願っております。頑張ってください!」

ミラノコレクションA.T.
「50周年って自分の年齢より上なので、本当に凄いことだなっていうのは身をもって感じますし、自分が新日本で試合したのって3年弱ぐらいなので、それでこの場に立ち会わせていただけるっていうのは、本当に感謝しかないです。印象に残る試合は、2007年に『BEST OF THE SUPER Jr』に初出場しまして、初優勝できたという、その優勝決定戦ですね。井上亘さんとの戦いだったんですけど。あとは同じ年に、『BEST OF THE SUPER Jr』で優勝してデジタルの体重計に乗ったら『888』って出たんで、888kgだと思ったんですね。壊れてるだけだったんですけど、『俺はヘビー級だ』って言ってそのまま『G1 CLIMAX』に出て、初戦が矢野通選手で。花道にパラダイスロックをしてリングアウト勝ちだったんですけど、今でもたまに同じ光景を見るんで、あの試合は印象的だったのかなって思ってますね。50周年、新日本プロレス、おめでとうございます! 今、解説の方でやらせてもらってますんで、より、新日本プロレスの魅力っていうものを、皆さんに少しでもお伝えできるようにお手伝いできればと思っておりますので、これからもよろしくお願いします」

井上亘
「新日本プロレス、選手の皆様、スタッフの皆様、そしてずっとプロレスを応援してくださってる皆様、本当にどうもありがとうございます。50周年、凄いとこに来たなと思っています。私自身、プロレスから凄いエネルギーをもらって人生が変わったと思っています。これから新日本プロレスが50周年、60周年、70周年っていく中できっと多くの方々にいいエネルギーを連鎖させるスポーツだと思っていますので、これからも新日本プロレスにご注目していただきたいです。(印象に残っている試合は)初めてベルトを巻いたIWGPジュニアタッグ選手権(2005年3月4日後楽園ホール大会)が、自分の夢が叶ったという意味で今でも大事な思い出ですね。私が勝った瞬間の会場の爆発具合がたまらなかったです。新日本プロレスはこれからもたくさんの人々に素晴らしいエネルギーを届けると思いますので、これからもリング上をご注目ください。よろしくお願い致します」

獣神サンダー・ライガー
「やはり50年という歴史があったからこそ、これだけのメンバーがリングに集結出来たというのもありますし、新日本プロレスの重み、強み、いろんなものが詰まった50周年じゃないかと思います。やはり同期の佐野直喜選手との一連の抗争、試合ですね。ああいう強くてどう攻略していいのか分からないぐらいの同期がいた。それが僕のレスラー人生を決めてくれたと思っています。彼がいたからこそ今の僕があると思うんで感謝しています。50周年、長い時間だなと思いますけど、まだまだ新日本プロレスは100周年、150周年と進めていくと思いますので、皆さんも応援よろしくお願いします」

タイガー服部
「いやぁさすがに、日本には何団体もあるけど、新日本プロレスほどの歴史というか、50年ということは、また50年続くように、またいい選手もいっぱい出てきてるし、本当に歴史のある会社だなあと思いますね。レフェリーとして印象に残る試合は、長州vs藤波戦が物凄く印象に残ってる。猪木さんの時は僕はあんまり裁いてないから、長州vs藤波が一番印象に残ってますね。本当におめでとうございます。自分も長い間携わってこられて本当に幸せだと思ってるし、先ほども言いましたけど、あと50年続くように、陰ながら思ってますから、選手も一生懸命頑張って、日本を引っ張っていってください」

保永昇男
「50周年、ほんのちょっとだけ50年の間に、歴史の中に、ほんのちょっとだけ足跡を残したかなって。両国で(獣神サンダー・)ライガーとやりましたっけ、俺? とか、今日は来てないけど、金本(浩二)と……あっ、金本と両国でやったのかな? うん、そういうのを未だに憶えてますね。(新日本プロレスは)プロレス界をドンドンリードして、引っ張ってってもらいたいですね。もう恥ずかしくないようなレフェリングをしたいと思います」

田中秀和(田中ケロリングアナ)
「半世紀、凄く長いようで短かったかなという感じがします。リング上の選手を見てみると、その重みっていうものを凄く感じて、よかったイベントじゃないかと思います。今日は懐かしいコールが多かったんですけど、ただ(自分が)コロナ明けなので、100%じゃなかったのがちょっと悔しいかなと。100%のコールができなかったのが、自分の中で悔しさがあります。
印象に残っているコールは、直近ですけども、ライガー選手の引退試合。ドームのコールが一番ですね。あれも自分の中では失敗コールだったので、凄く悔いていて。最高のコールで送り出したかったのにできなかったので、ライガーにはもう一回復帰してって言ってますけども。50年はまだ通過点です。51年、52年、100年に向かって、新日本プロレス、ますます頑張っていただきたいと思ってます。今日は本当にありがとうございました」

第1試合


 HOTが奇襲し場外乱闘から試合開始。リング上ではタイガーとSHOがやり合い、タイガーが風車式バックブリーカーからミドルキック連打、カンガルーキック、フライングクロスチョップ、ダブルアーム・スープレックスと猛攻。YOHにタッチ。
 YOHはドロップキック連打からSHOの顔面にスライディングキック。
 代わる大岩はYOHとともにダブルショルダータックル、エルボー連打からロープに飛ぶがSHOがキチンシンクで迎撃。EVILにタッチ。
 EVILはボディスラムから裕二郎にタッチ。
 裕二郎はストンピング連打から大岩を激しく挑発。さらにロープにくくりつけてからの串刺しビッグブートからロープに飛ぶが、大岩がドロップキックで迎撃。タッチを求めるもEVILらに妨害されて失敗。大岩は裕二郎に組み付いていくが、裕二郎が逆にボディスラム。しかし、YOH&タイガーが救出に入り、タイガーのハイキックから大岩がスープレックスを決め、逆エビ固めを狙うが、裕二郎が振り払ってスライディングキックからフィッシャーマン・バスターを狙う。大岩が首固めで切り返してロープに飛ぶが、裕二郎がカウンターのラリアットを叩き込み、ピンプジュースで追い打ちして3カウントを奪った。

<試合後コメント>
高橋裕二郎
「オイ、内藤! お前、憶えてるか? 昔は一緒にタッグを組んでいて、一緒に修行もしたし、海外にも行った。だからよ、明日は汚いことは一切なしだ。介入もしねえ。もちろんこいつ(ケイン)も使わねえ。明日はよ、正々堂々とやろうぜ」

SHO
「ハッピー・アニバーサリー。何のって? 俺たちHOUSE OF TORTUREが出来てもうすぐ半年だよ。めでたいな。新日本の50周年とかな、そんなの知らんがな。どっちにしろ今年も来年もこれからもずっと俺たちの年だ」

EVIL
「(東郷を伴って現われ、持参したイスに座ると)オイ、いいか。歴史なんて関係ねえんだよ。新日本の顔はこの俺だ。そして、HOUSE OF TORTUREだ。それからよ、『NEW JAPAN CUP』優勝、それも当たりめえだ。よく覚えておけ」

大岩陵平
「50周年の、こんな大舞台の第1試合で、情けない試合をしてしまって、ホントにすみません。自分はまだまだなんで、明日からもっと練習して、どんどん強くなります! ありがとうございました!」

タイガーマスク
「新日本プロレス50周年ということで、佐山さんは今ちょっと調子悪くてですね、この何日間か、ずーっと電話で話をしてて。ホントに今日、来たかったと。来たかったんだけど、ホントに申し訳ないということで。今年50周年イヤーということですから、どこかで必ず顔を出したいと言ってくれてるので、佐山先生はどこかで必ず来てくれると思います。やはり50周年ということで、今回このコスチューム、タイツとかにしてしまうと、大人の事情がいろいろあるので、こういう形でパンタロンの形にして、マスクも初代のキバ付きのモデルということで。ファンの方に、僕とは全然比べものにならないですけども、少しでもタイガーマスクというものを体感してもらえたらなと。僕とは別のタイガーマスクということで。だから今日は技も、チャンスがあればということで、まぁクロスチョップとかはできたんでよかったですけども。入場曲も、会社の方がすごく気を使ってくれて。知ってます? あの入場テーマ。佐山さんの幻のテーマで『ローリング・ソバット』っていう曲なんですけど、何度か会場で流れたと思うんですけど。本来であれば古舘伊知郎さんの入場テーマ、あれはもう佐山さんの特許なんでね、僕があれで入場するのはおこがましいですけど。今回はこれでやらせてくださいということで、佐山さんにも了解を得て。笑ってましたけど。とにかく新日本プロレス50周年、今日はまけてしまったけど、新日本プロレスはいいスタートを切ったと思います。これからどんどんどんどん新日本プロレスは上がっていくと思います。選手みんな頑張ってますし、目が輝いてますんで、大丈夫です。僕も今回『NEW JAPAN CUP』に出ますんで、頑張ります!」

第2試合


 田中稔が13年ぶりに新日本プロレスへ参戦し、鈴木軍の2人とともにBULLET CLUBと対峙。
 稔と石森でゴングが鳴ると、稔がローキックで先制。ロックアップからバックの取り合い、腕の取り合い、ヘッドシザースの攻防からクリーンブレイク。稔はソバットで追撃し、鼻を摘み上げながらのチョップから「行くぜ新日本!」とドロップキック。さらにサッカーボールキック、その場飛びムーンサルト・プレスと連撃。しかし石森はコーナーからエプロンに逃れスワンダイブで突っ込んでいく。稔はこれをかわすも場外に放り出されてしまい、両軍入り乱れた場外戦へ。ファンタズモによって稔の乳首が捻り上げられる。
 闘いがリング上に戻ると、稔がコーナーに宙吊りにされ石森、ファンタズモが顔面へスライディングキック。
 代わるファレがロープ際で全体重をかけて稔を踏みつけ、さらに石森&ファンタズモも乗って3人分の体重で稔を圧殺。
 稔は石森へカウンターのハイキックからミノルスペシャルを決めるもファンタズモが素早くカット。
 代わるファレが稔にエルボードロップを放つも、稔が回避してタイチにタッチ。
 タイチはステップキックからローキック、ソバットと連打。カットに来たファンタズモをトライアングルキックで撃退するが、その隙に復活したファレがショルダータックルからエルボードロップ。ファレはグラネードを狙うが、タイチが喉輪で切り返す。ファレは力づくで吹き飛ばすが、タイチは左の上手投げからジャンピングハイキック。両者タッチ。
 TAKAとファンタズモの対面となり、TAKAがグラウンドに転がしてジャストフェイスロック。抜け出されるとスーパーKからランニングニー、ジャストフェイスロックと続けるも石森がカット。TAKAは石森をサミングで撃退しスーパーKからみちのくドライバーを狙うが、ファンタズモが抜け出して延髄斬り。石森の指示でファンタズモにサドンデスを打たせようとするが、ファンタズモが悩んで打たずにいると、しびれを切らした石森がサイファーウタキ。最後はファンタズモがサンダーキス’86を投下して3カウントを奪った。

 試合後、稔は本部席で解説を務めていたミラノコレクションA.T.と両手でグータッチを交わしてから退場していった。

<試合後コメント>
BULLET CLUB
ファレ「やっと戻って来れた!」
ファンタズモ「今日も楽勝だな! 問題なしだ!」
ファレ「『NEW JAPAN CUP』は俺がもらった!」
ファンタズモ「オイ、俺も『NEW JAPAN CUP』出場するぞ! 優勝するのは俺だ! それにしてもタンガとタマはどうすんだろうな? ヒクレオからメッセージをもらったけど。お前(ファレ)はあいつらと距離が近いだろ?」
ファレ「オイ、今集中すべきは『NEW JAPAN CUP』だ。そのことはあいつら(アメリカにいるメンバーに)に任せておこうぜ」
ファンタズモ「そうだな、あいつらに任せておくか?」
石森「(ここで石森が入ってきて英語で、ファンタズモに向かって)オイ、なんでスーパーキック使わなかったんだよ? なんでだよ?」
ファンタズモ「スーパーキックは必要ないだろ。ブラディー・クロスと俺のサンダーキス'86があるんだから。もうキックに頼る必要はないんだ」
外道「(さらに外道が現われ、英語で3人に向かって)落ち着けよ! 俺が今から言うことをよく聞けよ…ジェイ・ホワイトからメッセージを預かってる。ジェイは『お前はどっち側に付くんだ? お前たちが正しい選択をしてくれることを願ってる』って言ってる。俺もそう思うよ。分かったか?」
ファンタズモ「(明るいトーンで)FxxK.俺も判断を間違えないように気をつけないとな。(石森とファレに対し)お前らはどっちを選ぶんだ?」
ファレ「全く分からない…」

田中稔
「13年ぶりで、すっごい懐かしいんだけど、何か違ってるような。たとえて言うなら、昔住んでたとこにメチャクチャ久しぶりに来たら、懐かしいから確かにあの場所なんだけど、空き地だったのにビル建ってんな、みたいな。ここ池だったのに、駐車場になってんなとか。そんな感じっすよね。明らかに懐かしいニオイはするけど、何か新しくなって違ってるというか。まぁ、楽しかったです、50周年という節目で呼んでもらえて。ただ、ただ節目で呼ばれるとかじゃなくて、もし、もし次があるならば、現在に触れたいですね。俺が大好きだった新日ジュニアの現在に触れたい。具体的に言っちゃうと、高橋ヒロム選手とやってみたいです。俺は新日本プロレスが旗揚げした年に生まれてるんで、新日本と同い年の今年50歳ですけど、今試合見てもらったら分かるとおり、そこらへんの50歳とは全然違うから、よく見とけこのスットコドッコイ、ちゅうとこです。ありがとうございました!」

第3試合


 #STRONGHEARTSの面々はGLEATのテーマで入場。デスペラードとリンダマンは互いのベルトを見せつけながら睨み合う。
 デスペラードとリンダマンの対面でゴングが鳴るが、2人すぐに下がってタッチする心理戦。
 T-Hawkと金丸の対面となると、鈴木軍が背後から襲撃しT-Hawkを袋叩きに。T-Hawkは1vs3の状況を打破しデスペラードにブレーンバスター。その横から金丸が低空ドロップキックを見舞い、T-Hawkの逆水平チョップをガード&回避。しかしT-Hawkもフェイントから逆水平チョップを決めリンダマンにタッチ。
 リンダマンは金丸をネックロックで固めながらCIMAにタッチ。
 CIMAはセントーンアトミコからニーロック。T-Hawkにタッチ。
 T-HawkはCIMAとともにダブルパックエルボー、さらに2人でのフェイスクラッシャーからリンダマンも加わり3人でトリプル低空ドロップキック。T-Hawkはナイトライドを狙うが、金丸が着地してスクールボーイ。さらにフランケンシュタイナーを狙うがT-Hawkが受け止めると強引にブレーンバスターで叩きつけ、両者タッチ。
 デスペラードとリンダマンの対面となると、デスペラードがスパインバスターからギターラ・デ・アンヘルを狙うが、リンダマンが振り払うとエルボー合戦へと持ち込む。リンダマンはバックドロップ、熊殺し、ホイールバロー式ジャーマンを狙うが、デスペラードが耐えてギターラ・デ・アンヘル。両者タッチ。

 CIMAとDOUKIの対面になると、CIMAがドロップキックからリバーススプラッシュ式ダブルニードロップ。DOUKIはトラースキックからの延髄斬りで反撃し、鈴木軍のトレイン攻撃から金丸のブリティッシュフォール、DOUKIのダイビングダブルフットスタンプが決まる。DOUKIはデイブレイクで突き刺すもT-Hawkがカット。DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、CIMAが暴れて脱出。T-Hawkのニーアッパー、CIMAのギロチン式ダブルニードロップ、T-Hawkのウラジゴク、リンダマンの投げっぱなしジャーマンから場外へノータッチ・トペ・コンヒーロ、T-HawkのナイトライドからCIMAのメテオラと#SHの猛攻撃でDOUKIから3カウントを奪った。
 リンダマンはG-REXのベルトを掲げ、場外でうずくまるデスペラードを見下ろした。

<試合後コメント>
#STRONGHEARTS&エル・デスペラード
CIMA「懐かしむとか、そんなんじゃなくてな、とにかく、我々ができることを精いっぱいやるだけやから。相手は新日本プロレスや! 鈴木軍や! (※リンダマンを指して)エル・デスペラードや! 思いきりぶつけていくだけやで」
リンダマン「そうっすね! 確かに今日、デスペラードとついに! リング上で会うことができて、確かに楽しかったよ。だけど今回は俺たちの勝ち。これはつまり、次があるってことだよな?」
CIMA「まだ一歩やからね」
リンダマン「CIMAさんの『NEW JAPAN CUP』もありますし、少しずつどんどんどんどん切り拓いていって、しっかり#STRONGHEARTS、GLEATが、存在感、新日本プロレスに残しましょう」
CIMA「Tもまだまだやから」
T-HAWK「そうっすね。まだまだっすね」
CIMA「今日は一歩刻んだだけやから。後退せんと、前に進んだだけでも、ええんちゃいますか」
リンダマン「そうですよ!」
CIMA「これから、DOUKI選手とも、ほぼ同期?」
T-HAWK「そうっすね、ほぼ同期です。ほぼ同期、9年ぶりの再会っすわ!」
CIMA「俺は金丸選手とほぼ同期やからな。あの年代、同世代であのコンディションはホンマに尊敬に値するから。俺も追いつけ追い越せ行くけど、リンダマンもベルト持ってる、デスペラードもベルト持ってる、アントニオ・バンデラスもビックリの……。オイ、何か来たぞ!」
(※デスペラードがインタビュースペースに現れる)
デスペラード「今日は負けたよ。マジメな話、今日は負けたけども、チャンピオンのくせにオマエ、コール一番最初かよ」
リンダマン「おぉ!」
デスペラード「あれは何?」
リンダマン「俺はGLEATの、#STRONGHEARTSの特攻隊長だ! チャンピオンでありながら、挑戦者の気持ちを常に忘れずに、このリングに上がってんだよ。GLEATはなぁ、その気持ちを持って、プロレス界にチャレンジしていかなきゃいけねぇ、そういうことだ」
CIMA「ダークマッチでも第1試合でも行くもんな」
リンダマン「そういうことなんだよ!」
デスペラード「悪いけど俺のこと目指すんだったらなぁ、あ、『目指す』は言い方が悪いな、失礼。俺から獲ろうと思うんだったら、ダークマッチとか第1試合とかで満足してちゃ困るんだよ。いいか、テメーがチャンピオンだったらチャンピオンらしく、どんな凄ぇ選手がパートナーでも、テメーが最後にコール受けて、テメーのテーマで入ってこい」
リンダマン「まぁオマエのチャンピオンらしさがどういう形だか知らねぇが、俺は俺のチャンピオンらしさを貫いて、オマエの目の前まで、しっかり立ってやるよ」
デスペラード「いいじゃない。どっかのバカみてぇによぉ、口が回らなくて何言ってんのか何考えてんのか分からないヤツを山ほど相手してきたんだけどよぉ、オマエみたいに、しっかり物事考えて、口からバンバンバンバン飛ばしてくれるヤツは、やってて楽しいんだよ。(※戻っていきながら)組まれるかどうかは知らん、コイツとやりてぇ(※と、控室へ)」
リンダマン「だってよ! オイ、動き出したぞ! 少しずつ動かしていって、#STRONGHEARTS、GLEATでしっかり、爪痕残しますから」
CIMA「クアンド・プロキシマメンテ! 次は、いつや~? いつでも俺ら、GLEAT背負ってニュージャパンだろうがどこだろうが、俺ら#STRONGHEARTSが突撃していくからな。まずは明日、44歳の春を見せつけるぞ」

金丸義信&エル・デスペラード
金丸「オイ、結果より、#STRONGHEARTS? 言って騒いでるほどのことでもねえじゃねえか。あれがチャンピオンクラスか? こっちのチャンピオンとはレベルが違いすぎてよ、こんなんじゃ足りねえな。時間も少ねえしよ。もっと時間取ってしっかりやらせろ。30分? 60分? それぐらい時間取れよ(と言って、先に控室へ)」
デスペラード「まあ、あいつらの売りがスピードっていうのは前から分かってたし、何遍も言ってたよな? しつこくリンダマンとやってみてえと。あとT-Hawk、CIMA選手。なあ? うん、ノブさんの言った通りだが、シングルのベルトを預かってるもんとしては看過出来ない結果だな。この試合で終わるなよ、お前ら。勝ち逃げは許さん」

第4試合


 UNITED EMPIREの奇襲から場外乱闘となるなかでゴング。
 リング上では永田とオスプレイがやり合い、永田のフェイントからの強烈なミドルキックが決まり中島にタッチ。
 中島は永田のサポートを受けてエルボーを連打していき、ロープへ飛ぶがヘナーレが場外から足を引いて妨害。そのまま場外で痛めつけられていく。
 闘いの場がリング上へと戻り、オーカーンと中島の対面に。オーカーンはキャメルクラッチをかけながらコブにタッチ。
 コブは中島に好きなようにエルボーを打たせた上で自身はエルボー一発でなぎ倒し、ぶっこ抜きの滞空ブレーンバスターホイップ。ヘナーレにタッチ。
 ヘナーレはサッカーボールキックの3連打からエルボーを連打。中島もエルボーで応戦し、ビッグブートをかわしてランニングエルボーを叩き込む。両者タッチ。
 小島とコブの対面となると、小島がマシンガンチョップ。カットに来たオスプレイも重ねてマシンガンチョップ。そしてヘナーレ&オーカーンは永田が抑えてマシンガンチョップ。小島はいっちゃうぞエルボーを狙うが、オスプレイがカット。小島はコブにDDTからコジコジカッターを狙うが、コブはアスレチックプレックスで切り返してオーカーンにタッチ。
 オーカーンは小島に大空スバル式羊殺し、シュミット式バックブリーカーからグラウンドでの大空スバル式羊殺し。さらにTTDを狙うが、小島が着地するとモンゴリアンチョップで追撃を狙う。小島はモンゴリアンチョップで反撃しコジコジカッターを決めて藤田にタッチ。
 藤田はオーカーンにドロップキックを3連打。さらに永田&小島とともにトレイン攻撃を決め、中嶋のエルボーから藤田がボディスラム、逆エビ固めとヤングライオンコンビネーション。カットに来たオスプレイは永田がナガタロックIIで捕縛する。オーカーンがカットすると、藤田&中島でダブルブレーンバスターを狙うが、オーカーンが2人まとめて投げ飛ばす。オーカーンは藤田をアイアンクローで捕らえながら引き起こし、そのままエリミネーターで叩きつけてカウント3を奪った。

オーカーン「ひれ伏せ!武道館の愚民ども!連合帝国の同盟者が集まった!これでNEW JAPAN CUPは帝国が支配する!これが、グレート-O-カーン、アーロン・ヘナーレ、ジェフ・コブ、ウィル・オスプレイ、そう、UNITED EMPIREの力だ!」

<試合後コメント>
UNITED EMPIRE
オーカーン「(先にコメントスペースに現われ)フハハハハ! 余は上機嫌だ。まずはマスター・ワト、ベルト戴冠おめでとう。同じ年に新日本を侵略して見事じゃないか。まあ羨ましくはないけどもな。そんなもんよりも余はいいものを持ってるよ。オイ、UNITED EMPIREのフルメンバーが帰ってきたぞ!(と、これを合図にオスプレイ、コブ、ヘナーレが入ってくる)。これで連合帝国は最強だ! 新日本のまた嫌がらせで、余とオスプレイとヘナーレが同じブロックに固められた。だが、問題はない! 全員が『NEW JAPAN CUP』を支配する力があるからだ。飯伏! 逃げて正解だったな、フハハハハ!」
コブ「俺たちをよく見ろ! UNITED EMPIREってユニット名は単なる名前だけじゃない。それは俺たちの信念である。俺たちは一致団結している! 『NEW JAPAN CUP』が“アシタ”から始まる! 日本語を勉強中だ。俺たち4人の内の誰かが優勝し、2年連続でUNITED EMPIREが『NEW JAPAN CUP』を制覇することはもう確定してる。俺たちの誰かが優勝の勝ち名乗りを受け、UNITED EMPIREにIWGPのベルトを取り返すんだ」
オスプレイ「(ヘナーレに)お前、何か言わなくていいのか? ノー? これまで以上に強く最強の形になった今の俺たちをよく見るんだ! いつも以上に気合いの入ったヘナーレは今にもヤングライオンの頭をもぎ取りそうな勢いだ! 今こうして並んで立ってコメントをしているが、(『NEW JAPAN CUP』の公式戦で)同門対決の可能性があることも忘れてはならない。決勝戦で当たるかもしれない。だがどうなったとしても、最後に優勝を手にするのは間違いなく俺たちの誰かだ。ニュージャパン、犠牲者用の遺体袋を用意しておくことだな!」
コブ「俺たちが優勝したらトロフィーに酒を注いで乾杯するぞ」
ヘナーレ「ワーッ!(とテレビカメラに向かって絶叫)」
オーカーン「羨ましいな、オイ。全員羨ましいよ。あんだけ頑張っても新日本からプッシュも期待も好意もないな。信じられるのは自分だけって、誰かが言ったな? 大丈夫だ。新日本からの後押しがなくても、余には帝国がある」

永田裕志&藤田晃生
永田「天山と飯伏が残念なことに試合できなかったから、彼らの代わりに、コイツら、ホントに貴重な試合ができてよかったよな。ホントに、今日は悔しかったけど、こういうのがいずれ財産になって残るはずなんで。藤田、(※藤田の背中を叩いて)頑張れ」
藤田「ハイ!」
永田「さて、このオフ、たった1週間で先シリーズでボロボロにされた肉体を強引にメンテして戻ってきた。明日から『NEW JAPAN CUP』、永田裕治の底力、見せてやる(※と、先に控室へ)」
藤田「自分は、天山さんと藤田さんの代わりだなんて思ってないです。どんなチャンスでも、掴み取らないと。オーカーン! 覚えとけよ!」

小島聡
「俺の頭の中は、飯伏と天山のことでいっぱいだよ。欠場した選手のつらさは、欠場した人間にしか分からない。だけどやっぱり、出れる予定だった選手が出られないのは、本当につらいと思う。誰の分まで戦うとか、そういうのはもうないけど、ただ俺は自分自身の試合を全うすることで、天山にも飯伏にもエールを送りたいと思う。アイツらまた、2人ともすぐにカムバックしてくれると思うし、そしてまた一緒に頑張ろう」

中島佑人
「(※左ヒジを押さえながら)あークソッ! 俺はよぉ、フラストレーションしか溜まってねぇんだよ。『NEW JAPAN CUP』で全部出し切ってやるよ。『何でヤングライオンなんか』『どうせヤングライオンだから』、そういうのを、全部ひっくり返して、アーロン・ヘナーレ、絶対ぶっ潰してやる! それとグレート・オーカーン、俺はやられたことは一生忘れねぇからな!」

第5試合


 この試合は50周年記念セレモニーにも出席した保永昇男さんが特別レフェリーを務める。
 越中が先発を勝って出ていきゴングが鳴るが、L.I.J勢はゆったりと拳を合わせる結束のポーズを取ってから全員で襲撃。真壁がダブル粗利で内藤&ヒロムをなぎ倒し、内藤に串刺しラリアットからテンカウントパンチ。
 代わる矢野は「ケツやるぞ!ケツ!」とヒップバッドを狙うが、「やり方がわかんなーい!」とそうそうに諦めて金具むき出しのコーナーへ叩きつける。矢野は越中にタッチしようとするが、「こっしなか!こっしなか!」とコールを煽っている間にカットされてしまう。
 ヒロムと矢野の対面となると、ヒロムが「見とけ!こうやんだよ!」と越中に見せつけるようにヒップバッドを連打。
 代わるBUSHIは矢野にチンロックからヒップバッド。
 代わるSANADAはパラダイスロックに捕らえるも、越中が矢野を転がしてパラダイスロックを解除。矢野はSANADAの髪を引っ張って倒し越中にタッチ。
 越中はSANADAにヒップアタック。さらにGBHがL.I.Jの面々をハンマースローし、越中がヒップアタックで次々となぎ倒す。さらに場外のSANADAへエプロンからの空対地ミサイルヒップ。GBHのトレイン攻撃から越中がコーナートップからのミサイルヒップ。さらに越中が小刻みなヒップバッド連打を見舞うが、SANADAがブレーンバスターで切り返し両者タッチ。
 石井と鷹木の対面となると、真正面からショルダータックルでぶつかり合い、鷹木が打ち勝ってセントーン。鷹木はコーナーに詰めてチョップ&ナックルの連打も、石井は無表情で受けきりチョップ&ナックルでお返ししショルダータックル。足を止めてのエルボー合戦から鷹木がパンピングボンバーを狙うが、石井がパワースラムで反撃。鷹木もすぐにブレーンバスターで投げ捨てるが、石井もブレーンバスターで即座に反撃。両者タッチ。
 本間は真壁とともにサンドイッチラリアット、矢野がシーソーホイップで金具むき出しのコーナーに叩きつけ、越中のヒップアタックから本間の小こけし。本間はラリアットを叩き込むも鷹木は倒れず正面から受け止め龍魂ラリアット。L.I.Jは4人がかりで本間にトレイン攻撃からクアドラプル低空ドロップキック、鷹木のスライディングラリアットが決まる。石井がこれをカットするが、BUSHIがドロップキックからのトペ・スイシーダで撃退。
 鷹木は雄叫びを上げ、本間にラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、本間は振り払ってエルボーで反撃しヘッドバッドで鷹木をひるませる。さらにラリアットを狙うが、鷹木がカウンターのパンピングボンバーを叩き込み、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで試合を決めた。
 この試合の解説を務めていた長州力は、「越中って変わんないよねぇ~」と感想を述べた。

<試合後コメント>
BUSHI
「よし、『NEW JAPAN CUP』初戦はウィル・オスプレイ。去年の覇者だろ? そんなの知ってるよ。でもな、そんなの関係ねえんだよ。残念ながら1回戦で消えてもらうよ。3.6、本当の旗揚げ記念日。メインは俺がもらうぜ」

高橋ヒロム
「非常に光栄だ。初代IWGPジュニアヘビー級チャンピオンの越中選手とやれるとは。いやあ、今俺はチャンピオンじゃないけれど、またもう一度IWGPジュニアのベルトを巻く男です。覚えておいてください、越中さん! 越中さんか……。G.B.H、好きだったなあ。越中さんがIWGPヘビー級に挑戦したり、真壁さんが挑戦した時の血みどろの流血戦のIWGP戦。いやあ、俺はあの試合大好きなんだよなあ。いいね、G.B.H。勢いがあった頃のG.B.H。今のG.B.Hとは全く別もんだ。いやあ懐かしい。そういう選手に触れることが出来て大変光栄でした。いい思い出になりました。さあ、次からだな。まずは3.6、本当の意味での旗揚げ戦。そして、SHO! 『NEW JAPAN CUP』1回戦。『SUPER.Jr』の時のリベンジとか、そんなことは言わないよ。SHO、徹底的に潰してあげるよ。俺はその次に見えてる、その次に見えてる男と戦いたい。興味がある。だからSHO、お前は簡単に倒す」

内藤哲也
「新日本プロレス50周年『旗揚げ記念日』日本武道館大会。だけど、俺は根っからの新日本プロレスファンですから、本当の旗揚げ記念日は3月6日だってことももちろん知ってるわけで、なんか今日よりも3月6日のビッグパレットふくしま大会の時に、ああ新日本プロレス50周年を迎えたんだなって、心の底から思えるのかなと。だから今日は確かに『旗揚げ記念日』だけど、俺にとっては普通の日本武道館大会の一つかなって。懐かしい顔も見えたけどさ、懐かしむのも大事だけど、未来を見せたいなって。未来を見せることも俺は大事じゃないかなって、改めて思ったっすね。まあ明日から始まる『NEW JAPAN CUP』。タイトルマッチに負けたばっかりで今出場選手の中で最後尾かもしれない。俺は最後尾かもしれない。でも、じっとしているほど俺に時間の余裕はないんでね。ここは一気に挽回してみせますよ。初戦の相手は高橋裕二郎。久々の対戦だね。去年の『G1CLIMAX』で対戦するはずだったけど流れてしまったんで。でも、皆様が思ってるほど、俺は楽しみじゃないかな? たいして相手にしてないかな。だって、今現在、俺の目線の中に彼の姿は入ってないから。さあ高橋裕二郎、明日は何を言ってくれるのかな? 皆様の予想通り、そして俺の予想通り、順当に何の波乱もなく、俺が勝ってしまうような未来だけはやめてくれよ。何か俺が驚くサプライズをきっと用意してくれることでしょう。楽しみにしてるぜ。カブロン!」

鷹木信悟
「新日本プロレスは今日で旗揚げ50周年記念か。それは大いにめでてえな。だがよ、俺はそんなことで感傷に浸ってる場合じゃねえんだよ。俺は全て今、集中してるのは来週3.7大田区の石井戦だ。それは石井智宏も一緒だろ。なあ新日本プロレス、よくぞ50周年イヤー、メモリアルイヤーの3月の大田区のメイン、俺に託してくれた。お前らの期待にはしっかり応えてやろうじゃねえか。俺は俺なりにプロレスを背負って、今年も暴れ狂ってやるからな。いいか、昨年、俺はこの『NEW JAPAN CUP』準優勝だった。だが準優勝なんてな、誰も憶えちゃいねえんだよ。準優勝なんて1回戦負けと一緒だ。どうせやるならば、てっぺん獲らなきゃ意味ねえだろう。いつかじゃねえ。今年だよ」

SANADA
「(USヘビー級のベルトを片手にコメントスペースに現れると、その表面をパンパン叩きながら)越中詩郎、ありっすね」

本間朋晃
「(※肩を借りてインタビュースペースに着くと、床に倒れ込んで)アークソーッ! クソーッ! 今日は越中さんが来てくれて、元祖G・B・H、すげぇ楽しみにしてたのに! クソーッ! (※立ち上がりながら)こんなことでくじけてられないっつーのよ! YOSHI-HASHI! 俺とオマエは、アニマル浜口ジム出身だよな。絶対、オマエの、オマエの気合いを上回って、俺が勝ち上がる。負けても負けても、立ち上がってみせる。気合いだバカヤロー!」

石井智宏
「見たか? G・B・H。見たろ? しょうもねぇユニットだった。俺の消し去りたい過去なんだよ。二度とこんなカード組むんじゃねぇぞ! まぁ相手に鷹木がいたからまだマシだけどな。鷹木! テメーが1回戦の相手でよかったよ。ガッツリ潰してやっからよぉ、オメーもガッツリ潰しにこいよ! そして、最後にリング上に立ってんのは、この俺だ!」

第6試合


 ヘビーとジュニアのタッグ王者組同士の対決。ゲスト参戦選手が話題になる中、新日本生え抜きの4人による王者対決が実現。
 後藤と田口の同期対決でゴングが鳴ると、ロックアップでの押し込み合い、ヘッドロックの奪い合いからショルダータックルでのぶつかり合いへ。田口がヒップアタックで先制すると、毘沙門がざんまいで反撃。すかさずワトがティヘラでYOSHI-HASHIを排除し、シックス・オア・ナインのコンビネーションドロップキックが決まる。田口はヒップバッド連打からロープに飛ぶが、後藤が追走してラリアットでなぎ倒し、YOSHI-HASHIにタッチ。
 YOSHI-HASHIは後藤とともに太鼓の乱れ打ち。カットに来たワトにも太鼓の乱れ打ち。YOSHI-HASHIは自軍コーナーに押し込んで逆水平チョップ連打から後藤にタッチ。
 後藤はチンロックから顔面かきむしりを見舞い、YOSHI-HASHIにタッチ。
 YOSHI-HASHIと田口はチョップを打ち合い、YOSHI-HASHIがヒップアタックをかわしてロープに飛ぶが、田口が回転式ヒップアタックを叩き込んで生還。
 代わるワトはコンビネーションキックからドロップキックでYOSHI-HASHIを場外へ。さらにカットに来た後藤をレッグラリアートで場外に叩き出し、ノータッチ・トペ・コンヒーロで2人まとめて圧殺。ワトはYOSHI-HASHIにミサイルキックからジャーマン・スープレックスを狙うが、YOSHI-HASHIが脱出し逆水平チョップからトラースキック、スイングネックブリーカーと反撃して後藤にタッチ。
 後藤が突っ込んでいくとワトがゼロ戦キックでカウンターし、田口にタッチ。
 田口は後藤に往復式ランニングヒップ、場外からエプロンへの地対空ヒップアタック、スワンダイブ式ミサイルヒップと変幻自在のケツ攻撃。さらにスリーアミーゴスを放っていくが、3発目を耐えた後藤が逆にブレーンバスター。後藤はラリアットを放つが、田口がかわすとYOSHI-HASHIが飛び込んできてラリアット。ワトがスワンダイブ式エルボースマッシュでYOSHI-HASHIを蹴散らし、シックス・オア・ナインのコンビネーション式スライディングキックが炸裂。田口がどどんの体勢に入るが、YOSHI-HASHIが飛び込んできて隠し狭間。さらにワトに後藤ごとハントを決め、毘沙門が田口に消灯を狙う。
しかし田口が回転エビ固めで切り返し後藤にオーマイ・アンド・ガーアンクル。さらに足をクロスさせる変形式も見せていくと後藤がタップを迷う。YOSHI-HASHIのカットがなんとか間に合うが後藤は自力で立ち上がれず。
 田口がヒップアタックで毘沙門を蹴散らしていき、YOSHI-HASHIにヒップアタックを発射。YOSHI-HASHIがこれをかわすと、田口のケツの先には膝立ちのままでいた後藤のヒザが待ち受けており田口の尻が突き刺さる。
 後藤の地獄車から消灯を狙うが、ワトが必死のカット。毘沙門が激烈一閃でワトを排除し、田口にGYWを狙う。田口がこれを着地するも、すぐに激烈一閃で黙らせ、消灯で叩きつけてカウント3を奪った。

 試合を終えた両王者組はそれぞれ言葉をかわし合い、しっかりと握手。そしてそれぞれのベルトを持ちながら4人で両手を掲げた。

<試合後コメント>
後藤洋央紀&YOSHI-HASHI
YOSHI-HASHI「新日本プロレス50周年の記念すべき大会で、IWGPタッグチャンピオンでいるっていうのは、もう、今日この場所でしかなれない。感慨深いものがあるよ」
後藤「新日本プロレス50周年、大きな節目かもしれないけども、俺自身も、2002年に田口と一緒に入門して、今年、入門から20周年。デビューは確かに1年田口の方が早いけどね。俺は田口を同期と思ってるし、きっと彼もね、俺のことを同期だと思ってくれてると思います。まぁ50周年、これから60周年、70周年とね、俺と田口、もう42歳になってしまってるけど、まだまだね、やっていきたい。まだまだトップ線戦に俺たちは絡んでいけるし、絡んでいきたいと思ってるんで、リング上ではハッキリ、彼と意思疎通して約束しましたよ。俺たち、まだまだやるよ。タッグ王者としても、ここにいるYOSHI-HASHIとさらに、新日本プロレス、盛り上げていきます」
YOSHI-HASHI「IWGPタッグではこれからも後藤さんと伝説作っていって、そして明日から『NEW JAPAN CUP』始まるけど、1回戦の相手、本間、前回、G・B・H、真壁とまぁ今も組んでるけど、前回はタッグベルト巻いてて、IWGPタッグチャンピオン、しばらく遠ざかってるだろ。『NEW JAPAN CUP』1回戦の相手は、俺だ。IWGPタッグチャンピオンのベルトを巻いてる俺だ。本間は試合後に、『諦めてない』とかよく言ってるだろ? その言葉がウソじゃないなら、明日、俺にも夢を見せて見ろよ。このベルトがほしかったら、魂見せてみろ、本間!」

田口隆祐&マスター・ワト
田口「こういうチャンピオン同士の試合のチャンスをもらって。しかし、結果を出せないのは残念。ジュニアの選手として対ヘビー級って言うんですか? 一応ね、負けたら下に見られちゃいますから。僕はジュニアはジュニア、ヘビーはヘビーでいいと思っていますけど、別にヘビーに対抗意識を燃やさなくてもいいと思っていますけど、やっぱりこうやって負けてしまうと、チャンピオンが負けてしまったら、ジュニアのほうが下に見られてしまいますから。対ヘビーにね、挑んでいるジュニアの選手に申し訳ない結果になってしまいましたけど、しかしジュニアタッグもヘビーのタッグもやってみて、そんな違いはないんじゃいかなって思いました。我々はまだ始まったばっかりですから。何でも伸びていきますからね」
ワト「ジュニアがヘビー級に勝てない。確かに体重があるほうが有利かもしれない。けどさ、そういう固定観念を6or9、そして俺が50周年のスタートに、対ヘビー級という大きな目標も掲げつつ、このIWGPジュニアタッグのベルト、そしてもちろんシングルのベルトもしっかり狙っていきたいと思います」
田口「頑張りましょう。まだまだ。頑張ろう」
ワト「ジュニアタッグ、しっかりと俺たちが7回以上防衛して、最多防衛記録を作ってみせます。次のチャレンジャーは誰かな? 楽しみだなあ」

第7試合


 メインイベントは田中ケロ氏がリングアナを務めた。錚々たるメンバーが集うこの試合、一番先に入場した鈴木みのるが藤原喜明のためにロープを上げ、ザックが深々と頭を下げながら迎え入れるという、受け継がれる藤原の系譜が垣間見えるリング上。
 そして棚橋は藤波辰爾のデビュー50周年記念で作られたガウンを借りて身にまとい登場、そして藤波は新日本プロレスのロゴを龍と獅子が囲む新ガウンで登場。 オールドスタイルで華やかなガウンに身を包んだ3人と、黒パンツと黒ブーツの無骨な3人が並ぶ構図となった。

 オカダとザックの対面でゴングが鳴ると、テクニカルなリストロックの応酬からグラウンドでの首の取り合いを展開。さらにヘッドロックの奪い合いからザックがクルックヘッドシザースに捕らえていくが、オカダが倒立で抜け出すクラシカルな動きを見せ、両者タッチ。
 藤波とみのるの対面となると、手4つから藤波が腕固めに捕らえ、グラウンドに転がしながらヘッドシザースに捕らえる。みのるはアキレス腱固めで切り返し、2人でアキレス腱の極めっこ。そのままブレイクし、藤波は棚橋にタッチ。
 みのるは棚橋をリストロックで捕らえながら自軍コーナーに連れて帰ると藤原がみのるに触れてタッチ。
 みのるはこれを不服として藤原に突っかかると、藤原がビンタ。みのるもビンタで返すという師弟ケンカを見せる。
 藤原と棚橋がフィンガーロックで絡み合うが、藤原がヘッドバッドから脇固め。棚橋はこれを回転して抜け出しアキレス腱固め。しかし藤原がすぐにヒールホールドで切り返し、棚橋は悲鳴を上げながらロープブレイク。藤原は棚橋をコーナーに押し込んでボディブロー、ビンタを連打。棚橋も太陽ブローでやり返し、オカダにタッチ。
 オカダは藤原にエルボーを打ち込み、ヘッドバッドを狙うも藤原がヘッドバッドで迎撃。さらにターンバックルの金具にゴツリゴツリとヘッドバッドを見舞って頭の硬さを誇示した上で一本足頭突き。オカダが藤原をリストロックで捕らえながら自軍コーナーに持ち帰り、藤波にタッチ。
 藤波はヘッドロックで耐えながらグラウンドに転がしてスタミナを奪い、棚橋にタッチ。
 棚橋が太陽ブローを見舞うと、藤原のボディブロー、張り手、一本足頭きを見舞ってザックにタッチ。
 ザック&みのるは2人で棚橋に代わる代わるリストロックを仕掛け、ザックが腕へのビッグブートからアームロック+ヘッドシザース。さらにザックの脇固め+みのるのアキレス腱固め+藤原のヒールホールドという夢の三重奏。
 棚橋とザックはエルボーの打ち合いを展開し、棚橋がフライングフォアアームから太陽ブローを連打し、サンセットフリップ。棚橋はスリングブレイドを狙うが、ザックがキャッチしてコブラツイスト。棚橋が腰投げで切り返してフラッシングエルボーを発射するが、ザックが下からキャッチして腕十字。みのるにタッチ。
 みのるは棚橋にエルボー連打。棚橋はグロッキーになりつつも張り手で返してツイスト・アンド・シャウト。オカダにタッチ。

 藤波がみのるにドラゴンスクリュー、棚橋がザックにドラゴンスクリュー。オカダがみのるの足にエルボースタンプからリバースネックブリーカー。さらにパイルドライバーを狙うが、みのるが振り払って一本足頭突きを3連打。さらに藤原が入ってきてお手本とばかりに一本足頭突きを見せると、師弟が同時に一本足頭突きの共演。さらにみのるがオカダに脇固め。さらに藤原が棚橋に脇固め、ザックが藤波に脇固めとフジワラ・アームバーの三重奏。

 みのるはオカダに串刺しビッグブートからサッカーボールキックを連打。オカダは「来いコラ!」と叫んで正面から受けきっていき、みのるにエルボー合戦を挑む。みのるはエルボー連打から左右の掌底連打、さらにスリーパーホールドも、藤波がカットしてみのるにドラゴンスリーパー。さらに棚橋がみのるにスリングブレイドを見舞い、「行け!オカダ!」と勝負を託す。オカダは旋回式ツームストンパイルドライバーからレインメーカーを発射も、みのるが回避してスリーパーホールド、さらにレインメーカー式張り手。オカダはドロップキックで迎撃し、開脚式パイルドライバーからレインメーカーを叩き込み、カウント3を奪った。

オカダ「皆さん!本日も熱い熱い熱い声援、本当にありがとうございました!藤波さん、ありがとうございました!タナさんありがとうございました!本当に、50周年、錚々たる先輩たちが今日来ていただいて、新日本プロレスの重さを改めて感じることが出来ました。俺も背負う背負う言ってたけど、そのなりの覚悟がないと背負えないということが分かったので、まだまだ新日本プロレス50周年、背負ってプロレス界を盛り上げていきます!まあ、たくさんの方、来ていただきましたけども、まだ猪木さんが来ていません。本当に、猪木さんが踏み出した、その一足っていうのはこの新日本プロレスに繋がってると思います。どんなに迷っても、色んなものと闘っても、この新日本プロレスに繋がってる!最終的にはここに!このリングに!戻ってくると思います!それまで僕たちが新日本プロレスを盛り上げていきますので、応援の程よろしくお願いします!というわけで、棚橋さんに喋ってもらいます」

棚橋「みなさん今日はありがとうございました!50年という新日本プロレスの歴史を受け継いでこれからもしっかり新日本プロレスを飛躍させていきます!ということで!最後に!会場の皆さん!愛してま~す!そして!」

オカダ「新日本プロレスに金の雨が降るぞ~ッ!そしてぇ~!猪木さんにエールを送ってもらいましょう!藤波さんお願いします!」

藤波さん「新日本プロレス50周年、ご来場いただき誠にありがとうございます!オカダくん、棚橋くん、ありがとう!今、猪木さんの名前が出ましたけど、猪木さんには次回必ず来てもらいましょう。猪木さんにエールを贈るために、例のやつを元気よく行きましょう!蝶野選手、長州選手、どうぞお願いします!では行きます!元気で行きましょう!1!2!3!ダーッ!!」

<試合後コメント>
藤波辰爾&棚橋弘至&オカダ・カズチカ
※口々に「ありがとうございました!」と言い合い、3人で互いに握手
──50周年のリングでメインイベントを終えて?
藤波「感無量ですね。何年経っても、レスラーを現役でやってる以上は、このドキドキする気持ちは大事だよね。2人に感化されて自分も動こうとしたんだけど、足がもつれましたね(笑)」

──今日は棚橋選手、オカダ選手とのトリオでしたが。
藤波「すごいね、やっぱり現役のチャンピオンはね。その意味では引っ張られた部分はあるんだけどね。楽しかったです」

──棚橋選手は藤波選手とともに戦い、藤原喜明選手とも戦いました。
棚橋「藤原選手と向かい合った時にどこから攻めようかと思ったんですけど、凄みに一瞬『ウッ』と躊躇する時があって。『これは今のレスラーにはないな』というのもあったし、そういう発見もありましたね。今回、藤波さんと組ませてもらって、ガウンもお借りして。藤波さんの50周年のヤツだったんで、新日本も50年ということでね。初めてガウン着たんですけど、似合ってたかどうかは知らないですけど(笑)」
藤波「似合ってたよ。僕なんかより似合ってたよね」

──オカダ選手、チャンピオンとしての戦いの中で、藤波選手と組み、藤原選手との戦いもありましたが。
オカダ「そうですね。ザックと最初にやって、今の新日本プロレスというのをお客さんに楽しんでもらったと思いますし、僕も戦って、藤原さんと、まぁその時のプロレスがどうだったか僕には分からないですけども、『あっ、こういうプロレスをされてたんだな』というのを感じることもできましたし、鈴木みのると戦っても、鈴木みのるは鈴木みのるでまた違った時代のプロレスを戦ってたんだなと。すごく歴史を感じましたし、一緒に組んでても、緊張しちゃいましたね。なかなか緊張しないですけど。棚橋さんには悪いですけどね(笑)。でもまあ本当に、緊張感を持って試合に臨めましたし、最初のセレモニーでも、プロレスファンに戻ったような気持ちになりました。現役を知ってる選手もいますけど、知らない選手の方のほうが多いので、今日は何かハッピーな大会だったなと思います。本当に、50周年にふさわしい大会だったんじゃないかと思いますね」

──藤波選手、新日本は50周年というところまで走り抜けてきました。
藤波「ねぇ! 本当にスタートのことを考えたらね、この50周年をまさかね、自分がこういう形でリングに立てるとは夢にも思わなかったし、そういう意味ではね、この頼もしい2人が新日本プロレスを背負っていくでしょうし、我々もいろんな形でサポートしていきたいですね」

──棚橋選手、ここからも新日本は走っていくと思います。
棚橋「今の状況で50周年、本当ならもっと派手に、華々しく50周年を祝いたかったんですけども、でも本当に、ここで節目でよかったかなと。また一からコツコツと、次の50年、100年目指して進んでいきたいと、決意が新たに固まりました」

──オカダ選手、明日から『NEW JAPAN CUP』も始まりますけども、これまでの50年、ここからの50年に向けていかがでしょう。
オカダ「本当に、この50周年がすごくいい日でしたので、また60周年、70周年、80周年、90周年、100周年と続いていけるよう、“今”をしっかり戦っていきたいですし、僕も100周年になった時には84歳ですから、僕もリングの上に座らせてもらってですね、いろんな人に迎えてもらって。そういう形で応援もしていきたいですし、また明日から『NEW JAPAN CUP』始まりますけども、どんどんどんどん盛り上げていってですね、たくさん来ていただいたOBの方たちの名を汚さないように、新日本プロレスを盛り上げていきたいと思います」
(※全員立ち上がりながら)
棚橋「藤波さん、50周年おめでとうございます!」
藤波「ありがとうございます。次回も呼んでもらえるよう、頑張ります!」

ザック・セイバーJr.
「ハッピー・ブラッディ・バースデー、ニュージャパン。50周年か? ちなみに今日は俺のニュージャパンデビュー5周年でもある。(日本語で)ゴネンマエ。いろんなバカを相手にしてきたもんだけど、時間が経つのは早いものだ。30周年の顔はナガタ、40周年はタナハシ、そして50周年はオカダか。驚きもないよな? (日本語で)ツマラナイデショ? いつも通りオカダがチャンピオンだ。代わり映えがない。俺に良いアイデアがある。50周年の顔はオカダじゃない…ポスターを飾るのは俺の顔と長いアゴだ。このザック・セイバーJr.が50周年の顔となる。どうやって? 俺が『NEW JAPAN CUP』を優勝し、オカダを倒す。50周年…(日本語で)マダ、マダ、マダ、チョーゲンキよ。俺は18年のキャリアの中で一度も怪我したことがない。50周年を超えて、60周年、70周年、80周年、90周年、そして100周年も俺がこの団体の顔であり続ける。もちろん、このヴィーガン・スーパーパワーのおかげで俺は100歳になってもまだ戦い続けてるよ。まだまだお前らバカたちに話していたいところだけど、『NEW JAPAN CUP』が控えてる。そこでもっといろいろ話してやるよ。ハッピー・ブラッディー・バースデー」

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