プロレス版『ロミオとジュリエット』を制した大森北斗&児玉裕輔がアジアタッグ王座初防衛!

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 23日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2022 NEW YEAR WARS』が開催され、大森北斗&児玉裕輔がアジアタッグ王座の初防衛に成功した。

 現在のアジアタッグ王者は、全日本のヒールユニット“TOTAL ECLIPSE”(TE)の大森北斗&児玉裕輔。
 北斗は2018年11月にデビューした全日本生え抜きの若手であり、2020年開催のあすなろ杯(※若手リーグ戦)では準優勝という実績を残しつつも突き抜けられずにいた。しかし、昨年2月にTEへ加入するとナルシストヒールとして覚醒。同年6月にはTAJIRI&児玉裕輔とともに全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を戴冠するなど結果を残し始め、昨年末に開催された『2021 Jr. TAG BATTLE OF GLORY TOURNAMENT』ではTEの盟友・児玉とともに優勝してアジアタッグ王座への挑戦権を掴み取り、今月2日にはついにアジアタッグ王座を戴冠。
 斜に構えた言動の多い北斗だが、王座戴冠後のマイクでは「今、どん底にいるこの全日本ジュニアを、50周年の当日までに俺が日本で一番のジュニアにしてやるよ。俺のことを好きな人も嫌いな人も、全員俺が満足させてやるから見とけ!」と真っ直ぐな熱い覚悟を叫び、ファンから高い支持を得ていた。

 この日はイザナギ(丸山敦)&デビル紫が挑戦したが、2人はともにテーピング用のテープを持って試合に臨み、序盤の場外戦でデビル紫が児玉の手をテープで鉄柵に縛りつけて動きを封じてしまい、北斗の腕も十字に縛り上げてリング上で袋叩きに。
 勝利を確信したイザナギが「さながらお前たちは決して結ばれることのないロミオとジュリエットみてぇなもんだ!」と高笑いすると、北斗は「ロミオー!ロミオーッ!」と愛しきパートナーに必死で助けを求める。ジュリエットの叫びを聞いた児玉は怒りに任せてテープを引きちぎり、北斗を救出してからイザナギを試合会場の外まで連行。
 反転攻勢に出た北斗がデビル紫にRKOを狙うが、デビル紫がレフェリーの目を盗んで急所打ち。もはやこれまでかと思われたが、乱闘を続けていた児玉とイザナギが会場バルコニーに現れ、児玉にテープで腕を縛り付けられたイザナギが「ロミオー!ロミオーッ!」と助けを求めたことからデビル紫がそちらに気を取られてしまい、その隙に北斗がRKOから無想一閃(※変形パーフェクトドライバー)を決めて勝利。愛し合う2人がリング上で再会し、初防衛を喜びあった。

 バックステージに戻った北斗は「こんなどうしようもない試合で(ベルトを)落とさなくて良かった!あぶねー!なにがロミオとジュリエットだ。頭おかしいんじゃねーか?何しに来たんだよ」とこぼしつつ、「熱い挑戦者を待ってますよ。このベルトがほしいってやつがいたらどんどん声かけてくれ!逃げも隠れもしねーぜ?」と爽やかに挑戦者を募集。

 しかし、昨年末のジュニアタッグトーナメント1回戦で北斗&児玉に敗れたBASARAの中野貴人&神野聖人が挑戦を希望していることを聞かされると「おかしいよね?この前1回戦で負けたばっかりじゃん。“あるある”で言えば、『リーグ戦で優勝したけどアイツらだけには負けた』とかがあっての挑戦表明じゃないの?1回戦負けのどこの馬の骨とも分からないやつが挑戦できるほど甘くないと思うよ?バックステージコメントで言うだけなら誰でもできるから。SNSでも会場でも、どこでも俺と児玉さんは待ってるぜ」と苦言を呈して去っていった。

 一方、ほうほうのていでバックステージに現れたイザナギは「北斗!児玉!このままじゃ済まさないぞ。お前らに本当の苦しみを教えてやる。本当の苦しみとは、工場に30年勤め上げ、人生のすべてを捧げた男が突然解雇宣告されることだ。『新しいコンピュータを導入した』と言われてな!本当の苦しみは、その男が事実を妻や子供に言えないことだ……」と含蓄ある言葉を残し、デビル紫とともに引き上げていった。

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