『評価されないプロレス界なら燃やしてしまえばいい』長与千種から弟子へAAAW王座が受け継がれ女子プロレス界が新たな時代へ!伝説の技も継承!

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 10日、女子プロレス団体Marvelous(マーベラス)後楽園ホール大会が開催。メインイベントではセンダイガールズプロレスリングが持つAAAW王座の全権をかけて橋本千紘と彩羽匠が戦った。

 AAAW(オール・アジア・アスリート・ウーマンズ)王座はかつて存在していたGAEA JAPANが管理していた王座であり、長与千種、デビル雅美、アジャコング、里村明衣子らが巻いていたベルト。2005年の団体解散とともに封印されていたが、長与が昨年6月13日に開催した『GAEA ISM』にてAAAWシングル&タッグ王座が約15年ぶりに復活し、権利をかけて里村明衣子率いるセンダイガールズと長与千種率いるマーベラスが対戦した。
 戦前の会見で里村は「ベルトを引き継ぐというよりはしっかりと道場に飾っておきたい」と言っており、その言葉通り勝利したセンダイガールズはベルト戦を行わず実質封印状態に。
 昨年8月に彩羽匠が橋本千紘に全権を賭けた一騎打ちを要求し、両者の対戦の機運が高まっていたものの新型コロナウイルスの状況などによりなかなか実現せず。
 ついにこの日、AAAW王座の全権を賭けて仙女代表の橋本とMarvelous代表の彩羽が戦う事となった。

 試合は序盤から橋本がパワーで圧倒し、腰、足、首と絞り上げ機動力を奪っていく。だがダイビング・サンセットフリップを自爆させた彩羽が得意の蹴り技やライガーボムで叩きつけイーブンに。ならばと橋本はラリアットや投げ捨てジャーマン、スリーパーと仕留めにかかるも、彩羽は長与千種直伝のランニングスリーから、長与がかつてバッドナース中村戦で見せたという伝説のランニング・パイレーツ(=フェイスバスター式ランニングスリー)を垂直落下式で叩き込み3カウントを奪った。

 勝利した彩羽の腰へ初代王者である長与がベルトを巻き、「色んな人たちが巻いてどんどん成長してきたから、自分の時より超えてる。時代を揺るがしていけばいい。王道です。プロレス界の王道の試合です。これが評価されなかったらプロレス界燃やしてしまえばいいと思う。この2人が組んだら男子のベルトだってとれちゃう」と2人の王座戦を高く評価する。

 時代を受け継ぐ王者となった彩羽は「こうやって形のあるものを受け継ぎました。次は時代を見せていきます。ベルトを獲ったら嬉しいのかなって想像してたけど、震えが止まらないです。もっと嬉しくて、嬉し涙が出るのかなと思ったら一気に怖い。自分が今まで巻いた中で一番重いです」と足を震えさせながら感慨深げに語る。

 今後の防衛戦に関しては「今まで他団体で沢山負けて来てますから、自分が逆指名するのもありですし他団体にもこのベルト売り込んでいきます。正直言ってスターダム、一番を突っ走ってますし団体で一番というのもわかります。でも、自分は元スターダムで今マーベラスのトップだからこそ追い抜きたい。ほんとに見とけよって。プロレスってマーベラスだよねって言われるぐらいまで頑張ります」と古巣や“初代タイガーマスクのクローン”タイガークイーンを挑戦者の視野にいれた。

 AAAW王者となった彩羽と、センダイガールズワールドシングル王者の橋本はお互いのベルトを日本一にすると宣言し、ライバル関係の継続を宣言。
 長与と里村の遺伝子が女子プロレス界の新たな時代を作っていく。

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