「東京ドームのメインでIWGPジュニア王座戦を要求する!」2年連続3度目のBOSJ優勝を果たした高橋ヒロムがエル・デスペラードへ挑戦表明!

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 15日、東京都・両国国技館にて新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』が開催され、高橋ヒロムがBOSJ2年連続3度目の優勝を果たした。

 今シリーズは、ヘビー級を中心としたタッグリーグである『WORLD TAG LEAGUE 2021』(WTL)と、ジュニアヘビー級のシングルリーグ戦である『BEST OF THE SUPER Jr.28』(BOSJ)が交互に開催される豪華なシリーズ。
 この日のダブルメインイベントでは、BOSJ決勝戦として高橋ヒロムvsYOHの試合が行われた。

 両者はBOSJ開幕戦で対戦しているが、ヒロムがとっさに出した“名も無きヒロムロール”にて3分55秒であっさりと勝利。永遠のライバルであるエル・デスペラードとのフルタイムドローなどの試合を経て順調に勝ち星を重ねリーグ1位で決勝へ。
YOHもこのBOSJの中で着実に成長を重ね、因縁のSHOにもリーグ戦でキッチリ勝利。4連敗からの7連勝という怒涛の巻き返しを見せて優勝決定戦へと駒を進めた。

 試合が始まると、両者清々しい真っ向勝負を展開。序盤から互いに胸を真っ赤に腫らす激しいチョップ合戦を見せ、互いの必殺技を必殺技で切り返すジュニアらしいスピーディな攻防を展開。ヒロムがエプロンでのデスバレーボムからサンセットフリップパワーボムを狙うと、YOHはフランケンシュタイナーで切り返し2人は場外で大の字に。


 好勝負が展開される中、突如リングにSHOが現れ2人へ場外ショックアロー。SHOは本部席のマイクを取り「はい皆さん、メインイベントはノーコンテストです。ご来場ありがとうございましたぁ~。規制退場をお願いします。どうぞ。規制退場だ、帰れ!終わりだっつってんだろうが!帰れ!帰れや!」と叫ぶ。
 水を打ったように静まり返る会場へWTL覇者の後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが駆けつけるとSHOは一目散に逃げ出していく。さらに内藤哲也&鷹木信悟も現れてヒロムを鼓舞。レフェリーも場外カウントを数えず2人を陰ながらアシストする。
 満身創痍の2人はリングに戻って死闘を展開し、YOHはヒロムの猛攻を丸め込みでしのぎながら勝機を狙っていくが、ヒロムはYOHのファイブスタークラッチを返してラリアットを叩き込み、最後はTIME BOMB IIで3カウント。ヒロムが2年連続3度目のBOSJ制覇を果たした。

 試合後、マイクを取ったヒロムはSHOに怒りを顕にしつつも「アイツを黙らせるのは俺の役目じゃねえ。オイ、YOH。アイツのこと黙らせてやってくれよ」とYOHに制裁を託す。

 バックステージに戻ったヒロムは内藤&鷹木と乾杯を交わした後、「俺の知ってるYOHじゃなかった。初日で当たったYOHとは別人かな?あれだけできるんだよ。あれだけ気持ちを出せるんだ。YOH、気持ちを出すことがカッコ悪いこと、そう思ってるなら、間違いだぜ。人間は気持ちを表に出して輝くんだ。輝けるんだ。恥ずかしいこと?そんなのは、言ってれば、吐き出してれば、カッコよくなるんだよ。いつの間にか、心がスッキリするんだ。恥ずかしいことほどカッコいいんだ。俺はそういう人間、そういうプロレスが大好きだ。YOH、俺は今日のお前のプロレス、大好きだぜ」とYOHへメッセージ。

 そして「デスペラード、俺にIWGPジュニアヘビー級のベルトに、挑戦させてくれ。俺は諦めてねぇぞ。1.4、1.5、どっちでも構わない。メインイベントを要求する。俺の夢は変わんねぇ。いつの日かジュニアのタイトルマッチを、東京ドームのメインイベントでやるんだ。俺の言いたいことは、それが全てだ」とかねてからの夢を語りつつデスペラードへ改めて挑戦表明を行った。

 最後に、「新日本プロレスのジュニアは、“世界トップクラス”じゃなく、世界一だと思ってる。でも、それを証明することって、残念ながらできないんだよ。たぶん、全団体の全人間が、『俺の団体が世界一だ』と思って、誇りを持ってやってるから、それを証明なんてできないんだ。でも俺は自信を持って世界一だと思ってるし、世界一だと思ってるから、俺はこの新日本プロレスにいる。自信を持って言う。新日ジュニアは最高だ。新日本プロレスは最高だ。みんな、見続けろ!」とファンへ語りかけ、意気揚々と祝杯を上げながら去っていった。

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