BOSJ開幕2連勝のDOUKIが悩めるYOHに愛の檄!「もっと自分に自信持て!お前は十分強い。俺が保証するよ」

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 15日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』が開催され、DOUKIがBOSJ開幕2連勝のロケットスタートを決めた。

 今シリーズは、ヘビー級を中心としたタッグリーグである『WORLD TAG LEAGUE 2021』と、ジュニアヘビー級のシングルリーグ戦である『BEST OF THE SUPER Jr.28』が交互に開催される豪華なシリーズ。
 この日は『BEST OF THE SUPER Jr.28』の公式戦として6試合が実施。第2試合ではYOHとDOUKIが対戦した。

 YOHは2017年の凱旋帰国以降、“ROPPONGI 3K”としてSHOとタッグを組んで新日本のジュニアタッグ戦線を中心に大きな成果を上げてきた。しかし、長期間に渡るスランプからSHOとの関係は悪化していき、今年8月にはSHOがYOHを見限って「引退しろや!テメーは用済みだ」と厳しい言葉とともにKOしたことで3Kはついに崩壊。
 後にBULLET CLUB入りを果たしたSHOがNEVER無差別級6人タッグ王座を戴冠するなど早速悪の才能を開花させる中、失意のYOHは再起をかけてのBOSJ参戦となっていた。

 ゴングが鳴ると素早いロープワークの応酬を制したYOHがドロップキックで先制。
 しかしDOUKIはYOHのプランチャをかわしてトペ・スイシーダを見舞うなどすぐに反撃し、解説を務めるミラノコレクションA.T.も舌を巻くリバース・イタリアンストレッチNO.32などの多彩なジャベで攻め立てていく。
 YOHは折れること無くフォアアームの連撃を見舞い、イタリアンストレッチNO.32を引っこ抜いてのファルコンアロー、ロコモーション式ジャーマン・スープレックスとジュニア離れしたパワーファイトを見せ、ファルコンアローの形から自らのヒザに相手の後頭部から叩きつける新技も披露。
 YOHはDIRECT DRIVEでの決着を狙うが、DOUKIは土遁の術で切り返し、続けてスープレックス・デ・ラ・ルナで叩きつけて3カウントを奪った。

 バックステージに戻ったDOUKIは、「一つだけ言いたいことがある。お前よ、すぐ気に病むだろ?すぐ人の言うことに惑わされて、気に病んで。しょっぱいな。そこだけだよ。お前がしょっぱいの。俺なんかな、10年メキシコでやってきて、日本に帰ってきてからもそうだよ。『ああしたらいい』『こうしたらいい』『アレを変えた方がいい』。散々言われてるからな。俺は10年、自分のやってきたことにプライドを持ってる。今日のフィニッシュもそうだ。スープレックス・デ・ラ・ルナは俺が何年も何年も使ってきたフィニッシュだ。それを変えるつもりはねーし、俺のスタイルも変えるつもりはねーよ。だからなYOH、お前ももっと自分に自信持て!誰に何言われようと気にすんなよ。おめえ十分強ええんだよYOH。俺が保証するよ」と苦しんできた過去の自分に重ねるかのようにYOHへ愛あるメッセージを贈った。

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