天龍源一郎が大絶賛するTORUが王者全員を撃破し龍魂トーナメント制覇!優勝カップに注がれたスーパードライで天龍と乾杯!

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 15日、東京都・新木場1stRINGにて天龍プロジェクト『SURVIVE THE REVOLUTION Vol.13』が行われ、TORUが第一回龍魂杯を制覇した。

 天龍プロジェクトは、天龍源一郎の個人事務所及びプロレス団体であり、2015年に天龍が引退を迎えてからはプロレス団体としての活動を休止していた。しかし、昨年11月の天龍の引退5周年記念大会の開催を機に精力的な活動を再開し、今年4月から月に2回のペースで定期的な大会開催を実現。WAR時代に創設され、天プロとともに復活したインターナショナルジュニアヘビー級王座(IJ王座)、インターナショナルジュニアタッグ王座(IJタッグ王座)の争奪戦を軸に展開している。

 活動再開から半年を超え、今や東西の一流ジュニア選手たちがしのぎを削るジュニア天国と化している天プロ。選手たちも天龍の“龍魂”を徐々に吸収して盛り上がりを見せて行ったことから、天プロでは11月14日&15日の2DAYSでシングルトーナメントである第一回『龍魂杯』を開催するに至った。
 2日目となるこの日は、2回戦、準決勝、決勝戦が実施された。

 TORUは2回戦で現IJタッグ王者の佐藤光留と対戦。
 試合開始直後からシンと静まり返った会場で互いにすり足で距離を詰める音や牽制のローキックが空を切る音だけが響く緊張感溢れる立ち上がり。中盤からは互いに足を止めてチョップやエルボーを正面から打ち合っていき、終盤に勃発したヘッドバッド合戦ではTORUが額から大流血。ぐったりとしたTORUを光留が胴絞フロントネックロックに捕らえるが、TORUは渾身のぶっこ抜き垂直落下ブレーンバスターで初対決の光留から勝利。

 準決勝では、現IJ王者である拳剛と対戦。
 拳剛が試合序盤から場外戦を仕掛け、場外マットの敷かれていない硬いコンクリートの床に寝かせた上でエプロンからのダイビングフットスタンプ。以降は徹底した腹攻めで試合を支配していく。TORUは拳剛の必殺技でもある垂直落下式ブレーンバスターをDDTで切り返し、マジックスクリューやボーダーシティストレッチといった首攻めで対抗し、雪崩式ブレーンバスターからDガイストと猛攻。これをカウント1で返した拳剛がロープに飛ぶが、TORUはフランケンシュタイナーからの体固めと普段は見せない引き出しを開けて激勝。

 決勝戦では、光留とともにIJタッグ王座を持つ矢野啓太と対戦。
 両者は今年6月に行われたIJタッグ王者決定トーナメントに出場したものの優勝はならず。その後矢野はパートナーを変えて同王座の戴冠を果たしており、ベルトを挟んでにらみ合う両者の視線には特別な感情がこもる。
 矢野は序盤から変幻自在のトリッキーなジャベでTORUの腕を徹底的に潰していくが、腕にダメージを負ったTORUがクルックヘッドシザースなど足を使った首攻めで対抗。TORUが攻勢に出ると矢野はそのすべてを丸め込みで対抗する後の先を取りゆりかもめに捕らえる。
 TORUがなんとかブレイクすると、矢野の追撃をかわして後頭部への串刺しシャイニング・ウィザードから垂直落下式ブレーンバスター。カウント2.9で返した矢野が頭部をぶち抜くドロップキックを見舞うとTORUの傷口が開いて再び大流血するが、TORUは鬼の形相で顔面ドロップキックをやり返し、最後は垂直落下ブレーンバスターで突き刺して死闘に終止符。

 現IJタッグ王者、現IJ王者と天龍プロジェクトのチャンピオンを全員破っての優勝を果たし文句なしに天プロの頂点に立ったTORUは「俺にも龍魂が宿ったぞ!」と歓喜の雄叫び。
 この試合を見た天龍は「TORUくん!今、リングサイドで見ててほんとに感銘を受けたよ。素晴らしい試合だったし、多分今日ここに来てくれたお客さんも同じ考えだと思います!今日3試合も闘ってくれて自分の持てるものをすべて与えて、みなさんも勇気をもらえたと思う。俺からもお礼を言います。ありがとう!今日のことをプロレス人生に刻み込んでプロレスを長く続けてください!よろしくね!」と満面の笑みを浮かべて大絶賛。
 バックステージではTORUとともにアサヒスーパードライで乾杯を交わし、TORUは天龍自ら優勝カップになみなみ注いだスーパードライを一気飲みする男気を見せた。

 TORUは大阪学院大学プロレス研究会で学生プロレスを始め、2008年に奈良県の万葉プロレスにて“アグー松永”の名でプロレスラーデビュー。その後はプロレスリング紫焔、道頓堀プロレスと関西のインディープロレス界で名を上げていき、琉球ドラゴンプロレスリングの旗揚げにも参画。フリーとなってからは団体規模の大小を問わず全国の団体へ出場し、2018年には全プロレスラーの中でもっとも多くの団体に出場したと言われる売れっ子選手になるまでに成長した。
 現在は拠点を東京に移し、TTTプロレスリングのエースとして活躍しているTORUだが昨年6月に右肩を脱臼し、手術のために約7ヶ月の長期欠場へ。今年1月に復帰したものの中々結果が出せない日々が続いていただけに、今回の龍魂杯優勝の喜びはひとしおの様子。

 TORUは「13年前、超が付くローカルどインディー団体でデビューして、デビュー戦も原っぱの上に立てたリングで祭りに来た人が見るような催し物でのものでした。この11月15日という天龍さんの引退記念日、引退試合をテレビで見ていた僕が、本当に底辺からやってきた僕が、天龍さんの引退ロードの中で一度組ませていただいただけの関わりの薄い僕が、半年前には一番天龍さんと関わりの無い僕がここまで来れました!本当にこんな日が来るとは夢にも思わなかったです!今こうして天龍さんの横で喋っているのも信じられないです。天龍プロジェクトには拳剛も矢野啓太も佐藤光留もいる。でも、TORUもいる!これからもっともっと面白くしていきます!」と熱い気持ちを叫び、天龍は笑顔で拍手を贈った。

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