【試合詳細】11・9 DRADITION後楽園ホール大会 藤波辰爾&天山広吉&小島聡vsグレート・ムタ&白使&KAZMA SAKAMOTO 長井満也&吉江豊vs望月成晃&岡林裕二 越中詩郎&AKIRAvs高岩竜一&新井健一郎

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『TATSUMI FUJINAMI 50th ANNIVERSARY THE NEVER GIVE UP TOUR PHASE-1 IN TOKYO』
日程:2021年11月9日(水)
開始:19:00
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:715人(満員札止め)

▼倉島信行デビュー25周年記念試合 シングルマッチ 20分1本勝負
●倉島信行
12分45秒 タイガースープレックス・ホールド
○スーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
TAMURA(HEAT-UP)/●三州ツバ吉
14分7秒 逆さ押さえ込み
リッキー・フジ(2AW)/○LEONA

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[平成維震軍]越中詩郎(フリー)/○AKIRA(MAKAI)
14分36秒 ムササビプレス→片エビ固め
高岩竜一(フリー)/●新井健一郎(DRAGON GATE)

▼タッグマッチ 45分1本勝負
長井満也/▲吉江豊(フリー)
15分53秒 両者リングアウト
▲望月成晃(DRAGON GATE)/岡林裕二(大日本)

▼藤波辰爾デビュー50周年記念試合 2021 PART2 スペシャル6人タッグマッチ 60分1本勝負
藤波辰爾/天山広吉(新日本)/○小島聡(新日本)
17分2秒 ラリアット→体固め
グレート・ムタ/白使/●KAZMA SAKAMOTO(フリー)

藤波辰爾が50周年記念試合でムタの毒霧を食らい大ピンチ!初対決の長井と望月がバチバチも最後は笑顔で和解!“無我の番人”倉島が25周年記念試合を実施!

第1試合


 “無我の門番”と呼ばれ、第1試合に誇りを持つ倉島が25周年試合を実施。
 しっかりとした握手からゴングが鳴り、手4つからグラウンドでアキレス腱を取り合い、倉島が一瞬の隙を突いてヒザ十字に持ち込めばスーパーもすぐに上体を起こしてスリーパーホールドへ。倉島はクラッチを切って腕固めからキーロックへと持ち込み、スーパーがボーアンドアローに捉えようとしたところを倉島が暴れて脱出。クリーンブレイクし、濃密なレスリング戦を見た観衆から大きな拍手が起きる。
 スーパーの低空タックルを上からがぶって止めた倉島がヘッドロックで絞り上げるが、スーパーがロープまで押し込んでブレイクさせ、首投げからサッカーボールキック。倉島は体固めに来たスーパーをヘッドシザースで捕らえ、アームロックから再びキーロック。スーパーは足を取りながらローリングして逆片エビ固めに捕らえるも、倉島はロープブレイク。
 スーパーは倉島が起き上がるなり小刻みなローキック連打で畳み掛け、水面蹴りで倒してヒザ十字。倉島がブレイクするとスーパーがロー、ミドルとキックを上下に散らしながら打ち込み、倉島がよろけたところへビクトル式ヒザ十字。
 倉島はこれをアキレス腱固めで切り返し、ゴツリと鈍い音が響くヘッドバッドから河津落とし、ジャーマン・スープレックス・ホールド、STO、腕十字と試合を決めに行くが、スーパーが上体を起こしてエビ固め。これをキックアウトした倉島がロープに飛ぶが、スーパーはフライングニールキックでカウンターし、ネックチャンスリーからチキンウイングフェイスロック。倉島が強引に起き上がって振りほどくと、スーパーが振り向きざまのハイキックを側頭部に叩き込み、ランニングニーで追い打ちしてからタイガースープレックス・ホールドで叩きつけて3カウント。

 試合後、2人はしっかりと握手を交わし互いに座礼。スーパーが倉島の手を掲げ上げて健闘をたたえた。

第2試合


 LEONAとツバ吉の対面でゴングが鳴ると、ローキックで距離を刻んでいくツバ吉に対しLEONAはグラップリングで対抗。LEONAは積極的に蹴り足を取ってのヒザ十字を狙っていくが、ツバ吉は余裕を持って対応し、両者クリーンブレイクからタッチへ。
 リッキーはTAMURAをヘッドロックで捕らえつつレフェリーの目を盗んでグーパンチ。ヘッドロックで絞り上げながらLEONAにタッチ。
 LEONAはTAMURAをヒップトスで叩きつけてからロープに振り、ドロップキックを発射もTAMURAがロープに捕まってこれをスカし、LEONAの顔面に低空ドロップキックを叩き込んでツバ吉にタッチ。
 ツバ吉は右ミドルの速射砲から顔面に強烈ビンタを叩き込み、バタリと倒れ込んだLEONAへ容赦のないロー、ビンタの追撃。LEONAが大の字になるとツバ吉がTAMURAにタッチ。
 TAMURAは執拗なリストロックからショルダーアームブリーカーを連打も、リッキーがカット。TAMURAは堂々とLEONAにグーパンチを見舞っていくが、これで激怒したLEONAがエルボースマッシュ連打で怯ませてダブルアーム・スープレックス。リッキーにタッチ。

 リッキーが突っ込んでくるとTAMURAが回転エビ固めを仕掛けるが、リッキーのタイツがずり下がってしまいリッキーの生尻が丸出しに。TAMURAがロープに飛ぶとリッキーは生尻でのヒップアタックを叩き込み、ブレーンバスターからカミカゼの体勢も、背面着地したTAMURAが生尻へのビンタやローキックを連打し、アックスボンバーを食らわせてツバ吉にタッチ。
 ツバ吉はミドルキックを連打していくが、リッキーが顔面かきむしりで怯ませてカミカゼ。さらにドラゴン・スープレックスを狙うが、TAMURAが「それはダメだ!」と叫んで低空ドロップキックでカット。
 代わるLEONAがツバ吉にランニングエルボー、ドロップキックを見舞ってからドラゴン・スープレックスを狙うが、TAMURAが「それはダメだ!」と叫んで低空ドロップキックでカット。
 ツバ吉はミドルキックの連打から脇固め、腕十字と固めるが、リッキーがカット。ツバ吉はさらにミドルキックを連打も、LEONAは鬼の形相で正面から受け止めていき一歩も引かず。倉島がブレーンバスターを狙うが、LEONAは首固めで切り返し、さらに逆さ押さえ込みで全体重をかけてフォール。ツバ吉もこれは返せず、3カウントが叩かれた。

第3試合


 試合前には「越中のヒップアタックは1発も食らわない!」と豪語していたアラケンが元気よく先発で出ていくが、やる気満々の越中が出てきて威圧すると後ずさりして高岩に助けを求めるが高岩がこれを無視。
 アラケンはロープワークで翻弄してショルダータックルで越中を倒すが、追撃を狙ったところで顔面にヒップアタックを被弾。命乞いもむなしく越中&AKIRAにコーナーで袋叩きにされる。
 AKIRAがアラケンをリング中央に連れ出すと、アラケンはアームドラッグで脱出し高岩にタッチ。
 高岩とAKIRAはグラウンドでアキレス腱固めの奪い合いを展開し、互角と見るやがっぷり4つで組み合って力比べ。これは高岩が勝って自軍コーナーに押し込み、アラケンにタッチ。
 アラケンはAKIRAをコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、AKIRAが回避して自爆させコーナーでアラケンの顔面をグリグリ踏みつけてから越中にタッチ。
 越中はアラケンの顔面に小刻みなヒップバッドを連打し、チンロック+顔面かきむしりで痛めつけてからAKIRAにタッチ。
 AKIRAはアラケンをロープに振ってショルダースルー。もう一度ロープに振るがアラケンがフェイスクラッシャーで切り返して高岩にタッチ。
 高岩は逆水平チョップ、串刺しラリアット、ダイビングエルボードロップと連撃してアラケンにタッチ。しかしアラケンはダメージが大きいためかAKIRAにエルボースタンプを一発見舞っただけで高岩にタッチし、自身は場外に避難。
 高岩は「ちゃんとやれよ!」とイラつきながらもAKIRAに逆エビ固めからデスバレーボムを狙うが、AKIRAが着地して足を刈りオールドボーイ。高岩はこれをブレイクするとAKIRAに顔面かきむしりを見舞いアラケンにタッチも、アラケンはすぐに高岩にタッチして場外の遠くまで逃げ出してしまう。
 高岩はエルボードロップを見舞い、コーナーに戻ってきたアラケンに無理やりタッチ。
 アラケンはすぐにまた高岩にタッチしようとするが、高岩は無視。アラケンはAKIRAの顔面を踏みつけて一撃入れてから素早く高岩にタッチ。
 高岩が逆水平チョップの連打からロープに飛んでラリアットを狙うが、AKIRAがフライング・ラリアットで迎撃し越中にタッチ。
 越中は高岩をヒップアタックで場外まで吹き飛ばし、アラケンも一緒に落としてエプロンから場外に向けて放つミサイルヒップ。越中は高岩をリングに戻して河津掛けを見舞いロープに飛ぶが、アラケンがエプロンから越中を捕縛。ここに高岩がラリアットで突っ込んでいくが、越中が回避したため誤爆。高岩とアラケンの間の不穏な空気がさらに濃くなっていく。
 越中とAKIRAは高岩にダブルショルダータックルを見舞い、AKIRAがブレーンバスターを狙うが高岩がブレーンバスター返し。高岩がアラケンにタッチを求めるが、アラケンは場外遠くまで距離を取ってタッチを拒否。
 高岩はAKIRAにラリアットからパワーボムを狙うが、グロッキー状態のAKIRA相手なら勝ち目があると踏んだかアラケンが突如高岩の背後からタッチをして試合権利を得る。
 アラケンはコーナーに上ってダブルアックスハンドルを投下も、AKIRAはボディブローで撃ち落とし、延髄斬り、DDT、シャイニング式延髄斬りと連撃。アラケンは命乞いしてAKIRAの油断を誘ってサミング。自軍コーナーに控える高岩を突き落としてコーナーに上がり、ダブルアックスハンドルを決める。


 アラケンが体固めに入るが、激怒した高岩がこれをカット。高岩とアラケンは口論を始め、高岩がアラケンにラリアット。すかさず越中がヒップアタックで追撃し、高岩がコーナー下にデスバレーボムで叩きつけてセット。そこへAKIRAが満を持してのムササビプレスを投下して3カウント。
 レジェンド3人から袋叩きにされた形になったアラケンがぐったりと倒れ込む中、越中&AKIRA&高岩が3人で手を上げて勝ち名乗りを受けた

第4試合


 4人が入場してにらみ合う中、長井が「おい、元・武輝道場」と望月を挑発すると、望月が「なんだよ、元・RINGS」と返す。長井が「それ言っちゃいけないことだろ!」と激怒する中でゴング。
 ローキックで牽制する長井に対し、望月は一歩踏み込んでソバット。ショルダータックルでのぶつかり合いから互いにハイキックを回避して距離を取り、両者タッチへ。
 吉江と岡林が正面からバチンバチンとショルダータックルでぶつかり合い、岡林が「おっしゃ上げるぞ!」とブレーンバスターを宣言も、吉江が振り払ってショルダータックルで吹き飛ばす。長井にタッチ。
 長井はエルボー、岡林は逆水平チョップで打ち合っていくが、岡林が優勢。ならばと長井はミドルキックに切り替えて盛り返すが、岡林がさらに強烈な逆水平チョップを打ち込んでいき長井が膝をつく。望月にタッチ。
 望月は長井に逆片エビ固めを見舞い、ブレイクされると岡林にタッチ。
 岡林はさらに逆水平チョップ連打でロープまで押し込み、望月とともに長井をロープにくくりつけながら顔面かきむしり。
 代わる望月が長井にローキックを連打していくが、長井は怒りのミドルキックで望月を場外に蹴落とし、場外DDTから観客席からイスを持ち出して望月に一撃。場外カウント19でリングに戻り、望月をショルダークローで痛めつけてから吉江にタッチ。
 吉江はロープ際で全体重をかけて望月を踏みつけ、キャメルクラッチでいたぶってから長井にタッチ。
 長井&吉江はダブルショルダータックルを決め、長井がミドルキック、顔面への張り手でラッシュをかけるが、望月が右ストレートで長井の顔面をぶん殴って岡林にタッチ。

 岡林は長井にアバランシュホールドから逆エビ固め。吉江がカットに入ると、望月が長井の動きをアンクルロックで封じている間に岡林が吉江の巨体を見事に担ぎ上げてアルゼンチン・バックブリーカー。望月は長井を場外に放り出して逆エビ固め。
 吉江と望月の対面となると、吉江がショルダータックル合戦に打ち勝って串刺しボディスプラッシュ、スティンクフェイスと連撃。さらに長井が望月をファルコンアローで叩きつけ、吉江がランニングボディプレス。
 さらに吉江がコーナーに上っていくが、岡林がデッドリードライブで吉江をリング内に放り捨て、望月がロープに飛ぶがエプロンから長井がミドルキック。望月は右ストレートで長井を場外に叩き落とし、岡林は吉江にラリアットを叩き込んで4人全員で場外戦へ。そのままカウント20まで誰もリングに戻ることはなく、両者リングアウト裁定がくだされた。

 試合後、長井と望月は納得行かない様子で睨み合いを展開するが、マイクを取った望月が「オイ!長井満也!今日はなんか変な因縁付いたけどよ……俺は昔、RINGSのファンクラブ入ってたよ」と握手を求めると、気を良くした長井が笑顔でその手を握り返して抱き合う。
この和解劇を見た吉江と岡林も困惑しながらも流れで握手を交わし、最後は4人で手を掲げて健闘を称え合った。

第5試合


 小島と白使でゴングが鳴ると、ロックアップでロープに押し込み合い、ヘッドロックの奪い合いからショルダータックル合戦へ。これは小島が打ち勝って大胸筋をピクピクと震わせて余裕をアピールするが、白使は地獄突きから拝み渡り。痛み分けで両者タッチ。

 藤波とムタの対面となると、ムタがするりと場外に出てリングの下からリング調整用の金具を取り出しコーナーポストをカンカン叩いて威嚇。ムタはリングに戻るとなにもせずにKAZMAにタッチ。納得行かず憤る藤波を天山が下げてタッチを受ける。
 天山とKAZMAがショルダータックルでぶつかり合い、互角と見るや天山が真モンゴリアンチョップを連打。小島も入ってきてエルボー連打から「俺もやる!」とモンゴリアンチョップ。さらに小島のエルボードロップ+天山のヘッドドロップのテンコジ連携も炸裂。
 小島がタッチを受けて出てくると、KAZMAはバンテージを剥がして小島の首を絞め上げる。これは藤波がカットしてKAZMAにドラゴンスクリュー。すかさずムタが出てきて藤波の顔面にグリーンミストを噴射し、場外でマイクケーブルを使って藤波の首を締め上げる。
 ムタはそのまま試合権利を得て小島にフラッシングエルボーからSTF。これを天山にカットされると、ムタは小島に全体重を預けながらのスリーパーホールド。小島がなんとかロープに辿り着くと、ムタはKAZMAにタッチ。
 KAZMAが小島を場外に放り出すと、ムタは小島を観客席に投げ込んだ上でKAZMAが入場時に持ち込んでいたビニール傘で小島を刺突。KAZMAは白使にタッチ。
 白使は小島にドロップキックを見舞いムタにタッチ。
 ムタは小島をコーナーに振って串刺しシャイニング・ウィザード、ドラゴンスクリューからの正調シャイニング・ウィザードを発射も、小島がこれを両腕でガードしDDTで突き刺して藤波にタッチ。
 藤波はドラゴン張り手連打からムタをロープに振り、コブラツイストで絡め取るが決まり切る前にKAZMAがカット。ムタが藤波にドラゴンスクリューを見舞うと、藤波もムタに本家のドラゴンスクリュー。両者大ダメージを負ってタッチへ。
 天山と白使の対面となり、天山が真モンゴリアンチョップ連打から串刺しラリアット、さらにブレーンバスターからアナコンダスラムを狙うが、白使が振り払って曼荼羅捻り。KAZMAにタッチ。
 KAZMAは天山にモンゴリアンチョップを見舞っていくが、天山がヘッドバッドで迎撃して本家の真モンゴリアンチョップ。小島にタッチ。
 小島はKAZMAをコーナーに押し込んでマシンガンチョップ。から「いっちゃうぞバカヤロー!」とダイビングエルボードロップ。さらにエルボーバッド連打からローリングエルボーを狙うが、KAZMAが「チョット待って!」と動きを止めてからの延髄斬り。さらにKAZMAがトラースキックから掌底を発射も、小島がラリアットで撃ち落としコジコジカッター。

 そこへ白使がコーナー上から飛んできて小島にブレーンチョップ、ムタがシャイニング・ウィザードを叩き込み、KAZMAが側頭部へのトラースキック。ムタが小島を羽交い締めにし、KAZMAがラリアットを発射も小島が回避したためムタに誤爆。

 ムタはノーダメージの様子も怒りを顕にしてKAZMAの顔面にグリーンミストを噴射。藤波がムタをドラゴン張り手で蹴散らし、KAZMAにドラゴンスクリュー。その間に小島はエルボーパッドを投げ捨ててロープに飛び、KAZMAにラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。

藤波「この状況ですけども、50周年がこういう形でマイク持つとは思ってもいませんでした。あぁチキショーコノヤロー。メインは自分のアピールだけして帰ったな。お見苦しい格好にはなりましたが、50周年、長いような、自分にとってはまだまだ途中経過のようなね。コロナ禍の中本当にご声援ありがとうございます!今日はこういう状況の中でこうして足を運んでいただき本当に感謝致します。ありがとうございます!本来であれば、50周年、このような形で、今日もこのイスの席が空いているように、本来は目いっぱい座る、そういう形で、ご遠慮いただいたお客様も多分かなりいるんじゃないかと思いますけども、まだ僕の50周年、今回こういうコロナの状況の中で1年間、来年1年間が50周年の記念ツアーです。僕の思い出のある、北は北海道から南は九州・沖縄まで僕は欠くことなく会場で続けてまいります。そしてファイナルの50周年記念ツアーには自分にまつわる選手と、ゲストを呼んでまた皆さんの前でお披露目させてもらえたらと思います。今日はこういう、ちょっとだらしのない格好にはなりましたが、次は気持ちよく拳を突き上げられるようにね、頑張ります。今日は本当にありがとうございました!」

<試合後コメント>

藤波辰爾&天山広吉&小島聡
(※まず天山&小島がコメント会場に現れ2人でコメント開始)
天山「大阪に続いて、今度はテンコジ、そして藤波辰爾さんがゲストやということで。今までのプロレス人生の中で藤波さんとタッグで組むのが初めてかも知れないので。藤波さんにも言われましたけど、もうホントになんていうのかな、入場のときからもうオーラがすごいし、藤波さん、やっぱり天下の藤波さんの前ではパートナーとして思う存分ヘルプさせてもらいたかったんですけど、しっかりと最後はコジが決めてくれたんでね。ただ、藤波さん、あんなに緑に染まってしまって……。あのグレート・ムタ、ホント礼儀知らずも甚だしいよ。あんな毒霧食らってもね、藤波さんは全然、全然いい男やし、素晴らしい。全然なにもかわんないよ。藤波さん、本当に50周年、記念すべき日に立ち会えたことを今日はね、俺自身ホントに興奮して嬉しい。ありがたい限りです。本当に50周年、おめでとうございました!」
小島「藤波辰爾、という唯一無二の素晴らしいプロレスラーと今日このような場所で立ち会えることが出来て本当に幸せだと思います。私が入門したとき、既に藤波さんは20周年迎えていました。そこから私と天山さんが30年を迎え、藤波さんが50周年という、ちょっともう、想像がつかないような数字になってるけど、現実にこうやって今藤波さんが居る。ホントにこれってスゴいことだと思う。本当に信じられないくらい素晴らしい時間に立ち会えて幸せです!」
(※藤波が現れてテンコジと合流し、3人でグータッチを交わす)
藤波「もうこんなの食らいたくないんだけど、まさか今日こんなお祝いをしてもらえるとは。目一杯のお祝いをしてもらいました」
天山「いや全然変わんないですよ!ええ男ですよ!」
藤波「ああ、そう?(笑)」
天山「毒霧食らっても関係ないですよ!藤波辰爾は藤波辰爾!ステキですよ!おめでとうございます!」
小島「おめでとうございます!」
天山「50年って、自分らが50歳なんで、自分らが生まれた瞬間から……」
小島「たっはは(笑)」
藤波「50年であれば、もうちょっとみんな気を使って俺をもうちょっと立ててくれるかなと思ったらこのザマだから(笑)」
天山「目一杯動いてもらって、藤波さんには(笑)」
藤波「だからこの続きをね、さっきも言ったように、やれってことだよ。まあ来年またお声をかけさせていただきたいと思います。きれいな形でね、雄叫びをね、1!2!3!ダー!を一緒にやりましょう」
天山「お願いします!」
小島「ありがとうございました!」
藤波「いやぁ、まいったまいった。前半だからな。俺はなにも。ありがとうございました」

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