4.26パンクラス有明大会で約6年ぶりに久米と対戦する奥野“轟天”泰舗「僕の方がより成長しているという“差”を見せたい」

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4月8日午後、都内墨田区のCAVEで、奥野“轟天”泰舗が公開練習をおこなった。ライト級に階級を落として2戦目。3分1ラウンドのスパーリングでも、引き締まった身体が推測できた。コンディションも非常に良いと言う。

奥野は昨年12月、ワールドスラム・トーナメントの準決勝に抜擢、アキラと決勝への切符を懸けて闘うも、2ラウンドで負傷、判定負けを喫するという苦いパンクラスデビューとなった。その悔しさを晴らすつもりで臨むのが「PANCRASE 266」(4月26日、ディファ有明)。久米鷹介(ALIVE)と対戦する。
「コンディションはすごくいいです。OTOKOGI(石渡伸太郎、中村K太郎らトッププロ選手の練習グループ)でもCAVEでも、すごくいい練習ができています」と笑顔を見せる奥野。前回は目に相手選手の指が入ったということで経過が心配されたが「すぐに練習も再開できましたし、影響はないです。とは言っても、白目の部分を縫ったので、軽傷ではないです。でも、影響はないですし大丈夫です」と話した。

前戦はパンクラス初参戦、ライト級初戦と節目の試合だった。常にKOを狙う奥野だけに、その悔しさは大きかった。「判定とか、ルール上のことは、きまっていることなので仕方ない。ただ、応援してくれた人たちに、完全に出し切ったところを見せられなかったので、本当に申し訳なく、悔しいです」と振り返った。ただ、内容には手応えを感じた。「初めてのライト級戦だったんですけど、減量がうまくいって、ウエルターの時よりも調子がよかったんです。初めてなので、1ラウンドは自分の身体を確かめようと少し慎重になって、2ラウンドから行こうと思っていたので、そこで終わってしまって残念でした。でも、ライト級が自分の本来の階級だと確認できたくらい、調子は良かったです」と、階級変更は正解だったようだ。
 
奥野“轟天”泰舗さて、今回の相手は久米鷹介。奥野は6年前、久米と修斗で対戦で対戦、流血の果てに0-0のドローとなった。「あの試合は、僕が前の道場を辞めたばかりの時で、ALIVEの鈴木代表が声をかけてくれて実現した試合なんです。まだCAVEを作る前でした。決着はつきませんでしたが、いい勝負ができましたし、試合の背景も含めて印象に残っている試合です」と言う。
久米の印象を尋ねると「ALIVEの選手は作り込みがしっかりしていて、技術がしっかりしている印象です」と言う。「久米選手は、前に対戦した頃はグラップリング寄りで、打撃はあまりできていなかった。僕は打撃に寄っていました。その後、久米選手はROAD FCなどに参戦して打撃も磨いてきたでしょうし、僕も戦極やDEEPに上がって経験を積みました。ただ、前の試合のあと久米選手は階級を下げたので、もう闘うことはないだろうと思っていたんです。ここに来てパンクラスで闘うとは…巡り会いですね。6年たって、お互い成長していますが、僕の方がより成長しているんだという“差”をしっかり見せたいですね」。

パンクラスではライト級は現在、空位。UFCに参戦していた徳留一樹が復帰するなどホットな状況となっている。その中で、奥野は自分をどうアピールしていくのだろうか。「もうKOしか考えていないです。ハデなKO。殴り倒します。どの角度からでも殴ります」と、奥野の目がギラリ。この試合は、今月からテレビ東京で始まる地上波放送でも流れると思われるが、奥野は「僕の試合はR指定になりそうな凄惨な試合になると思うので、地上波に耐えられるか心配です」と笑った。奥野は、試合中に相手に手応えを感じると、自然にえみが出てしまう。また、激しい試合をするため、流血沙汰も少なくない。そんな奥野の流血試合を見て気分が悪くなり、泣いてしまった女性ファンもいるという。「もうね、血は出てるし、試合中なのに顔は笑ってるし。その女の子の話を聞いて、笑わないように努力して試合をしたことがあるんですけど、不自然なことをするとやっぱり駄目ですね。負けちゃいました。あの笑いは自然に出て来るものなので、R指定になっても自然体でいきます」と奥野は笑った。久米は恐らく、試合中に奥野を微笑ませることのできる相手に違いない。6年ぶりに相見える両者が爆発するような試合を期待したい。

【写真・文/佐佐木 澪】

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