【会見全文】『終末のワルキューレ』コラボマッチで関本&樋口&納谷&彰人に神が降臨!長州力が解説へ!竹下vsクリスの王座戦はかつての飯伏&ケニーを超える闘いへ

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 15日、神田明神にてDDTプロレスが会見を開催。9月26日に後楽園ホールにて行われるKO-D無差別級タイトルマッチの調印式と、『終末のワルキューレ』コラボマッチに関しての発表が行われた。

 まずはKO-D無差別級王者である竹下幸之介と、挑戦者のクリス・ブルックスが登壇し調印書にサイン。

クリス「皆さんこんにちは、DDTのクリス・ブルックスです。こういった会見ですとたまに僕はふざけたりすることもあるんですけど、今日はそういう日ではないと思っています。11日後、私は私のプロレスキャリアで最も重要な試合に臨みます。プロレスキャリア14年間の集大成であるとともに、この2年間コロナ禍で家族や友達とも離れて暮らしている。そこまでして日本に残ってプロレスをした。そのことが果たして正しかったのかということが試させる対戦だと思っている。私はそういった貴重な機会を無駄にすることはありません。確実にこのチャンスをモノにして、次のKO-D無差別級チャンピオンとして皆様の前に立ちたいと思っています」

竹下「KO-D無差別級チャンピオン、サウナカミーナの竹下幸之介です。あの、今回のタイトルマッチが、対戦相手がクリス・ブルックスという風に決まって、なんかこう今まで僕はチャンピオンの経験も何度もしてきたし。タイトルマッチも何度もしてきたけど、今までのそのどれよりも、多分多くの人に『楽しみにしてます』と、『楽しみです』と声をかけてもらったんですよね。それが僕の中では少し驚き、嬉しい驚きがありましてですね、まあ、何度かクリスとシングルマッチをしているし、その中で、今クリスが言ったように、クリスが日本に来て日本に住んで2年ぐらいになるのかな?そこで積んできた経験。なんなら日本に来るまでにやってきたことっていうのは、築き上げてきたものがあるだろうし、僕もこの1年、苦しい思いもしたけど、秋山準に勝ってこうしてもう一度ベルトを巻いている経験というのは、多分他の、どのレスラーよりも、どのレスラーも経験できないことを経験してるので、そういうお互いにそれぞれ築き上げて来たものがココに来て最高潮に高まっているのかなと思います。竹下幸之介のブランド、クリス・ブルックスのブランド、もっと言うなら僕たち竹下クリスのブランドというのがココに来て、ほんとに最高峰になってるんじゃないかなと思いますね。まあ比べるとこじゃないけどかつて飯伏幸太とケニー・オメガがDDTでそうであったように、僕たちも、その存在を、DDT代表として、今のDDT代表として超えるような闘いをして、僕たちが常に、今がベストだと思ってるから、かつての竹下幸之介対クリス・ブルックスを超える1戦に、なるので、期待してもらいたいと思います」

――これまで前哨戦闘ってきてお互いの印象は
クリス「現時点では、前哨戦をもってしてどうこう言うのは言いにくい部分がある。というのも、やはりシングルではない。だいたい6人タッグ、あるいはタッグマッチという環境下の竹下選手と自分自身のシングルとはちょっと違う状況になるのと、6人タッグ自体も竹下さんはサウナカミーナの面々と組むのに対して、僕自身は試合ごとに違う組み合わせになることが多い。なぜなら正パートナーである高梨さんがまだDDTで復帰していないというのもある。そういういろいろな側面があって、現時点で自分の状態と彼の状態を測ることはちょっと難しいと感じています」

竹下「そうですね、前哨戦というのはほんとに、タイトルマッチとは全然別物なので、まあ、お互い少しずつこう相手の動きだったりという部分をね、研究している一面はあるけど、勝敗とかに関しては全然シングルは別物だから。あの、クリスが言うように僕にはサウナカミーナという仲間がいて、前哨戦では僕がタイトルマッチ、9・26にベストな状態でできるようにサポートしてくれてると思うんで。でも、タイトルマッチは、リングで闘えば竹下幸之介僕一人だし、これはまあ、タイトルマッチに関しては僕とクリスの戦いだから。サウナのメンバーにもね、あの、是非見守ってほしいなと思ってます。僕たちとの試合というのを、ファンの人はもちろんだし、プロレス界全体にというのもあるし、同じメンバーであるサウナの面々も影響度あるような試合になると思うから、同世代としてそのへんも楽しみにしてもらえたらなと思います」

――最近の星取りではクリス選手が有利な結果が出てますが
クリス「過去の戦績で自分のほうがシングルで分があるというのは、思い出した時に心の支えになる程度のことではあるけれども、今回の試合の結果に対する根拠にはなりえないものだと感じています。この前哨戦何戦かやってる中で、少しだけ竹下選手とあたっていますが、それだけでも彼が過去に、例えばD王の公式戦で闘った時とは全くの別物の存在となっているということが、わずかなやり取りの中だけでも感じ取れるので、過去の戦績をもってして今回は僕が有利だと言える事はまったくないと感じています」

竹下「僕もクリスも本当にいちプロレスラーであり、なかなか右に出る者がいないんじゃないかというようなプロレスファンでもありますからね。お互いのこう、研究という部分では毎回違う試合になるし、もっと言うならば僕たちはプロレスというものを当たり前のようにやっているから、呼吸をするかのように僕たちはプロレスしてるので、だから、その時その時のね、僕はいつも紙一重の試合になってると思うから、その中で僕は今までギリギリ負けてきたという戦績に繋がってると思うので、まあ今の竹下幸之介はその紙一重を崩さない。そこで勝ちきれる、チャンピオンになってると思うので。今までの竹下幸之介とは違う。まあクリスも判ってると思うけど」

 両者記念撮影の後、入れ代わりで『終末のワルキューレ』コラボマッチの会見へ。
 同作品の実写舞台化となる『終末のワルキューレ~The STAGE of Ragnarok~』でプロデューサーを務める株式会社OfficeEndless代表取締役社長の下浦貴敬さんと、樋口“ベルゼブブ”和貞、上野勇希が登壇。


 まずは下浦さんより作品の紹介へ。
下浦「こちらの元になっている原作の終末のワルキューレはですね、月刊コミックゼノンにて連載中の累計発行部数900万部突破の人気漫画でございます。アニメも今年の6月よりNetflixにて放送され、来月10月より地上波の方でも放送が決定しているというとても人気のある作品になっております。その流れを受けて、我々舞台がですね、11月27日より、12月5日まで、新宿のスペース・ゼロという劇場で上演することが決定しました。今回このコラボマッチをさせていただく経緯としましては、この原作がですね、全世界の神代表対人類代表によるタイマン勝負、13番勝負という非常にぶっ飛んだ原作の内容でして、それを舞台で表現する上では、通常の役者だけではちょっと物足りないなと。各世界のスペシャリストが欲しいなとそういうエンターテイメントあふれるショーにしたいと思って今回企画を考えておりました。その中で関本さんの出演であったりが決まる中で、原作側アニメ側とより一層終末のワルキューレを広く楽しんでもらうためにはせっかくならぶっ飛んだ企画ができないかなという話になりまして、今回DDTさんにご協力いただいてスペシャルマッチという形が実現しました。当日にはですね、神軍には特別なコスチュームをこちらでご用意して、人類と神という形で特別コスチュームで試合を行って頂く流れになります」
樋口ベルゼブブ「はい、今回ね、神様になるということで、ありがたい話ですけど。その神様というのが、ベルゼブブ。あれですよね?ベルゼブブって、蝿の王で、どちらかというと邪神的な扱いをされるんですよね。不浄なモノと。ただね個人的にね、やっぱり本当に不浄なモノというのは人類だと思っているので、やっぱりその、ベルゼブブの力を借りてですね、ほんとに、今回行われる、後楽園で行われるラグナロクで、人類を根絶やしにして、そして、神様側、ゼウス、スサノオノミコト、アポロン、そしてベルゼブブ、この4人で人類に終末を与えたいと思います。よろしくお願いします」

上野「まずこの終末のワルキューレという素晴らしい作品のコラボマッチに関われて本当に嬉しく思っているところですね。この後楽園ホールで行われるラグナロクはですね、この原作でもまだ人類が生き残る事が許されるのか、滅されてしまうのかがわからないわけですけれど、この後楽園バージョンとして、人間が生き残る様、意思っていうのを見せたいと思うんですけれども!皆様、お気づきでしょうか?神側にはですね、名前にも魂が降りてきていますし、なんなら衣装、コスチュームも用意されるということなんですけども、人類側にはですね、この原作でもワルキューレと心を通わせることでヴェルンドというですね、神器を手に入れることによって、そのパワーで、パワーもあって神と対等に戦えるっていう事というかものがあるんですけど、人類側には何も用意されていなさそうな点だけは少し不安に思っていますけれど、この後楽園で行われるラグナロクで、人間はこれからも生きていくべきだということを見せていきたいとは思っています。頑張ります」

 ここで関本“ゼウス”大介よりビデオメッセージがあるとのことでスクリーンに映される。

関本ゼウス「おい、人類!俺たちが!審判を下してやる!9月26日、後楽園ホール、終末のワルキューレコラボマッチ!神対人類、8人タッグマッチ、当日は、俺の仲間を連れて行くから!覚悟しておけよ!」

――人類側ということで相手は神。普段使わないアイテムや凶器だったりとかを考えてたりは?
上野「奈良さん聞いてました!?僕だって、凶器というか、ヴェルンドを使えると思ってたんですよ!ワルキューレと心を通わせる事で、綺麗なワルキューレですよ!用意というか、助けてもらえるのかなと思ってたらそんな事もないんで、人類のポテンシャルで闘って行こうと思ってます(苦笑)すいません、はい、でも期待はしてます!」

――当日長州力さん解説に入られますがそこに関しては
樋口ベルゼブブ「長州さんが、解説に来る?ということですよね?そうですよね、まあでも、特に別に、長州さんに見たままをそのまま解説してほしいなという気持ちではあります」

上野「やっぱりこの人類側、僕らが負けてしまうと長州さんも滅されてしまうわけですから、非常にやっぱり、不安に思われるかと思いますんで、長州さんの思いも背負って当日神を倒したいと思います」

――下浦さんから見てプロレスにどのような思いがあって今回コラボしたのでしょうか
下浦さん「そうですね、我々は舞台を主にやってきたんですけれども、プロレスは先輩にあたるというか、エンターテイメントのショーとしてはとても完成されてなお進化しているという位置づけなので、我々今回舞台、通常の舞台を作るというよりもエンターテイメントのショーを作りたいっていう部分が一番でございます。なので今回のコラボマッチも、非常にそういう意味では神が勝つのか、人類が勝つのか皆様に楽しみにしていただいて、僕も楽しみにして、自分の作る舞台の方に活かせればと思っております」

――上野選手からは不安そうな声もありましたけれども、下浦さんとしては要望に答える何かしらのものはあるんでしょうか?
下浦さん「そうですね、ちょっと今のままだと神のほうにだいぶ傾いているような流れがあったので、すぐに検討して人類が対等に戦えるような何かを用意しないと我々も当日滅せられてしまうので、ちょっと頑張って考えようと思います。期待しててください」

『Who's Gonna TOP? 2021』
日程:2021年9月26日(日)
開始:11:30
会場:東京・後楽園ホール

▼終末のワルキューレコラボマッチ~神vs人類~
【神】関本“ゼウス”大介/樋口“ベルゼブブ”和貞/納谷“スサノヲノミコト ”幸男/“アポロン”彰人
vs
【人類】勝俣瞬馬/上野勇希/MAO/中村圭吾
※この試合の特別ゲスト解説を長州力さんが務めます

▼KO-D無差別級選手権試合
【王者】竹下幸之介
vs
【挑戦者】クリス・ブルックス
※第77代王者は初防衛戦

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