【試合詳細】9・4 新日本プロレスメットライフドーム大会 【IWGP USヘビー】棚橋弘至vs飯伏幸太 【KOPW】チェーズ・オーエンズvs矢野通 渡辺桃&上谷沙弥vs舞華&レディ・C

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『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』
日程:2021年9月4日(土)
開始:17:00
会場:埼玉・メットライフドーム
観衆:2,095人

▼第0試合 STARDOM SPECIAL MATCH 20分1本勝負
舞華/●レディ・C
12分2秒 フェニックススプラッシュ→片エビ固め
[Queens Quest]渡辺桃/○上谷沙弥

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
タイガーマスク/○ロビー・イーグルス
11分40秒 ロン・ミラー・スペシャル
[L.I.J]●BUSHI/高橋ヒロム

▼スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
[CHAOS]●YOH
24分41秒 レフェリーストップ
○SHO

▼『KOPW 2021』争奪戦 NO-DQ I QUIT MATCH 時間無制限1本勝負
【KOPW2021保持者/BULLET CLUB】●チェーズ・オーエンズ
28分3秒 ギブアップ
【挑戦者/CHAOS】○矢野通
※矢野が『KOPW2021』保持者へ

▼スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
[CHAOS]●オカダ・カズチカ
27分41秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め
[UNITED EMPIRE]○ジェフ・コブ

▼IWGP USヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○棚橋弘至
17分47秒 ハイフライフロー→片エビ固め
【挑戦者】●飯伏幸太
※第10代王者が初防衛に成功

矢野が久々に金髪番傘で極悪ファイト!2ヶ月ぶりに復帰の飯伏がUSヘビーに挑戦も棚橋が撃破!裏切りのSHOがBULLET CLUB入り!上谷のフェニックス・スプラッシュ炸裂!

第0試合

 先発は舞華と桃。舞華がタックルも桃がこれを切ってグラウンドの攻防へ。桃がフロントネックロックで捕らえるが、抜けた舞華がヘッドロック。桃がヘッドシザースで切り返すが、舞華は抜けて距離を取る。両者タッチ。

 上谷がガットショットからロープに振ろうとするが、レディ・Cが逆にロープに振ってショルダータックル。レディ・Cがロープに飛ぶが、桃が走り込んでスライディングで足を刈ると、上谷が低空ドロップキック。さらに上谷はボディスラムで叩きつけフォールも2。
 上谷は桃にタッチ。

 桃はコーナーでエルボー。さらに首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
 ボディスラム2連発からフォールも2。
 桃は膝立ちのレディ・Cの胸にミドルキック。レディ・Cがエルボーを打ち込むとエルボーを返す。
 桃がロープに飛ぶが、レディ・Cはネックブリーカードロップで迎撃し舞華にタッチ。

 舞華は串刺しラリアットからロープに飛んでショルダータックルで倒す。
 舞華は投げようとするが、上谷が出てきてダブルで投げようとするも、舞華は二人まとめてブレーンバスター。フォールも2。
 舞華はコーナーに振って串刺し攻撃も、避けた桃がミドルキック。さらに串刺しドロップキックから串刺し低空ドロップキック。さらに裏投げからフォールも2。
 桃はチキンウィングフェイスロックも舞華はロープを掴みブレイク。
 桃はロープにもたれかかる舞華の胸にローキック連打から、立ち上がり走り込んでできた舞華をミドルキックで蹴倒し、さらにサッカーボールキックからフォールも2。桃は上谷にタッチ。

 上谷は串刺しジャンピングニーからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
 舞華のラリアットを避けた上谷がニールキックも、避けた舞華がスライディングラリアット。これを避けた上谷が後頭部にドロップキックからフォールも2。
 上谷はラリアットを狙うが、巻き込んだ舞華がブレーンバスター。舞華はレディ・Cにタッチ。

 レディ・Cはガットショットからロープに飛ぶが、上谷はバク転して避けるとドロップキック。上谷がロープに飛ぶが、レディ・Cはショルダータックルで迎撃し、ココナッツクラッシュからロープに飛んでビッグブーツ。
 レディ・Cシーがロープに振ると、舞華が首投げからレディ・Cがロープに飛んでケンカキック。
 レディ・Cがロープに飛ぶが、桃が走り込んでドロップキックからブレーンバスター。さらに上谷がバク転ダブルニードロップからフォールも2。
 上谷はスワンダイブクロスボディアタックからフォールも舞華がカット。
 上谷はラリアットも、避けたレディ・Cが脳天唐竹割りからチョークスラムを狙うが、耐えた上谷をロープに振るも上谷はニールキックを叩き込む。
 上谷はコーナーに登るが、舞華が正面に上り雪崩式ブレーンバスター。
 レディ・Cがチョークスラムからボディプレス。フォールも桃がカット。
 レディ・Cは髪を掴んで引き起こすも、上谷がバックを取って突き飛ばすと桃がミドルキックで蹴倒し、上谷がロープに飛ぶがレディ・Cはビッグブーツで迎撃。
 レディ・Cはコーナーに登るとダイビング脳天唐竹割り。フォールも2。
 レディ・Cはエルボー連打でコーナーに押し込み、旋回式チョークスラムを狙うが上谷がフランケンで切り返し、スタークラッシャーで叩きつけフォールも舞華がカット。
 舞華は桃もラリアットで投げ捨て炎華落としを狙うが、着地した桃がハイキックからテキーラサンライズ。
 上谷と桃がコーナーに登り、ダブルのダイビングニーアタックをレディ・Cに叩き込み、さらに上谷がコーナーに上りフェニックス・スプラッシュを投下。これで3カウント。

<試合後コメント>
渡辺桃&上谷沙弥
上谷「はい、女子プロレス団体・スターダム、Queen’s Questの上谷沙弥です。まずはこんなに大きなメットライフドームという会場で試合させていただいて、本当に本当にありがとうございます。スターダムをもっともっと新日本プロレスさんのファンの方にも愛してもらって、まだ見たことがないたくさんの人たちにも、もっともっと知ってもらえるように、これからも精進していきますので、これからもよろしくお願いします。ありがとうございます」
渡辺「はい、同じくQueen’s Questの渡辺桃です。今回上谷が勝ってくれて、スターダムのQueen’s Questが皆さんに知ってもらえたらと思います。これでスターダムを見たいなと思ってくれた方は是非見に来てください」
上谷「ください!」
渡辺「この度はありがとうございました」
上谷「ありがとうございました!」

舞華&レディ・C
舞華「負けたけど、今日どうだった?」
レディ・C「凄いあっという間でまだ飲み込めてないというか実感がないんですけど、大好きな新日本プロレスさんのメットライフドームという大きな舞台に立てたことがもの凄く嬉しく感じています。最初出場を聞いた時にまだデビューして1年経ってなくて、初勝利もできてない自分みたいな新人が大丈夫かなという緊張のほうが大きかったんですけど、いざリングに立って、舞華さんと一緒に戦えてあっという間で、ちょっと言葉で上手く言い表せないけど、凄い最高の空間でした。本当にありがとうございました」
舞華「Cは2年目? 1年目?」
レディ・C「1年目です」
舞華「私も3年目。スターダムは若さ、そして勢いある選手たちばっかりなんで、これから新日本プロレスさんに負けないように、私たちスターダムももっともっと盛り上がっていきたいと思います。明日、私のユニットであるDonna Del Mondoのジュリア、朱里が、もっともっと盛り上げてくれると私は思っています。今日はありがとうごいました」
レディ・C「ありがとうございました。ここがゴールじゃなくて、これからだと思っているので、是非ともスターダムをよろしくお願いします」

第1試合

 先発はロビーとヒロム。両者走り込み前蹴りの避け合いから、ヒロムがロープに飛んでラリアットも避けたロビーにガットショット。ロビーはロープに振ろうとしたヒロムの腕をとりロープを駆け上がってのアームホイップを狙うが、耐えたヒロムがコーナーに振ってく師刺しラリアットも、避けたロビーがハイキックもヒロムは避けてお互い肩を叩いて称え合う。
 ヒロムはBUSHIにタッチ。

 ロビーもタイガーにタッチしようとするが、ヒロムが走り込んで背中にエルボー。
 BUSHIがコーナーに振って走り込むが、ロビーはBUSHIを避けてヒロムがフランケンで投げ捨て、BUSHIがガットショットからロープに飛ぶがロビーはニールキックで迎撃しタイガーにタッチ。

 タイガーはヒロムにダイビングクロスボディアタックからドロップキックで場外に叩き出し、ロビーとともにBUSHIの膝を蹴って座らせると、前から後ろからサンドイッチローキック連打からサンドイッチ低空ドロップキック。
 タイガーはロープに振って風車式バックブリーカーからフォールも2。
 タイガーはストンピングからロープに飛ぶが、BUSHIはガットショットで迎撃しヒロムが足への低空ドロップキック。さらにBUSHIが顔面に低空ドロップキック。
 BUSHIはTシャツを使ったチョーク攻撃。これをレフェリーが注意すると、ストンピングからコーナーに叩きつけてヒロムにタッチ。

 ヒロムはガットショット連発から顔面を踏みつけ、足へのエルボードロップ連発からBUSHIにタッチ。

 BUSHIとヒロムはタイガーの足を掴んで股割り。
 BUSHIはコーナーに叩きつけ、チョップからセカンドロープにタイガーの足を載せて絞り上げると、これを離して足へのドロップキック。
 リングに転がしフォールも2。
 BUSHIはストンピングからヒザを踏みつけていき、これを離すとヒロムにタッチ。

 ヒロムはストンピングから引き起こすと、チョップの打ち合いからヒロムがコーナーに振ってく師刺しラリアットからロープに飛んで低空ドロップキック。ヒロムが掟破りのロン・ミラー・スペシャルで捕らえながらロビーを挑発。ロビーはリングに入ろうとするが、これはBUSHIが場外に落とす。タイガーはロープを掴みブレイク。
 ヒロムは肩に担ぐも、着地したタイガーがバックキックで迎撃しソバットからハイキック。
 タイガーはロビーにタッチ。

 ロビーはBUSHIとヒロムをまとめてミサイルキックで蹴散らし、膝立ちのヒロムへミドルキック連打からロープに飛んでレッグラリアート。
 ロビーは串刺しジャンピングダブルニーから再度走り込むが、ヒロムが足を伸ばしてカットするも、ロビーは足への619から串刺し低空ダブルニー。フォールも2。
 ロビーはコーナーに登りワープ4.5もヒロムが避けるBUSHIがロビーを羽交い締めに。そこへヒロムが走り込むもロビーが避けてBUSHIに誤爆させると、ヒロムの後頭部にドロップキック。
 ロビーは足へストンピング連打からロン・ミラー・スペシャルを狙うが、ヒロムは下から蹴り上げ逃れる。
 ロビーはソバットからアサイDDTを狙うが、耐えたヒロムが担ぐも、着地したロビーへエルボー。ロビーは足を蹴りつけてロープに飛ぶが、ヒロムはカウンターのライガーボム。
 ヒロムはBUSHIにタッチ。

 BUSHIはロビーをコーナーに叩きつけるが、ロビーは逆にコーナに振って走りこむがBUSHIはロープを使ったオーバーヘッドキックで迎撃するとミサイルキックからウインドミルで立ち上がる。
 BUSHIはロビーのラリアットを巻き込んでDDTからフォールも2。
 ロビーはロープに振るが、BUSHIはロビーのラリアットを避けて場外のタイガーにトペ・スイシーダ。
 ヒロムとロビーがエルボーの打ち合いからヒロムがエルボー連打。さらにトラースキックも避けたロビーが足への延髄斬り。BUSHIが走り込んでコードブレイカーを狙うが、ロビーがターボバックパックを狙うも切り返したBUSHIが逆さ押さえ込みを狙うが、切り返したロビーがロン・ミラー・スペシャル。これはヒロムがカット。
 BUSHIがヒロムを場外に投げ捨てトペ・スイシーダを発射。
 ロビーはスワンダイブミサイルキックからターボバックパック。フォールにいかずロン・ミラー・スペシャルで捕らえギブアップを狙った。

<試合後コメント>
タイガーマスク&ロビー・イーグルス
タイガー「サンキュー、ロビー!(※と、イーグルスと握手)」
イーグルス「サンキュー、タイガーマスク・サン!」
タイガー「ロビーは明日、ヒロムとね、IWGPのタイトルマッチ。今日はいい前哨戦だったと思います、彼は。あと僕に関して言えば、ロビーとのタッグでメットライフドームというところで、このように組んでもらえたというところがね、すごくありがたいし、やはり会社も僕とロビーのタッグを少しでもいいなと思ってくれてるなと思うんでね。まあホントにこれはロビーのおかげでもあるし、僕もロビーに発奮させられるところもあるし。ロビーはこのようにシングルやってるんで、僕はぜひ、このロビーと組んでタッグを狙いたいなと思ってますね。もちろんチャンスがあれば、いつでも僕とロビーで行きます、ハイ!」
イーグルス「サンキュー、タイガーさん! いつもは俺たちを合わせて『フライング・タイガーズ』と呼んでるけど、今日明日の俺たちは『BOMB SQUAD(爆弾処理班)』だ。俺たちがあのTIME BOMBを取り除く。今日もレジェンドのパートナー、タイガーさんのナイスなアシストがあって勝利できた。(タイガーに)あのトぺは素晴らしかった」
タイガー「サンキュー!(笑)。もうね、僕はロビーのうまいサポートができればいいなと思ってるんでね」
イーグルス「今日、前哨戦でL・I・Jに勝った」
タイガー「(※英語で)明日は勝ってくれよ!」
イーグルス「イエス! 最後に組んでから少し時間が経ってるけど、今日も俺たちは息ピッタリだった。この勢いで明日も勝って、ベルトを防衛する。こないだも言ったが、ヒロムにとっては久しぶりの俺とのシングルだから色々心配してるだろう。だけど今日はほんの少しの味見程度しか触れられなかった。ヒロムは相当やる気になってるが、ケガから復帰したばかりで体は思うように動かず、イラついてるように見えた。でも俺はその傷跡を攻めて、攻めまくる。明日、ここメットライフドームで必ず俺がIWGPジュニアのベルトを防衛する。ベルトにはタイガーマスクやイノウエ(井上 亘)、タグチといった歴代のチャンピオンの名前が刻まれている。もうスペースがなくてロビー・イーグルスの名前はないけど、チャンピオンからの要求だ。第90代チャンピオン、ロビー・イーグルスの名前も入れてくれ。俺はここから防衛記録を作っていく。まぐれじゃない、実力で獲ったこのベルトを俺はヒロムのように簡単に落としたりしない。絶対にこのベルトを離さない」
タイガー「まぁ、ロビーの言ってることは分かんないけど、とにかく、『俺が一番強い』っていうことです! ハイ!」
イーグルス「アリガトウゴザイマシタ!」
タイガー「(※立ち上がると後ろを向いてマスクの後頭部部分、左右に鷲と虎の模様が入っているのを指し)見てください、これを。イーグル&タイガー。(ロビーが)何を言ってるかは分からないけど」

高橋ヒロム
ヒロム「ロビーが1匹、ロビーが2匹、ロビーが3匹、ロビーが4匹、ロビーが5匹、ロビーが6匹、ロビーが7匹、ロビーが8匹、ロビーが9匹、ロビーが10匹、何匹いた、ロビーが! あぁ、ロビー! 『オマエはベルトしか見えてない』だと!?なぁロビー、俺にはロビー、オマエのことがすごく見えてるよ、そして! 何としてでも! (※立ち上がって机から乗り出しながら)ロビー・イーグルス、オマエからIWGPジュニアヘビー級のベルトを奪いたい。それだけだ、アーーーーーー!それにしても、俺は何てタッグマッチが下手クソなんだ! 申し訳なさすぎる! これじゃタッグベルト挑戦も、難しいだろうなぁ。いやぁ、IWGPジュニアヘビー級のベルトを獲ったら、IWGPジュニアタッグもいこうと思ったんだけどな、なかなか難しいな。やっぱ俺という男が、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンでないからなのかもしれないな。うん……。とにかく、明日が楽しみで仕方がないんだ、ロビー・イーグルス。俺がいろんな、オマエと闘う前にいろんなことをやりすぎて、オマエは何か勘違いしちゃってるんだよな。『俺のことが見えてない』『オマエはこのベルトさんを獲ることしか興味がない』いやいや、そんなことないんだよ。淋しいこと言わないでくれよ、ロビー・イーグルス。俺はお前とやるのが楽しみで仕方ないんだ。だから今日もロビーがたくさんいるように見えたよ。誰と闘ったんだ、今日? ロビー? ロビー2匹と闘った気がするよ! それぐらい、ロビー・イーグルス、オマエと闘うのが楽しみだし、オマエから獲ることが目的なんだ。(※立ち上がって控室に向かおうとしながら)ロビー・イーグルス、バンダナ取った方がかっこいいぞ?」
※BUSHIはノーコメント

第2試合

 SHOは入場曲を変更し黒いコスチュームで入場。
 YOHは入場するなりSHOに殴りかかり試合開始。

 エルボーの打ち合いから髪を掴んでエルボーの打ち合い。SHOがロープに押し込みサミングからヘッドロック。ロープに振るが、避けたYOHがカニバサミで倒しドロップキック。マウントエルボー連打から、髪を掴んで引きおこしエルボー。さらにロープに押し込み髪を掴んでエルボーからエルボースマッシュ。
 YOHはロープに振っていくが、SHOはスライディングで場外に降りるとYOHもこれを追いかけるが、SHOはヤングライオンをYOHに突き飛ばしてぶつけると、動きが止まったYOHを鉄柵に叩きつけていく。さらに鉄柱を使って腕を絞り上げていき、これはレフェリーが注意しブレイク。
 SHOは鉄柵を使って腕を絞り上げ、そのまま鉄柵を蹴りつけていくが場外カウント15でリングへ。YOHも18でリングへ。
 SHOはYOHを再度場外に引きずり落とし鉄柵に叩きつける。
 カウント18でYOHはリングへ。

 SHOは顔面を蹴りつけていき、YOHが立ち上がるとエルボーを打ち込んでいく。SHOはサミングでロープに押し込み、ロープに振ってキチンシンク。
 SHOはサッカーボールキックを打ち込んでいきフォールも2。

 SHOはスタンディングの脇固めで捕らえ、そのままボディブロー連発から大外刈りで倒す。
 SHOはコーナーに叩きつけてガットショット連発から胸に乗っていき、レフェリーがこれを引き剥がすと顔面を踏みつける。
 YOHはその足を掴んでからエルボー連打。SHOはサミングからロープに押し込むも、YOHはロープに振ってドロップキック。
 YOHはランニングエルボー2連発も、SHOがロープに振るがYOHはジャンピングエルボーで倒す。
 YOHは串刺しジャンピングバックエルボーからストンピング連打。さらにボディを蹴りあげ後頭部を蹴りつけてエプロンに転がす。髪を掴んで引き起こすも、SHOはロープを使ったアームブリーカーから足を掴んで場外に引きずり落とすも、YOHが鉄柵に振るがSHOがこれを耐える。だがYOHは走り込んでドロップキックからリングに戻るとトペ・コンヒーロ。

 リングに戻り、YOHはファルコンアローからフォールも2。
 YOHはエルボー連発でロープに押し込み、ボディへのショルダーアタックからコーナーに乗せて正面に登ると雪崩式ブレーンバスターを狙うが、耐えたSHOがエルボーで落とす。だがYOHは再度正面に登るが、SHOは滑り降りて担ぐとYOHはウラカンラナを狙うが、SHOは強引にパワーブリーカー。
 SHOはロコモーションジャーマンスープレックスも、3発目を耐えたYOHの髪を掴んでからミドルキック。さらにランニングミドルも、キャッチしたYOHがドラゴンスクリューで迎撃しスターゲイザー。すぐにSHOは逃れてエルボーを落としブレイク。
 SHOはショルダーアームブリーカー連発から腕へのサッカーボールキック。さらにロープに飛んでいくが、YOHはジャンピングニーで迎撃しロープに飛ぶが、SHOもジャンピングニーで迎撃しアームブリーカーを狙うが、YOHがバックを取り返し投げ捨てジャーマン。すぐにSHOが立ち上がりラリアット。両者ダウン。

 SHOが髪を掴んで引き起こしロープに飛んでラリアット。さらにショックアローを狙うが、切り返したYOHがタックルからスターゲイザー。SHOはロープを掴みブレイクしようとするも、YOHが回転しアウト・オブ・プリント。SHOはロープを掴みブレイク。

 YOHはドラゴンスープレックスを狙うが、SHOがそのままコーナーに下がり潰して逃れるが、SHOは膝裏への低空ドロップキックからコーナーへの投げ捨てドラゴンスープレックス。
 YOHはダイレクト・ドライブを狙うが、SHOが切り返してパイルドライバーを狙うが、YOHはリバースして逃れる。
 両者膝立ちでエルボーの打ち合い。SHOは左右のエルボー連打からストンピング連打。
 YOHが起き上がると左右のエルボー連打で膝をつかせるも、SHOも立ち上がると左右のエルボー連打からショートレンジラリアット。受けきったYOHに再度ショートレンジラリアットも、YOHはこれも受けきる。
 SHOはラリアットを打ち込みYOHが膝をつくと、髪を掴んで引き起こしロープに飛ぶが、YOHがラリアットで迎撃。
 YOHはドラゴンスープレックスホールドも2。

 YOHはダイレクト・ドライブを狙うが、SHOは切り返すとレフェリーに付き飛ばし、再度レフェリーに叩き込むとスピアー。
 SHOは場外に降りてイスをリングに持ち込み、YOHの顔面にフルスイングも避けたYOHがトラースキック。
 YOHはイスを持つと振りかぶるが、SHOが「YOHさん!」と助けを乞う。YOHはイスを投げ捨て顔面へのトラースキックからダイレクトドライブを狙うが、耐えたSHOが急所攻撃からイスを掴んでYOHの頭頂部に叩き込む。
 大の字になったYOHをフォールするが、2で髪を掴んで引き起こすと三角絞めで捕らえ、落ちたYOHを離さないSHOをレフェリーが引き剥がして試合を止めた。

SHO「YOHさん、だから、何度も言わせないでくださいよ。引退しろつってんだろ!」

 SHOがYOHを場外に蹴り落とすと、BULLET CLUBがリングに現れSHOにTシャツを手渡す。
 SHOはこのTシャツを着てToo Sweetをきめた。

<試合後コメント>
BULLET CLUB
SHO「YOHさんよ、負けても悔しさが湧いて来ないとか、なんか言ってたな。お前、今悔しいんじゃないのか? 誰よりもこの俺に負けるのが悔しいんだろう。知ってるぞ。さっさとこのリングから降りて、一生負け犬のように悔しがって生きてろ」
EVIL「オイ、いいか、この男がマーダーマシン・SHOだ。これからよ、マーダーマシンが死体の山を築き上げていってやるからな。そしてよ、俺ら4人がBULLET CLUBのハウス・オブ・トーチャー(House of torture)だ。全員、拷問の館に引きずり込んでやるよ。まずは鷹木、お前からだよ。よく覚えておけ。よし行くぞ!」

YOH
「(よろよろとした足取りでテーブルの前で倒れ込み)うああああああああああ……!…俺に…時間をください」

第3試合

 矢野が金髪に番傘とかつての姿で入場し、宣伝もない状態へ。
 入場してきたチェーズに矢野が走り込み、花道でのエルボーの打ち合いから矢野がサミング。さらに鉄柵に叩きつけていくが、チェーズはパウダー攻撃。
 チェーズはストンピングからチョーク攻撃。続けて鉄柵に叩きつけ、ナックルからチョーク攻撃。

 リングに戻り、チェーズが背中を蹴りつけるが立ち上がった矢野はサミングからショルダータックル。すぐにチェーズが足をすくって倒しチョーク攻撃。
 これを離したチェーズは場外に投げ捨て、ストンピングから踏みつけチョークから鉄柵に振ろうとするが、矢野は逆に振り返すとリングの下からゴミ箱を引っ張り出すとチェーズの脳天に叩き込む。
 矢野は背中にトレイ攻撃から、リングに投げ入れるとマイクを持ち出し「言え!」とギブアップを要求するが、言わないと見るやゴミ箱をかぶせてからマイクを持たせてゴミ箱に番傘攻撃。
 チェーズはリングに転がると、コーナーにイスをセット。チェーズにロープを使ったチンロックも、耐えたチェーズをコーナーのイスに叩き込む。
 矢野はリング中央にゴミ箱をセットし、そこに投げようとするがチェーズがボディブローで耐えると逆にゴミ箱へのブレーンバスター。
 チェーズはゴミ箱のフタで殴りつけ、矢野の足を掴んでエプロンへのレッグブリーカー。さらに鉄柱を使っての足4の字固め。これを離すと急所へゴミ箱を投げつける。
 チェーズはゴミ箱のフタで顔面をサンドイッチ。耳を抑えて倒れた矢野の両手首にチェーズはテキサスロープを繋ぎ、さらにそのロープをコーナーに巻きつけると矢野は腕を上げて動けなくなる。
 チェーズはリング下から竹刀を持ち出しボディへフルスイング。さらに口の中に突っ込み、これを離すとボディへ竹刀を連打し投げつけていく。
 チェーズはラダーをリングに投げ入れ、矢野の手首からテキサスロープを離すとリングに転がしラダーをセット。
 だが背後から矢野がハンマーブローを叩き込みラダーを起こすが、チェーズが背後から殴りかかりロープに飛ぶが、矢野がラダーを使ったマンハッタンドロップ。

 矢野はラダーを場外に投げ捨てると、場外に転がったチェーズを追うが、チェーズは矢野を鉄柵に叩きつけるとラダーをエプロンと鉄柵を繋ぐようにセット。
 矢野の背中に竹刀攻撃からラダーに顔面を叩き込み、エプロンに乗せるとラダーへのブレーンバスターを狙うが、耐えた矢野がエルボー連打。

 リングに戻り、矢野がストンピングからロープを使ったスリーパー。そのままサミングと鼻フックもチェーズはギブアップを言わず。
 矢野はロープに飛ぶが、チェーズはカニバサミでロープに叩き込むと後頭部へのVトリガー。さらに後頭部へ串刺しVトリガーからパッケージドライバーを狙うが、耐えた矢野の背中にエルボー連打から再度パッケージドライバーの体勢。矢野はロープ際に歩きショルダースルーでエプロンに落とすと、チェーズのエルボーをガードしサミングからスタンガン。
 矢野はラダーをリングに持ち込み、チェーズの顔面にラダーを叩き込むと、チェーズは鉄柵にかけられたラダーに落下。
 
 矢野は場外にテーブルを横並びに2台セットするが、チェーズはトレイを矢野の頭に叩き込む。
 矢野をテーブルに寝かせると、チェーズはコーナーに登るが矢野がエプロンに駆け上がりエルボーからブレーンバスターの体勢。耐えたチェーズがヘッドバッドを叩き込み、一度場外に降りると近づいてきた矢野にソバットから手錠を持ち出す。だが矢野はボディスラム。チェーズは急所攻撃から場外マットを剥がし、矢野の顔面にケンカキックからパッケージドライバーを狙うが、矢野がリバースしていく。
 矢野はチェーズの腕を手錠で鉄柵に捕らえようとするが、チェーズは逃れてリングに走り込むと、追ってきた矢野にガットショットからロープに飛ぶが、矢野がアトミックドロップを狙うがジャンピングニーで切り返したチェーズがショートレンジラリアットでなぎ倒す。
 矢野はエプロンに転がると、そのまま場外の机に落ち、チェーズはテーブルに登るとテーブルへのパッケージドライバー。
 チェーズは矢野を引き起こすと、手錠で鉄柵に両腕を捕らえ、動けなくなった矢野の顔面に水をかける。
 チェーズはマイクを持ち矢野にギブアップを迫るが、断った矢野にムチのようにテキサスストラップ攻撃を打ち込んでいく。
 矢野は「NO」と叫び続け、チェーズがリングの下からバットを持ち出していくが、矢野はそのすきにテーピングの下から手錠の鍵を出すと逃れる。
 走り込んできたチェーズの急所を矢野は蹴り上げ、チェーズに手錠をかけてリングに投げ入れると、矢野は手錠の鍵を場外に投げ捨てテキサスストラップを使ったムチ攻撃連打。
 さらにテキサスストラップを使ったスリーパー。これを離すと机をリングに投げ入れ、テキサスストラップ攻撃から机への鬼殺し。
 矢野はチェーズをロープへ手錠で固定し、ハサミを取り出し髪を切ろうとするが、チェーズがツバを顔面に吐いていく。怒った矢野がハサミをチェーズの目に突き刺そうとすると、たまらずチェーズがギブアップを叫んだ。

<試合後コメント>
矢野通
「(手に持ったハサミをビデオカメラの方に突きつけながら)オイ、オマエらよく聞け! チェーズ・オーエンズ、オイ! テメェなぁ、そのぐらいの肝っ玉でなぁ、俺様にケンカ売ろうなんてなぁ、100万年早いんだ、いや、100億年早いんだバカヤロー、オイ! テメェ、オイふざけんな! KOPW、ナメてたらなオイ、テメェ痛い目見るぞコノヤロー!」

チェーズ・オーエンズ
「(座り込んで机に寄りかかり弱々しい声で)ヤノ……オマエ、頭おかしいのか! 目玉を取られるところだった! これで終わったと思ったら大間違いだ! だが今の俺が目指すはもっと大きな舞台だ…数週間後の…。ヤノ…このクレイジー野郎が!」

第4試合

 お互い走り込んでエルボーの打ち合いからオカダがネックブリーカードロップ。
 オカダは首投げからロープに飛ぶが、コブはショルダータックルで迎撃。オカダは一度場外に逃れる。

 オカダが挑発し、コブが場外に降りるとオカダは入れ変わりでリングへ。コブがリングに戻るとオカダが場外へ入れ変わる。コブが再度場外に降りると、オカダはガットショットからエルボー。コブもエルボーを打ち込むと、オカダはオーカーンにもたれかかる。手を出さず笑顔のオーカーンに、オカダは走り込んできたコブを突き飛ばし、コブを鉄柵へ叩きつける。

 リングに戻り、コブがボディブローからエルボー。オカダもエルボーで返し、コーナーに振ろうとするが耐えたコブがフロントスープレックス。
 コブはストンピング連打から担ぐと対角線のコーナーに連続で叩きつけていき、これを離すとフォールも2。

 オカダはボディブローからエルボー。コブは膝蹴りからロープに飛ぶと、オカダのショルダースルーを直前で耐えてエルボー、再度ロープに飛ぶがオカダはフラップジャック。
 オカダはエルボー連打も、コブがロープに振ってラリアットを狙うが、避けたオカダがランニングバックエルボー。
 オカダはコーナーに振って串刺しジャンピングバックエルボーも、キャッチしたコブがワンハンドパワーボム。オカダは場外に転がり降りる。

 場外でコブはチョップから首投げで倒しオカダの胸に乗っていく。
 
 リングに戻り、オカダがエルボー連打もコブはダブルチョップで倒し、顔面を蹴りつけ引き起こす。
 コブはコーナーに叩きつけてからフォールも2。再度フォールも2。

 コブはストンピング連打からボディに乗り、背中に膝蹴り連発からフォールも2。

 コブはベアハッグで絞り上げ、逃れようとしたオカダを力任せにコーナーに投げ捨てる。
 オカダはエルボー連打も、コブはヘッドバッド。
 オカダは足を掴んで起き上がると、ビッグブーツから投げようとするが、耐えたコブが背中にエルボー連打から右ストレート。コーナーにもたれかかるオカダにコブが走り込むが、オカダはカウンターのリバースネックブリーカードロップ。
 コブがロープに振っていくが、オカダはバックエルボーで迎撃しDDT。さらにガットショットからDDT。続けてラリアットを避けてガットショットからDDT。フォールも2。

 オカダはマネークリップを狙うもコブはすぐにロープを掴みブレイク。

 コブはガットショットからコーナーに登るが、オカダはドロップキックで場外に叩き落とす。
 オカダは場外でエルボーから鉄柵に叩き込み、ビッグブーツで鉄柵の外に叩き出すと、鉄柵を飛び越えたフライングクロスボディアタック。キャッチしたコブがマットのない場外へブレーンバスター。

 リングに戻り、コブがアバランシュホールド。フォールも2。
 すかさずコブはその場飛びムーンサルトからフォールも2。

 オカダはエルボーを打ち込んでいくが、コブが背中へのエルボーで膝をつかせ、ロープに振るがオカダはロープを掴んでタイミングをずらすと、走り込んできたコブを場外に落としリングからプランチャを投下。
 コブはキャッチするが、逃れたオカダがDDT。

 リングに戻り、コーナーに登ったオカダがミサイルキック。
 オカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、コブが担ぐもオカダは着地し背中へのドロップキック。
 オカダはロープに振ってドロップキックから、ツームストンパイルドライバーで突き刺しマネークリップ。コブが立ち上がるとアームドラッグからマネークリップ。コブはロープに足を伸ばしブレイク。

 コブは膝立ちでエルボーを打ち込んでいくが、オカダはビッグブーツもキャッチしたコブがエクスプロイダーを狙うが、耐えたオカダの背中にエルボーから垂直落下式シットダウンパワーボム。

 エルボーの打ち合いを制したコブが串刺しジャンピングバックエルボーから、アスレチック・プレックス。
 オカダをロープに振るが、オカダはドロップキックで迎撃。走り込んできたコブへオカダがエルボースマッシュからローリングエルボーも、避けたコブがトラースキックからバックを取るが、エルボーで逃れたオカダがボディを蹴り上げロープに飛ぶが、コブがドロップキックで迎撃しツームストンパイルドライバー。
 コブはレインメーカーポーズからアロハメーカーを狙うが、オカダは着地しローリングラリアット。受けきったコブがラリアットも、避けたオカダが逆さ押さえ込みからのショートレンジラリアット。
 オカダは再度ショートレンジラリアットも、避けてロープに飛んだコブへドロップキック。
 オカダは旋回式ツームストンパイルドライバーからレインメーカーを狙うが、コブは避けて担ぐもオカダは着地して強引に担ぐがコーナーにもたれかかる。コブはそのままコーナー上に座りフロントネックも、逃れたオカダがエルボーから正面に登ると担ごうとするが、コブはエプロンに着地するとトラースキック。
 コブが逆に正面に登ると、雪崩式ブレーンバスターを狙うが、ボディブローを打ち込んだオカダがエルボー連打でリングに落とすが、コブはヘッドバッドから正面に登り雪崩式ツアー・オブ・ジ・アイランド。再度ツアー・オブ・ジ・アイランドで叩きつけて3カウントを狙った。

<試合後コメント>
ジェフ・コブ
「ジャパン、どういたしまして! これで雨は止んだ! これからは雲一つない青空を楽しめ! これも全てUNITED EMPIRE、アロハメーカー、ザ・ハチェット、そしてIMPERIAL UNIT、ジェフ・コブのおかげだ! 単にロゴのカッコよさに惹かれてUNITED EMPIREに加入したわけじゃない。変化を求めていたからこのユニットを選んだ。ウィル・オスプレイ、グレート-O-カーン、アーロン・ヘナーレ、ジェフ・コブ、俺たち4人は今、改革を起こしている! 変化を起こすには、一番上から始めるのが一番だ。だから、手っ取り早くレインメーカーから始末した! UNITED EMPIREが全てを乗っ取った今、変化はもうそこまできている。ニュージャパンのロゴもライオンマークからキャッスル(城)に変える時が来た。現在の海外版の公式サイトはnjpw1972.comだが、今にUnitedEmpire2021(.com)に変わるだろう。オカダ、お前は頑張った。今日からもうお前を“ヤングボーイ”とは呼ばない。今日のお前の闘いは凱旋帰国して一人前になったレスラーそのものだった。オカダ、『G1』で俺と同じブロックになったら大変だぞ。別々のブロックでも決勝戦で俺と当たらないことを祈っておけ。次も同じ結果を与えてやる。UNITED EMPIREが全てを制覇する!」

※オカダはノーコメント

第5試合

 手4つの距離の取り合いから飯伏がタックルも棚橋がスカして改めて手4つを狙う。
 飯伏がタックルも耐えた棚橋をロープに押し込むがクリーンブレイク。

 ロックアップから棚橋がヘッドロックで絞り上げる。グラウンドになると飯伏はヘッドシザースで捕らえるが、棚橋は回転して逃れるとヘッドロックを狙うが、飯伏は切り返してヘッドシザース。逃れた棚橋がヘッドロックを狙うが、飯伏が切り返してヘッドロック。グラウンドに持ち込むが棚橋がヘッドシザースも、飯伏はこれを逃れて距離を取る。

 リストの取り合いから飯伏が腕を取るが、棚橋はロープに足を伸ばしブレイク。
 飯伏は背中にエルボーからコーナーに振ろうとするが、逆に振った棚橋が走り込むも、飛び越えた飯伏の足へ棚橋は低空ドロップキック。
 棚橋は足へのストンピング連打から足へのエルボードロップ。そのままアキレス腱固めも飯伏はこれを耐える。
 棚橋は再度足へのエルボードロップからインディアンデスロック。飯伏はチョップを打ち込み、ロープを掴みブレイク。

 棚橋は足へのストンピング。立ち上がった飯伏がエルボー連打も、棚橋は足を蹴りつける。
 飯伏はエルボー連打も棚橋は左右のエルボーからガットショット。さらに足を蹴りつけて飯伏は倒れる。

 飯伏は立ち上がりミドルキックも、キャッチした棚橋が足へのエルボーからロープに飛ぶが、飯伏はドロップキックで迎撃。

 飯伏は左右のチョップからミドルキック。さらにソバットも棚橋がロープに振るが、飯伏はレッグラリアートを叩き込み、さらにその場飛びムーンサルト。
 飯伏はバックを取るが、棚橋がバックエルボーで逃れロープに飛ぶも、飯伏はフランケンで投げ捨て棚橋は場外へ。そこへ飯伏がバミューダトライアングルを投下。

 リングに戻り、飯伏はスワンダイブミサイルキックからバックを取るが、耐えた棚橋がバックエルボー。飯伏はミドルキックも、キャッチした棚橋がドラゴンスクリュー。
 飯伏と棚橋はラリアットの避け合いからエルボーの相打ち連発。飯伏が打ち勝ちエルボー連打から背中にエルボー。崩れ落ちた棚橋の後ろから首へのエルボー連打。
 飯伏はカミゴェの体勢も、棚橋はカウンターのツイスト・アンド・シャウト。
 棚橋はロープに飛んでスリングブレイドも、立ち上がった飯伏へ強烈なビンタ。
 飯伏はロープに振ろうとするが、棚橋はスリングブレイドを狙うも飯伏はこれを逃れるが、棚橋はすぐに走り込みスリングブレイド。
 棚橋はコーナーに登りハイフライフローを投下するが、飯伏は剣山で迎撃しすぐさまカミゴェ。
 両者ダウン。

 飯伏はボマイェからカミゴェを狙うが、立ち上がった棚橋へその場飛びジャンピングニー。
 飯伏はそのままカミゴェを狙うが、棚橋は腕をクロスして耐えると、飛びついてのスリングブレイドからフォールも1。

 棚橋はドラゴンスープレックスホールドも2。

 棚橋はハイフライフローアタックからハイフライフローを投下しフォール。これで3カウント。

棚橋「みなさんが、言えない、代わりに、俺が言いますね。飯伏!おかえり。飯伏、まだまだ、夢の続きが、あるだろ?しっかり、コンディション整えて、上がってこいよ!」
飯伏「また!もう一回!試合お願いします!ありがとうございました!」
棚橋「いっぶっし!いっぶっし!いっぶっし!ありがとう!ありがとう!あー、よし、よーし、元気よく行こうか。7年ぶりに!新日本プロレスが!西武ドームに!帰ってきたぞ!!7年前はさ、俺、メインイベントじゃなかったんだよね。ということは、7年後に、メインイベントをしめる俺、すげー。俺すげー!皆さん今日一番の拍手を、俺スゲー!雷も、応援してくれてますね。というわけで、2DAYS、初日、明日もあります。ありがとうございます。みなさんがね、皆さんが、いつでも、みなさんがいつでも、新日本プロレスの会場に、帰ってこれるように、俺は、リングに、立ち続けて、皆さんを待ってます。よし、長時間ありがとうございました。明日もよろしくお願いします!」
(一度リングを去ろうとするが、ファンが拍手で棚橋をリングに戻す)
棚橋「西武ドーム!メットライフドーム!会場のみなさーん!盛り上がって行こうぜー!(エアギター)アンコール!アンコール!アンコール!(コーナーに登り再度エアギターからリングに叩きつける)久しぶりに壊したー!(観客の拍手から、客席からギターを投げられ棚橋が受け取り、再々度エアギター)ありがとう、返すわ(ギターを客席に投げる)皆さん本当に長時間ご観戦ありがとうございました。すこーしずつかな、ちょっとずつ、一歩、半歩、ちょっとでもいいから、明日が良くなりますように。明日が明るくなりますように。明日が、楽しくなりますように。ということで、じゃあ最後に!会場のみなさーん!愛してまーす!」

<試合後コメント>
棚橋弘至
「ありがとうございました。7年ぶりにね、西武ドーム、ま、メットライフドーム大会ができて、7年前はギターでぶん殴られた記憶しかなくて。でね、7年後、見てくださいよ。メインイベントで、タイトルマッチで、勝ってんだから。あぁ~、これは、『棚橋疲れてない説』がさらに現実味を帯びてきたというか。でね、ま、今日の、タイトルマッチだったけど、ファンのみんなは、飯伏がどういう状態で帰ってくるかというのが気になってたと思うし……俺もね、あんまり情報が入ってこなかったから、予想はできなかったんだけど……チッ、三味線カマしやがったっすね。全然変わってねぇじゃん! ま、本人が本人のコンディションを判断するっていうのは、自分の感覚だからアレだけど、やってる感覚としては……だからね、素直に、『おかえり』と。よし。新日本プロレスで、いつもそこにいて、『おかえり』って言う係、もうちょっと俺がやりますよ。何でかって言うと、ファンの皆さんが安心して戻ってこれた時に、『おかえり』と言いたいから。だから……まだ、先になるよね。先になるけど、みんなね、それぞれの生活、それぞれの目標に向かって、頑張っていきましょうよ。でね、何かちょっとしたきっかけでいいんで、『あぁ、棚橋、何してっかな?』とか、『あぁ、私、そういえば(※急にこみ上げて涙声になり)プロレス好きだったな』とか思い出してもらって。そこには、棚橋がいますから。しつこいぐらい、うっとうしいぐらい、みんなを待ってますから。ね。(※背筋を伸ばして)はい! 明日もあるんで。名古屋、東京ドーム、ロサンゼルス、西武ドーム。4大会連続メイン。この記録はちょっと破られないな。(※立ち上がって)ありがとうございました。(※用意されていたZIMAを1本あけて)またみんなで乾杯できますように、乾杯!(※とZIMAを飲む)あぁ~、うめぇ~! (※報道陣が遠慮がちに拍手をしてるのを見つけ)拍手はして大丈夫ですよ。(※報道陣から笑いとともに拍手)。ありがとうございました!(※ZIMAを1本1本机に並べながら)本当にね、こういう時でも、一生懸命応援してくれる、ファンの皆様、スポンサーの皆様、ありがとうございます。(※ZIMAを前に写真撮影に応じて)よし。これでね、とりあえず日本大使の使命はまだ守ってっから(※と、肩にかけていたIWGP USヘビー級のベルトを叩く)、海外遠征、まだまだ、チャンスあれば行きますからね」

飯伏幸太
「(※床を這いながらインタビュールームに辿り着くも立ち上がることができず、『ここでいいですか』と、机に寄りかかったままで)。いやぁ、リングに戻れることがホントにうれしくて……戻るまで、ホントに自分なりに精いっぱい頑張ったつもりだったんですけど、やっぱり僕の中で棚橋さんは、ずっと、ずっと、夢を与え続けてくれる人だなと、改めて思いました。このタイミングで僕を指名してくれた棚橋さん、あと、ファンの皆さん、そして僕に関わってくれたみんな、ホントにありがとうございます。応援してくれて、本当にうれしかったです。また、また、頑張って、やります。皆さん、ありがとうございました。プロレス、ありがとう(※と、また床を這って控室へ)」

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