コロナ禍に揺れる2AWで滝澤大志が王座を防衛し「守りに徹するつもりはない」と揺るぎない魂を誇示!元WRESTLE-1残党が攻めて来てタッグ王座戦線は混沌!

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 29日、千葉・TKPガーデンシティ千葉にて『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』が開催された。
 
 本大会の見所は、セミファイナルの2AWタッグ新王者決定戦3WAYタッグマッチと、メインイベントの2AW無差別級選手権試合だ。
 2AWでは、一部の所属選手・レフェリーのコロナ関連での社内規定違反があったため、一定期間の試合出場停止と処分となっている。チチャリート・翔暉、浅川紫悠、若松大樹、仁木琢郎、菊池伴実の5人が該当者にあたり、その為この期間で決定済みだったカードも大幅に変更することになった。
浅川は2AWタッグベルトを梶トマトと保持していたが、今回の件でベルトは返上、タッグベルトは空位になった。

 メインイベントは、【王者】滝澤大志vs【挑戦者】テイラー・アダムス。7月18日『GRAND SLAM in 後楽園ホール』で滝澤が佐藤耕平の猛攻に耐え防衛を果たした後、テイラー・アダムスが乱入しベルトへの挑戦を宣言。
 今回4度目となる防衛戦は試合は静かな立ち上がりを見せ、両者は出方をうかがう。試合が進むにつれお互い激しさが増し、滝澤のチョップでテイラーの胸は赤く染まっていった。チョップに対しテイラーは、様々な形で得意の膝を打ち込んでいった。しかし、最後は滝澤のラッシュで動きを止められ、高飛車で沈められた。

 試合後マイクを握った滝澤は「滝澤大志、4度目の防衛に成功しました!おいアダムお前よ。いちいち王国の借りなくてもよ、十分つえーだろ。次はちゃんとベルト懸けて、正々堂々と1対1でもう一回やろうぜ。 そして本日TKP大会ご来場いただきまして、誠にありがとうございました。どうやら今このベルトの防衛が決まった直後、2AWの選手は誰も名乗りあげてくれねぇんだ。どういうことだよおい。うしろにいる野郎どもよく聞けよおい。挑戦誰でも受けるって言ってんだよ。カウントダウン後、どうやら誰も名乗りあげないってことで、それは滝澤大志が強すぎて敵うわけねえから、挑戦しないのか?それとも滝澤大志のチャンピオンとして持つベルトに価値がないか?それはさ、俺にはわかんねえけどよ。今日じゃなくてもいいよ。だったらよ、もう一度言うぞ。誰の挑戦でも待ってる。いいか?俺は守りに徹するつもりはねえぞ。攻めて攻めて攻めまくるチャンピオンでいたいからよ。ここにいるお客様よーく聞いてください。滝澤大志のベルト防衛ロードはまだまだこれからだ!」と、ベルトに対する熱い気持ちを叫んだ。


 セミファイナルでは、CHANGO&本田アユムvs真霜拳號&花見達也vsタンク永井&吉野コータローの3WAYでタッグベルトを争った。CHANGO&本田組は他チームの隙を見て攻撃したりフォールに入ったりと、終始不気味な動きで翻弄。しかし、タンク&吉野組はパワー、真霜&花見組は以前タッグ王座を守っていたその実力でCHANGOらをねじ伏せる。そして、最後はタンクらの連携技である怒涛で本田から3カウントを奪い、新2AWタッグ王者となった。

 試合後勝ち名乗りを受けた2人は、自分達が、そしてTollGlänzが団体の中心になると高らかに宣言。その直後、モニターに元WRESTLE-1の土肥こうじが映され、頓所隼と共にタッグベルトへ挑戦することを表明した。
 新たに動きだしたタッグ戦線。そして、順調な防衛ロードを進んでいる滝澤に挑戦するのは誰か。今後も2AWから目が離せない。

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