顔面骨折の伊藤麻希がトーナメントに強行出場し決勝進出!「ハッピーエンドがこの世界に存在するってこと証明してやるよ」

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 14日、後楽園ホールにて東京女子プロレス『第8回東京プリンセスカップ』が開催。メインとセミではAmeba presents第8回東京プリンセスカップ準決勝が行われた。

 東京プリンセスカップは2014年から続く東京女子のシングルトーナメント。
 今年の準決勝は瑞希vs伊藤麻希、中島翔子vs渡辺未詩のカードとなっていた。

 初優勝を狙う渡辺は序盤から中島をパワーファイトで攻めていき、中島のライダーキックも受けきってオクラホマスタンピートで叩きつける。619をダブルスレッジハンマーで迎撃し、フロントネックロックを強引に外してのジャイアントスイングと渡辺の猛攻に会場から大きな拍手が起きるが、ティアドロップを狙ったところを中島がロコモーション式ノーザンライトスープレックスで叩きつけて逆転勝利を飾った。

 伊藤は7月31日の大会後に左頬骨不全骨折で全治2週間~1ヵ月と診断を受けているが「初めて骨折を味わったんですけど、このくらいハンデがあった方が燃えるんです」と強行出場。
 3連覇を目指す瑞希が伊藤を容赦なくハイスピードに攻め立てていき、ドロップキックで場外に叩き出していく。 コーナーに上がった瑞希へ伊藤は骨折している顔面でヘッドバッドを叩き込み、さらにエプロンへのDDTから逆エビ固め。ぐったりとする瑞希へ伊藤はフライングビッグヘッドを狙うも、瑞希は雪崩式ブレーンバスターで切り返し一進一退へ。
 伊藤は会場に響き渡る程の音がするヘッドバッドからスイングDDTで動きをとめると、コーナー上からフライングビッグヘッドを投下しフォールも2。
 骨折した箇所を押さえながら雄叫びをあげた伊藤は、幾度となくヘッドバッドを叩き込み、最後は伊藤デラックスで捕らえギブアップを奪った。

 泣きながらマイクを持った伊藤は「おい瑞希!お前のおかげで強くなれたんだよ!お前のおかげでここまで来れたんだ!ありがとうな!」と絶叫。
 ファンに向き直ると「口だけで結果もろくに出せなかった伊藤麻希がここまで来れると思った奴どこまでいるんだろうな?顔面骨折してもな、それでも勝って明日優勝したらこんなにかっこいいこともないよな!やるよ!絶対やるよ!ちょっと伊藤こんなんだけど、あんまりハッピーエンドとか信じて無くてさ、でも、伊藤が、その証拠になるからな。明日伊藤が優勝して、ハッピーエンドがこの世界に存在するってことちゃんと証明してやるよ」と観客の思いを一心に背負い拍手を浴びながらリングを後に。

 そしてバックステージでは「顔さ、痛いからさ、明日ホントに頑張る。絶対中島翔子もバカじゃないから多分、覚悟してるけど……伊藤、いいんだ、もう。人生なんかどうでも良いって思っちゃって。人生なんかとっくのとうに棒に振ってるからさ、お客さんが楽しかったらそれでいいかなって思ってる。お客さんも『コイツがいい人生送ってるから俺も』とか思ってくれると思うし。相手が強いことは分かってるから、当たって砕けろです」と儚げな笑顔を見せ、翌日の後楽園ホール大会で行われる決勝戦へと思いを馳せた。

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