【会見全文】“RIZIN漢塾塾長”石渡伸太郎が引退を発表!9月のRIZIN.30で引退セレモニーを開催

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 20日、都内某所にて9月19日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.30』に関する記者会見が行われた。

 会見の第1部には、榊原信行CEOと石渡伸太郎が登場。

榊原CEO「こんにちは。まずあの、今笹原の方からも説明させていただいた通り、一部として石渡選手の方から、色々、RIZINの方にもご相談いただいて、一つ大きな、重大な決意をされたということで、今日この場でご報告、ご挨拶をさせていただく機会を作りました。さっそく石渡選手の方から発表していただけたらと思います」

石渡「こんにちは石渡伸太郎です。今日はこのような席を設けていただいてありがとうございます。お集まりいただきありがとうございます。前回の井上直樹戦を持ちまして、引退することを決意いたしました。理由としましては、これまで蓄積したダメージや怪我がずっとありまして、特に首がずっとよくない状態で、練習が満足にできない状態で、これ以上上位陣を倒していくような自分の姿が想像できなかったので・・・引退という区切りをつけることを決意しました。以上です」

榊原CEO「まあ、あの、僕の方も石渡選手の方からこの井上直樹戦をもって引退する決意をしたと三週間前ぐらいかな?わざわざ会社の方に来ていただいて思いを伺ったんですけど、ほんとに日本の、RIZINにとってもそうですけど、RIZINに繋がってくる日本の格闘技界のなかで先頭走ってですね、自ら戦う姿で若い人たちに、プロの格闘家とはどうあるべきかという事を体現してきた石渡選手、ほんとお疲れ様でしたという思いと、まだまだホントやってほしいという、本人にも色んなタイミングの問題って難しいと思うんですね。この判断を下すのは結局判断できずに引退のタイミングを逸してる選手もまあまあ過去にいますけど、やはり格闘技も、いずれにしても現役を退いてからの人生のほうが長いですから。体がほんとに大きなダメージなり障害を負ってのセカンドキャリアは大変だと思うんで、我々としてはこれからも日本の格闘技界を、若い選手たちを含めてですね、盛り上げていく、RIZINを盛り上げていく事にも協力してほしいと思いますし、新しい選手の育成普及にRIZIN漢塾塾長として取り組んでいただけたらなと。これからもともに日本の格闘技界を支えていくメンバーになってもらえるといいなとそんな風に思っています。来る9月19日の埼玉の大会でですね、RIZINなりに、そしてRIZINのファンの皆さんとともに、石渡伸太郎の引退セレモニーを執り行わせていただきたいとそう思っています。以上です」

――前回の試合で最後を決意したということですが、最後にもう一試合やってという考えはおこらなかった感じでしょうか?
石渡「はい、それに関してはほんとに毎試合、ちょっと大げさに聞こえるかもしれないですけど自分死んじゃったらしょうがないと思ってリングに向かってたので、引退試合ということではそういう決意はできないので、半端な試合になってしまうので、そういうのはしないという気持ちです」

――セカンドキャリアはどのように格闘技に関わろうというのは考えてますか?
石渡「まだこれから色々考えていきたいんですけど、いま関わってる選手とかを指導していったりとか、自分で現役中にアメリカの指導環境を見てきた中で、自分が歯がゆい思いしたところを後進にそういう思いさせないように繋げていって、そういう形で日本の格闘技界盛り上げていければと思ってます」

――キャリアの中で印象に残ってる試合や相手は
石渡「そうですねやっぱ、堀口恭司との戦いですかね」

――どういうところが記憶に残ってますか?
石渡「ほんと勝てなかったなという。堀口恭司さえいなければみたいな(苦笑)」

――ご家族の皆さんはなんとおっしゃっていますか?
石渡「えー、そうですね、お疲れ様とだけ言われてます。自分であまりいつも何も言われないので、自分の決めたこと尊重してもらえてるんで、お疲れ様とだけ言ってもらいました」

――先程引退のきっかけを教えていただいたんですけど、今回の井上直樹戦の前にそういった結果を出せなければと考えていたんでしょうか?
石渡「これで負けたら引退するという臨み方だと自分の限界が見えちゃってあんまりよくない結果が出て来ることが多いような気がしたんで、そうじゃなくて井上選手に勝って続けたかったんですけど、練習できてるものっていうのが少ない中でその中で勝っていかなきゃいけなかったんですけど、初戦井上選手を避けていくような話をしてたんですけど、そうですね・・・答えになってますかね?」

――修人からPANCRASE、VTJなどで戦いましたけど、バンタム級GPで3日で3試合戦ったと思います。その試合のダメージもあったと思うが、振り返ってみてRIZINでのキャリアに関してはどのように振り返りますか?
石渡「自分でPANCRASEでずっと防衛重ねてる時は、まあ、自分の力に自信があって、でも世の中の人に認知してもらえないという歯がゆさがあって、RIZIN出てきてたくさんの人に見てもらえて最後こうやって会見までやらせてもらえて、ほんとにたくさんの人に見てもらえて良かったです。ありがとうございます」

『Yogibo presents RIZIN.30』
日程:2021年9月19日(日)
開始:15:30(予定)
会場:さいたまスーパーアリーナ

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