多古町チャリティプロレス、サスケ&大谷&矢口の異色トリオがメインで白星を挙げ多古米1年分をゲット!マスコットキャラクター・ふっくらたまこも応援に駆けつけた

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 7月11日、「千葉県、多古町を元気に!」を合言葉に千葉・多古町民コミュニティプラザ文化ホールで「笑顔・愛情・感謝を込めて多古町から発信~多古町チャリティプロレス」(同実行委員会主催、荒井英夫会長)が開催され、メインイベントではザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)、大谷晋二郎(ZERO1)、雷神矢口(フリー)の異色トリオが勝利を飾り、勝利者賞のブランド米・多古米1年分(365キロ)をゲットした。

 同イベントはサスケ、矢口が所属する芸能事務所アルファ・ジャパンプロモーションの荒井会長が音頭を取って実行委員会が発足し、プロレスリングZERO1が全面協力して、入場無料のチャリティイベントとして催された。前半ではミュージシャン、お笑い芸人、マジシャンなどによるスペシャルエンタテイメントショーが行われ、後半ではプロレス5試合が組まれた。

 大トリでは、団体枠を超えてサスケ、大谷、矢口が初のトリオを結成し、応援にはご当地マスコットキャラクターのふっくらたまこが駆けつけてセコンドに陣取った。サスケ組はクリス・ヴァイス(ZERO1)、橋本友彦(A-TEAM)、横山佳和(ZERO1)組と6人タッグ戦で対戦。

 試合は客席までなだれ込んで場外乱闘を繰り広げる大乱戦となったが、サスケを狙ったヴァイスのラリアットが横山に誤爆。すかさず矢口が雷神ボンバーをたたき込み、大谷がジャーマンで投げ捨てた。そこに、サスケがトップロープからサスケスペシャルXver10.2セグウェイ(ものまね禁止)を発射し、横山から3カウントを奪った。

 大谷は「すべての方々が大変な思いをされてると思います。そんな皆さんに少しでも元気を与えられたなら、プロレスラー冥利に尽きます」と、矢口は「明日に向かって進んでいきましょう」とマイク。

 荒井実行委員長は「私、サスケ、矢口がここに来て、多古米を食べて、『おいしいね』というところから始まりました。多古の水、ワイン、野菜、おいしい食べ物をこれからも食べていきたい。皆さんに笑顔を出せるように、チャンスがあれば戻ってきたい」とあいさつし、2回目の開催にも意欲を見せた。

 最後にサスケが「一歩踏み出す勇気があればいい。多古町は永遠に不滅だ!」と叫んで締めくくった。

 イベント終了後、サスケは「開場5時間前から、杖をついたおじいちゃんが待っていて、『楽しみだ』って。28年前にみちプロを旗揚げした頃のような光景でした。原点回帰できた。あのおじいちゃんは杖なしでスキップして帰って行ったと思う。プロレスの可能性を感じました。また多古町に戻ってきたい」とコメントした。

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