“デスマッチクイーン”山下りなが蛍光灯デスマッチで激勝し王座奪取!次期挑戦者の鈴季すずへ「泣いてるようじゃこのベルトに届かないぞ。次はお前が選手もお客さんも感動させる番だろ!」

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 27日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボンが『雨のち、リボン~さよなら俺たちの松屋うの~』を開催し、山下りなが世羅りさとの蛍光灯デスマッチを制してFantastICE王座を戴冠した。

 FantastICEとは、王者が自由にルールを決められるEXTREMEな王座として創設されたアイスリボンのシングルタイトル。
 昨年8月に行われた初代王者決定戦は世羅りさvs山下りなのデスマッチルールでの試合となり、世羅が勝利して初代王者に君臨。同月16日に行われた藤田あかねとの初防衛戦は49時間39分48秒に渡る死闘の末に世羅が防衛するなど、FantastICEは独自の世界の中で争われる王座となっている。
 その後世羅は初代王者のまま10度の防衛を重ねていき、もはや敵無しかと思われていたが、山下が再び世羅の前に立ちはだかり蛍光灯デスマッチルールでのFantastICE戦が行われることに。

 この日の後楽園ホール大会では、セミファイナルが宮本裕向vs鈴季すずのハードコアマッチであり、最後の2試合が続けて凶器飛び交う流血戦という異例の大会に。メインイベントはセミからの異様な熱を引き継ぎ、試合開始直後から会場の空気はさらに過熱していった。

 世羅と山下は挨拶代わりに蛍光灯で互いの頭を殴り合い、テンションの上がった山下は自ら蛍光灯の上にセントーンで飛び込み「気持ちいい~!」と絶叫。
 世羅は有刺鉄線パイプイスや夫であるオルカ宇藤が作った蛍光灯扇などの持ち込み凶器で畳み掛けていき、数十本の蛍光灯を重ねた上に山下を羅紗鋏(※コウモリ吊り落とし)を3連発叩き込むなど白い粉塵でリング上が見えなくなるほどの苛烈な攻撃を展開。
 しかし、山下は避けるどころか自らこれらの攻撃に突っ込んで大流血しながらも心底嬉しそうに笑みを浮かべ反撃開始。世羅の振りかぶった蛍光灯の束をラリアットで破壊し、ギガラダー上からの蛍光灯の山へ雪崩式ブレーンバスター、有刺鉄線イス上へのインプラントなどその狂気はとどまるところを知らず、最後は自ら持ち込んだ謹製の蛍光灯イカダの上へのスプラッシュマウンテンを叩き込んで勝利した。

 山下にとって世羅は“女子プロレス界でのデスマッチ”という無人島で見つけたかけがえのない仲間であり、まず最初に口から出たのは「世羅りさ、アイスリボンでデスマッチを続けてくれて、諦めないでくれてありがとう!」という感謝の言葉。そして、「やりきったって顔してるけど、お前も私が居なくなるまで付き合えよ。まだこれからだろ!一緒に死ぬんだろ!いいよね!」とともに大きな国を作っていく大志を叫んだ。

 その後、世羅りさに憧れてハードコア&デスマッチに足を踏み入れた鈴季すずがリング上に現れ、山下に挑戦表明。山下は「私と世羅の試合見て感動したのか悔しかったのかわからないけど、泣いてるようじゃこのベルトに届かないぞ。次は選手もお客さんも感動させる番だろ!」とすずを叱咤激励しつつ、迫る8月9日のビッグマッチ、横浜武道館大会での王座戦を約束した。

 アイスリボンでのデスマッチ路線にはファンからも賛否両論が噴出しているが、この日の試合後は大喝采に包まれた。山下はこの拍手を「『よくやった!』って聞こえました。私はポジティブなんで、『よくやったね』っていう」と解釈し、満面の笑み。世羅には「俺達の戦いは続く!」と語りかけ、肩を組みながら「デスマッチでハッピー!アイスリボン!」とデスマッチ&ハードコアを極めていく覚悟を確かめ合った。

 なお、試合を終えて全身傷だらけ血だらけの山下は、この日の夜に行われるYMZ浅草大会に出場するため一足先に元気よく会場を後にした。

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