W-1クルーザー級初代王者決定Tに向けて吉岡、アンディに心境を聞く!W-1が4月11日から若手主体の道場バトルイベントを開始

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3月24日、WRESTLE-1道場にてクルーザーディビジョン初代王者決定トーナメントに向けて走り込む吉岡世起に話を聞いた。自分の持ち味であるスピードに磨きをかけるとともに持久力を強化し、試合終盤でもそのスピードを維持するという吉岡。その心中に迫った。

ーー本日はダッシュ、走る練習をされていましたがどういった意図があってこの特訓を行っていたのでしょうか?
吉岡「クルーザーって速い動きをみんなしてくると思うんですよ。僕、WRESTLE-1の中でも1、2を争うスピードを持っていると自負しているので。このスピードを終盤でも持続できるようなスタミナ作りとそのスピードに磨きをかけるためにこの特訓を行っています」

ーースピードという面では一回戦で対戦する田中稔選手もスピードがある選手だと思いますが、その点に関してはいかがでしょうか?
吉岡「そうですね。“Too Sharp”対決なので、やっぱりキレのある闘いになると思います。僕にとって稔さんやカズさんは昔からあこがれてきた特別な存在なので。そこを超えるチャンスだと思っています。特に稔さんは普段タッグパートナーなのでなかなか当たれない。だから今回のシングルトーナメントは、このクルーザーディビジョンは僕が稔さんを超える場所だと思っています。一回戦で稔さんを超えて、そのまま優勝して初代チャンピオンになりたいと思います」

ーーその1回戦で当たる田中稔選手は吉岡選手を一番気になっていると発言していましたが、その点についてはどう感じていますか?
吉岡「僕も稔さんのコメントを読んで気にしてもらっているという事を知りましたね。前回の後楽園では大和さんが本気になって。まぁ昔悪かった首を稔さんが痛めたっていうのもあると思いますけど油断していたんだとも思います。でもこの前のKASSENで組んでも調子を戻っていたし、完全復活しているようなので。しかも稔さんは僕の事を、1ミリの躊躇もためらいもなく足元をすくってくるとおっしゃっていましたけど、タッグパートナーの僕のことよく見ていてくれているな、と。稔さんの練習は原点回帰だという事ですが、僕も元をたどれば稔さんたちをテレビで見てプロレスにはまったので。稔さんを超えたいっていうのはある意味僕の原点回帰かもしれないです。当日は何のためらいもなく、足元すくいます」

一回戦の相手は“Too Sharp”のタッグパートナーの田中稔。しかしその心には“遠慮”という言葉はどこにもない。若き野心家はその“ふてぶてしさ”という武器にも更なる磨きをかける。

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