米AEWから凱旋の伊藤麻希がプリプリ王座獲りを猛アピール!「東京女子プロレスを満員の東京ドームに連れて行く」

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 東京女子プロレスが3月27日、東京・新木場1stRINGで「スプリングツアー'21~The Bullet~」を開催。メインイベントでは米国から凱旋帰国を果たした伊藤麻希が、4月17日の東京・後楽園ホール大会でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う辰巳リカとの6人タッグでの前哨戦を制し、ベルト獲りを猛アピールした。

 伊藤はAEWの3月7日(日本時間8日)、米フロリダ州ジャクソンビルでのPPVマッチに参戦。帰国後のオンライン会見で辰巳が保持する王座に挑戦を表明し、タイトル戦が決定。2週間の自主隔離による自宅待機期間を経て、この日の新木場大会で3週間ぶりに国内のリングに立った。

伊藤は山下実優、らくとのトリオで、辰巳、渡辺未詩、原宿ぽむ組と対戦。辰巳が串刺しヒップアタック、ミサイルヒップ、ドラゴンスクリューをたたき込めば、伊藤は飛びつきDDT、スイングDDT、伊藤スペシャルで応戦。その後、両軍入り乱れた一進一退の攻防となったが、原宿を捕獲した伊藤が逆片エビ固めから伊藤デラックスに移行してギブアップを奪った。

 敗れた王者の辰巳は伊藤の眼前でベルトを誇示して退場。伊藤は「辰巳リカは先週、伊藤のことを『昔はとがってた。今は丸くなった。もっととがってかかって来い』って言ってたけど、確かに伊藤は昔とがってたよ。何でかって言うと、自信がなかったから。自信がないからそうやって強そうな素振りすんの。そんなダサいこと今の伊藤に似合わなくない? そんなこと今はできないし、なぜなら今の伊藤麻希は自信と誇りを持っているから」とマイク。

 さらに、伊藤は「AEWに行って一つ気付いたことがあったの。伊藤麻希はやっぱり世界が認めるカリスマだったってこと! 4月17日、このカリスマがベルトを獲るでしょう。そしたら東京女子プロレスは世界中から注目されるでしょう。そして、この東京女子プロレスを(日本)武道館、いや、さいたまスーパーアリーナ、いや、東京ドーム。いや、満員の東京ドームに連れて行こうと思う!」と叫んでリングを降りた。

 バックステージで伊藤は「伊藤は丸いよ。とがる必要がないから。昔とがってたのは自信のなさの表れで、自分の弱いところを見せたくなくて。今は自信と誇りに満ちあふれてるから。とがる必要が全くない。ありのままのこの世界一かわいい伊藤麻希で、4月17日闘うと思う。辰巳リカがすごい変化球出してきたら変わるかもしれないけど。でも今の伊藤麻希に自信があるからね。別に人様からなんと言われようと、自分を変えるつもりはない。その自分の自信とか誇りとかつくってくれたのは、経験が大きいなって。伊藤はありがいことに、いろんな人と闘ってきた。自分よりも2倍も3倍も大きい相手にシングルマッチでやったりとか、ゲイレスラーの尻にぶっ込まれたりとか、海外だったりとか、言葉が通じないけどとりあえずやるみたいな。色んな逆境を乗り越えて来たんで。それが自信になってるんです。それは辰巳リカにはない経験だと思うから。それは伊藤の方が上回ってると思うから。ちゃんと自信を持って、4月17日は伊藤がベルトを獲る!」と王座奪取を期した。

 かたや、辰巳は「思い出しました。伊藤ちゃんの頭は硬かったんだなって。ただ、私のお尻の硬度はダイヤモンド級なので。だから全然痛くもかゆくもなかったです。今日だって、終始私が押してたと思いますし、ちょっといい気にならないでほしいですね。今日ちょっと獲ったからって全然負けてないです」とコメント。続けて、「私が思うとがりはまだ全然来てないなって。ただ、私が引き出せなかったなって思うので、そこが悔しいポイント。6人タッグだったので時間も足りなかったなって。早く4・17でガッツリ伊藤ちゃんと1対1でやりたいなって思います」と話した。

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