6・6さいたまSA「CyberFight Festival」での竹下幸之介&上野勇希vs清宮海斗&稲村愛輝などDDTvsNOAHの対抗戦2試合が決定

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 DDTグループとプロレスリング・ノアを統括する株式会社CyberFightが3月24日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、6月6日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催する「CyberFight Festival 2021」でのDDTVSノアの対抗戦2試合が決まった。

 発表された第1弾カードは、竹下幸之介、上野勇希組(DDT)VS清宮海斗、稲村愛輝組(ノア)と、オープニングマッチとなる飯野雄貴、中村圭吾、小嶋斗偉組(DDT)VS宮脇純太、岡田欣也、矢野安崇組(ノア)の2つ。

 近未来のプロレス界を担うであろう元KO-D無差別級王者の竹下、現DDT UNIVERSAL王者の上野が、同じような立場である元GHCヘビー級王者の清宮と対戦するのは、「TAKAYAMANIA EMPIRE 2」(19年8月26日、東京・後楽園ホール)での竹下、上野、渡瀬瑞基組VS清宮、原田大輔、宮脇戦以来、2度目となる。その際は原田が上野に勝利している。

 ノアの稲村は「『CyberFight Festival』で、この試合が意味のある試合になるよう、そして自分たちの強さを示せるよう、正々堂々と竹下選手、上野選手と闘いたいと思います」と話し、清宮は「さいたまSAのこの対戦に新鮮さと未来の景色を感じてます。竹下選手、上野選手の現在の居場所というのが、僕のなかではハッキリとはしない部分があって。それは僕たちも同じことだと思ってます。これをきっかけにこの後の対抗戦や、交流戦をファンの方は期待するかもしれませんが、僕は今回の対決は通過点であると思ってます。俺たち世代の新しい景色をこの試合でまずはぶつけて、この大会の主役になって、その後自分たちが自分たちの会社で、お互いの居場所を完成させたときに、この通過点を線につなげたいと思います。自分個人の話で言うと、先日(14日)の福岡の試合で武藤(敬司)選手に完敗して、これからイチから這い上がろうと日々描いてるので、この対抗戦は勝負にしっかりこだわってノアファンのためにも勝ちます」とキッパリ。

 かたや、DDTの上野は「この対抗戦でいろんなものが比べられると思います。僕はDDTで楽しいプロレス、プロレスは楽しいと伝える。それは自分が一番に楽しく、楽しんでプロレスをする、それを感じる、ということを信条にやってます。でもDDTの楽しさというのは誤解されたりなめられてしまったり、そういうことというのは絶対に起こりうる。『DDTって楽しいプロレスだけでしょ?』とたくさんの人に言われます。でも僕は楽しいと強さというのは両立すると思ってます。この対抗戦で僕たちは強くて楽しんでいるんだぞというところを証明するように、この対抗戦なめられないように勝ちにこだわっていきたいと思います」とコメント。

 竹下は「これはDDTvsノアの交流戦ではなく対抗戦なので、正直なところプロレスの闘いの部分、強さの部分というところでは『DDTよりもノアの方が上』、そんな風に思われがちなんじゃないですかね。でも、なめんなよって。当日この試合を見てもらったら、どっちの方が強いのか? それは見てもらった人がハッキリわかるような試合を見せたいと思います。清宮選手も、いつも何かと僕と比べられて、もう面倒くさいと思うので、この試合でハッキリさせましょう」と語った。

 対戦相手の印象を問われると、稲村は「自分にない強さをもっている2人だと思います。僕と清宮さんのチームとは違う強さをもっていると思います。自分にとっては全力でぶつかるしかない相手だと感じております」と述べ、清宮は「竹下選手は以前対戦したこともあるので、そのときにすごいハートが熱い選手だという印象があります。上野選手は空中技を使って闘う選手だとイメージしています」と話した。

 上野は「1度僕も清宮さんとは試合させていただいて、稲村選手とは当たったことはないんですけど、映像だったりではチェックさせていただいていて。2人とも自分の純粋な強さとかをぶつけるプロレスをされている方だと思うので、僕らも強さの部分で負けられない相手だと思ってます」と語った。

 竹下は「体格を見たらわかる通り、稲村選手のパワーはすごいなと思いますけど、僕もパワーでは負けないと思うので。その辺もしっかり張り合っていきたいと思います。清宮選手と前に6人タッグで当たったときは、お互い自己紹介程度しか触り合ってないと思うので、次はガッチリ当たれることを楽しみにしてます」とコメント。

 同大会では、KO-D無差別級、GHCヘビー級両選手権戦が行われることが決まっており、この4選手がその2つのタイトル戦に出場する可能性がなくなったが、竹下は「確かにさいたまSAという大きな舞台でタイトル挑戦というのも一つ夢がありますけど、それ以上にこのマッチアップは、なかなかピリピリする対抗戦で、ここ近年のプロレス界になかったと思うので。GHCとKO-Dと、どっちがメインイベントか。ダブルメインイベントということになるかもしれないけど、どっちが一番最後の試合になるのかは難しい。両方のファンの思いもあるので。僕はこのタッグマッチがメインにくればいいんじゃないなと思ってます」と発言。

 上野は「僕は今DDT UNIVERSALチャンピオンで、僕もチャンピオンの一人。そのときまでベルトを持てているかわからないですけど、タイトルマッチをしたいなという思いもありました。でも、このカードが組まれて、このカードに全力でぶつかりたい。そう思える対抗戦を組んでもらったので、僕もメインでやれるくらい自信をもって試合に臨めると思ってます」と話した。

 稲村は「ただ目の前の敵を倒すことしか考えてないので、この試合に全力でぶつかる。そういう決意です」と話し、清宮は「このカードで主役になる。それができれば意味があるんじゃないかと思います」と語った。

 また、オープニングマッチに出場する6選手のコメントは以下の通り。

矢野「全力でがんばります」

岡田「DDTファンの人をノアファンにするような熱い闘いをして、勝って、第1試合から盛り上げます」

宮脇「DDTさんの道場での練習はすごいとは思いますが、ノアの道場での練習は質、量ともに一番だと思います。この3人の実力をノアファンはもちろん、DDTファン、そして世界中に発信していきたいと思います」

小嶋「さいたまSAに出られて満足せず、飯野さんでも、中村さんでもなく、僕が勝ちにいきます」

中村「ノアとの対抗戦、とても楽しみにしております。僕は体が小さいですが、さいたまSAのでかい会場で、大きく中村圭吾という名前を残せるように、オープニングマッチからがんばっていきます」

飯野「第1試合で組んでいただきありがとうございます。ノアとの対抗戦なので、まずはノアをぶっ潰して、DDTが勝って、ノアにDDTを見せらればと思います。こんな体細いんで、一番に暴れて勝ちたいと思います」

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