KAIがW-1 4.1後楽園での鈴木秀樹戦に向けて“地獄の輪廻転生特訓”を敢行

WRESTLE-1の4.1後楽園ホール大会で鈴木秀樹の挑戦を受けるWRESTLE-1王者のKAIが、3月20日、WRESTLE-1道場で若手選手とのスパーリングを敢行した。
30秒ごとに選手が入れ替わり連続してスパーリングを行うといった特訓で、KAIは休みなくスパーリングを行った。若手選手は入れ替わりでスパーリングを行い、毎回十分な休憩をとるためまさに輪廻転生、遠慮なしに全力でKAIを攻めていく。
最初はKAIが優勢だったが累計して30人目ぐらいだったろうか、KAIがとられる場面多く見受けられるようになるが、特訓を終わらせようとはしない。
その後も続く地獄のようなスパーリングでボロ雑巾のような状態になった中で、最後は同期の大和ヒロシとスパーリング。腕を極められ、大の字になったKAIの口からはその壮絶な特訓を物語る大きな息遣いが……
大和ヒロシ「今日こうやって若手と一緒に練習して。ただね、今日だけやったって何にもならないから。これから先の、鈴木がいるリングですよ。どんなにここで今練習しているところ見せてもそれだけじゃ意味ない。ベルト守れよ。自分がこのWRESTALE-1のトップだっていう誇りを守るために今までやってきたんだろ?何を守るか考えろ。それがわかれば今自分が一番何をしなきゃいけないか、どうゆう気持ちでリングに上がらなければいけないかわかるだろ。俺もみんなも鈴木に勝ってベルトを守って欲しいと思っているからこうやって力を貸しているんだ。タイトルマッチ、絶対勝てよ!」
KAI「(選手全員にむかって)ありがとうございました!」
言葉を多く語ることはなかったが、その表情からは「鈴木秀樹を倒す」という断固たる決意を感じた。どんなにつらい特訓にしても若手選手、そして大和が手を抜かないのはKAIに一身の期待を込めたその裏返しであろう。4.1後楽園ホール大会でのタイトル戦は、若手の気持ち、同期の気持ち、会社の期待、あらゆるものを背負い王者は闘う。
【記事提供/WRESTLE-1】