【試合詳細】2・24 ベストボディ・ジャパンプロレス新宿FACE大会 【BBW無差別級】なべやかんvs伊橋剛太 石井慧介&鈴木悟&唐澤志陽 with バキュームけーすけvs大石真翔&諸橋晴也&大和ヒロシ 谷口智一&佐藤恵一&吉田和彦vs高尾蒼馬&遠藤哲哉&ゴージャス松野 【BBWスーパーボディ級】進垣リナ&竹林早苗vs赤井沙希&山中絵里奈

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『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~WEDNESDAY NIGHT 2021~』
日程:2021年2月24日(水)
開始:18:30
会場:東京都・新宿FACE
観衆:178人

▼6人タッグマッチ
大鷲透(フリー)/○政宗(フリー)/ライジングHAYATO(愛媛) with キューティエリー・ザ・エヒメ(愛媛)
8分50秒 雷切→体固め
アントニオ小猪木(西口)/●島谷常寛(フリー)/チェリー(フリー)

▼BBW世界スーパーボディ級選手権試合 女子タッグマッチ
【王者】進垣リナ(2AW)/【挑戦者】●竹林早苗
9分59秒 M.D.M.A改→片エビ固め
【挑戦者】赤井沙希(DDT)/【挑戦者】○山中絵里奈
※試合に勝利した山中が第5代王者となる

▼6人タッグマッチ
谷口智一/佐藤恵一(フリー)/●吉田和彦
7分52秒 
高尾蒼馬(DDT)/遠藤哲哉(DDT)/ゴージャス松野(DDT)

▼6人タッグマッチ
石井慧介(ガン☆プロ)/○鈴木悟(フリー)/唐澤志陽withバキュームけーすけ
10分3秒 スクールボーイ
[ダンカンプロレス軍団]●大石真翔(DDT)/諸橋晴也(フリー)/大和ヒロシ(フリー)

▼BBW無差別級選手権試合
【第2代王者】なべやかん
9分24秒 無効試合
【挑戦者/ベストぽっちゃりジャパン】伊橋剛太(DDT)

▼緊急決定試合 8人タッグマッチ
●なべやかん/伊橋剛太(DDT)/大鷲透(フリー)/鈴木悟(フリー)
6分1秒 鈴木悟の芯喰う飛び膝蹴り→体固め
[ダンカンプロレス軍団]○大石真翔(DDT)/大和ヒロシ(フリー)/諸橋晴也(フリー)/山中絵里奈

ダンカンプロレス軍団がなべやかんと伊橋剛太の王座戦をぶち壊し鈴木悟が加入!公式カメラマンのカメラを粉砕&暴行の悪行三昧!エリナ様が竹林からスーパーボディ級王座奪取!

第1試合


 実況席からこの日がライジングHAYATOの22歳の誕生日であることがアナウンスされると観衆はHAYATOの誕生日を祝福。
 HAYATOと小猪木でゴングが鳴ると、小猪木が軽快なロープワークの往復を見せてHAYATOを威圧。バックの取り合いからヘッドロックの奪い合いとなり、小猪木がガッチリとヘッドロックで絞め上げるもHAYATOが自軍コーナーに押し込んで政宗にタッチ。小猪木も政宗に睨みを効かせながらチェリーにタッチ。
 政宗は手4つを求めていくが、チェリーはこれに応じるフリを見せてから何度も政宗のつま先を踏みつけ、怒った政宗にロープへ振られるとコルバタで放り捨てる。チェリーが引き起こそうとしたところで政宗が下から組み付いてチンクラッシャーを見舞い、HAYATOへタッチ。
 HAYATOは首投げからフェイスロックに捕らえていくが、チェリーがHAYATOの腕を引っ掻いて脱出。怒ったHAYATOはストンピングの猛連打で復讐してから大鷲にタッチ。

大鷲「おい、22歳だって言ったな?」
HAYATO「22歳です!」
大鷲「チェリー、お前いくつだ?」
チェリー「えーと……靴のサイズは23.5です」
大鷲「今からコイツの化粧剥いてやる!(※顔面をこすり化粧が少し落ちたチェリーを見て)すみません、どちら様でしょうか(笑)」

 大鷲はチェリーの化粧を落として高笑いし、ロープへ振ってビッグブートを狙うが、これをかわしたチェリーがランニングネックブリーカードロップ。小猪木にタッチ。
 小猪木はローキック連打から30cm近く背の高い大鷲の胸板にエルボーを連打していくものの、大鷲は全くダメージを受けていない様子で上から小猪木の顔面にビッグブートを突き刺しHAYATOへタッチ。
 HAYATOは小猪木にランニングエルボーを見舞ってジャーマン・スープレックスを狙っていくが、クラッチを切った小猪木がカンガルーキックでHAYATOを吹き飛ばして島谷にタッチ。
 島谷はHAYATOへ串刺しラリアットからフライングフォアアーム。さらにフィッシャーマン・バスターを狙うが、これを着地したHAYATOがナックル連打で反撃。島谷もこれをエルボーで迎え撃って両者正面から打ち合っていくが、HAYATOがオーバースローナックルを島谷の顔面にヒットさせ、ドロップキックで追撃。さらにブレーンバスターの体勢も、島谷が逆にブレーンバスターで投げ返す。雄叫びを上げて観衆にアピールする島谷の横からHAYATOが側頭部へのトラースキックをクリーンヒット。政宗にタッチ。

 政宗は大鷲とともにダブルのビッグブートを見舞い、大鷲の延髄斬りから政宗のランニングネックブリーカーが流れるように決まる。政宗は島谷をコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、島谷はコーナーに飛び乗ってミサイルキックで政宗を吹き飛ばし、小猪木&チェリーを呼び込んでトリプルドロップキック。


 島谷はフィッシャーマン・バスターで政宗を叩きつけてからコーナーに上っていくが、その対角コーナーにキューティエリー・ザ・エヒメが上がり、「ノブぅ~♪」とセクシーなポーズを取りながら投げキッス。チェリーは「惑わされないで!」とエリーを突き落としてコーナー上で熟女の色気を振りまき始め、島谷は美女2人が自身のために競うようにアピールしている姿を見て勝利を目指すべきか本能に従うべきか葛藤して動きが止まってしまい、その隙に復活した政宗が雪崩式ヘッドシザースホイップから雷切で叩きつけて3カウントを奪った。

第2試合


 前回大会でBBW女子王座&BBW世界スーパーボディ級王座の二冠王を達成し、1月31日にはディアナでW.W.W.D認定世界タッグ王座を戴冠したことで三冠王となった進垣がBBJのリングに凱旋。この試合は通常のタッグマッチとして発表されていたものの、対戦相手が赤井&エリナ様と実力者タッグということで急遽スーパーボディ級をかけてのタイトルマッチに変更。同王座はタッグマッチやバトルロイヤルなどの試合形式でも勝者に王座が移動するルールで争われている。

 進垣&竹林が求める握手を赤井&エリナ様が拒否し、進垣とエリナ様でゴング。
 ヘッドロックの奪い合いから互いにロープへ飛んでいき、エリナ様が進垣の攻撃をリープフロッグや180°前後開脚で華麗にかわしてアームドラッグで放り捨てると、進垣も即座に低空ドロップキックで反撃。両者距離を取ってタッチ。

 ロックアップを仕掛ける竹林に対し、赤井はガットショットで迎撃してコーナーへと振ろうとする。これを耐えてアイリッシュウィップで赤井をロープに叩きつけた竹林が619を狙うが、ロープに飛んだ際にエリナ様が場外から足を引いて妨害。赤井は竹林をパラダイスロックで固め、その上に座ってまるでパリジェンヌのような優雅さでポーズ。エリナ様も竹林の頭を踏みつけながら仲良くポーズを決める。
 エリナ様に代わると、バックブローで竹林をコーナーに吹き飛ばしてブロンコバスターで圧殺し、そのまま股間を押し付けて腰を振る挑発的な攻撃。
 代わる赤井もサッカーボールキックを叩き込み、竹林が立ち上がろうとするたびにミドルキックで蹴り倒す苛烈な攻めを見せ、すがりつきながらもエルボーを放ってくる竹林を見下ろしながら両手を広げて余裕をアピール。さらに赤井は竹林のドロップキックをかわして自爆させ、コーナーに振って串刺しビッグブートを放つが、竹林はこれを回避してショットガンドロップキック。進垣にタッチ。
 進垣は赤井に串刺しドロップキックを見舞ってから赤井のビッグブートをエリナ様にヒットさせるよう誘導。赤井は寸前で誤爆を踏みとどまるものの、進垣はその隙を見逃さずスクールボーイで転がしてから低空ドロップキック。さらにソバットからドロップキックを叩き込み、コーナーに上っていくもののエリナ様が足を引いて妨害し、赤井がデッドリードライブからサッカーボールキック。エリナ様にタッチ。
 エリナ様はXファクターからセクシーなポーズを取りながらのエルボードロップ、さらにリバースフィギュアエイトでギブアップを迫るが、これは竹林がカット。赤井&エリナ様は進垣にダブルのビッグブートをヒットさせ、2人でトレイン攻撃を狙っていくが、進垣がこれを回避して赤井にドロップキック、エリナ様にブレーンバスターで一矢報いて竹林にタッチ。

 竹林はエリナ様に619からY字バランス式ギロチンドロップ。さらにエリナ様のヘッドバッドを額で正面から受け止める根性を見せ、バックスライドからクラッチを切り替えてぶっこ抜きフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。これをキックアウトされると、竹林の変形ゴリーボム+進垣のフェイスクラッシャーの合体攻撃が炸裂するも、赤井がカットに入り進垣にビッグブートからのジャンピングミドルで撃退。赤井がレフェリーの気を引いている間にエリナ様がムチを持ち込んで竹林を殴打し、新技のM.D.M.A改(180°前後開脚式リバースDDT)で3カウントを奪った。

 進垣からエリナ様に王座が移動し、大喜びのエリナ様を赤井が祝福し、2人仲良く去っていった。

第3試合


 松野は入場するなりコーナー上にどっかりと座り込み、遠藤&高尾をまるで助さん&格さんのように従えながらマイクを要求。

松野「お前らよ、3人。ヒゲ生やしてれば偉いってわけじゃないんだよ。ここはプロレスのリングなんだよ。今日は会長とかヒゲとかそういうのは全く関係ないんだ。プロレスはよ、実力勝負なんだよ。遠藤哲哉は元DDTプロレスのトップだよ。KO-D無差別級王者だよ。そして高尾蒼馬は元世界ジュニアチャンピオンだ。プロレスは実力だ。ヒゲとか会長とか、そういうものじゃないんだ。それに、10日前くらいに地震があって、今日新幹線やっと動いて、もうすぐ還暦なんで、今日は頼もしい仲間がいるんで、老害は高みの見物とさせていただきます。テツさん、タカさん、やっておしまい!」

 遠藤と高尾が襲いかかって試合開始のゴングが鳴る中、乱戦を逃れた吉田が松野の前に立ち、ビシリとサイドポーズを決める。

松野「なんでお前来るんだよ。『やっておしまい!』って言ってるんだからいなくなれよ。空気読めよオイ。え?やる気なのかよ?やってやろうじゃねえかこの野郎」

 御老公がリングに降り立つと吉田をヘッドロックで捕らえ、吉田はこれを抜け出しながら腕を取っていき、松野をコーナーに振って串刺しラリアット。さらにサイドポーズ式リバース・インディアン・デスロックから何度も倒れ込んでダメージを与えていき、遠藤が吉田に逆水平チョップを見舞ってカットを目論むも、勢いをつけて倒れ込んだ吉田からダメージを受け松野が悶絶する。改めて遠藤がカットに入り、松野は高尾にタッチ。
 高尾はギロチンドロップを見舞って遠藤にタッチ。
 遠藤はボディスラムで叩きつけていくが、吉田はチョップの猛連打で反撃。遠藤は両手を広げてこれを受け止め余裕をアピールするが、ロープに飛んだところで吉田がカウンターのルー・テーズ・プレス。谷口にタッチ。

 谷口は、遠藤、高尾をそれぞれショルダータックルで吹き飛ばし、2人にロープへ振られるとダブルラリアット。谷口が遠藤にアティテュード・アジャストメントを狙うが、遠藤が背面着地してロープへプッシュ。高尾がエプロンを駆けて飛び込んでくると谷口にロープを使ったチンクラッシャーを見舞い、たたらを踏む谷口に遠藤がさらにチンクラッシャー。倒れ込んだ谷口にその場飛び式ムーンサルト・プレスを見舞い、高尾にタッチ。
 高尾は串刺しジャンピングニーからディープインパクトを狙うが、谷口がこれをキャッチするとその怪力でぶっこ抜いてブレーンバスター。恵一にタッチ。
 恵一は串刺しジャンピングバックエルボーを連打し、ゼロ戦キックからトラースキックを発射。高尾はこれを回避して背後に周りバッククラッカー。さらにジントニックを狙っていくが、恵一が着地してエルボー合戦を挑み、一瞬の隙を突いてトラースキック。ロープに飛ぶも、高尾がカウンターのドロップキックをヒットさせて両者タッチ。

 再び松野と吉田の対面となると、両者額を突き合わせてにらみ合い、正面からのチョップ合戦を展開。吉田が有利となると、松野はロープに飛んでフライングクロスチョップを叩き込み、619からゴージャススターエルボーを発射。吉田がこれを回避すると谷口&恵一が飛び込んできて加勢に入るが、松野は2人を次々とローブローで撃退し、突っ込んできた吉田をロープ際にてスクールボーイで丸め込む。レフェリーの目線がリング内側に剥いていることを見た松野はロープに足をかけて全体重をかけて押さえ込み、これで3カウント。
 猛抗議する谷口らに対し、松野は涼しい顔で何度もカウント3を獲ったことをアピールし、ご機嫌で引き上げていった。

第4試合


 BBJ正規軍の面々の入場が終わった瞬間にDPGが奇襲し、場外乱闘となる中でゴング。
 唐澤が餌食となってDPGの面々に袋叩きにされていき、そのままコーナーに叩きつけてトレイン攻撃を狙っていくが、唐澤が大和を場外に放り捨て、大石にはエプロンからのジャンピングハイキック、諸橋にはダイビングラリアットを見舞って行くも、前回大会でベルトをすべて失ったことで荒れ狂うDPGの勢いは止まらず、すぐに起き上がった3人から唐澤は再び袋叩きにされてしまう。

 大和が唐澤をDDTで突き刺して場外に放り捨てると、セコンドのエリナ様がムチ攻撃で追撃。大和が唐澤をリングに放り込んで諸橋にタッチすると、諸橋は唐澤の額にナックルを連打。さらに大和はフォークを持ち込んで唐澤の額をグサグサと突き刺していく凶行に及び、ドロップキックを見舞って大石にタッチ。
 大石はフィストドロップからスリーパーホールド、さらにキャメルクラッチにとらえていき、唐澤の顔面に大和が低空ドロップキック。
 代わる大和がロープに飛ぶと、唐澤はカウンターのダッシュミドルを叩き込んで石井にタッチ。
 石井は大和にダブルニードロップを見舞い、さらに大和のドロップキックを倒れず耐えて顔面へのビッグブート。ロープに飛ぶ石井に対し、大和はレッグロールクラッチを狙うも、石井にこれを脱出されると素早くバックを取り直し、裏投げで叩きつけて諸橋にタッチ。
 諸橋が石井をコーナーに叩きつけてエルボーを連打すると、石井も負けじとリバースしてコーナーエルボーを連打。意地の張り合いのターンバトルが続いていき、石井が野球チョップを叩き込めば諸橋は串刺しランニングエルボーでお返し。諸橋はパワーボムを狙うが、石井はこれを着地するとニーアッパーから延髄斬り。さらにロープに飛ぶが、諸橋はクォーラルボンバーで迎え撃ち、両者タッチ。
 大石と鈴木の対面となると、大石がエルボーを連打していくものの、圧倒的体格差のある鈴木は余裕の表情。大石は鈴木の顔面につばを吐きかけてロープに飛ぶが、鈴木は司会を失いながらのドロップキックをなんとかかすらせる。鈴木は「目潰しされて狙いが狂ったじゃねーか!」と激怒しながらダブルアーム・スープレックス・ホールドも、これは大和がカット。石井が大和&諸橋を場外に排除してプランチャで追撃。しかし大和のみこれを回避。
 鈴木は大石をロープ際まで追い込んでSSCで何度も殴打していき、さらにロープに飛んで芯喰う飛び膝蹴りを狙うが、場外から大和が足を引いて妨害。諸橋が鈴木にクォーラルボンバーを叩き込んで動きを封じると、大石は勝利を確信しながらロープに飛ぶ。
 すると、正規軍のセコンドに付きながらも今まで大人しくしていたバキュームけーすけがエプロンに上がり「ストォ~ップ!」と両手を突き出して大石を制止。

けーすけ「大石選手ぅ!お前はなぁ!ダークサイドに寝返りやがって!俺は2日前に芸能生活31周年のデビュー日だったんや!なんのお祝いの言葉も、今日誰からももらってない!ブル中野さんからもなにももらってない!メチャクチャびっくりしたんや!……えっ?びっくりしたぁ~?さぁ、皆さんご一緒に!ヒャーッ♪びっくりしすぎて脳みそ丸見え~っ♪……終わりっ!」

 観衆から失笑が漏れ、大石は熱気に満ちた会場の空気から一転した会場の空気の温度差にやられて呆然と棒立ちに。その隙を突いて鈴木が大石からスクールボーイで3カウント。鈴木がベテランを相手に大金星を挙げた。

 この結果に納得の行かないDPGの面々はリングになだれ込んで相手3人+けーすけに暴行を加えていき、大和&諸橋がけーすけにダブルのブレーンバスター。

 さらに怒りの収まらない大石は、自身の姿を撮影していた団体公式カメラマンに因縁をつけてリング内に放り込み、一眼レフを没収してリングに叩きつける。身を挺してカメラを救おうとするカメラマンを大石がボディスラムで叩きつけ、場外で高々と放り投げて床に叩きつけるとカメラはバラバラに。大ダメージを負ったカメラマンは悔しそうな表情を浮かべながら瀕死のけーすけに介抱されて退場していった。

第5試合


 BBW無差別級王者であり正規軍のエースとして団体を牽引するなべやかんと、DDT時代の同期である谷口会長へ報いたいという思いからBBWタッグ王座をDPGから奪回した伊橋の無差別級王座戦。前回大会で伊橋が挑戦を表明したときより両者はクリーンファイトを誓っており、この日の試合も互いにしっかり握手を交わしてからゴングが鳴らされた。

 手4つから腕の取り合いとなり、やかんがバックを取っていくが伊橋の圧倒的なウエストに手が回らないためクラッチできず、伊橋がやすやすと抜け出してショルダータックル。伊橋がロープに飛ぶとやかんはドロップダウンするも、伊橋が側転でこれを飛び越える身軽さを見せ、やかんのドロップキックも倒れず耐えて仁王立ち。
 ならばとやかんは巨漢殺しの定石であるヒザへの低空ドロップキックを見舞って体勢を崩すと、足へのDDTを連打し、ヒザへのニードロップ、ニーロックでヒザへの一点集中攻撃を展開。伊橋がこれをブレイクすると両者正面からエルボーで打ち合っていき、体格差によるパワー負けを感じたやかんがロープに飛んでフライングクロスボディを発射。伊橋はこれを軽々とキャッチしてボディスラムで叩きつけ、エルボードロップで追撃。さらにやかんの上に正座して圧殺しながらの体固め、豊満な腹にやかんの顔面を押し付けて窒息死を狙うなど自身の体格を生かした的確な攻撃を続けていく。

 伊橋はやかんをコーナーに振って串刺しラリアットを狙うが、やかんはコーナーに飛び乗って飛びつき式のフランケンシュタイナー。さらにヒザへの低空ドロップキックから延髄斬りで追撃し、140kgオーバーとされる伊橋をへそ投げ式のバックドロップで叩きつけるその怪力を見せつける。やかんはセントーン2連発からエルボーパッドを外して投げ捨て、瞬間沸騰(ピープルズ・エルボー)をクリーンヒット。

 やかんは奥の手のミスティカ式ラ・マヒストラルを狙うが、飛びつく寸前に伊橋がカウンターのラリアット。伊橋は垂直落下式ブレーンバスターからコーナーに上ってムーンサルト・プレスを発射も、やかんがこれを寸前で回避し自爆させる。やかんがヒザへの低空ドロップキックからミスティカ式ラ・マヒストラルを完璧に決め、試合は終わりかと思われたが、試合を遠巻きに見ていたDPGの面々がリングになだれ込み、やかんと伊橋に暴行。試合続行不可能と判断したレフェリーがノーコンテストを宣言し試合は終わった。

大石「おぉい!伊橋!やかん!テメェらのシングルマッチ、タイトルマッチなんて今日来てるお客さんは誰も見たくねーんだよ!俺たちが潰してやったこと、感謝しろオラ!お前ら帰れ!興行は終わりだ。20時過ぎるぞ?オイ、早く帰れ!終わるぞこの会社!」

 大石が暴言を吐く中、BBJ正規軍の鈴木とぽっちゃり軍で伊橋のパートナーを務める大鷲がリングに飛び込んでくるとDPGの面々は場外に退避。

大鷲「伊橋がどんな気持ちでこのリング上がってるのか分かってるのかオイ!今日はな、伊橋の最初で最後のチャンスだったんだよ!そして今日、わざわざ来てくれたお客さんをこのまま返すわけにはいかねーよ!やかんさん、伊橋!まだ行けるかオイ!」
やかん「行けますよォー!やってやるよ!」
大鷲「お前らぶっ潰してやる!ゴングを鳴らせ!」

緊急決定試合


 緊急決定試合としてその場に居合わせたなべやかん&伊橋剛太&大鷲透&鈴木悟vs大石真翔&大和ヒロシ&諸橋晴也&山中絵里奈の8人タッグマッチが開始。
 大和&諸橋が先の試合で散々痛めつけられていた伊橋のヒザに集中攻撃をかけ、エリナ様もムチで伊橋にご褒美をあげ、4人で伊橋の顔面をコーナーに押し付けて痛めつける。諸橋が伊橋を挑発しながらエルボーを打ち込んでいくと大和も加勢に入ってトレイン攻撃を狙うが、伊橋が諸橋のボディアタックを回避してコーナーに自爆させ、大和へはラリアット。大鷲にタッチ。
 大鷲は突っ込んできた大石&大和にビッグブートを見舞い、2人まとめてヘッドシザースホイップで排除。さらに諸橋とラリアットの打ち合いでぶつかり合い、諸橋がクォーラルボンバーで大鷲を叩き伏せると大鷲も即座に延髄斬りで反撃し、ブレーンバスターからラリアットでお返ししてやかんにタッチ。

 やかんは伊橋、鈴木とともに諸橋へトレイン攻撃を見舞い、伊橋がコーナートップからのダイビングボディプレス。これは大石がカットし、レフェリーを場外に放り出してイスをリングに持ち込んで正規軍の面々を滅多打ちに。さらにリング中央にセットしたイスにやかんの顔面を押し付け、エリナ様が頭を踏みつけて固定する中で大石&大和がダブルの低空ドロップキック。

 さらに大和がイスで殴りかかるも、これが大石に誤爆。これを勝機と見た鈴木が飛び込んできて大和をビッグブートで排除し、やかんが羽交い締めにしていた大石へボディブローを発射。大石が回避したためあわややかんに誤爆かと思われたが、鈴木が寸前で踏みとどまったためセーフ。やかんが安堵の表情を浮かべると、鈴木はニヤリと笑い、改めてやかんにボディブローを叩き込み芯食う飛び膝蹴り。味方のはずの鈴木から思わぬ攻撃を受けたやかんはバタリと倒れ込み、大石が抑え込んでカウント3を奪った。

大石「ベストボディ・ジャパンプロレスの選手の皆さん、並びに本日お集まりいただいたお客さん……皆さんにご紹介します。ダンカンプロレス軍団、新メンバー!鈴木悟だぁ!今日の大会の前から、こうなることは決まってたんだよ(笑)いいかオイ!こんな面白くもないベストボディ・ジャパンプロレスなんてな!(※怒り狂った大鷲が鈴木に襲いかかるも即座に大和が場外に放り出して排除)オイ!調子乗ってんじゃねーぞやかん!テメーらなんてな、三流、四流、五流だ。俺たちダンカンプロレス軍団がなぁ、このベストボディ・ジャパンのリング、おもしろ~いプロレス団体にしてやるからな!楽しみにしとけ!オイお前ら!もう一度言うぞ!よく聞け!俺たちダンカンプロレス軍団、新メンバー……幻のプロ格闘技三冠王者!鈴木悟だぁ~っ!」
鈴木「よろしくぅ!」

<大会後コメント>

山中絵里奈
――見事スーパーボディ級王座の奪取に成功しました
「私は女子のベルトを取り返したいんです。その前にこのスーパーボディ級のベルトを獲れたってことで、ベルトを持って帰ることが出来て安心してます」

――ダンカンプロレス軍団にも鈴木悟選手という強力な仲間が増えました。DPGの今後の目標は
「今、ダンカンプロレス軍団には女が私1人なので、ベルトコンプリートのために女子王座をDPGにもたらすことが今の目標かな。そのために鈴木選手がいてくれることは心強いですかね」

――王座戦の決め技として180°前後開脚式のM.D.M.Aという新技が飛び出しましたが、あの技になにか名前はあるのでしょうか
「M.D.M.A改」

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