【試合詳細】1・27 P.P.P. TOKYO新木場大会 三富政行vs大谷譲二 “バブリー”力vs羆嵐 寧々∞D.a.ivs真琴vsアンドラス宮城

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『P.P.P. TOKYOハウスショー ~Bayside Another “Bubble”~』
日程:1月27日(水)
開始:18:30
会場:東京・新木場1stRING
観衆:158人

▼イケてる男のP.P.P. 20分1本勝負
○鈴木鼓太郎(フリー)
8分25秒 エンドレスワルツ
●竹田光珠(666)

▼The Meltingpot of P.P.P. 3WAYマッチ 20分1本勝負
○寧々∞D.a.i(666)
6分12秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
●アンドラス宮城(フリー)
※もう一人は真琴(フリー)

▼“バブリー”力、パリピ引退!休業前ラストマッチ 20分1本勝負
○羆嵐(フリー)
22秒 セントーン→体固め
●“バブリー”力

<再試合>
○羆嵐(フリー)
26秒 セントーン→体固め
●“バブリー”力

<再々試合>
○羆嵐(フリー)
3分35秒 ダイビングセントーン→体固め
●“バブリー”力

▼ギンギンギャングブラザーズvs東京“中折れ”ボーイズ 20分1本勝負
[ギンギンギャングブラザーズ]谷嵜なおき(ダブプロレス)/○土肥こうじ(フリー)
16分1秒 ラリアット→エビ固め
[東京“中折れ”ボーイズ]仲川しょーた/●れぶろん

▼株式会社AREXYプレゼンツ 大谷譲二復帰戦~帰~ スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○三富政行
22分38秒 ソルティースプラッシュ→片エビ固め
●大谷譲二(フリー)

涙の復帰戦を終えた大谷譲二へ三富が「一人じゃ越えられない壁がある。俺の仲間になってくれ」とPPP所属へ勧誘!引退を撤回した“バブリー力”へCIMAが制裁マッチを宣言!

オープニング

 まずはPPP総帥の三富政行と東京“中折れ”ボーイズのれぶろんがリングに上がり前説へ。
三富「皆さんこんばんは!ということで2021年1月27日、P.P.P.TOKYO初の新木場1stRing公演となりました。お隣にいるのは東京中折れボーイズのれぶろん選手です。よろしくお願いします。ということで、PPPの大会を初めて見るよという方いらっしゃいますか?」
れぶろん「結構いらっしゃいますね」
三富「結構いらっしゃいますね!ありがとうございます!これまでのPPPは新宿FACEを中心に令和のバブルを作り出そうというコンセプトのもと、派手な世界を演出して興奮するような試合をお届けしてきたんですけど、今日のテーマはなんといっても一人の男が復帰します。大谷譲二という僕の長年の後輩なんですけども、復帰戦となりますので是非大谷応援していいただきたいんですけど、それ以外にも中折れボーイズは誰とやるんですか?」
れぶろん「毎回やってるんですけどね、ギンギンギャングブラザーズ。ほんとにね、過去5,6回ぐらい試合しましたけど、一度も勝つことが出来ない状態で。ただ今回は違いますよ。いつもですね、僕一人でおもに闘ってきましたけど、いつもセコンドでサポートしていただいてたしょーたが」
三富「仲川くん、パートナーが復帰するんで2人で」
れぶろん「そうです。今回は一味違いますよ」
三富「こんな感じで全5試合をお届けしていくんですけど、その他にもPPPの特徴というか、北側ごらんください。ハレンチシートとイケマッチョシートの皆さんです!ナイスマッスルナイスセクシー!PPPオリジナルでハレンチシートはPPPガールズのみなさんが接客してくれます。そしてイケマッチョシートの皆さんはマッチョとマッチョとマッチョと胸毛!一人だけ胸毛いますけども、実はですね、胸毛の方リング上がってきてもらってもよろしいでしょうか?実はですね、PPPTOKYOは興行としてではなくプロモーションとしてやっていたんですけど、彼は『俺プロレスラーになりたいです』と、志願して今毎週練習に通ってくれてます!彼ですね、なんと全日本パワーリフティング選手権第二位でございます。ポテンシャル高いです。その昔プロレスラーを志したことがあったんですけど、挫折してしまって、ただ巡り巡ってPPPを見て、PPPに関わってプロレスラーになりたいと言ってくれて僕は非常に嬉しいです。これから仲間としてデビュー目指して頑張って欲しいですけど一言お願いします」

八須「ご紹介に預かりました八須拳太郎と申します。過去にプロレスを一度志したんですけど、ちょっと挫折しまして、ちょうど10年後、今ここにPPPという団体で今練習させていただきまして、これからデビューということで頑張っております。本日はPPPというイベントおおいに楽しんでいただいて、僕もこのチームの一員になれるようにこれからも頑張ってまいります。どうぞ今後ともよろしくお願いします」
三富「晴らしい。ありがとうございます。こんな感じで中折れボーイズも仲間ですけど、ちょっとあんな胸毛もじゃもじゃなね」
れぶろん「ちょっとライバル意識が芽生えました」
三富「彼ほんと真面目なんで、デビューしたさいは応援よろしくおねがいします。そしてRINKOさんもリングに是非。RINKOさんはプロレスデビューするわけじゃないですからね。プロレスデビューするわけじゃないですけど是非盛り上げていただきたいという事でね」
れぶろん「PPPといえばRINKOさん」
RINKO「はじめましてPPPガールのRINKOです。よろしくお願い致します」
三富「胸は何カップあるんですか?」
RINKO「(マイクを胸で挟んでこすりながら)すいません何かと間違えちゃいました」
三富「あはははは、どんどん間違えてください」
RINKO「はい、好きな食べ物は肉と肉棒でーす」
三富「ありがとうございます。困惑しているお客さんもいらっしゃいますけど、PPPの世界でございますありがとうございます。ということでRINKOさんもPPP盛り上げてくれてるんで引き続きよろしくお願いします」
RINKO「よろしくお願いしまーす」
三富「そんな感じで色んな人がPPPの大会は関わってくれてるという」
れぶろん「キャラクターが濃ゆい」
三富「RINKOさんからイケマッチョから中折れボーイズまでね。そして今日は大谷譲二という男の復帰戦もございますので、皆さん盛り上がっていただきたいんですけど、マスクしている中で、そんなに大きな声は出せないんで拍手の練習をさせていただきたいと思うんですけど、僕が盛り上がってますか?と言ったら是非拍手していただきたいですね。一方向ずつやっていきたいと思うのでよろしいでしょうか?東側のみなさん盛り上がってますか?もうちょっとほしいですね。西側の皆さん盛り上がってますか?ありがとうございます。南側の皆さん盛り上がってますか?おぉ!人数居ますからね。ありがとうございますありがとうございます。そしてイケマッチョシートとハレンチシートの皆さん盛り上がってますか?ありがとうございます最後にみんないっしょに盛り上がってますか?それではここにいる皆で、PPPの今日の公演盛り上げていきましょう!PPPTOKYO、新木場1stRing、スタート!」

第1試合



 ロックアップからリストの取り合いとなり光珠がヘッドロックで絞り上げる。光珠が首投げも、着地した鼓太郎が足を刈って倒しロープに飛ぶが、光珠はドロップキックで迎撃。場外に転がり出た鼓太郎に光珠はすかさずプランチャを投下する。

 リングに戻り、光珠はストンピングから背中にエルボーを落とし、エルボーの打ち合いから鼓太郎がボディスラム。鼓太郎は背中へのニードロップからキャメルクラッチでとらえ、光珠はロープに足を伸ばしブレイク。
 鼓太郎は背中へのエルボーからストンピング。さらにエルボードロップを投下しフォールも2。

 鼓太郎はバックブリーカー。これを離すとフォールも2。

 エルボーの打ち合いから鼓太郎が逆エビ固め。光珠はロープを掴みブレイク。

 鼓太郎はコーナーに押し込み背中にエルボー。ブレーンバスターを狙うが、着地した光珠がカサドーラを狙うも鼓太郎が逆エビ固めで捕らえようとするが光珠が丸め込むが2。
 鼓太郎はロープに飛ぶが光珠はドロップキックで迎撃する。
 鼓太郎は光珠をコーナーに振るが、光珠はスピアーで迎撃し、さらに串刺しスピアー。コーナーに登りミサイルキックからフォールも2。

 光珠はハリケーン・ドライバーからフォールも2。
 光珠はコーナーに登りダイビングフットスタンプも、鼓太郎が避けると光珠はロープに飛ぶが、鼓太郎はカウンターのバックブリーカー。鼓太郎は逆エビ固めで捉えるが光珠はロープを掴みブレイク。

 鼓太郎はファンネルも光珠が避けると走り込んできた鼓太郎にウラカンラナも2。
 光珠はトラースキックも鼓太郎はアッパー掌底。エルボーの打ち合いから鼓太郎がタイガードライバーを狙うが、光珠はリバースするが丸め込み合戦に。これを鼓太郎がエンドレスワルツで制し3カウント。

第2試合


 宮城の握手に真琴が応じるが、宮城はガットショットから寧々にもガットショットを叩き込み場外に投げ捨てる。
 宮城は真琴をコーナーで踏みつけていき、レフェリーの反則カウントでこれを離すが再度顔面を踏みつける。
 宮城は真琴の背中にハンマーブローを叩き込んでいき、ボディスラムから背中にストピング。
 宮城は首投げからキャメルクラッチで捉えるが、寧々が真琴のマネージャーの松澤さんをリングにあげると、松澤さんをお姫様抱っこして宮城の後頭部に松澤さんの足を叩き込む。動揺する真琴にも松澤さんを叩き込み、再度宮城に松澤さんを叩き込むと松澤さんを開放。
 真琴は松澤さんに「なんで!?」と怒るが、その怒りを寧々にミドルキックで叩き込むと、寧々をコーナーに振って宮城と真琴が串刺し攻撃。さらに松澤さんも呼び込んで串刺し攻撃をさせるが、寧々は避けて松澤さんはコーナーにぶつかり自爆。

 真琴は寧々にガットショットから、宮城とともに寧々をロープに振るとダブル攻撃を狙うも、寧々はまとめてクロスボディで迎撃。
 寧々は真琴と同じ誕生日タッグということで宮城に攻撃することになり、寧々はトラースキックから真琴とともにダブルのブレーンバスター。
 寧々がロープ往復式のサンセットフリップから真琴がWWニーを投下しフォールも2。

 寧々が投げようとするが、宮城がバックキックで逃れると走り込んできた真琴にスクールボーイも2。ならばと宮城は寧々にスクールボーイも2。
 宮城は真琴を寧々にぶつけると2人まとめてスクールボーイも2。

 宮城は寧々と真琴の髪を掴むとまとめて投げようとするが、逃れた真琴と寧々がダブルのトラースキックから寧々がフィッシャーマンバスター。真琴がコーナに登るが、寧々が突き飛ばして場外に落とすと自分がコーナーに登り宮城にムーンサルトを投下。これで寧々が宮城から3カウントを奪った。

第3試合

バブリー「今日が“バブリー”力の引退?何いってんだ!ブラザークマ、今日はお前の命日だメーン!覚悟するメン!レフェリー!パーティーの始まりだ!レッツパーリー!」

 バブリーは「ウェーイ!」と挑発していくが、羆嵐は唖然としながら走り込んできたバブリー力をショルダータックルで迎撃しセントーンを投下。フォールし3カウント。わずか22秒で試合が終了した。

バブリー「(帰ろうとする羆嵐に)ちょっと待て!ヘイブラザー、どこ言ってんだメン。ブラザーブラザー、こんなんで終わったらお客さんが満足しないメン。これでいいのかメン?ブラザー、これで終わっていいのかメン?みんな見たいって言ってるメン。パーティーの続きだメン。入ってくるメン」

 羆嵐がリングに戻り再試合へ。
 バブリーが「ウェーイ」と頭をはたいて挑発していき、パンツの中からクラッカーを引っ張り出し顔面にクラッカー攻撃。ロープに飛んで走り込むが、羆嵐はショルダータックルで迎撃しセントーンを投下。フォールし3カウント。わずか26秒で試合が終了した。

バブリー「(羆嵐は帰ってしまう)メン、ブラザークマどこ行っちゃったメン?まだパーティーは始まったばかりだメン。これからパーティーの本番だというのにどこ行ったメン。帰ってくるメン。カムバックブラザー!カムバック!ブラザー!どこ行ったんだメン!俺はお前を待ってるんだメン。ブラザー!(しぶしぶ入場口へ)待ってたメン。さぁ続きをやるメン」
羆嵐「俺3回目だぞ」
バブリー「ギャラはブラザー三富が払うメン。俺は知らないメン。俺とブラザーの仲だろ冷たいこと言うんじゃないメン。ブラザー、とっととリングに戻ってくるメン。OKそれこそパリピだメン。お前待ってたメン!」

 しぶしぶ戻ってきた羆嵐が試合を承諾。
 バブリーが「ウェーイ」と挑発していき、パンツの中からサイリウムを取り出し殴ろうとするが、これはレフェリーが注意しサイリウムを没収。
 しかしバブリーはすぐにパンツから違いサイリウムを取り出し光らせるとペチペチと羆嵐の頭を叩いていき、ロープに飛ぶが羆嵐はショルダータックルで迎撃しセントーンを投下。避けたバブリーが添い寝式マシンガンチョップから、引き起こしてコーナーに押し込みチョップ連発。だが羆嵐がコーナーに振って串刺しボディスプラッシュからダイビングセントーンを投下するが、避けたバブリーが首に巻いたパーティーモールを腕に巻きつけてモールラリアット。羆嵐には全く効かず、二本目のモールを腕に巻きつけてモールラリアット。これでも効かず、3本目のモールを腕に巻きつけてモールラリアット。これで羆嵐はよろけると、4本目のモールを腕に巻きつけてモールラリアットを放つも、羆嵐はラリアットで迎撃しダイビングセントーンを投下。これが直撃し羆嵐が3カウントを奪った。

バブリー「ブラザークマ、ブラザークマ!ブラザークマ!試合してわかったメン。お前は、本物のパリピだメーン!ブラザークマ、ブラザークマ、これからお前と俺は魂で結ばれたソウルブラザーだメーン!会場のブラザー、シスター、今日はPPPに来てくれてありがとうだメーン。そして、俺が引退すると思ってんだろ?俺様は、バブリー力を辞めへんでー!」
(会場にストロングハーツの曲が鳴り響くと、スクリーンにCIMAが映される)
CIMA「おい、バブリー力(りき)、お前えらい羽振りええらしいやないか。辞める辞めない辞める辞めない、辞める辞める詐欺しやがっておい。このCIMAが、バブリー力(りき)を完全に終わらせるために、次のPPP、CIMA対“バブリー”力(りき)、一対一シングルマッチ勝負しようやないか。お前のバブルはこれで終わりや」
(3月23日のPPP新宿FACE大会でシングルマッチが決定)
バブリー「ブラザーCIMA、バブリー力(りき)じゃなくて、俺はバブリー力(ちから)だメーン!間違えないでほしいメーン!悲しいメーン!そして本日ご来場のブラザーエンドシスター、3月、23日!新宿FACEで最高のパーティーを見せてやるメーン!」

<試合後コメント>

“バブリー”力&羆嵐
バブリー「ブラザークマは強かったメン。だからこそ、こうやって、闘うことによって、本当のソウルブラザーになったんだメン。3月23日、最高のパーティーを、次はブラザーCIMAと、お前たちに見せてやるメン。必ず来るメン。メーーーーン!」
羆嵐「は、いいんだけどさ、バブリー選手次CIMA選手とでしょ?」
バブリー「そうだメン」
羆嵐「なんか俺噛ませ犬みたいになってねーか?」
バブリー「次はセコンドに付いて欲しいメンブラザー」
羆嵐「いやマジかよ!?」
バブリー「ブラザーがいれば、最強のブラザーにも勝てるメン」
羆嵐「マジかよ・・・いや引退するって聞いた時に寂しいなと思ったけど、続けるってなるとまたね、話が変わってくるんで、保留って事で」
バブリー「もちろんだメン」
羆嵐「保留させてもらうわ。じゃあ頑張って(先に控室へ)」
バブリー「え!?ブラザーそんな冷たいこと言うのかメン。悲しいメンね。ソウルブラザーがいなくても、最強のブラザーCIMAと、最高のパーティーを見せてやるメン!期待してるメーーン!ありがとうだメン!」

第4試合

 音楽が流れた状態で試合を行うダブスタイルで試合開始。
 先発は谷嵜とれぶろん。ロックアップから谷嵜がロープに押し込みブレイク。
 バックの取り合いからグラウンドの攻防。谷嵜が足を刈って倒しキャメルクラッチ。谷嵜がリストを捻っていくが、れぶろんは切り返しリストの取り合いかられぶろんがヘッドロックも谷嵜はこれを抜けてヘッドシザース。れぶろんもこれを抜けると距離をとる。両者タッチ。

 ロックアップから仲川がヘッドロック。ロープに飛ぶが土居はショルダータックルで迎撃しロープに飛ぶが、仲川はこれをスカして足を刈ると低空ドロップキックを顔面に叩き込む。
 仲川は投げようとするが、耐えた土居が逆にボディスラム。コーナーに叩き込み谷嵜にタッチ。

 谷嵜はナックル。チョップの打ち合いから谷嵜がダブルチョップを叩き込むが、耐えた仲川がチョップ。谷嵜はビンタも仲川は低空ドロップキックを叩き込み、れぶろんとともにロープに振るとダブルドロップキック。
 仲川は頭頂部にエルボーを落としていき、ロープに飛ぶが、土居がエプロンから蹴りつけカットすると、場外に投げ捨て場外乱闘へ。

 散々客席付近で暴れ周り、リングに戻ると谷嵜と土居が仲川をロープに振ってダブルバックエルボー。
 土居が顔面を踏みつけ、ナックルから背中にハンマーブローを落とす。仲川は谷嵜と土居に交互にエルボーを叩き込んでいくが、土居がサミングからコーナに叩き込み谷嵜にタッチ。

 谷嵜はコーナーに叩き込み、DHからフォールも2。
 谷嵜はサイクリングヤッホーで捕らえるが仲川はロープを掴みブレイク。谷嵜は土居にタッチ。

 仲川はチョップを打ち込んでいくが、土居は受けきりエルボー。さらにバックドロップで叩きつけてフォールも2。
 土居は投げようとするが、耐えた仲川がブレーンバスター。仲川はれぶろんにタッチ。

 れぶろんはロープに飛んでランニングエルボー。さらにエプロンの谷嵜にもランニングエルボー。
 土居はガットショットからロープに振ってラリアットも、避けたれぶろんがコルバタで投げ捨て、さらに谷嵜もロープに振ってドロップキックで場外に叩き出すと、中川とともにコーナーからのプランチャ。

 リングに戻り、仲川が谷嵜に串刺しバックエルボー。谷嵜がコーナーに振って串刺し攻撃も、避けた仲川が延髄斬りからスクールボーイ。さらにシャイニングウィザードを叩き込んでフォールも2。
 仲川はミサイルキックからフォールも2。
 谷嵜をコーナーに振りれぶろんと仲川がバルス。さらにサンドイッチ低空ドロップキックからフォールも2。
 れぶろんはエルボー連発からロープに飛ぶが、土居が出てきてカウンターのスパインバスターから谷嵜がカサノヴァ。フォールも2。
 土居と谷嵜が仲川をロープに振ってだbル攻撃を狙うが、仲川はこれを避けると土居にトラースキック。さらに谷嵜にトラースキックも、谷嵜はキャッチするが仲川は足を引いて逃れると延髄斬り。仲川がロープに飛んで走り込むが、土居がカウンターのバックブリーカー。谷嵜がそこへれぶろんも叩き込み、2人まとめて地獄の断頭台。
 土居がれぶろんにラリアットも、避けたれぶろんがスクールボーイも2。れぶろんは首固めも2。れぶろんはラリアットを巻き込んで逆さ押さえ込みも2。
 れぶろんは走り込むが、土居はローリングエルボーで迎撃しスプラッシュマウンテンで叩きつけてフォールも2。
 土居はラリアットでなぎ倒しフォール。これで3カウント。 

第5試合

 大谷は入場すると涙を流しており、レフェリーチェックもコーナーに顔をうずめ中々受けることが出来ない。
 意を決して三富と向かい合い、三富が差し出した手を両手で握り試合が開始。

 大谷はコーナーから一歩踏み出す事に躊躇するが、ファンの後押しを受けて踏み出すと「お久しぶりです」と声援に答えリング中央へ。

 ロックアップからアームホイップで投げあいグラウンドの攻防。両者一度距離を取る。

 ロックアップからリストの取り合いとなり、ヘッドロックも大谷がグラウンドの攻防を避けて走り込むが、三富はカウンターのアームホイップから腕を極めて行く。
 大谷は突き飛ばしてこれを抜けるも三富は巻き投げて腕を極めて動きを止めると、腕へのニードロップから腕を極める。大谷はそのまま巻き投げて逃れようとするが、三富はすぐに腕を取り直し絞り上げていく。
 三富はロープに振ろうとするが、大谷はヘッドロックで捕らえグラウンドに持ち込むが、三富はヘッドシザースで逃れるも大谷はすぐにヘッドロックで取り返し、そのまま潰してフォールも2。
 三富はそのまま回転してフォールも、大谷はヘッドロックで絞り上げてこれを逃れる。三富は突き飛ばして逃れるが、大谷は走り込んで再度ヘッドロック。大谷はきつく絞り上げていくが、三富は髪を掴んでこれを逃れようとし、緩めた大谷を突き飛ばすが大谷はショルダータックルで倒す。ロープに飛ぶが三富はアームホイップで叩きつけ、バックエルボーからボディスラム。三富は首投げからニードロップを投下しフォールも2。再度フォールも2。
 三富はボディスラムで叩きつけフォールも2。

 三富はコーナーに叩きつけチョップを打ち込んでいく。大谷は体勢を切り替えてコーナーに押し込むとチョップを打ち込んでいくが、三富はエルボーで返しボディスラム。さらにボディへフットスタンプからフォールも2。

 三富はスリーパーで捕らえるも、大谷はボディにエルボーを打ち込みこれを逃れ、ロープに飛ぶが三富はスリーパーで再度絞め上げる。
 大谷は再度ボディにエルボーを打ち込み逃れると、ロープに飛ぶが三富はショルダースルーからフォールも2。
 三富は逆エビ固めで捕らえるが、大谷はロープを掴みブレイク。

 三富はコーナーに叩きつけフォールも1。

 三富は「大谷!プロレスやるぞ!」と叫んで引き起こすと、コーナーに叩きつけ串刺し攻撃。避けた大谷がバックドロップを狙うが、耐えた三富がラリアット。避けた大谷がバックドロップで叩きつけるも、大谷はフォールに行けず倒れ込む。

 なんとか立ち上がった大谷は三富に走り込むが、バックエルボーで迎撃した三富が走り込むも、避けた大谷がランニングエルボーで倒す。
 大谷はコーナーに登るとミサイルキック。フォールも2。

 大谷は走り込むも三富はエルボースマッシュで迎撃しロープに飛ぶが、鋭角にロープに飛んだ大谷がRKO。
 大谷はDDTで突き刺しフォールも2。

 大谷は投げようとするが、耐えた三富とエルボーの打ち合い。打ち勝った大谷はロープに飛ぶが、三富は腕を巻き込んで逆さ押さえ込みも、切り返した大谷が首固めを狙うが、これも切り返した三富が垂直落下式ブレーンバスター。フォールも2。

 三富は髪を掴んで引き起こすと顔面にファーストフラッシュ。フォールも2。

 三富はボディスラムで叩きつけコーナーに登ろうとするが、大谷は足にしがみつき動きをとめる。だが三富は顔面を蹴りつけて逃れるとコーナーに登るが、大谷はエルボーを叩き込み正面に登ると雪崩式フランケンで投げ捨てる。
 さらに大谷はフィッシャーマンスープレックスホールドも2。

 大谷はみちのくドライバーIIからフォールも2。

 大谷はスライディングDを狙うが、ガードした三富に大谷はエルボーからロープに飛ぶも三富はラリアットで迎撃。
 三富は垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。

 三富はハイフライフローを発射するが、大谷は避けると後頭部へのスライディングD。さらに正調スライディングDを叩き込みフォールも2。

 膝立ちでエルボーの打ち合いから、お互いの手を握った状態でエルボーの打ち合い。三富が膝をつくが、大谷は引き起こしてエルボーを打ち込み、再度エルボーも三富が避けて担ぐと「大谷おかえり!」とファルコンアローからフォールも2
 三富はソルティースプラッシュを投下しフォール。これで3カウント。

エンディング

三富「大谷、大谷!大谷。おかえり。この、一年、何ヶ月か、なんかさ、大谷が、プロレス界に居なくて、心にぽっかり、なにか穴が空いたような、気分でした。だけど、俺は、別にお前が居なくても、走り続けなきゃいけないんだ。今こうやって、PPPっていう興行をイベント初めて、一緒にやりたいと言ってくれてる仲間もできた。一緒に手伝ってくれるスタッフもいる。そしてこうして、沢山のお客さんが見に来て応援してくれてる。お前を、待ってる時間はなかったよ。ただ、女みたいなこと言ってあれだけど、大谷譲二が居ないプロレス界は、寂しかったよ。まあこれはPPPの興行だけど、別に俺がお前に恩を売るわけじゃないけど、お前がこうして人前で試合してるとこどうしても見てほしかった。大谷譲二!お前にはプロレスしかないんだよ。だからこれから、プロレスを通じて、今日来てくれたお客さんだけじゃなくて、プロレスが大好きなファンの方や、プロレス関係者、そして、プロレスを知らない人にまで、もっと、プロレスの素晴らしさ、届けてくれよ。頼む。大谷、お前恥ずかしがり屋で口下手なの知ってるけど、今日お客さんに向けて、一言話してくれ」

大谷「・・・(正座でマイクを前に固まり、意を決してマイクを持ち涙声で)いっぱい、ご迷惑かけちゃった。なんか、こんな事言っちゃいけないんだけど、すごい楽しくて・・・すいません、いっぱい時間使っちゃって。えーと、そうですね、この一年間、いやー、だめだ、めっちゃ時間使っちゃう。ここ最近、プロレスの話をしたり、プロレスの練習をしたり、一緒に試合の映像見たりとかして、その時間だけが楽しくて、すごい、迷惑かけちゃったから、こんなこと言っちゃいけないんだけど、それが楽しくて、だから、だから、しっかりこうやって場所も用意してくれて、めっちゃ感謝してます。普段言えてないけど、言えないけど、めっちゃ感謝してます。応援、してほしいと、お客様には言えないですけど・・・プロレス・・・楽しんでください。楽しいですね、プロレスは楽しい。だから、今後もプロレスを、楽しんで見てください。三富さん、ありがとうございました」

三富「大谷、プロレスは、楽しいよ。だから、これから、もう、過去のことはしっかい自分でもう洗い流して、だけど、これからお前のファイトで、いっぱいお客さんを感動させてください。最後に一つ、大谷、お願いがある。今日、PPP、ふんどしの八須さんも一緒にやりたいって言ってくれた。中折れボーイズもいつも一緒にやってもらってるけども、俺は、ずっと、一人でここまで突き進んできた。突き進んできて、わかった事がある。それはやっぱり、一人じゃ越えられない壁があるんだよ。大谷、お前の、活動に、何ら口は出さないから、それでいいから、PPPの、この団体の、所属になってくれ。お前の、活動に口は出さないから。ずるいだろ俺リング上でこれ言って(笑)はっはっは、それが俺だ!だけどお前の性格知ってるから、だから契約とかはちゃんとわかってるから。まあ、ゆっくり考えておいて。ていうわけで今日はすいません、しんみりしちゃったかもしれないですけど、僕らが10年前から紡いできたストーリーがこうして、自分が作ったPPPというリングでそして、PPPを支えて見に来てくださるお客様たちと、この晴れ舞台を、彼の復帰の舞台を共有する事ができて感謝してます本当にありがとうございました。そして、最後に、今日、闘ってくれた選手、全員じゃなくてもいいんですけどリングに上がってきてください」

(ウエザイルが乱入)

三富「ちょっと!ウエザイルさんじゃないですか!」
ウエザイル「ボケカス!しんみりした空気、いい感じの空気、ぶち破って、どうもすいません。ただ、今日の乱入、ちょっと、一言だけ言わせてください。なんでお前が、ここに、このイイカンジの中、なんでウエザイルが、顔じゃないよ、呼んでないよ、思われる方いっぱいいると思います。ただここにいる大谷譲二、約10年前からワシも顔知ってます。某竹芝の道場でワシが管理人やってた時、彼はまだ学生でした。そん時は大谷譲二じゃない。ギャル男コレクションAGという名前で学生プロレスやってました。その時からの付き合いです。一生懸命練習来てました。いい若者だと思ってました。そして、あのハードな事件が起こって、ハードなヨカタに、ハードな誹謗中傷受けてました。彼はきっと、ワシと会ってない時もハードな生活を送っていたと思います。そして今日、さっきワシも見せてもらってました。PPP総帥みとやんと、たいへん熱い試合、やってくれてましたね。謹慎中、彼はきっと思う所沢山あったと思います。悲しい、見たくないようなメッセージも沢山もらったと思います。それをして、改めて、このリングに、上がってきました。そしてあんないい試合見せてもらいました。お客さんの中には、腹に一物ある人もまだいるかもしれない。胸につかえがある人もまだいるかもしれない。喉のここまで出かかってる人もまだいるかもしれない。ただ、なんだかんだあんないい試合やってくれた彼らに対して、ここは一つ、お前の頭でどうにかなる、そんな事思ってくれなくていいです。ここからの大谷譲二をまた応援してあげてください。プロレス界の未来は、貴様らのもんじゃボケカス。譲二、また頑張って元気なファイト見せてくれよ。みとやん!毎回毎回ワシの乱入許してくれてほんまありがとう」

三富「ザイルさん、こんなにちゃんとした人だったんですね!ウエザイルさんありがとうございました。改めて、今日試合してくれた選手でリング上がってきてくれる方はよろしくお願いします。リング上がってください。大谷もリング上がってよ。土居さんも谷嵜さんも是非是非。大谷は真ん中来いよ!今日は、大谷譲二というプロレスラーの新たな門出です。そしてPPPという団体の新たなスタートです。我々は、大谷も我々も、色々なものと闘っていかなければなりません。そして、お客さんたちも今このご時世で、色んな事と闘っていかなきゃいけない。だからこそ、闘おうじゃないですか。な大谷、また、闘おう。みなさんもまた大谷と試合してあげてください。そして、お客さんも色んなものと闘ってまた見に来てください。みなさんほんとに今日はありがとうございました。最後は3,2,1ウーPPPで締めたいと思いますんで、皆さんご起立よろしくお願いします。ほんとに、今日という日は、すいません個人的に大変いい一日になりました。大谷ありがとう。選手の皆さんありがとう。お客さんもありがとう。いきます!3,2,1、ウー、PPP!」

<試合後コメント>

三富政行&大谷譲二
三富「いや、なんか、久しぶりにずっしり来る試合をしましたね。大谷、おかえり。プロレス界に帰ってきました彼。長かった?」
大谷「ん~長かったですね」
三富「まあ、まあまあ煽りVでもありましたけど昔から知ってるんで、気が気でなかったけど、でも僕一つリング上で言えなかったけど、あの、僕もやっぱ社会に出て色々社会の厳しさっていうのは学んだんですよ。やっぱり学生の時のようなノリではできないので、結局その社会には社会の厳しさがあって。それを社会人の時とプロレスラーになってから色々経験したんですけど、大谷はプロレスラーになる前に一人の社会人として、今回大人になってくれたと僕は、ごめんなさい上目線で、勝手に思ってるんで、一皮むけた、人間大谷譲二を、プロレスラー大谷譲二として昇華させて、ファンの人を笑顔にしてほしいなと思ってます」
大谷「そうですね~、こんな感じになると思ってなかったですね。いやー」
三富「なに?(苦笑)」
大谷「もっとこう明るくこう、なんか」
三富「それお前が入場のときから泣いてたからだろ!」
大谷「違う違う」
三富「いやいやいや、お前が入場から泣いてんだもん」
大谷「なんか」
三富「マイクも時間かけすぎだよ」
大谷「すいません!いやもっと明るく、こうなんか、帰ってきたよってやりたかったんですけど」
三富「うん」
大谷「ちょっとこううまくいかなくてですね」
三富「それが今のリアルだからいいじゃん」
大谷「いやー、すいません」
三富「リアルを伝えろよ」
大谷「いやー、うまくいかなかったですね」
三富「でもやっぱり、大谷と試合すると気持ちいいですね。めちゃくちゃエルボー痛かったけど、めちゃくちゃ。で、僕ね、最後に付け加えて言いますけど、別に彼に恩を売るわけじゃないですけど、僕は彼が復帰するためだけにこの興行やったんで」
大谷「・・・(苦笑」
三富「でも、僕はこれが正しかったと思ってますし、だからちょっとまあ後でゆっくり話すけど、まあ、彼には自由に活動してほしいんですけど、一応僕はやっぱ仲間が必要だなと思ってるんで、まあまた、10年たってまた仲間になってくれよと。君の活動に云々、性格知ってるから、言わないから、仲間になってほしいなと最後のメッセージです。一晩考えてくれ」
大谷「えへへ(苦笑)僕もでも、そうですね~まだ時間かけちゃうな、すごい、どんな顔すればいいかわからなかった一年間だったんですよ。僕が悪いんで。僕が悪いんでこう~ただ、自分で言いましたが自分のこうあれではあるんですけど、楽しい顔していいかよくわかんないし、なんか、対戦してると、こう、いじられてるみたいな、どんな顔していいか、わかんなかったですね」
三富「どんな顔していいかわかんないなら試合すればいいんだよ!試合で、お前は試合をしてくれ!試合をして、お客さんをまた、笑顔に、してくれればそれでいいんじゃない?」
大谷「めっちゃ一緒にいましたね最近」
三富「そうだよ」
大谷「めちゃめちゃ最近プロレスの話とか、プロレスの練習とかしてすごい近くてですね、今日復帰戦の相手が三富さんで、良かったなって、なんか、2週間前ぐらいから思うようになって」
三富「もっと前から思ってくれよ!まあいいや、まあでもここまでやったから、舞台用意するまでできたからさ」
大谷「ありがとうございます」
三富「オレもプロレス界入って、社会人になって、色々経験して今があるからね。うん、そこの自信の差は出たと思うよ。俺やっぱPPPという一つの城をいま築き上げてると自分で思ってるから。それを自分でやれるまで力がついたと自分でも思ってるし。けど、このお城をもっと大きくするには、やっぱりまだまだ仲間が必要だなと思ってます。練習生も入ったし。イケマッチョとかハレンチのみなさんも仲間だと思ってます。だから大谷も、名前だけ背負ってもらえればいいんで、仲間になってくれよ、というね」
大谷「めっちゃ言うじゃん」
三富「そこをゴリ押ししておきます。以上、あとは彼に(三富は去る)」

――改めて確認なのですが、リングでの試合を終えて、一日限りの復帰ですか?それとも今後継続してプロレスラーとして復帰ですか?
大谷「一応今後もさせていただくとは思うんですけど、そうですねー、公言しちゃってるんで、なんかこう~パーッと言えないですけどひっそりと、はい」

――三富さんからの誘いを聞いた時は正直嬉しかったですか?困惑しましたか?
大谷「ん~~~そうですね、なんか、別の部分でこう思う所があって、なんか、所属とかの前に色々言ってくれてて、なんかその、言葉が、その話をリング上でふと思ったんですけど、なんでこうプロレスってお世話になった先輩を殴るんだろうと。先輩として色々してくれたのにとずっとそれリング上で考えてて、なんでプロレスって不思議なスポーツじゃないですか?なんでお世話になった人殴ってるんだろうとちょっと考えちゃって、その話がちょっと途中からピッと入ってきて、ちょっとなんか考えるあれがなかったというか、うまくまとめられないですけど、そんな感じがありました。半信半疑?ちょっと意味違いますかね、半分半分みたいな感じで、いましたね、はい」

――ウエザイルさんの言葉は心に響きましたか?
大谷「響きましたね(笑)めっちゃ響いた!すごかったですよね。なんていうんですかね、こう、ほんとに10年前にこうなんかお会いして、アルバイト紹介してもらったりして、そうですね、あんまりこうなんか、がっつりこうおしゃべりした記憶っていうのはそんなにないのに、そんな風に言っていただけるのはすごいジンと来ちゃいました」

――改めて今後大谷譲二としてどのように活動していきたいですか?
大谷「ひっそりと、ひっそりと生きていきます」

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