葛西純が全日本プロレスでデスマッチの王座戦をぶち上げ石川修司が挑戦表明!「全日本でデスマッチ出来るのは俺しかいねー!」

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 24日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2021 NEW YEAR WARS【最終戦】』が行われ、GAORA TV王座を防衛した葛西純に石川修司がデスマッチでの王座戦に名乗りを上げた。

 葛西純は、昨年11月に当時GAORA TV王者であったヨシタツが「王道ストロングスタイル!エンターテイメント!格闘技!ルチャ!ハードコア!デスマッチ!すべてのスタイルに対応できる世界で唯一のレスラー」を自称していたことに「お前デスマッチ舐めてんじゃねーか?」と因縁を付けて王座挑戦を表明。今月3日にはTLCマッチでの王座戦を制して王座を奪取。「“王道マット”って言われてるこの全日本プロレスで葛西純のアクセル全開のデスマッチ・ハードコア見せる」とそのビジョンを語っていた。

 この日は、葛西が初防衛戦としてブラックめんそーれを迎え撃った。
 試合はハードコアマッチで行われることとなり、リング上にはテーブルと大量のパイプイスが積み重ねられた状態で試合開始。めんそーれは開始直後こそ葛西の凶器攻撃から逃げ回り「ビビって悪いか!」と開き直る素振りを見せていたものの、ヘビの顔が付いた長いヒモで絞首刑を狙ったり、スチール製のちりとりでぶん殴ったりと次第にハードコアに適応。
 葛西が竹串の束を頭頂部に突き刺したものの、マスクの上に乗っていたハブのせいで全くめんそーれにダメージはなく、これに腹を立てた葛西は「この試合に反則はありませぇ~ん!」とめんそーれのマスクを剥ぎ取ってしまい、素顔となっためんそーれの頭に竹串の花を咲かせた上でリバースタイガードライバー。
 これで覚醒しためんそーれはイスやテーブルを駆使した気迫のファイトや、パールハーバースプラッシュやラリアットの連発をすべて返す根性を見せて葛西を面食らわせる。めんそーれはスネークスパイクでのテーブルクラッシュを狙うも、葛西が下からイスを投擲して妨害しセカンドロープからのジャンピングパイルドライバー on テーブル。最後は垂直落下式リバースタイガードライバーでトドメを刺した。

 マイクを取った葛西は「プロレス界の王道を守ってる割には、何だ?ヨシタツもめんそーれも大したことねーな?王道ってのは、何でも出来て当たり前なんじゃねーのか?オイ!勝った勢いで次、無理を承知で言わせてもらう。王道代表の全日本プロレスで、この葛西純とデスマッチでやってみるっつー、骨のあるやつはいないのか?……いねーか。いるわけがねーよ」とアピールすると、入場口から石川修司が現れ、会場からは思わず驚きの歓声が上がる。

 石川は「全日本プロレスは、デスマッチ団体じゃねえ。ただ、『やれ』っつーんだったら、やれんのは俺しかいねー!アンタとデスマッチで勝負だ!」とGAORA TV王座へデスマッチ形式の試合で挑戦表明。
 これに満面の笑みを浮かべた葛西は「修司、来てくれると思ってたよ。お前なら、俺っちに最高の刺激を与えてくれそうだな。王道に染まった石川修司!やるからにはリミッター外してこいよ!」とこれを快諾した。

 バックステージに戻った葛西は「オイ、修司!出てくんのおせーよ!ちょっと遠回りしちゃったけどな、ようやく待ち人が来たようだな。このベルトはまだまだ葛西純の元にいたがっている。だから修司ごときに負けるつもりもねーし、どんどん防衛してくから。この全日本プロレスを王道色じゃない、葛西純の色にガッツリ染めてやる!」と高笑い。
 対する石川は「全日本プロレスはデスマッチ団体じゃないから。特別な興行みたいな形で、そのときだけデスマッチやらせてほしいなっていうのが、俺からの会社への意見です」と王道の守り手としてデスマッチに臨む覚悟を語った。

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