美しき“パリジェンヌレスラー”沙希様が新年初試合で華麗に勝利しメイドのメイ・サン推薦の干支にちなんだ日本の古風な専門店・ヨシノヤでディナーへ

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 4日、後楽園ホールにて『東京女子プロレス'21』が開催。第5試合に沙希様&メイ・サン=ミッシェルが参戦し、乃蒼ヒカリ&汐凛セナと対戦した。

 NEO美威獅鬼軍は、東京女子に美をもたらすためにやってきたパリジェンヌである沙希様によって結成された軍団。2015年に初登場後は、東京女子を席巻しては度々ご家族の都合などで帰国し消息を絶つことも多く、沙希様が来日されるたびに会場が往年の少女漫画のように彩り溢れる空間となる。
 DDTの赤井沙希によく似ていると噂されるモデルのような沙希様は、我闘雲舞の駿河メイによく似たある日森の中出会ったメイド見習いのメイ・サン=ミッシェルを伴って新年初の大会に参戦。アイドルレスラーの乃蒼ヒカリ&汐凛セナとタッグマッチで対戦した。

 メイ・サンと沙希様が華麗に手を取りあって挨拶しているところをセナとヒカリが急襲。だがメイ・サンがいたずらっぽく場外から足を掴んで倒し、トレンチ(おぼん)を器用に使い試合をかき乱していく。
 沙希様の長い足から繰り出される蹴りがムチのようにセナとヒカリを苦しめると、ドロップキックを中心に反撃を試みるヒカリをメイ・サンがコケさせ、フルコースのカトラリーのように綺麗にリング中央にセットする。
 するとメイ・サンは沙希様のおみ足を借りての不知火をセナに叩き込み、続いて沙希様の手を取ったメイ・サンは社交ダンス式の串刺しエルボーをヒカリに発射。最後はセナの背中に正座をするよう足を揃えた美しいダブルニードロップから世界遺産の修道院を彷彿とさせるサン=ミッシェル(変形腕極め逆片エビ固め)で捕らえギブアップを奪った。

 試合を終えたメイ・サンは「セ・パ・ボン!最悪でしたわ!」とゴミ虫を見るような目で対戦相手を見た後に「沙希様、日本には干支という風習があるらしいですわ。今年の干支は、牛。牛さんですわ!日本には有名な牛専門店があるようです」とお口直しを進言。これを聞いた沙希様は「今日にふさわしいわ。ディナーで向かいますから今すぐ予約して。どんなお店なの?」と興味津々。これにメイ・サンは「確かその店のお名前は、ヨシノヤ」と、どこか庶民に馴染みがあるようなお店の名前を出し、沙希様は「素敵な古風なお名前じゃない!今すぐ予約しなさい。ヨシノヤとやらに向かいますわ」とメイ・サンの手を取り笑顔でヨシノヤへと向かった。

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