【#プロレス今日は何の日】1982年1・1 新日本プロレス後楽園ホール タイガーマスクvsダイナマイト・キッド
- 2021-1-1
- ニュース
【#プロレス今日は何の日】
1982年1月1日 新日本プロレス 後楽園ホール
タイガーマスクvsダイナマイト・キッド！
お正月からWWFジュニアヘビー級王座戦！
言わずと知れた永遠のライバル、タイガーvsキッドの戦いが新年から見られた幸せな年です！
WWFジュニアヘビー級王座は藤波辰巳（現：辰爾）がMSGで戴冠し、日本に持ち帰ってジュニアヘビー級の地位を確立したベルト！2度の戴冠でその合計防衛回数は圧巻の52回！
そんな藤波もヘビー級への転向を表明し、同王座を返上。まさに次世代のジュニア覇者を決める戦いでした！
当ても投げも極めもとにかく力強い！
タイガーのソバットはキッドの側頭部を撃ち抜く高さ！
二人とも技の初動にガッとかギュッとか音が聞こえてきそうな筋肉が凄い！
キッドのズドっと落とす「重さ」を感じさせるバックドロップ！
次いでグサっと突き刺すツームストン！まさに墓石落とし！
そしてスゴイ飛距離のダイビングヘッドパッド！
日本よ、これがダイビングだ！
レッグロックでタイガーの足を殺すキッド！
あのタイガーがマスク越しにも分かる苦痛の表情で悶え苦しむキツいレッグロック！
しかし、コーナーに振られたところをバッとかわして横入り式エビ固めで押さえてタイガー勝利！
見事第6代WWFジュニアヘビー級王座獲得！
お正月から好勝負を見せてくれたキッドさん、晩年の氏は車椅子生活で思うように体も動かなかったことでしょう。NHK BSプレミアム「アナザーストーリーズ」での「タイガーマスク伝説～覆面に秘めた葛藤～｣のインタビューでは、
「自分はプロレスラーになった事に誇りを持っていて､自分はとても運のいい男だった。いい人生だった」「わかるだろ？」
こんなボロボロになっても「いい人生」って、グッと来たなあ～。ダイナマイトキッドがいたからこそタイガーマスクも輝きを増しました！我々はあなたのことを忘れません！
皆様今年もよろしくお願い申し上げます！
今日もプロレス最高っ！
