【試合詳細】12・9 爆裂忘年会新宿FACE大会 藤原喜明&大仁田厚&佐野直vs越中詩郎&福士"赤天狗"直也&高岩竜一 松山洋vs安藤武博vs深瀬沙哉vs松田崇志 福原慶匡vs笹原和也

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

エンタメ業界超戦士頂上バトル激烈開幕『爆裂忘年会2020』
日程:2020年12月9日(水)
開始:18:30
会場:新宿FACE
観衆:未発表

【前半戦】
▼第1試合 エンタメキャラクターマッチ 15分1本勝負
○ドRaえもん(田馬場貴裕)/抜裂先生(タイガー木原)
9分56秒 キャメルクラッチ
ターちゃん(大和ヒロシ)/アナペペ(HASEGAWA)with ●慈ェーン+α(LINDA)

▼第2試合 エンタメバトル立ち技ルール 2分1R 団体戦
△【福原軍・対戦相手に家族を人質にとれている団】
2-2
△【阿佐ヶ谷ファイトクラブ】

<先鋒戦>
【福原軍・対戦相手に家族を人質にとれている団】●高林祐樹(脚本家)
2分0秒 判定
【阿佐ヶ谷ファイトクラブ】ミスターX=○慈ェーン

<次鋒戦>
【福原軍・対戦相手に家族を人質にとれている団】●望月重孝(アスラフィルムCEO)
2分0秒 判定
【阿佐ヶ谷ファイトクラブ】○モニカ(会社員)

<副将戦・総合ルール3分1R>
【福原軍・対戦相手に家族を人質にとれている団】○酒居慎吾(CreativeStudio Mzoプロデューサー)
1分44秒 アームバー(レフェリーストップ)
【阿佐ヶ谷ファイトクラブ】●輝井永澄(作家)

<大将戦>
【福原軍・対戦相手に家族を人質にとれている団】○福原慶匡(けものフレンズプロデューサー)
1分35秒 TKO
【阿佐ヶ谷ファイトクラブ】●笹原和也(CGアニメーション監督)
※2勝2敗で引き分けも福原が勝ち名乗りを上げ人質を救出

▼第3試合 企業対抗バトルロイヤル
○松山洋(サイバーコネクトツーCEO)
9分47秒 リングアウト
●安藤武博(Donuts執行役員)、●深瀬沙哉(UWAN Pictures CEO)、●松田崇志(トイディアCEO)
ディーバ:すみれおじさん(プロコスプレイヤー)/光野あや(サイバーコネクトツー)

▼アーティストライブ
・RIO&高橋紫微 ライブ
・jbstyle アートパフォーマンス
・谷本貴義アニソンライブ

▼第4試合 タッグマッチ60分1本勝負
佐藤光留(パンクラスMISSION)/●伊藤崇文(パンクラスism)
7分56秒 デルフィンクラッチ
○スペル・デルフィン(海鮮)/鈴木悟(unit-K)

▼セミファイナル 女子プロレスシングルマッチ 30分1本勝負
○茉莉(Color's)
10分47秒 熨斗紙→片エビ固め
●入江彩乃(Color's)

▼メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負
藤原喜明(藤原組)/大仁田厚(フリー)/●佐野直(フリー)
11分40秒 ランニングニー→片エビ固め
越中詩郎(フリー)/○福士"赤天狗"直也/高岩竜一(フリー)

福士“赤天狗”直也が大流血の末に勝利し大仁田厚と電流爆破戦での再戦を約束!けもフレ福原慶匡Pがボクシング戦でTKO勝利!一流企業所属のクリエイターたちがバトルロイヤルで大暴れ!

オープニング


 群馬県みなかみ町10周年記念事業として生まれた『泉極志プロジェクト』から、各温泉をモチーフにした看板娘『泉極娘(せんごくガールズ)』がオープニングに登場。宝川温泉の宝川日向、湯檜曽温泉の湯檜曽加耶、水上温泉の水上郷琥、月夜野温泉の月夜野峰の4人がこの日はリングに上がり、『Dragon☆温泉パラダイス』と『激烈Pro天狗』の2曲を歌って踊った。

第1試合


 ターちゃんはアナペペを連れて入場。アナペペは「マン コマ ンコ クッサー。マン コマ ンコ クッサー!(お前は誰だ?)」と叫び試合開始。告知されていた慈ェーンはセコンドとしてリング下で応援する。

 先発はアナペペと抜裂先生。ロックアップから抜裂先生がロープに押し込み急所攻撃。再度ロックアップから抜裂先生がリストを取っていき、ストンピングから首投げで倒しスリーパー。これを離すと抜裂先生はエルボースマッシュからドRaえもんにタッチ。

 ドRaえもんはボディにフックを打ち込み、さらに「空気砲」と叫びながらボクシンググローブを投げつけると、ヘッドロックからショルダータックルで倒す。さらにロープに飛ぶが、アナペペがリングに寝転がり往復させると、疲れたドRaえもんはアナペペにひっかかりリングにコケる。アナペペはターちゃんにタッチ。

 ターちゃんはターちゃんチョップを打ち込むが、ドRaえもんには全く効かず。ターちゃんは「前張りのせいなのだ。前張りがあるから本当の力が出せないのだ」と叫び、ドRaえもんがハンマーブローからコーナに登りダイビングハートブレイクショット。ドRaえもんは抜裂先生にタッチ。

 抜裂先生はインディアンデスロック。ターちゃんはチョップを打ち込むが、抜裂先生はエルボーを打ち込んでいき、そのままフォールも2。
 抜裂先生はアキレス腱固めで捕らえドRaえもんにタッチ。

 ドRaえもんはストンピングからヒールホールド。そのまま逆エビ固めで捕らえ、抜裂先生がストンピングを落とし急所攻撃。
 ドRaえもんはアキレス腱固めで捕らえ、ターちゃんはターちゃんパンチを打ち込むが力が出せず効かない。
 ドRaえもんはコーナーに叩き込み抜裂先生にタッチ。

 抜裂先生はボディにエルボー。慈ェーンがリングに上がり、レフェリーと抜裂先生とドラえもんに次々ムチ攻撃。抜裂先生が慈ェーンを捕らえて腰蓑を脱がしていき、脱げたのを見るとフロントネックロック。ターちゃんがこれに怒って抜裂先生を剥がし、ドRaえもんにエルボー。抜裂先生にもハンマーパンチを打ち込むが、抜裂先生がターちゃんに地獄突きから羽交い締め。だがドRaえもんをエルボーで迎撃し、抜裂先生にもエルボーからドロップキックを叩き込んで場外に叩き出す。
 慈ェーンがいつの間にかいなくなり、ターちゃんが「慈ェーン戻ってくるのだ」と叫ぶと、巨体になった慈ェーンがリングに登場。

 巨体な慈ェーンがボディスプラッシュで抜裂先生とドRaえもんを蹴散らし、アナベベとともに勝利を叫ぶが、抜裂先生がアナベベに背後から襲いかかり、場外にエルボースマッシュで叩き出す。さらに慈ェーンにもエルボースマッシュからパイルドライバーの体勢。Tバックにさせて慈ェーンの尻にドRaえもんが蹴りを叩き込み、そのまま抜裂先生がパイルドライバーからドRaえもんが首投げで倒しサッカーボールキック。抜裂先生がTバック攻撃からドRaえもんが改めて尻にサッカーボールキック。横たわる慈ェーンの背中にドRaえもんがエルボードロップから、抜裂先生が電気あんま。アナべべが見かねてカットに入るが、ドRaえもんがミドルキックでアナベベを蹴散らし、ターちゃんにもナックル。ドRaえもんは慈ェーンをブレーンバスターで投げ捨て、急角度のキャメルクラッチで捕らえギブアップを奪った。

 勝利した抜裂先生はズボンを脱いで尻を出してからリングを後にした。

第2試合


 先鋒戦は高林とミスターXこと第1試合に出場した巨大になった慈ェーン。
 慈ェーンがラッシュを仕掛けてコーナーに押し込むが、高林はリングを回って逃げてクリンチ。これはレフェリーがブレイクさせる。
 慈ェーンがサモアンフック連発で押し込んでいき、高林がクリンチから一度距離を取る。慈ェーンは前に前に出ていくが、ここで水着がずれたためタイムストップ。
 慈ェーンが水着を直して前に出てコーナーに押し込みラッシュ。ガードもできず高林は逃げ回り、フックの雨あられを高林がクリンチ。ここで水着がずれたためタイムストップ。
 再開し、慈ェーンのラッシュに高林はリングを回って逃れ、高林がクリンチから逃げていくと顔面に慈ェーンのフックが入る。ここで時間切れ判定へ。

 判定は慈ェーンの勝利となった。


 次鋒戦はアニメ制作会社アスラフィルム社長の望月とモニカの試合。ボクシングとキックボクシングの異種格闘技戦へ。
 モニカが額をこすりつけて挑発していき、試合が始まるとモニカがローで牽制しミドル。打ち終わりに望月がジャブで前に出ていくがモニカは下がる。
 望月は大ぶりのパンチを振り回していくがモニカはクリンチしブレイク。
 モニカは左ジャブで牽制し右フックも、モニカの右ストレートで望月がふらつき、モニカがミドルキック連打。前に出ようとした望月にミドルが入り望月は膝をつくがすぐに立ち上がる。

 望月が前に天に出ていきボディブロー。だがモニカがミドルからローキック連打。さらに左ストレートが入るが望月は倒れず、前に出ていくがモニカがワンツーロー。前に望月が出るがモニカはクリンチ。
 モニカはワンツーローからロー連打。望月の動きが鈍くなり、モニカのアッパー気味なジャブから前蹴りで距離をとり左右のストレート。だが望月のワンツーが顔面を捉えていくが、モニカが首相撲からワンツーを狙うが、望月がパンチを振り回し動きを止めていく。ここで時間切れ引き分け。

 判定でモニカが勝利した。 


 副将戦は空間演出などを得意とするCreativeStudio Mzoの酒居と、『空手バカ異世界』作者の輝井。
 この試合はMMAルールへ。


 輝井がジャブで牽制しリングを周り、酒居がローで牽制し右ストレート。打ち終わりに輝井がラッシュを仕掛けるが、酒居がタックルで交わしていくも、これを輝井が切るとがローで膝をつかせ、酒居が引き込もうとするが、輝井は足を固めて間接を取ろうとする。しかし酒居が上をとってハーフガードから腕ひしぎ。これでレフェリーが試合を止めた。


 大将戦は『けものフレンズ』や『ケムリクサ』のプロデューサーを務めた福原と、『ベルセルク 千年帝国の鷹』や『お姉チャンバラVortex』のムービープロデュースを行った笹原和也の対戦。
 福原は『ようこそジャパリパークへ』で入場する。

 試合が始まるなり福原が走り込んで右ストレート。両者激しい打ち合いになるが、笹原がワンツーからラッシュ。お互い再度打ち合いになり、福原の大ぶりフック連打が顔面をとらえていくが、笹原が肘打ち気味なストレート。だが福原のフックでふらついた笹原。だが笹原は距離をつめていきワンツーも、福原が強烈なフック。息を整えて笹原は突っ込んでストレートを出してくが、福原がボディブロー。笹原はリングに転がるが、すぐに立ち上がりフック。だが福原はガードし左右のフックを連打、笹原はダウン。

 笹原は立ち上がるが、レフェリーが試合を止めた。

福原「仲間も上がって。僕らは、赤チームに大事な家族とか恋人とか誘拐されたんですけど、戦って勝てたんで、これで全員取り戻せるな。良かったなみんな!」 

第3試合


 ラウンドガールに白天狗、リングアナウンサーに田中ケロが登場。

 『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』を開発中のサイバーコネクトツーの名物社長 松山洋、『ミクチャ』や『D4DJ Groovy Mix』を運用しているDonuts執行役員の安藤武博、『ポケモン不思議のダンジョン』開発協力のトイディアCEOの松田崇志、『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい」などの監督を務めるUWAN Pictures CEOの深瀬沙哉による豪華な対戦。
 松山は全集中できそうなコスチュームで、蟲を扱いそうなコスチュームのサイバーコネクトツー広報・光野あやさんを連れて入場。安藤はプロコスプレイヤーのすみれおじさんを連れて入場する。

 松山はコスチュームを脱ぎ始め、安藤は「●●●怖いか!」と挑発。深瀬と松田は打撃の応酬。
 深瀬は回し蹴りや水面蹴りを放ち、前蹴りで距離を取ると、ブラジリアンキックを狙うが松田はジャブで牽制。深瀬は飛び込んでヘッドロックで捕らえるが、松田はこれを抜けてリストを取っていく。
 リストの取り合いから松田はフルネルソンで捕らえていくが、ここで松山が脱ぎ終わり試合に復帰。松田が深瀬を安藤と松山に叩き込み、あやさんがなぜか松山を裏切り松田にナイフを渡す。

 松田はナイフを持ってダブルラリアットで大回転していくが、松山は日本刀を持ち出し水の呼吸壱ノ型 水面斬りで斬りかかるが、松田の首が切れずにはじかれる。

 松田は全集中し、ヒノカミ神楽を松田に叩き込み、倒れた松田に3人がかりでストンピング連打。
 安藤が裏切り深瀬と松山の背後からダブルラリアットを叩き込み、安藤が深瀬にエルボーからコーナーに登ると、ダイビングクロスボディアタックからフォールも2。

 安藤は「ゲーム業界の宝、松山さんをぶっ殺すぞ」と粋がるが、場外からあやさんが足を掴んで倒し、松山が足4の字で捕らえ深瀬がスリーパー。
 だがすみれおじさんが入場し棍でカットし、深瀬相手に棍で挑発。安藤に棍を渡すと、安藤は棍で松山に急所攻撃。深瀬は巨大扇子を持ち出し防御していくが、安藤は棍で貫き潰していき、巨大扇子を素手で破いてフォール。

 だが松山がトンファーで殴りかかり迎撃すると、松山が深瀬にトンファーを渡すと深瀬は安藤を蹴散らす。さらに松山にもトンファーで殴りかかるが、レフェリーが注意し取り上げる。安藤と松山が棍を深瀬の股の下に潜り込ませ持ち上げて急所攻撃連発。
 松山と安藤が深瀬にサンドイッチ・ラリアットから、松田がラリアットでなぎ倒していくが、松山が松田の背中にミドルキックを叩き込み場外に蹴散らす。

 松山と安藤がチョップの打ち合いから安藤がロープに振ってラリアット。避けた松山がコブラツイストで捕らえ、そのままグラウンドコブラツイスト。だが深瀬と松田が場外に引きずり出し場外乱闘へ。
 カウント19で松山がリングに戻り、他3人がリングアウトに。松山が勝利した。

アーティストライブ


 バイオリニストのRIOさんとフルートの高橋さんが『紅蓮華』と『情熱大陸』を披露。

 競技型クリエイティブスポーツ『LIMITS』のチャンピオンであり『RIZIN』のメインビジュアルも手掛けたjbstyleさんがリアルタイムアートパフォーマンス。試合が行われている絵をリアルタイムで闘っているような演出を込めて描きあげた。
 MCに何を思って描いたのかと聞かれると、jbstyleは「これはですね、このイベント出演の依頼を受けた時に何も把握せず今日まで過ごしてきたので、即興だけで、絵に魂を込めて描く絵描きじゃないので、10分と言われたから10分にあわせて描きました」と、アートパフォーマーとしての矜持を見せた。

 そして『ドラゴンボール改』OPなどを歌うアニソンシンガー谷本貴義さんが登場し『獣拳戦隊ゲキレンジャー』を歌い上げた。

第4試合


 先発はデルフィンと光留。ロックアップからデルフィンがアームホイップで投げ捨てリストを取る。さらにヘッドシザースも光留はこれを抜けて距離を取る。
 デルフィンはヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒し、さらにロープワークからチョップを避けてドロップキック。デルフィンはコーナーに叩きつけて鈴木にタッチ。光留も伊藤にタッチ。

 お互いローで牽制し、伊藤が前蹴りからローを受けきり食いついてバックを取る。亀になった鈴木にスリーパーからハーフガードを取り腕ひしぎを狙う。これを回転して鈴木が抜けてスタンドへ。
 鈴木がミドルキックからロープに飛ぶが、光留がエプロンから蹴りつけていき、伊藤が首投げからストンピング連打。伊藤は光留にタッチ。

 伊藤が腕を押さえて光留がストンピング。さらに伊藤がスリーパーで絞め上げ、これを光留が引き継ぐも、鈴木はキックでカットするが光留が首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
 光留はコーナーに叩きつけて伊藤にタッチ。

 伊藤は首投げから顔面を踏みつけスリーパー。さらにサーフボードストレッチから光留がチョーク攻撃。レフェリーが注意すると一度離すが、伊藤と光留がダブルのチョーク攻撃。伊藤は光留にタッチ。

 光留はガットショットから投げようとするが、鈴木が逆にブレーンバスター。鈴木はデルフィンにタッチ。

 デルフィンは大阪臨海アッパーから高速ブレーンバスター。フォールも2。
 デルフィンはコーナーに叩きつけて串刺し攻撃。避けた光留がガットショットから延髄斬り。光留は伊藤にタッチ。

 伊藤はワンツーミドルからソバットを叩き込み裏投げ。フォールも鈴木がカット。
 光留と鈴木がエルボーの打ち合いから鈴木がエルボー連打。デルフィンが光留をロープに振って大阪臨海アッパーから鈴木がハイキック。

 デルフィンは伊藤にも大阪臨海アッパーを放つが、避けた伊藤がエルボースマッシュ連発。さらにネックブリーカードロップからエルボースマッシュ。ロープに飛ぶが、デルフィンが大阪臨海アッパーで迎撃しコーナに叩きつけるとスイングDDT。デルフィンはデルフィンクラッチで捕らえて3カウント。

第5試合


 ロックアップも彩乃が力及ばず茉莉が放り投げる。再度ロックアップから茉莉がヘッドロックで捕らえ絞り上げると、彩乃がロープに振っていくが、茉莉は彩乃を飛び越えソバット。だが避けた彩乃がドロップキックも、受けきった茉莉がロープの反動をつけてサッカーボールキック。
 茉莉は綾野を引き起こして首投げからサッカーボールキック。彩乃はロープを掴みブレイクを要求するが、茉莉は走り込み蹴りつけるとロープに叩き込む。
 茉莉はガットショットからヘアーホイップ。さらに顔面に膝を押し付けていくが、レフェリーに注意されると一度距離を取る。再度膝で顔面を押し潰していき、レフェリーが注意するとロープにくくりつけて変顔をさせる。
 茉莉は反対側のロープにも彩乃をくくり変顔をさせて生放送のカメラにアピール。

 茉莉はボディスラムからフォールも、ブリッジして抜けた彩乃の髪を掴んで引き込み再度フォール。二度三度とブリッジして抜けた彩乃を強引にフォールも2。

 彩乃はガットショットからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。

 彩乃は逆エビ固めで捕らえるが茉莉はロープを掴みブレイク。

 彩乃はボディスラムを狙うが、茉莉が逆にボディスラムで担ぎ叩きつけるとストンピング。茉莉はジャベで捕らえるが彩乃はロープに足を伸ばしブレイクしようとするも、茉莉は丸め込むも2。

 茉莉はストンピングも、立ち上がった彩乃はエルボー。茉莉は強烈なエルボーで返していき、再度彩乃はエルボーも、余裕を見せた茉莉がエルボーを返していく展開が続く。
 彩乃はエルボー連打も、茉莉は強烈なエルボー。ガードした彩乃が河津落としからお主の耳にドロップキック。フォールも2。

 彩乃はボディスラムで叩きつけロープに飛ぶと、カットしようと足を伸ばした茉莉の足を掴んで逆エビ固め。茉莉はロープを掴みブレイク。
 彩乃はロープにもたれかかる茉莉の背中にドロップキックからフォールも2。

 茉莉はエルボーから水面蹴りで倒しトラースキック。さらに引き起こすとサイドバスターで叩きつけてフォールも2。

 茉莉はバックフリップを狙うが、暴れた彩乃が丸め込むも2。
 彩乃はスクールボーイも2。彩乃は連続スクールボーイも全て2。 

 彩乃はロープに飛ぶが、エルボーをガードした茉莉がバックフリップから側転ボディプレスを投下しフォールも2。

 茉莉は熨斗紙で叩きつけてフォールし3カウント。

第6試合



 大仁田が入場するなり越中に握手を求めていくが、越中はこれを拒否して追い払う。
 すると邪道軍が奇襲し試合開始。場外乱闘となり、藤原と越中がチョップの打ち合い。佐野が高岩と客席に叩き込み、大仁田が福士をいたぶっていく。

 リングに越中が戻り、藤原をエプロンに立たせると鉄柱に藤原の頭を叩き込むが藤原は自ら鉄柱に頭を連打し効いてないとアピールすると、越中にヘッドバッド。場外に転がり出た越中が、追ってきた藤原の足を刈りチョーク攻撃。これは大仁田がカット。

 リングに上った大仁田が福士の顔面を蹴りつけ、ガットショットから首投げで倒しフェイスロック。福士はロープに足を伸ばすが、レフェリーの注意を他の選手が引き、大仁田が福士の脳天にイス攻撃。
 大仁田は福士の顔面を蹴りつけ、藤原が頭に噛み付く。
 福士は流血するが、その流血した箇所に藤原が再度噛み付いていき、大仁田が福士にキャメルクラッチ。藤原が顔面を蹴りつけていき、大仁田が投げようとするが福士が膝蹴りからヘッドロック。だが大仁田は佐野にタッチ。

 佐野はエルボーからブレーンバスター。フォールも2。
 佐野はドロップキックから藤原にタッチ。

 藤原は福士の背中にエルボーからヘッドバッド。さらに一本足頭突きから佐野の膝に福士の顔面を叩き込み佐野にタッチ。

 佐野はストンピング連打からボディブロー。コーナーに振って串刺しバックエルボーから、ビンタを叩き込み指を踏みつける。佐野は大仁田にタッチ。

 大仁田はDDTからフォールも2。
 大仁田は佐野にタッチ。

 佐野をコーナーに福士が押し込み越中にタッチ。

 越中は佐野をロープに振ってヒップアタック。
 越中はブレーンバスターで叩きつけて高岩にタッチ。

 高岩と越中は佐野をロープに振ってダブルショルダータックル。
 高岩はボディスラムからサミング。越中はヒップバット連発から高岩がコーナーに押し込みガットショット。越中がサミングから福士とともに顔面を踏みつけていく。
 高岩は越中にタッチ。

 高岩を中央に振り、越中がヒップアタックから福士がサッカーボールキック。越中がヒップバットから高岩にタッチ。

 高岩はエルボーからロープに飛ぶが、佐野がドロップキックで迎撃し藤原にタッチ。

 藤原が次々ヘッドバッドから高岩に一本足頭突き。藤原は佐野にタッチ。
 佐野は顔面にニードロップ連発から大仁田が急所にギロチンドロップ。藤原が急所攻撃から大仁田も急所攻撃。藤原が再度急所攻撃から佐野がバックを取るが、高岩がバックを取り直すも佐野はバックエルボーで逃れてロープに飛ぶが、高岩はラリアットで迎撃し福士にタッチ。

 福士と高岩は佐野を押さえつけ、越中がミサイルヒップを投下し福士がジャンピングニー。フォールも2。
 福士は赤天狗ドライバーを狙うが、佐野が耐えてリバースする。

 高岩が佐野にデスバレーボムから越中がヒップアタック。福士がランニングニーからフォールし3カウント。

大仁田「馬鹿野郎お前。俺はしょっちゅうPCR受けてんだこの野郎。お前らから移されたとしても俺から移すことはねーんだ。オイちょっと待て越中、俺多分先輩だよ。全日本プロレスの。お前、俺の飯食っただろ」
越中「いろんな先輩がいるけどな、お前は最低なやつだ」
大仁田「俺わかってるから自分で。ふざけんなこの野郎。人生色々だこの野郎。赤天狗!越中に関わってると長くなるから、お前、タイガードライバーはちゃんと決めろよ。あれで決まったなと客は思ったよな?思ったよ!お前何やってんの越中」
越中「うるせー」
大仁田「おい高岩、石垣島に行ったんじゃないの?」
高岩「その話はやめてくれ!」
大仁田「俺石垣島に永住するとか」
高岩「やめろ」
大仁田「俺フォローしてるんだよ2ヶ月で帰ってきたらしいな?永住するとか、赤天狗、こんなやつと組んでもだめだよ俺と組めよ」
福士「その前に、水、会場に俺が怒られる」
大仁田「悪い。東京ドームでタバコも新日本がおだけだ。撒いてもお前が怒られるだけ」
福士「天狗工房零細企業なんで潰れちゃう」
大仁田「ほとんど身内だろ」
福士「そんなことない」
大仁田「俺のファン5枚買ったよ。演劇でもキックバックあるよな?ゼロだよ」
福士「いやいやいや」
大仁田「えーじゃないよテメー!」
福士「大仁田さんの分は?あるそうですよ!」
大仁田「よこせよお前。オイ赤天狗、お前なにやりたいんだ一体。俺もよ、色々経験していろんなことしてきたけど、お前の情熱だけは買うよ」
福士「ありがとうございます」
大仁田「(マイクで殴り)素直じゃねーか」
福士「一撃で血出たのドン引きだよね」
大仁田「誰だよ、持ってきたのこれ痛いよ。おまえよくもったよ。話しててもしょうがないから、おまえは一体なに目指してるんだ?」
福士「大仁田さんからとりたかったんですけど」
大仁田「俺は悪いけどそんな出ないから。危なくなったら外に逃げるから」
福士「とれないやつだ」
大仁田「俺食えないやつだから」
福士「それはみんな知ってますね」
大仁田「馬鹿野郎。何が食えないだ、大先輩だほんとに。下になれ。土下座だよ。あぐらをかいちゃいけないよ。土下座だろ、正座。一体何をやりたいんだ?(やじをする客に)何だお前」
福士「アニメ会社の社長さんです」
大仁田「この野郎、コロナ禍で儲けてんだろテメー」
福士「自粛自粛で」
大仁田「急に真面目になるなよ」
福士「大仁田さんから何やりたいって言われたら、電流爆破になるんですかね?やっぱり子供の頃から出てて、電流爆破は、上がる自分も想像してみたいっていうことが」
大仁田「今日もスカイツリーでクロちゃんの前で見せたんだよ。ほんと熱いわ。ほんと熱いよ?屋外でやろう」
福士「屋外了解しました」
大仁田「是非ですね、赤天狗の電流爆破!電流爆破!おいアニメ会社の社長!お前200枚買え!赤天狗!約束だぞ、来年電流爆破」
福士「やりましょう」
大仁田「よろしくお願いします!ありがとうありがとうありがとうありがとうありがとうありがとうありがとよ!(福士を抱きしめ)すいません、このコロナ禍で皆さん大変だと思います。コロナ禍でもアニメ会社は儲かってるけどリストラされた人もいると思います。でも元気だしてください。じゃあコロナに負けるな1、2の3ファイヤーよろしいですか?コロナに負けるなよろしいですか?それでは、皆さん、くれぐれもダーはやめてくださいね、それ人違いですから。それでは、コロナに負けるな、1,2,3ファイヤー!ありがとよ」
(大仁田がリングを去り、福士が戻る)
福士「いやー皆さんこんな冬の寒い中お集まりいただきありがとうございました。今何時ですか?延長料金かからなそうですね。いやー、水撒かないって約束してたんですけど、めちゃくちゃ撒かれましたね怒られますね。心配だな。まあでもホントは今年やらない予定だったんですよほんと。でもちょっと業界の諸先輩方が、お前やんなくて誰やんだバカヤローって背中押してくれたんでじゃあやるかともう仕込みギリギリだったのもあったんですけど、そんななか開催できたんで、スタッフもほんと納品めちゃくちゃあって、ドーナツの安藤さんのところの、ブラックスターのイラストやってるスタッフも照明やって頑張ってくれたんで、スタッフたちにも拍手をお願いできますか?ありがとうほんと。今年、新入社員で入って来たスタッフ3人いるんですけど、なんでプロレスやってんだと思ってると思うんですよ。絵書いてるともイベントもやってますというところもありつつ、来年、また、でっかいのやれればなと思って。ほんとすごいお客さんいっぱい入ってもらってめちゃくちゃ嬉しいです。後トニカクカワイイという作品でCGディレクターやってますので。そちらもよろしくお願いします。じゃあすいません、本日は本当に、ありがとうございました!」

<試合後コメント>

福士"赤天狗"直也&大仁田厚
――爆裂忘年会で2年連続で大仁田選手と対戦しました
福士「いやー、ちょっと今日は周りがメチャクチャ強かったんで、それに救われた感じはありますね」
大仁田「俺、ほとんど出てないから。だけどね、次回、電流爆破は子供の頃から見てたっていうから、そういう人達に伝えて、また次の世代に伝えようかなと思ってるから、是非来年、赤天狗と電流爆破やりたいな」

――大仁田選手は越中選手と絡むのは珍しいと思います
大仁田「越中は、ナメてんでしょアイツ。ハッキリ言って、アイツは(全日本の)後輩ですよ。ねえ?そう思わない?(※コメントを見ていたファンへ)」
ファン「はい!そう思います!」
大仁田「越中はナメてるよなあ?!」
福士「イス、やばいですね。メチャクチャ痛かった……」

――「流血しない」と事前に散々言っていたにも関わらず、すぐに流血沙汰になってしまいました
福士「しない予定だったんですけどね……」
大仁田「アレは痛いよ。痛い」
福士「こないだは殴られたときにイスが破壊されましたけど、破壊されないほうが効くんだなって」
大仁田「やっぱり、職業持っててプロレスやったりすると『中途半端だ』とか言われるかも知れないけど、俺は関係ないと思うんだ。その人達がまた新しいファンを開拓して、プロレスファンの裾野が広がっていくわけだから。是非頑張ってもらいたいですよ。だから来年楽しみにしててください」

――1年前から福士さんの成長は感じましたか
大仁田「全く触れてないからよくわかんない。よく分からないけど、何が違うかってやっぱ情熱ですよ。プロレスに対する情熱が違いますよ」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

月別

ページ上部へ戻る