“僧侶プロレスラー”阿部史典がケンドー・カシンとのシングルマッチを前に「ストロングバチバチプロレスで自分の色に染める」

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 4日、都内某所にてリアルジャパンプロレスが12月17日に後楽園ホールにて行う『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.8』についての記者会見が実施され、阿部史典とケンドー・カシンのシングルマッチが実施されることが発表された。

 阿部史典は、僧侶の資格を持つプロレスラーという型破りな経歴ながら、デビュー数年で年間約200試合に出場した年もあったほどの超売れっ子レスラーに成長。
 阿部は格闘探偵団バトラーツに憧れ、澤宗紀の紹介で2014年に名古屋のスポルディーバエンターテイメントに入団。その後は全日本プロレスなどのメジャー団体からマットプロレスまで場所を選ばず幅広く出場し、2018年には木高イサミに直訴してプロレスリングBASARAに入団。25歳の若さでバチバチの蹴り合いやグラップリングからコミカルな試合までこなす幅広いファイトスタイルや、愛嬌のあるキャラクターからあらゆる団体のファンに愛されている選手だ。

 あらゆる団体に出場してきた阿部だが、先月9日にはついに初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスへ初参戦。その際に見せたPANCRASE出身の船木誠勝や伊藤崇文との熾烈なグラウンド戦は高く評価され、同団体への継続参戦が発表。そんな阿部には、今大会にてケンドー・カシンとのシングルマッチが用意された。

 会見に出席した阿部はカシンとは初対戦であるとしつつも「なんか、試合をして、いつの間にか居なくなってるイメージですね。自分は若手なので、後楽園とかで、階段に控室を作って荷物を置くんですよ。それより下の踊り場に誰がいるかなと思って覗いたら、それがカシンさんで。いつの間にかリングの上で試合して、自分が試合終わって、ふと踊り場を見てみたら、いつの間にかいなくなってる」というリング外でのカシンの不思議な魅力を語る。

 そして「当日のこの試合に向けて何を考えたりとかするわけでもなく、敢えてこのままリングの上に上がって試合をしていく中で、ひらめいてくるものだったりとか、自分のデタラメさっていうのを存分に発揮しまして、“ストロングバチバチプロレス”、そんな風な試合をして、自分の色に染めたいと思います!」と試合への意気込みを語るも、「ストロングバチバチプロレスっていうのがなんなのかっていうのかっていうのは、自分自身分かってないものでして」とケロリ。大物とのシングルを前にしても阿部らしさを見せつけた。

 また、会見を欠席したカシンからは「大変恐縮ですが、団体名がストロングスタイルプロレスとなっておりますが、前は違った団体名だった様な記憶があります。すいません、きっと私の勘違いですので今の発言は訂正致します。何はともあれ12月17日は、リアルな日本のストロングスタイルプロレスをお見せしたいと思います。東京女子プロレス非常勤コーチ(仮) ケンドー・カシン」というメッセージが届けられ、平井丈雅はうろたえて言葉に詰まりながらこれを代読した。

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