大仁田厚が十八番の電流爆破デスマッチで敗れNOAH・杉浦貴との一騎打ちが実現か?

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 “邪道”大仁田厚と高木三四郎(サイバーファイト社長)がコラボでプロデュースする「爆破甲子園2020」(爆破甲子園実行委員会主催)が29日、神奈川・鶴見青果市場(横浜市)で開催され、大仁田組が敗北を喫する波乱が起きた。

 90年8月4日、FMWの東京・レールシティ汐留大会での大仁田VSターザン後藤戦(ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ)で初めて行われた電流爆破デスマッチは、今年で生誕30周年を迎え、「電流爆破生誕30周年記念ツアー」を全国で実施する予定だった。ところが、コロナ禍により、興行は次々に中止となった。なかなか大会が開けないなか、昨年11月以来、1年ぶりに開催にこぎ着けた。

 メインイベントでは、大仁田がメカパンディータ、ランボー川村と組み、杉浦貴(プロレスリング・ノア)、NOSAWA論外、門馬秀貴組と対戦。大仁田と杉浦が電流爆破で対峙するのは、ノアの14年9月23日、新潟市体育館大会でのノーロープ有刺鉄線電流爆破6人タッグデスマッチ(大仁田、矢口壹琅=現・雷神矢口、保坂秀樹VS杉浦、高山善廣、平柳玄藩)以来、6年ぶり。試合形式は史上初の「空中時限爆弾&電流爆破バット×3デスマッチ」で、通常の電流爆破バットが3本用意されたほか、リング真上に時限爆弾が設置され、開始から10分経過した時点で爆発する前代未聞のルールとなった。

 ゴングが鳴ると、大仁田は杉浦と激しい場外戦を展開。リングに戻ると、大仁田は論外に机上パイルドライバーを決め、イス、テーブルの破片で脳天を連打。9分が過ぎ、時限爆弾のカウントダウンが始まると、大仁田は身を挺してレフェリーをかばった。そこでけたたましい爆音とともに大爆発が起き、リングで倒れていた杉浦、論外、そして大仁田の3人が被爆。

 その後、杉浦が爆破バットで大仁田を一撃するも、カウント2でクリア。今度は論外が爆破バットを手にして、羽交い締めにされた大仁田を狙うも、門馬に誤爆。再び杉浦が爆破バットを持つと、現役時代の王貞治氏(元巨人)さながらに、左の一本足打法でメカパンディータをぶっ叩き、3カウントを奪った。

 バックステージに戻った論外は「電流爆破で大仁田が俺たちに挑戦してこい。どんなルールでもやってやる。ロケット持ってきて、爆破バット10本だったらラスボス(杉浦)がシングルマッチやるよ、大仁田厚と」と発言。杉浦は「それだけ用意したらな。まあ時間があればね」とまんざらでもない様子だった。

 さらに、論外は「正直、空中時限爆弾はすごかったね。ただ『爆破甲子園』、初めてやる空中爆破とか、爆破実験してくれ! メチャクチャ怖かったぜ俺たち。経費をケチってんじゃねぇよ!」と、杉浦は「俺たちで実験しやがって。どんだけの音で、どんだけの火が落ちてくるかわからないからね」と苦言を呈していた。

 一方、大仁田も「もう杉浦と一騎打ちするしかないですね。ノアのリングでも何でもいいから。条件はあっちに飲ませますんで、杉浦との一騎打ちを」と杉浦とのシングル戦を口にし、両者による初の一騎打ちが実現する可能性が出てきた。

 続けて、大仁田は「正直言って高木選手のマッチメークですから、僕は文句を言えないですけど。あえて文句を言うなら、なんでパンダとランボーと、こんな弱い奴を俺に付けるのか。高木選手が出てくればいいじゃないか。最近の高木選手を見ていると、ほとんど爆破から逃げている。この間の路上プロレス(としまえん)でもほとんど爆破を受けないで。僕がFMWの社長のときは自ら爆破を受けてきたんですよ」とコメントし、高木を呼び出した。

 高木が現れると、大仁田は「アンタにはやっぱり6分の4ぐらい、6割ぐらいレスラーでいてほしいよ。焙煎場で働いているパンダが勝てるわけねぇじゃないか! 俺の焙煎場で働いているんだぞ! トレーニングなんてほとんどできないよ! それを俺のパートナーにしたって勝てるわけないだろ、杉浦に! アイツら犬だぜ! パンダと犬、どっちが強いと思う?」とぶちまけた。

 すると、高木は「31周年の時は必ず、やります。五輪も1年ずれたんで、来年も(電流爆破生誕)30周年でいきましょう! 来年こそツアーできますよ、絶対に! もっと大きい場所を用意しますよ」と言い、大仁田を納得させていた。

 それでもまだ言い足りなかった大仁田は「正直に申しますけど、空中時限爆弾という発想をしたのはこの人(高木)です。勝手に全部丸投げして僕によこして、僕がネーミングを付けて。実験もないのに、その場でやらせるというも無謀なやり方。地方のゼネコンがよくやるじゃないですか。高木さんも丸投げを始めたか。また高木さんはどういう丸投げをしてくるか。今後すごい丸投げをしてくる可能性が十分にあるので、よろしくお願いします」と話した。

 また、大仁田がSNSを通じて、現役復帰を目指す元プロ野球選手の新庄剛志氏に来場を呼び掛け、席を設けていたが現れなかった。これに関して、論外は「来るわけねぇよな。なんでだかわかるか? 新庄さんは愛犬家なんだよ。改めて俺と杉浦さんと門馬君で新庄さんにラブコールを送る。同じ愛犬家として、『爆破甲子園』のリングでバットを振りませんか? 野球のトライアウトが終わってからでいい。杉浦軍のCEOの席を用意しておくから」と新庄氏の加入を熱望していた。

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