佐々木大輔が苦悩の竹下幸之介を下し「ダムネーション」入りを勧誘?

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 “カリスマ”佐々木大輔が“迷えるDDTのエース”竹下幸之介を下し、「D王 GRAND PRIX 2021」初戦で白星発進。試合後には、竹下を「ダムネーション」に勧誘する余裕すら見せた。

 22日、後楽園でDDTの最強を決めるリーグ戦「D王」が開幕。Aブロックでは、佐々木と竹下が激突した。竹下はジャンピング・ラリアット、テキサスクローバーの形からジャイアントスイング、投げ捨てジャーマンなどで攻め立てたが、佐々木はスタンドでのクロスオーバー・フェースロックで捕獲。そのまま、グラウンドに移行して、絞り上げると、竹下からギブアップを奪った。

 佐々木は「オイ、見ての通りだ! 有言実行だ! 俺には秘策があるって言っただろ。このまま俺が全勝優勝だ。それと竹下! 何があったか知らねぇけど、迷いがあるんじゃねぇのか! だったら、『ダムネーション』に来たらいいんじゃねぇのか!?」と不敵に語った。

 初戦を落とした竹下は「本当に甘いですね。こんなんじゃダメなのに。こんなんじゃ、一生秋山準を超えるときなんか来ないですよね。会見でも言ったけど、言葉だけで。なんとしてでも、このリーグ戦はがむしゃらに、どんな泥臭くてもいいから、なんとかして勝ち上がって、決勝。そして優勝。今のままじゃダメです。それは自分が一番わかっています。がんばります、ここから」とガックリうなだれながらも、自身に言い聞かせていた。また、報道陣から佐々木が勧誘していたことを問われると、竹下は「それも自分を変える、一つの道なのかもしれないですね」とよもやのコメントを残した。

竹下は3日の東京・大田区体育館大会で秋山準との一騎打ちに敗れ、「僕がやってきたこと、信じて歩いてきた道っていうのは、正解じゃなかったのかもしれません。間違っていたなんて、そんなこと思いたくないですけど、やってきたことが間違っていたのかなって思いました」と発言。その後、精神的な迷いが吹っ切れていない様子だが、なんとか乗り越えて、この先の公式戦を闘ってほしいものだが・・・。

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