“最強アウトサイダー”朝倉未来と修斗王者の斎藤裕が初代RIZINフェザー級王座をかけて激突!未来は「俺の相手じゃない。競ることはない」と余裕の発言

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 19日、都内にてRIZINが記者会見を実施し、11月21日に『Yogibo presents RIZIN.25』がRIZIN初の大阪城ホールで開催されることが発表された。

 RIZINが2015年の旗揚げ当初から目指していたという大阪城ホールへついに初上陸。
 この日の会見では9カードが発表され、メインイベントでは本来は大晦日で調整していたという朝倉未来vs斎藤裕の初代RIZINフェザー級王者決定戦が行われることとなった。

 未来は“最強アウトサイダー”朝倉兄弟の兄であり、弟は現RIZINバンタム級王者の朝倉海。前田日明がプロデュースするTHE OUTSIDERで活躍して名を上げ、2017年にRIZIN初参戦してからは7連勝を果たし、RIZINフェザー級戦線でトップクラスの選手となった。
 斎藤は修斗世界フェザー級王者であり、今年8月にRIZIN初参戦。Rebel FCフェザー級王者の摩嶋一整から2RでTKO勝ちを収める強さを見せつけ、RIZIN二戦目にして王者決定戦に躍り出た。

 斎藤は「タイトル戦については2連勝、3連勝すれば見えてくるかなと思ってたんですけど、僕の前回の8月の試合の結果と、朝倉選手っていう存在がここで一致したのかなと思ってます。このチャンス絶対逃したくないんで、必ず勝ちたいと思います」と気迫をみなぎらせるが、対する未来は「7戦全勝なんで、当然かなってとこで。まあなんか、そうっすね、俺がふさわしいのかなと思うんで、俺が取りに行きたいと思います」と淡々と語る。

 互いの印象について聞かれると、斎藤は「すごい頭のいい選手だなと思っていて、自分が勝つイメージを明確に持って試合に挑んでいて、試合の中でそういう作戦を遂行するのが上手なのかなっていう印象です」と生真面目に答えるのに対し、未来は「俺の相手じゃないかなって感じですね。率直に。競(せ)ったりすることは無いかなと思ってます」と余裕の態度を見せた。

 RIZINの榊原信行CEOは、「(海外勢の参戦が難しい)現状の中のフェザーナンバーワン決定戦としては、斎藤、朝倉 両選手のタイトルショットでいいかなという風に思ってます。日本人しか現状入れないと言うか、対戦相手としてチョイスが無いというなかで、まあ斎藤でいいんじゃないですかと。本人的には当然それ以外の日本の団体のフェザーのトップ選手とやることも全然厭わないと言ってましたし、これで一転外国勢が入ってこれれば外国勢の中でのフェザー級の猛者たちを集めて磨いていけたらと思ってます。そういう中の1つとして、クレベル・コイケ選手も大晦日での参戦を今最終調整してますんで、そういう中でメンツが集まってきたら、未来なり斎藤なりの試合の跳ね方次第では、来年フェザー級のGPとかにつなげていけたらと思ってます」と両者の対戦に期待を寄せ、フェザー級戦線の展望について語った。

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