【試合詳細】9・29 新日本プロレス後楽園ホール大会 後藤洋央紀vs内藤哲也 EVILvs矢野通 棚橋弘至vsジュース・ロビンソン ザック・セイバーJr.vsKENTA YOSHI-HASHIvsSANADA

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『レック Presents G1 CLIMAX 30』
日程:2020年9月29日(火)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール大会
観衆:696人

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○上村優也
9分10秒 高角度逆エビ固め
●ゲイブリエル・キッド

▼「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負
[CHAOS]YOSHI-HASHI【1勝2敗=2点】
15分15秒 カルマ→片エビ固め
[L.I.J]SANADA【0勝3敗=0点】

▼「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負
[鈴木軍]●ザック・セイバーJr.【1勝2敗=2点】
15分46秒 go 2 sleep→片エビ固め
[BULLET CLUB]○KENTA【2勝1敗=4点】

▼「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負
○棚橋弘至【1勝2敗=2点】
14分16秒 サムソンクラッチ
●ジュース・ロビンソン【2勝1敗=4点】

▼「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負
[CHAOS]○矢野通【3勝0敗=6点】
4分33秒 横入り式エビ固め
[BULLET CLUB]●EVIL【1勝2敗=2点】

▼「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負
[CHAOS]後藤洋央紀【1勝2敗=2点】
21分58秒 デスティーノ→片エビ固め
[L.I.J]内藤哲也【3勝0敗=6点】

G1 CLIMAX Bブロックは内藤&矢野が開幕3連勝でトップタイ!棚橋が初勝利も浮かない顔?!まさかの3連敗のSANADAへ内藤が「今の彼には早期脱落の悔しさが必要」

第1試合


 ゴングが鳴るとバックの取り合いから一旦離れ、手4つから腕の取り合いに。ゲイブがハンマーロックで固めながらもう片方の腕で首を固めていき、上村も頭を抜いてヘッドロックで捕らえつつロープブレイク。
 再び組み合い、ゲイブがグラウンドに持ち込んでヘッドシザースで固め、続いて足首を取っていくが上村もサイドヘッドロックで取り返し、じっくりと絞り上げる。ゲイブはなんとか上村をロープに振るとドロップキック。ゲイブもダメージが大きくすぐには追撃に行けず。
 ゲイブは串刺しエルボーからコーナーマットに上村の顔面を叩きつけてからボディスラム。さらにゲイブはコーナーエルボー連打で上村をコーナーダウンに追い込むが、上村はさらなる串刺し攻撃はかわして串刺しドロップキックから何度も顔面を踏みつける報復。上村はヒップトスからスリーパーホールドに入るが、ゲイブはこれをバックドロップで切り返す。
 両者膝立ちになりながらエルボーを打ち合い、ゲイブがビッグブートからブレーンバスターを狙うが、上村が背面着地して後頭部へのドロップキック。さらに正調ドロップキックを叩き込んで逆エビ固め。ゲイブは雄叫びを上げてプッシュアップでロープを目指すが、上村がリング中央に引き戻して腰を落とすとゲイブは無念のタップ。

<試合後コメント>
上村優也
「すごい、今、ヤングライオン同士、レベルも同じぐらいで、誰が勝ってもおかしくない状況ですけど、他の二人よりも勝ちへの執念っていうのは俺の方が絶対に強いと思うんで。このシリーズ、次に繋げれる試合、していきたいと思います。このシリーズ、勝ちはもちろん、その他でも次に繋げるシーズンにしたいと思います。次を見てるんで。ありがとうございました」

ゲイブリエル・キッド
「ちょっと調子に乗ってたのかもしれない。俺としたことが、あんな単純なミスをしでかすとは。でも負けは負けだ。言い訳なんかできない。もう絶対に同じミスはしない。今日もイギリス式のオーソドックスなレスリングであいつを倒そうと試みたけど、無理だった。今日は全く何やっても効果がなかった。俺の土俵で闘ってあいつから勝ちたかった。でも上村はアマチュアレスリングで優勝してるだけあって、ヘッドロックも強烈だ。頭を思いっ切り締め付けられて、何も考えられなかった。でも言い訳はやめる。現在の成績は、3人とも2勝2敗で並んでる。残るは8試合。まだ問題ないだろう。最後はLA道場の俺が必ず勝つ。次は辻だ。この間の俺のコメントは見てくれたか。見てくれたことを願う。他の誰でもない、お前に向けて心から語ったんだから。じゃあな」

第2試合


 ゴングが鳴るとロックアップからバックの取り合い、腕の取り合い、ヘッドロックのポジションの奪い合いからYOSHI-HASHIがバックエルボーからショルダータックル、ティヘラと続けて先手を取る。さらにYOSHI-HASHIはロープ際に立つSANADAをラリアットで場外に叩き落として鉄柵攻撃を狙うが、SANADAは鉄柵を使ったマジックスクリュー。
 一転してSANADAが有利となり、SANADAがリング上で待ち受ける中YOSHI-HASHIがカウント19でなんとかリングに戻ると、SANADAは首へのエルボースタンプを連打し、ロープに振ってバックエルボーからチンロック、喉元へのエルボードロップ、スリーパーホールド。YOSHI-HASHIはブレイクして逆水平チョップで反撃し、ブレーンバスターを狙うSANADAを切り返してヘッドバスター。
 YOSHI-HASHIはエルボーと逆水平チョップを交えて打ち込んでいき、SANADAのエルボーをかわしてヘッドハンター。さらにYOSHI-HASHIはSANADAをロープに引っ掛けてドロップキック、さらに正面から顔面に低空ドロップキック。さらにYOSHI-HASHIはパワーボムを狙うが、SANADAは着地し、YOSHI-HASHIの追撃をリープフロッグでかわしてドロップキック。場外に落下したYOSHI-HASHIをプランチャで追激。
 SANADAはYOSHI-HASHIをリングに戻してバックドロップ。さらにTKOを狙うが、YOSHI-HASHIが着地してパワーボムを狙うが、SANADAがフランケンシュタイナーで切り返してロープに飛ぶが、YOSHI-HASHIがカウンターのラリアットを叩き込み、ランニング式パワーボム。そしてYOSHI-HASHIはスワントーンボムを発射も、SANADAは膝を立てて剣山で迎撃。
 SANADAはコーナーからムーンサルト式でドラゴンスリーパーで組み付き、そのままSkull Endへ。YOSHI-HASHIは一旦頭を抜いて脱出に成功するも、すぐさまSANADAが再びSkull End。YOSHI-HASHIがギブアップしないと見るとSANADAはラウンディングボディプレスを発射するも、今度はYOSHI-HASHIが剣山でSANADAの下腹部に両膝を突き立てる。
 ともに大ダメージを負った両者は膝立ちになりながらエルボーを打ち合い、YOSHI-HASHIが逆水平チョップからロープに飛ぶが、SANADAがカウンターでTKO。SANADAは首を掻っ切るポーズからSkull Endへ入るが、すぐに後転して抜け出したYOSHI-HASHIが投げっぱなしドラゴン・スープレックスから熊殺し。さらにカルマを狙うが、これを先読みしたSANADAがリバースしてドラゴンスリーパーに捕らえ、スイングドラゴンスリーパーも、SANADAがSkull Endへ持ち込もうとした瞬間にYOSHI-HASHIが首固め。SANADAがキックアウトするとYOSHI-HASHIはトラースキック、ビンタ、ヘッドバッドからジャンピングダブルニー。最後はカルマで突き刺して3カウント。SANADAは手痛い3連敗を喫した。

<試合後コメント>
YOSHI-HASHI
「今から15年前、この後楽園でSANADAと一緒に入門テスト受けて、まぁ2人とも落ちちゃったけど、その時は。そんなことが脳裏をすごい過って、感慨深いもんがあったよ。時間が経って、アイツは新日本に来て、シングルでは1回も俺が勝つことはできなかったけど、今日はそういう部分で大きな一歩。ただ、『G1 CLIMAX』はまだ終わってないから。今日1回勝っただけで喜んでる場合じゃないから。次、次の相手……(※天を仰いで)ヒロシーーーーーッ!」

第3試合


 ゴングが鳴るとザックは臨戦態勢となるが、KENTAはコーナーにもたれかかったまま動かず。レフリーに促されてようやく動いたKENTAは座り込んで下からザックの足へ手を伸ばしていき、自らザックの得意とするグラウンド戦へと誘い込む。
 KENTAは下から足さばきでザックの動きをコントロールしていき、ザックがヒールホールドに捕らえるとすぐにロープブレイクして場外にエスケープ。
 KENTAがリングに戻ると、今度はザックが座り込んで下からKENTAをグラウンドに誘うが、KENTAは誘いに乗らずに上から踏みつけ、上から怒涛のミドルキック連打。たまらず場外にエスケープしたザックを追って腕から場外鉄柵にたたきつけていき、リングに戻してザックの腕へミドルキックを連打。ザックがその蹴り足をキャッチしてヒールホールドを狙うとKENTAはロープエスケープも、ザックが離さず絞り上げたためKENTAは足にダメージを負う。
 ザックは報復とばかりにKENTAへミドルキックを放っていくが、ロープに飛んだところでKENTAがキチンシンクで迎え撃ち、サッカーボールキックを連打。さらにスイングネックブリーカー。KENTAは胸板へのミドルキックを放っていくと、ザックは後ろで手を組んで正面から受けていく姿勢を見せて挑発。KENTAは誘いに乗らずにフロントネックロックに捕らえるが、ザックは丸め込みで切り返すと正面からの打撃戦を要求。
 ザックのヨーロピアンエルボー連打に対し、KENTAはアゴへの掌底一発でザックをダウンさせるが、ザックは下からKENTAの腕、足への蹴りを集中。両者正面からの打撃戦となるが、KENTAのバックブローをかわしたザックがノーザンライトスープレックス。キックアウトしたKENTAの腕をアームバーに捕らえるがKENTAはすぐにロープへ。
 ザックはKENTAの古傷である左肩へのキックを集中させるが、KENTAはトルネードスタンガンからコーナーに上がりダイビングフォアアーム。さらに左右のミドルキックからソバット、フィッシャーマンバスターからSTF。ザックが立ち上がってエルボーを打ち込んでいくと、KENTAもエルボーで返しつつビッグブート。ザックもビッグブートで返してロープに飛ぶが、KENTAはカウンターのラリアット。さらにグリーンキラーでザックを頭頂部から突き刺し、ショットガンキックから飛距離の長い串刺しドロップキック。さらにダイビングフットスタンプを腹部に突き刺すがザックも雄叫びを上げながらなんとかキックアウト。
 ならばとKENTAはブサイクへの膝蹴りからGTSを狙うが、ザックが抵抗すると裏拳連打からGTSの体勢も、ザックが胴締めフロントネックロックで切り返しジムブレイクスアームバー。KENTAもGAME OVERで切り返そうとするが、ザックは再びジムブレイクスアームバー。KENTAが苦悶の表情を浮かべながらなんとか足を伸ばしてロープブレイクも、ザックはKENTAの左肩を執拗に蹴りつけていくが、KENTAは右の掌底から後頭部へのランニングニー、さらにブサイクへの膝蹴りを狙うが、ザックが飛びついてアームロック。KENTAがこれを外すとザックはミドルキック、張り手連打も、KENTAはカウンターのキチンシンクを叩き込み、即座にGTSを見舞ってカウント3。KENTAが昨年のG1 CLIMAXで敗れたザックへ1年越しのリベンジを果たした。

<試合後コメント>
KENTA
「(お気に入りのワールドカメラマンを見つけて)どこ行ってたんだよ? 心配かけやがってよ! 俺がどんだけ心配したかわかってんのか、わかってんのかよ。わかってねぇだろうな、そりゃな! 俺がどんだけ、久しぶりに何ヶ月ぶりに会った大阪も、なんか変な違う人で、でそん次の日の、どこだったか、忘れたな、どこだったっけ? うん、あそこの人だ北海道。ちょっと小太り、誰あれ〜、誰だよ! 会いたかったよ。ちょっと久しぶりに座れよ、座れよ。やっぱおまえだ。この間って、この前って意味なんだけど、この間、あの〜、US大会あったじゃん。US大会で座って、なんか座ろうみたいな。なんかやるじゃん。ぜんぜんやってくんない……。もうぜんぜんやってくんない。もう座ろうかの“Sit down”って言ってるのにもう座ってくれるじゃん、日本の人は。あっちの人は体でかいし、めんどくさいからこう(カメラを下に構えるポーズで)もうこれだけ。これだけ。ぜんぜん座ってくんない。頷いてもくれないし。でも、良かったよ。心配したよ。ぜんぜん連絡もしてこねーから! いや、何の話してんの? 今『G1』だよ? ザックの野郎! 最近あいつ調子こいてるから。ガンガン行ってやったよ。どこいった昔のあの“良い子”だったザック・セイバーJr.は。あんな風に育てた覚えねぇぞ俺たち。生意気言って。反抗期か? ふざけやがって。(いつものカメラマンに)会えた事で何も言うことないよもう。(いつものカメラマンに対し)次は? 次も来るの? わかんないの? わかんねーのかよ……。どっちも頷いて。……良かった、久しぶりに会えてよかったよ。心配かけんじゃねーぞもうこれ以上! ……イメージビデオか! ま、結局俺が何が言いたいかって言うと……半沢ロスってこと! (首を掻っ切る『おしまいDEATH』ポーズをして控室へ)」

第4試合


 ゴングが鳴るとロックアップからバックの取り合い、ヘッドロックの奪い合いからテイクダウンの取り合いとなり、一旦ブレイク。
 再び向き合ってロックアップで押し込み合い、棚橋が太陽ブローを見舞えばジュースもザ・テイストでやり返し、棚橋の腰へのエルボー連打、バックブリーカーからのセントーン、バックドロップ、さらにグラウンドでフルネルソンに捕らえる。棚橋はその腕力でフルネルソンを外すが、ジュースは腰へのエルボーで追撃。さらに逆水平チョップで打ち込んでいくが、その際に口からガムが飛んでしまい、ジュースは観客席に「ゴメンナサーイ!」と謝る茶目っ気を見せる。
 ジュースはロープに飛ぶが、棚橋は低空ドロップキックで迎え撃ってドラゴンスクリュー。さらに棚橋はジュースの蹴り足を取って逆の足にもドラゴンスクリューを見舞い、テキサスクローバーホールドを狙うが、ジュースは下から首固めで切り返し、キックアウトした棚橋にスパインバスター。ジュースは右のナックルパート連打からDDT。ジュースはブレーンバスターを狙うが、棚橋はツイスト・アンド・シャウトで切り返し、スリングブレイドを狙ったところをジュースがレフトハンドラリアット。さらにキャノンボールで追激し、棚橋をコーナーに上げて行くが、棚橋はエルボーで応戦し、コーナー上でのエルボー合戦に発展。これに打ち勝ったジュースが雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、離さずもう一度持ち上げてジャックハマー。さらにパルプフリクションを狙うが、振り払った棚橋がその場飛びのスリングブレイド。さらにロープに飛んで正調スリングブレイドを見舞い、コーナートップに上がってハイフライアタック。しかしこれをキャッチしたジュースが首固めで切り返し、棚橋の太陽ブローを耐えて左右のストレートを顔面に叩き込みパルプフリクションを狙うが、自分から尻餅をついた棚橋が下からサムソンクラッチで丸め込んでカウント3。棚橋がなんとか3連敗を食い止めた。

<試合後コメント>
棚橋弘至
「(※インタビュースペースへの階段を降りながら)ヨシ…、ヨシ…、ヨシ! 以前、ジュースと戦った時と違って、自信もある、動きにムダがない。けど、何とか1勝(※と、人差し指を立てる)。ラリアット食った時にグッと噛み締めたら、奥歯が半分壊れた! すげぇパワーだね! 『G1 CLIMAX』19回目、まず1勝! これがどれだけ気持ち的に勢いつけるかっていうのを経験として知ってるから。……次! ノブーーーーーッ!」

ジュース・ロビンソン
「やっぱりエースと呼ばれるだけの実力だ。100年に1人の逸材、さすがだ。あの世代のレスラーの中でも特別な存在だ。今日は棚橋を倒して強くなって俺をみんなに見て欲しかった。俄然気合いが入ってた。この間棚橋をジャングルの王と呼んだけど、俺がその座を奪いたかった。俺も”かなり”良い選手だけど、残念ながら、”最高”レベルの選手には敵わなかった。それが事実だ。いや、単に最高なんて物じゃないな。史上最高だよ。今までリングで俺の対角線に立った相手の中では、間違いなく棚橋が最高だ。(レコーダーに近寄って)聞こえたか? 棚橋は俺が今まで闘ってきた中で最高の選手だ!今日に関してはこれ以上語ることはない。長いトーナメントだ、運が味方につく時もあるけど、今日はそうもいかなかった。自分は絶対に棚橋を超えられるって信じてたけど、ダメだった。それだけ自信があったんだけど、現実はやっぱり厳しいな。でも、明日があるさ。日はまた昇る。次は新潟で矢野か。読めない相手だ。でもな矢野……今日の俺の渾身のパンチを見ただろ? お前にも同じパンチをお見舞いしてやるからな!好きなだけテーピングでも何でも持って来いよ。でもお前をノックアウトさせて、俺が勝ってやる。絶対に矢野に勝つから。ここで約束する。いいな? 今日ハシヅメはいないのか? タナハシ、ありがとう。またやろう」

第5試合


 矢野はゴングと同時にコーナーマットを外しに行くとEVILが妨害。矢野は「邪魔すんなバカヤロー!」と再びコーナーマットを外しにかかると、EVILも対抗して別のコーナーマットを外しにかかるが、熟練度の差からか時間がかかってしまい、先に外した矢野がEVILをコーナーマットで殴打。
 矢野はEVILがダウンしている間に全てのコーナーマットを外していくが、EVILもコーナーマットで矢野を殴打して場外に放り捨てるとEVILのセコンドに付いたディック東郷が矢野を攻撃。しかし矢野はテーピングで東郷を場外フェンスに縛り付けて動きを封じ、EVILも鉄柵に縛り付けようとするが、EVILがサミングで抜け出して逆に矢野を縛り付けようとする。その間にも場外カウントは進んでいき、両者慌ててリングイン。
 EVILは矢野を金具むき出しのコーナーに何度も叩きつけていき、矢野は「やめてくれー!」と悲鳴。EVILはラリアットからもう一度金具むき出しのコーナーに叩きつけようとするが金具に足をかけて踏みとどまり、「当たんないよね~♪やられたらやり返す!1000倍返しだ!」とEVILを金具に叩きつけようとするが、いつの間にか脱出していた東郷がコーナーマットでEVILの背中を保護してアシストし、EVILがラリアットからフィッシャーマンバスター。矢野は下からローブローを放つが、EVILは先読みしてキャッチ。逆にローブローを叩き込んでEVILの体勢も、矢野はEVILをレフリーに向けてプッシュしてローブロー。そのままスクールボーイを狙う矢野だったが、その背後から東郷がスポイラーズチョーカーで矢野にローブロー。矢野は東郷にもローブローを見舞い、2人まとめて634で打ち据え、スクールボーイで3カウント。矢野がまさかの3連勝を決めた。

<試合後コメント>
矢野通
「悪事や不正は徹底的に暴〜く! 徹底的にだ! やられたらやり返す、二人まとめて千倍返しだぁー!!」

第6試合


 ゴングが鳴るとロックアップから腕の取り合い、ヘッドロックのポジションの奪い合いとなり、後藤がショルダータックルでこれを制するも、内藤は後藤が負傷している右肩にアームブリーカーから右腕へのドロップキック。
 内藤はたまらず場外にエスケープした後藤を追っていき、右腕へのエルボースタンプや鉄柵攻撃、右肩へのストンピング、鉄柵を絡めたネックロックと一点集中攻撃。後藤が場外カウント19でリングに戻ると、内藤がネックブリーカーからプルマ・ブランカ。後藤が抜け出すとスイングネックブリーカーから右腕へのチキンウイングアームロック。さらに右肩へのエルボースタンプ、マンハッタンドロップと続けるも、後藤は股間を痛打しながらも組み付いてバックドロップ。
 後藤は村正からブルドッギングヘッドロック、さらに追走式ラリアットを狙うが、さらにこれを追走した内藤がバックエルボーから後頭部への低空ドロップキック。内藤は振り子式ドロップキックを狙うが、後藤はこれをキャッチ。内藤は冷静に右肩へのエルボースタンプからのドロップキックで対処し、プルマ・ブランカ。さらに内藤は執拗に後藤を肩からコーナーに叩きつけ、雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、後藤が着地して痛む右腕でエルボーを見舞い、雪崩式ブレーンバスター。内藤が場外に逃れると後藤はプランチャで追激し、内藤をリングに戻して敢えて右腕でのダイビングエルボードロップ。そして後藤は牛殺しを狙うが、内藤が着地すると後藤が動きの読み合いを制してローリングラリアット。さらに正調ラリアットを狙うが、これをキャッチした内藤がトップロープを踏み台にスイングDDT。両者リングで大の字に。
 先に起き上がった内藤はグロリアを狙うが、後藤が抵抗すると右肩へのバックエルボーを連打。さらに内藤は後藤をコーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナー、そして内藤は「立て!」と挑発してコリエンド式デスティーノを狙うが、これを耐えた後藤が裏GTR。そして後藤は鷹木式GTRからGTRを狙うが、内藤が抵抗すると牛殺しの体勢へ。しかし内藤は担ぎ上げられた瞬間に首をロックしてカウンター式のデスティーノで切り返す。
 両者膝立ちになりながらエルボーを打ち合っていき、グロッキー状態になった後藤へ内藤が怒涛の連打。さらに延髄斬りからバレンティアを狙うが、これを耐えた後藤が牛殺し。さらにGTRを狙うが、暴れて脱出した内藤がコリエンド式デスティーノ。そして正調デスティーノを狙うが、これを耐えて担ぎ上げた後藤がGTW。
 後藤は雄叫びを上げながら印を結び、左ミドルキックからGTRを狙うも、内藤はバレンティアで切り返し、デスティーノをクリーンヒットさせるとこれでカウント3。IWGP二冠王が貫禄の開幕3連勝を決めた。

 内藤は放送席に座っていたBUSHIを呼び込んで帽子をかぶせてもらうと、マイクを取る。

内藤「ブエナス・ノーチェス!後楽園ホール!秋に開催される初めてのG1 CLIMAX。IWGPヘビー級チャンピオンとして迎える初めてのG1 CLIMAX、そして、ここ東京のお客様に生で見ていただく今年初めてのG1 CLIMAX。皆様、G1 CLIMAXの熱を感じていただけましたでしょうか?今日の後楽園ホール大会で、G1 CLIMAX、第6戦が終わりました。次にBブロック、内藤哲也のリーグ戦を東京のお客様にお見せできるのは、来月の両国国技館。しばらく時間が空いてしまいますが、今、3連勝中の内藤の連勝が一体どこまで続くのか、最終的に何勝何敗で両国に戻ってくるのか、皆様色々と考えながら……トランキーロ!焦らずに、そして楽しみにお待ち下さい。ではでは、最後はいつものアレ。ただし、今日も皆様と一緒に大合唱することが出来ず、ものすごく悔しいですが、今日も是非心の中で一緒に叫んでください。新日本プロレス、G1 CLIMAX、6日目、後楽園ホール大会!最後の締めはもちろん!BUSHI!SANADA!ヒロム!鷹木!イ・内藤!ノス・オトロス!ロス・インゴベルナブレ~ス!デ!ハ!ポン!」

<試合後コメント>
内藤哲也
「(※2本のベルトを引きずりながら現れ、床に2本を並べるとその前に片膝をついて)後藤! 後藤。試合タイム見てみろよ。えぇ!? 棚橋よりも、ザック・セイバーよりも、一番楽に、一番短い時間で勝っちまったよ。後藤、これが今のオマエの実力だよ。頑張っても、20分台前半しか俺と試合ができない、結局その程度の相手だよ。(※体を起こしながら)でもさぁ、でも、俺は後藤洋央紀っていうレスラーはさぁ、素晴らしいものを持ってるレスラーだと思うよ。それは素直に、そう思ってるよ。だからこそもったいないと思ってるし、だからこそ札幌で言ったじゃん。『滝修行でもしてこい』って。あの頃みたいに、また滝修行でもしてくればよかったのにね。そしたら今日、何かが変わったかもしれないよ。でもそれすらしてこなかった後藤、まぁ結果は、予想通りの結果だよね。さぁ、いよいよ次は、一番楽しみにしてたSANADAとのシングルマッチ。彼は今日、負けてしまったんでしょ? また負けてしまったの? 彼は0勝3敗? 対する俺は3勝0敗。よく皆様考えてよ。よく考えてよ。俺がもし、今日チケットを買って後楽園ホールに来ていたら。もし俺がファンで、長岡のチケットを買っていたら。もし俺がファンで、今新日本プロレス・ワールドを見ていたら。『長岡はSANADAが勝つかな』って予想するでしょう。俺がプロレスファンだったら、間違いなく予想するよ。『3連敗のSANADAが内藤にも負けて、ここで早々と脱落がほぼほぼ決定する、そんな状況にはならないでしょう』。俺もそう予想するよ。もしプロレスファンだったらね。たださぁ、今のSANADAにそういう甘さはいらないよ。次の長岡で俺に敗れ、早々と『G1 CLIMAX』脱落することこそ、今のSANADAにはもしかしたら必要なことなのかもしれない。ここで悔しさを味わうことこそ、将来のSANADAに役に立つのかもしれない。だからこそ俺は全力で、長岡、皆様の予想通りにはいかない結末を、皆様にお見せしますよ。長岡は、SANADAの準地元なんでしょう? SANADAの勝利を楽しみにチケットを握りしめてるお客様、いるかもしれないけどさぁ、残念ながら皆様の希望とは逆のエンディングを、長岡で、お見せしますよ。じゃぁ、次は明後日、アオーレ長岡のメインイベントで、お会いしましょう! アディオス!(※2本のベルトを引きずりながら立ち去る)」

後藤洋央紀
「(※右腕をかばうようにしてインタビュースペースに到着すると、片膝をつく)二冠王者、さすがの強さだな。俺の夢が、俺の目標が、どれだけ険しいのか思い知らされたよ。だがな、その目標が高ければ高いほど、面白いってもんだろ。俺の『G1』、まだまだこれからだ。(※立ち上がって控室に向かいながら)次だ、次だ!」

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