RIZINやNOAHとのコラボを行った『ケンガンアシュラ』原作者が神田明神で「マンガと歴史文化の再構築」を語る!

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 23日、神田明神の文化事業『明神塾』に『ケンガンアシュラ』や『ダンベル何キロ持てる?』の原作者であるサンドロビッチ・ヤバ子氏が登壇した。

 明神塾は江戸総鎮守・神田神社(神田明神)にて20年以上の歴史を誇る文化講座であり、今年は新日本プロレスオーナーである株式会社ブシロードの木谷高明会長や、初代タイガーマスク・佐山サトルが登壇し講演をおこなっている。

 この日は2019年大晦日に開催された『RIZIN.20』やプロレスリングNOAHの清宮海斗ともコラボを行った事がある格闘漫画『ケンガンアシュラ』の作者であるサンドロビッチ・ヤバ子氏と小学館マンガワンの小林翔氏が登壇し『マンガと歴史文化の再構築』をテーマに講演を行うことに。

 『ケンガンアシュラ』は江戸時代中期にあたる1715年に徳川7代目将軍・家継の時代から定められた商人間の争いを雇った闘技者の決闘によって定める決着方法『拳願仕合(けんがんじあい)』があったという設定で、ヤバコ氏は「将棋などの代打ちをベースに作った」という。
 また古事記での相撲描写では蹴り技があり、タックルを切られているような描写もあったので総合格闘技に通じるのではないかと思い、作品に取り入れてアレンジしているとのこと。
 ヤバコ氏はコーエーから発売されているゲーム『信長の野望』シリーズで歴史にどっぷりと触れ、大学時代に上代文学を研究している際に神道と武道に関して論文の制作を行った過去があり、合気道なども実際に受けて出せる流派の選定をおこなったという。
 最後にヤバコ氏は、様々な企業や選手が戦う作品であるだけに、今後も新たな作品としても格闘技をケンガンアシュラとは違ったアプローチで書きたいとのことだ。

 神田明神とケンガンアシュラは、来年に向けてお守りや資料館での展示でコラボを予定。現在連載中の『ケンガンオメガ』とのコラボにも期待が集まる。

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