無差別級王座戦後に乱入したダイナソーが「俺は恐竜を辞める!俺様は王の器だ!」とアンドリューキングダムを設立!

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 22日、2AW『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』が開催され、吉田綾斗が2AW無差別級王座を防衛した。

 2AWは千葉県の地域密着団体として2002年に設立されたKAIENTAI DOJO(以下K-DOJO)の後継団体。現チャンピオンの吉田は2015年にK-DOJOでデビューし、2016年に開催された『LION'S GATE』以降は新日本プロレスに定期参戦を行っていた。成長して団体に戻ってきた吉田は、2019年4月にSTRONGEST-K王座を奪取するも、団体名の変更に伴い同王座を封印。全日本プロレスのユニット『陣-JIN-』に加入し勢いにも乗る中、新たに設立された2AW無差別級王座を今年7月に戴冠した。

 8月2日に行われた2AW無差別級王座戦で挑戦者の浅川紫悠を相手に見事王座を防衛した吉田。試合後にマイクで「俺とお前、2人で2AWを盛り上げていこう」と同期である浅川に語ったが、リングに選手会長の梶トマトが乱入すると「確かにお前達2人は強い。でもな、2AWはお前達だけじゃ無ぇんだよ。梶トマトの覚悟見せてやる!」と挑戦を表明。吉田は2AWになってからシングルプレーヤーとして結果を出していない梶を見下しながらも「どんな手を使ってでもいいんで、自分からこのベルト獲ってみてくださいよ」と了承し、王座戦決定の運びとなった。

 試合は、前哨戦で勝利し勢いに乗るトマトを吉田は足攻めで封じ込めようとするが、トマトのハイテンションを最後まで止める事は出来なかった。トマトは試合開始直後からプランチャや顔面への低空ドロップキックで攻め立てる。試合を通して攻められている時間が長い吉田だったが、吉田の目から勝機が消える事は無かった。必殺のレッドアイをもなんとか返し、一瞬の隙をついたサムソンクラッチで3カウントを奪い、辛くも王座を防衛した。

 試合後に吉田は「色々言ったけど、あなたが挑戦を表明してきてからずっとビビってた。あなたの強さは認めてる。それでも今日勝ったのは俺や。そんな梶さんに1つお願いがあります」と語り始めるが、しかしそこへ所属ユニットがバラバラの滝澤大志&本田アユム&CHANGOの3人が突如急襲しリング上で暴れ回る。吉田と共闘していたダイナソー拓真が救出に駆けつけるも、ダイナソーは吉田を起こすと裏切りの金的攻撃。
 ダイナソーは意を決したように「俺は恐竜を辞める。俺様は王の器だ。俺様が王となり『THE・アンドリューキングダム』を結成し、2AWの頂点へと昇り詰める」と自らの名を【ダイナソー拓真】から【THE・アンドリュー"キング"拓真】に変更し、滝澤、本田、CHANGOの3人がTHE・アンドリューキングダムに加入。そして更なるメンバーとして#STRONGHEARTSの入江茂弘を発表し、2AW無差別級次期挑戦者として滝澤大志、2AWタッグ次期挑戦者としてアンドリュー&入江組を宣言。ベルト総取りへ動き出した。

 吉田はボロボロになりながらもバックステージに戻ると「あいつら4人共や。次は滝澤か、関係ない、あいつら4人全員俺がぶっ潰したる」と怒り、10月16日『GRAND SLAM in 後楽園ホール』で滝澤との2AW無差別級選手権試合を了承した。

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