【試合詳細】8・30 全日本プロレス後楽園ホール大会 【世界タッグ】諏訪魔&石川修司vs宮原健斗&黒潮“イケメン”二郎 【世界ジュニア】岩本煌史vs田村男児 【EWA IC】TAJIRIvsUTAMARO ヨシタツ&岡田佑介&カーベル伊藤vs崔領二&佐藤光留&大門寺崇

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『2020 SUMMER ACTION SERIES 2 ~ReOStaff株式会社 presents~【最終戦】』
日程:2020年8月30日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:674人

▼タッグマッチ 20分1本勝負
青柳優馬/●青柳亮生
7分16秒 F→片エビ固め
[健斗とイケメンとアキラとHAYATOの大冒険]ライジングHAYATO(愛媛)/○フランシスコ・アキラ

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ヨシタツ/●岡田佑介/カーベル伊藤
7分0秒 赤川鉄橋→体固め
○崔領二(ランズエンド)/佐藤光留(パンクラスMISSION)/大門寺崇(ランズエンド)

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
渕正信/大森隆男/●ブラックめんそーれ/西村修(フリー)
8分5秒 ラリアット→体固め
[Enfants Terribles]芦野祥太郎(フリー)/羆嵐(フリー)/大森北斗/X=土肥こうじ(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[陣-JIN-]○ジェイク・リー/阿部史典(BASARA)
11分7秒 腕固め→レフリーストップ
[PURPLE HAZE]●ゼウス/イザナギ

▼オーストリアEWA インターコンチネンタル選手権試合 60分1本勝負
【王者】○TAJIRI(フリー)
5分41秒 バズソーキック→体固め
【挑戦者】●UTAMARO(フリー)
※第16代王者が4度目の防衛に成功

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/陣-JIN-】○岩本煌史
12分54秒 孤高の芸術→片エビ固め
【挑戦者/Evolution】●田村男児
※第53代王者が初防衛に成功

▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/Evolution】○諏訪魔/石川修司
27分38秒 ラストライド→体固め
【挑戦者組/健斗とイケメンとアキラとHAYATOの大冒険】宮原健斗/●黒潮“イケメン”二郎(フリー)
※第87代王者組が4度目の防衛に成功

暴走大巨人が宮原&イケメンを制して世界タッグ防衛も諏訪魔はイケメンを一定評価!世界ジュニア防衛の岩本へ日高郁人が挑戦表明!TAJIRIがUTAMAROをバズソーキック葬でEWA王座防衛!

第1試合


 青柳兄弟は握手に応じず試合開始。

 先発はHAYATOと優馬。バックの取り合いからリストの取り合い。お互い切り返しあうとHAYATOがヘッドロックも、優馬が切り返してショルダータックルで倒す。
 さらにロープに振るもHAYATOがアームドラッグからセカンドロープに飛び乗りブーメラン式ドロップキック。
 HAYATOは投げようとするが、優馬がエルボーからボディスラム。優馬は亮生にタッチ。

 青柳兄弟はダブルのショルダータックルから亮生がフォールも2。
 亮生はチンロックもHAYATOはロープに足を伸ばしブレイク。
 エルボー合戦から亮生がロープに飛ぶが、バックエルボーでHAYATOが迎撃しアキラにタッチ。

 アキラはすかさずフォールも2。
 アキラは首投げからスリーパーも亮生はロープに足を伸ばしブレイク。アキラはHAYATOにタッチ。

 アキラとHAYATOは亮生をロープに振ってダブルのバックエルボで倒しフォールも2。
 HAYATOはロープに飛んで座り込んだ亮生の背中に低空ドロップキック。フォールも2。
 HAYATOはアキラにタッチ。

 亮生は交互にエルボーも、アキラがガットショットから背中にエルボーを落とす。
 亮生はアキラにエルボーを連発してコーナーに押し込むも、アキラが逆コーナーに振って串刺しラリアット。さらに串刺しエルボースマッシュからロープに飛ぶと、ラリアットを避けてスリングブレイド。フォールも2。
 アキラはタイガードライバーを狙うが、耐えた亮生に走りこむも、亮生はバックを取るがアキラはバックエルボー連発。アキラは亮生をロープに振るが、亮生はハンドスプリングエルボーからフォールも2。

 亮生はムーンサルトプレスを投下しフォールもHAYATOがカット。
 HAYATOは優馬をドロップキックで場外に蹴散らし、アキラが亮生を投げようとするが、耐えた亮生がボディブロー連発からロープに飛ぶが、HAYATOがリングに走り込みトラースキックで迎撃、さらにアキラは二段階式ジャーマンで叩きつけてフォールも2。
 エルボーの打ち合いから亮生がエルボー連打。アキラがその腕を巻きこんでデスティーノ式アームロックからF(変形タイガードライバー)で叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>
ライジングHAYATO
「今日はアキラとのタッグで勝利を飾れたんですけど、亮生と久し振りに戦って。アイツの身体能力ってやっぱり僕ら同世代でも頭ひとつ抜けているところがあるし、それに体とか気持ちが追いついてきたらとんでもない選手になるんじゃないかって。僕もウカウカしてられないんで、またトレーニングを重ねてこれからずっと亮生に負けないよう頑張っていきたいと思います。」

第2試合


 先発はカーベルと大門寺。カーベルが前蹴りから頭頂部にエルボーを落とし、左右の腕にショルダーアームブリーカーからロープを使ったアームブリーカー。さらに腕への前蹴りからリストを捻っていくと、大門寺が切り返していくがカーベルはヘッドロックからカニバサミで倒しSTF。大門寺はロープを掴みブレイク。
 エルボーの打ち合いからカーベルがソバットを叩き込みクロスボディアタック。大門寺はこれをキャッチし投げ飛ばすと、自軍コーナーに叩きつけて崔にタッチ。

 崔はボディスラムからフォールも2。
 崔はコーナーに叩きつけて光留にタッチ。

 光留はガットショット連発からエルボーを落とし、「カーベルタイムがないとこんなもんか!」とミドルキック連打。さらにボディスラムで叩きつけてコーナーに登るが、ヨシタツが足を掴んで動きを止めるとカーベルが雪崩式フランケンで投げ捨てストンピング。カーベルはヨシタツにタッチ。

 ヨシタツはビッグブーツからミドルキック連打で倒し、垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。
 ヨシタツは岡田にタッチ。

 岡田とヨシタツはダブルのショルダータックルで倒しフォールしようとするが、何故かヨシタツが岡田を突き飛ばし「飛べ!」と指示。
 岡田はコーナーに登り、ダイビングヘッドバッドを投下するが、光留が避けて自爆させる。光留は崔にタッチ。

 崔は強烈なミドルキックで岡田を倒し、コーナーで膝蹴り。岡田は大門寺と崔にエルボーを連打していきヘッドバッドも、崔はミドルキックで蹴倒す。崔はコーナーに振って串刺しラリアットも、岡田は避けて大門寺にドロップキックから走り込むが、大門寺はカウンターのスパインバスターから崔がPK。フォールもヨシタツがカット。
 カーベルが大門寺をトラースキックで場外に叩き出しコーナーからのカーベルスプラッシュ。
 崔がサッカーボールキックからPKを叩き込みフォールも2。
 崔は赤川鉄橋を叩き込んで3カウント。

崔「久しぶりに全日本上がるけど、ちょっと前にね、カーベルさん、あんた色々俺見たけど、このヨシタツがあなたのことを財務大臣財務大臣ってヨイショしてるんでしょ?僕ね、こいつ若い頃からバチバチやりあってて性格よく知ってるんですよ。あなたに一言だけどうしても言いたい。こいつが、ヨシタツがあなたに財務大臣財務大臣よいしょよいしょ、この意味教えましょか?教えましょか?みんな思ってることですけど、はっきり言いますよ。被害者増やしたくないからはっきり言いますよ。こいつ、あなたのお金しか見てないよ」
ヨシタツ「崔!お前何を言ってるんだ?財務大臣!あなたが、レスラーとして一番輝いていて、そしてあなたの財力を遺憾なく発揮できる、その場所こそヨシタツキングダムです。こんなヤツの言うことに騙されちゃダメだ!」
カーベル「おいヨシタツ!もし、カーベル伊藤が、ヨシタツキングダムで一番輝けるというなら、なんで今日俺は負けてるんだ?キングダム負けたじゃねーかおい」
ヨシタツ「勝負は非情だ」
カーベル「なんかこのシーン見たことありますよね?プロレス界の良くないところ。お金持ってる人にみんな集まってくる。いいか!?年商!年商!年商75億の社長をなめるんじゃねーぞ!このお金は、ヨシタツキングダムにも、ランズエンドにも!使わない。使うのは!全日本プロレスのみだ!」

<試合後コメント>
ヨシタツ「ちょっとなんか勘違いしてるというかね。崔のマイクが良くなかったなぁ。崔だなぁ。あのマイクで財務大臣が洗脳された部分があるね。そうじゃない。カネ目的じゃないってことは俺の態度とか今後の行動を見てもらえればわかることだから。その辺を時間をかけてお見せしていきますよ。ウィー・キャン・ドゥー・イット!ステイ・チューン!」

カーベル伊藤
「プロレス界のよくないところをリング上で出してしまった。ビジネスもプロレスもお金は大事ですよ。でもそのお金は正しく使わないと。福田社長!提案ですよ。いま全日本にはたくさんのユニットがあります。お金を賭けて一番強いユニットを決めるトーナメントをしませんか。たくさん上がっている全日本のユニットの中で、一番輝いているユニットを決めるトーナメントをしませんか。そうやってお金を正しく使いましょう!」

第3試合


 児玉裕輔が急性腰痛症の為急遽欠場となり、土肥こうじが参戦。

 先発は渕と芦野。ロックアップから芦野がバックを取り投げようとするが、渕が耐えてヘッドロックからナックル。再度ヘッドロックからナックル連打。渕は投げようとするが、芦野が逆に投げようとしたところをめんそーれがカット。
 芦野がアンクルホールドで捕らえるが西村がカット。
 渕は空手チョップ連発からサミング。渕はボディスラムから西村にタッチ。芦野も羆嵐にタッチ。

 ロックアップから羆嵐がコーナーに押し込むが、西村が切り返してクリーンブレイク。
 エルボーの打ち合いから羆嵐がヘッドロックで捕らえショルダータックル。ロープに飛ぶが、西村はスリーパーで捕らえてコブラツイスト。羆嵐はロープを掴みブレイク。西村は大森にタッチ。

 大森はエルボーも羆嵐はタックルでコーナーに押し込み土肥にタッチ。
 土肥はヘッドロックからショルダータックルのぶつかり合い。土肥のエルボーと大森のチョップの打ち合いから土肥がローリングエルボーを叩き込み、ロープに飛んでショルダータックルで倒す。土肥は北斗にタッチ。

 北斗はミサイルキックからフォールも2。
 北斗はバックを取ってエルボーからロープに飛ぶが、大森がビッグブーツで迎撃しニールキック。大森はめんそーれにタッチ。
 めんそーれと大森が北斗をコーナーに振ってトレイン攻撃から、大森がボディスラムで叩きつけてめんそーれがセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも羆嵐がカット。
 めんそーれはガンガラーの谷を狙うが、避けた北斗がコンプリートショットで叩きつけて土肥にタッチ。

 土肥と羆嵐がダブルのショルダータックルから土肥のエルボードロップと羆嵐のセントーンの同時投下。フォールも大森がカット。
 土肥がラリアットも、ガードしためんそーれが二発目のラリアットも避けてトラースキック。さらにロープに飛ぶが、土肥はパワースラムで叩きつけてロープに飛ぶとラリアットでなぎ倒し3カウントを奪った。

<試合後コメント>
Enfants Terribles
芦野「新メンバー!土肥こうじだ。」
土肥「これでアンファン・テリブル、すべてのピースがそろったぞ。力、技術、若さ、頭脳、そして経済力まで。全日本プロレス、よく聞けよ?スポンサーになってやってもいいぞ。いま事業をやってるからな。オレのことを大事に扱えよ。」
芦野「今回、児玉裕輔が腰のケガで欠場になったけど、ピンチもすべて利用していく。もともと(土肥)はセコンドだけの予定だったけど、試合したら完璧でしょう。大暴れだよ。今日、渕正信。オレは初めてやって。全日本プロレスの生き字引。シーラカンス!自分で味わってみて、これは決してバカにしているんじゃなくて全日本プロレスという歴史を味わいたかった。レッスル1という団体は7年くらいか?6年くらい続いて歴史が浅かった。自分たちで歴史を作れなかった。だから全日本の歴史に触れていきたい。チャンピオン・カーニバルもそうです。新メンバーの土肥こうじを加えて、アンファン・テリブルは全日本プロレスの歴史に対決を挑んでいくから。よく覚えておけよ。・・・北斗!お前もなんか言ったれ!」
北斗「このあと田村が(世界ジュニアに)挑戦するらしいな。そんな思い出作りみたいなジュニア戦はもういらねぇんだ。俺がそのベルトを持っていくから覚悟しておけよ、岩本。」
羆嵐「完璧だ・・・。」
芦野「完璧だな。羆嵐はOK!しゃべんなくて大丈夫だ。なにもないからな!よし。これからアンファン・テリブルが全日本プロレスをさらに!盛り上げていくから。全日本プロレスファンのみなさま。こうご期待!」

第4試合


 先発はジェイクとゼウス。ロックアップからロープ際の攻防となり、ジェイクがコーナーで押し込むとクリーンブレイク。
 ゼウスはガットショットからヘッドロックで捕らえてグラウンドに引き込むが、ジェイクが回転してフォールするも1でゼウスが絞り上げ立て直す。ジェイクは立ち上がると投げて抜けようとするが、ゼウスは絞り上げてこれを止めるも、ジェイクはグラウンドで抜けて距離を取る。両者タッチ。

 阿部がソバットも、イザナギがコーナーに振って串刺し攻撃。避けた阿部が回転浄土宗からロープに振って蹴り倒す。
 しかしイザナギはサミングから場外に投げ捨てると、ゼウスが鉄柵に叩きつけてリングに投げ入れ、イザナギはボディスラムから顔面へのフットスタンプ。イザナギはゼウスにタッチ。

 ゼウスはリフトアップしリングに投げ捨てると踏みつけフォールも1。
 阿部はエルボー連発も、ゼウスがエルボーでコーナーにふっ飛ばし顔面を踏みつける。レフェリーが注意すると、ゼウスはスリーパーで捕らえるが阿部はロープを掴みブレイク。
 ゼウスはナックルからイザナギにタッチ。

 イザナギはゼウスとともに顔面を踏みつけ、ヘッドロックから掌底連打。さらにナックルを叩き込んでストンピング連打。イザナギはのたうつ阿部の太ももにストンピング連打から、コーナーに振って串刺しレッグラリアートからトラースキック。再度トラースキックを叩き込んでフォールも2。
 イザナギが走り込むが阿部はドラゴンスクリューで迎撃しジェイクにタッチ。イザナギもゼウスにタッチ。

 ゼウスのラリアットをジェイクが避けるが、ゼウスはジェイクをロープに振るも、ジェイクはレッグラリアートから串刺しエルボー。ゼウスがコーナーに振ろうとするが、ジェイクはボディに膝蹴りから腕への膝蹴り。さらにDDTで突き刺しフォールも2。
 ジェイクはランニングサッカーボールキックも、キャッチしたゼウスがチョップからコーナーに振って串刺しラリアット。さらにスパインバスターからサソリ固めで捕らえるが阿部がカット。

、ゼウスはジェイクをコーナーに振ると、イザナギが串刺しレッグラリアートからトラースキック。さらにゼウスがブレーンバスターで叩きつけてフォールも阿部がカット。
 ゼウスはチョークスラムを狙うが、ジェイクは引き込み腕ひしぎで切り返していくも、ゼウスはそのままフォールするがジェイクは変形羽根折り固めで切り返す。ゼウスはロープに足を伸ばしブレイク。
 ジェイクは前かがみのゼウスへ顎へのランニングニーからジャイアントキリング。フォールも2。

 ジェイクは投げようとするが、耐えたゼウスがエルボー連打から強烈な逆水平チョップ。ロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 ゼウスは投げようとするが、ジェイクは脇固めからアームバーで捕らえ、これを見てレフェリーが試合をストップした。

<試合後コメント>
ジェイク・リー&阿部史典
阿部「絶好調ですね、ゼウスさん倒して!」
ジェイク「チャンピオン・カーニバルに向けていろいろ試したよ。ゼウス、貴方の腕。もらわせていただきました。隣にいる阿部、いまはふたつベルトを持ってるんだよな?」
阿部「ちゃっかりふたつ持っています(笑)。」
ジェイク「ここでもどんどん存在価値を見出していくはずだ。オレはさらにその上を行くぞ!」
阿部「そしたらオレはさらにその上を行くぞ!」
ジェイク「そしたらオレはさらにその上を行っちゃう!」
阿部「クッソー!ジェイクさんは仲間だけどそれに負けないように頑張りますので、これからもよろしくお願いします!」
 *阿部はここで控室へ
ジェイク「さっきも言ったように、チャンピオン・カーニバル。本番に向けて上々だ。力だけじゃまだゼウスに勝てない部分がある。ならこの長~い手と、まぁ身長の割には短いかもしれないけどこの足を使って絡みついて絡みついて。最後にドカンもイケるんだぜ。戦い方の幅はどんどん広がっている。これもチャンピオン・カーニバルに優勝するためだ。コロナの影響でオレは人々に「変れるんだぞ!オレだけじゃない。あんたもだ!」っていうのを伝えて行く。」

ゼウス
「・・・クソ!ジェイク!この借りは絶対チャンピオン・カーニバルで返したるからな。見とけオラ!」

第5試合


 TAJIRIがリングに入ろうとするのをUTAMAROが邪魔をし、場外での追いかけっこからTAJIRIが先にリングに入ると、UTAMAROもこれを追ってリングに入りガットショット連発からコーナーに振って串刺しドロップキック。
 コーナーでエルボー連打も、TAJIRIは蹴り飛ばしてからミドルキック連打。UTAMAROもエルボー連打から腕ひしぎも、TAJIRIは場外に滑り出て逃れるが、UTAMAROはスライディングキックから場外に出ると鉄柵に叩き込み、すぐにリングに投げ入れるとRKO。さらに三角絞めで捕らえるが、TAJIRIはそのまま潰してフォールもUTAMAROは腕を伸ばしてこれを逃れる。TAJIRIは回転してロープに足を伸ばしブレイク。

 UTAMAROはDDTで叩きつけると、そのままTAJIRIは場外に滑り出て入場ゲートの中へと消えていく。
 UTAMAROは急いでこれを追っていくが、TAJIRIがUTAMAROを連れて会場に現れるとUTAMAROの顔が毒霧に塗れた状態に。
 TAJIRIは鉄柵に叩きつけリングに投げ入れると、バズソーキックを発射するが、UTAMAROはガードしてバックドロップ。フォールも2。

 UTAMAROはラリアットでなぎ倒し、ロープに飛んで再度ラリアットで倒すとフォール。2で返されるとそのまま三角絞めでとらえるが、TAJIRIはふとももへのナックル連打で逃れると、太ももへのローキック連発からハイキック。避けたUTAMAROが延髄斬りからスクールボーイも2。
 UTAMAROがラリアットも、避けたTAJIRIが太ももへのソバット。UTAMAROは負けじとエルボー連打も、TAJIRIはこれを受けながらボディブロー連打。さらにミドルキックとローキックのコンビネーションでUTAMAROに膝をつかせると、すかさずバズソーキックを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>

TAJIRI
「かつてね、少しだけとは言え教えたこともある人間なんでね。いろいろ言ってきましたけど、本当のことを言うとアイツが自分の資質を考えて認識して、それに沿ったレスリングをやるようになったらすごい器だと思ってるんですよ。それが今日はカッコつけたことは何もしなかったじゃないですか。スゲー強いんですよ。それは知ってるんですよ。だから今回いろいろなやりとりがありましたけど、やっぱりかつて縁があった人間なんで頑張ってもらいたいなと思ったんですよ。本当にああいうきれいな飾りとか考えず、相手を悪いことをしてでも叩きのめして上がっていくんだと決意したら凄い素材だと思っているんです。本人が「そんなんじゃねぇよ。お前が思った通りにはやらねぇよ」というのなら、それでもいいですよ。なら自分が考えた道で、この業界で頑張って富と名声を得てくれればいいなと思います。」

UTAMARO
「TAJIRIはなんて言ってたんだ?」

――試合をしたらすごい選手だったと認める発言をしていました
「だったらさ、だったらもう一回やらせろよ。当分オーストリアには行けねぇだろ?ビザも取れないだろうし。だったらあのベルト、まだしばらくは日本にあるんだろう。もう一回だ。もう一回。そしてツイッターももう一回だ。まだまだやるぞ。オレからのラブレターだ。」

第6試合


 岩本が手4つをフェイントにリストの取り合いへ。岩本がヘッドロックからショルダータックルで倒すが、田村はすぐに立ち上がり睨み合う。
 エルボー合戦から岩本が膝蹴りを叩き込むが、田村がロープに振ってショルダータックル。さらにボディスラムで叩きつけると岩本はたまらず場外へ。
 場外でのショルダータックルのぶつかり合いも田村が制していくが、岩本はエプロンに田村を乗せてのネックスクリュー。
 リングに戻り、岩本がフォールも2。

 岩本がストンピング連打からエルボー合戦。田村がエルボー連打からロープに飛ぶが、岩本がスリーパーで捕らえ絞め上げる。大の字になった田村にニードロップを投下しフォールも2。

 岩本はネックブリーカーからDDT。フォールも2。

 岩本はキャメルクラッチで捕らえるが田村はロープを掴みブレイク。
 岩本がロープに飛び、田村のドロップキックをスカして走り込むが、田村はカウンターのボディスラムから串刺しショルダータックル。再度コーナーに振って串刺しショルダータックルからロープに飛んでショルダータックルで倒す。さらにブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
 田村は俵投げからフォールも2。

 田村はダンロック(変形テキサスクローバーホールド)も岩本はロープを掴みブレイク。

 田村は投げようとするが、岩本は腕を掴んで動きをとめ、逃れようとした田村に膝蹴り。さらに串刺しバックエルボーからコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターからフォールも2。

 田村は孤高の芸樹を狙うが、耐えた田村がラリアット。再度ロープに飛んでラリアットでなぎ倒し、コーナーに登るとダイビングショルダーアタック。フォールも2。

 エルボー合戦から岩本が左右のエルボー連打。ロープに飛ぶが田村がカウンターのバックフリップからフォールも2。
 田村はバックブリーカーからダンロック。回転して逃れようとした岩本に腰を落とす形のダンロックも、岩本はロープを掴みブレイク。

 田村は投げようとするが、耐えた岩本がロープに飛んでラリアット。さらにブレーンバスターからフォールも2。

 岩本はジャーマンスープレックスホールドも2。
 岩本は変形ファルコンアローからフォールも2。
 岩本は孤高の芸術で叩きつけて3カウント。

岩本「田村男児、また、這い上がってこい。もうさ、今年、今月も来月も、今まで通り試合が多くない。だから今ここで、次の挑戦者決めましょう。挑戦したいやつは、ここに来い。(田村のセコンドとしてリングにいた佐藤光留が立ち上がる)一人だけか?(TAJIRIとアキラとHAYATOと北斗がリングへ)いいね。(解説席から阿部がアピール)言っただろリング上に来いって!リング上に来いよ挑戦者なら。(岡田とめんそーれもリングへ)これで全員か?SNSでも見たぞ某ベテランが視察に来てるって。ドタキャンしたのかおい。いるなら出てこいよ(日高郁人がリングへ)日高さん、あなたでしたか視察しに来たっていうのは。いやいやいや、たしかに5,6年前に一回だけ6人タッグで戦いましたね。今、あがってくれた全日本で戦ってる選手、今日は申し訳ないですけど、お引き取りください。必ず、日高郁人の挑戦を決定して防衛して、そしたら一人残らず全員やってやるよ。だから今日は、ほんとすいません下がってください。日高さん、あなたの声が聞きたいはずです」
日高「チャンピオン、光栄ですありがとうございます。全日本プロレスファンの皆さん、ベテランレスラーの日高郁人です。先程おっしゃったとおり、私の挑戦、受けていただけるということでよろしいですか?」
岩本「望むところですよやりましょうよ(握手)」

日高「挑戦が決まりました。なんですけど、私正直、全日本ジュニアのことがよくわかっていない。なので、公平を期すという点でも、挑戦は次期シリーズでよろしいですか?次期シリーズ先程もいた、ここにもいる、全日本ジュニアの選手と組んだり戦ったりして、全日本ジュニアをよく知った上でタイトルマッチに挑みたい。そしてもちろん岩本くん、あなたとは毎試合顔を合わせて互いを深ーく知り合った上でタイトルマッチを迎えたい。全日本プロレスさんいかがでしょうか?(拍手が起きる)これで僕の要望が通ったと思ってます。なので、全日本プロレスファンの皆さん、次期シリーズお会いしましょう、ベテランレスラーの日高郁人でした。ありがとうございました」
岩本「日高さん、岩本くんじゃなくて、岩本選手、またはチャンピオンだ。それは次期シリーズ終わってからも変わらないぞ。楽しみにしとけ」

<試合後コメント>

岩本煌史
「初防衛戦。無事に防衛することができました。なんだかんだで三回戴冠して。一回目は初防衛で陥落。二回目の戴冠は二度防衛して三度目の防衛戦で陥落。けっこう初防衛戦には苦手意識があった。無事に初防衛してほっとしてますよ。それから試合後。いや、その前に田村男児だな。田村男児。まだまだ。まだまだだけど、このまだまだはむちゃくちゃプラス思考のまだまだだ。伸びしろたくさんあるだろう。あいつがまた挑戦できる様になった時までに、オレがチャンピオンでいられるようにオレもまた強さを磨いて行きますよ。それから試合後のオレの発言でみんな上がってきてくれた。今日オーストリアのベルトを防衛したばかりのTAJIRIさんまで上がってきた。そしてセコンドにいた佐藤選手も上がってきた。それからみんな上がってきた。本当にありがたいし、みんなとやりたい。みんなとやりたいけど某ベテランこと日高郁人。視察に来ていたでしょう。見捨てるわけにはいかないし、ぜひとも上がってきてもらいたいし。
オレ5、6年前に6人タッグで当たったんで、お互いの記憶もあいまいだと思うんで。じっくりと前哨戦もやってじっくりと防衛戦を堪能したいと思います。堪能した上でしっかり防衛します。そして防衛した上で、今日上がってきてくれた全員。相手して、全員から防衛します。以上!」

日高郁人
――これまで全日本プロレスには上がることがなかった日高選手でしたが?
「そうですね。唯一上がっていないメジャー団体ですね。全日本プロレスに上がりたいという気持ちはずっとありましたね。以前ZERO-ONEにいた頃に対抗戦があったりしたんですけど、その時も自分は全日本さんに上がることはなかったんで。本当に今日、ロープをまたいだのが初めてです。次はスーツじゃない、コスチュームを着て自分のシューズで、ロープをまたいで全日本プロレスのマットを踏みしめたいと思います。」

――チャンピオンの岩本選手は前哨戦をじっくり戦った上で日高選手との防衛戦に臨みたいと言っていましたが?
「そうですね。自分の方からもリングで提案させてもらったんですけど、そうは言っても自分は全日本ジュニアをよくわかっていないので。パッとタイトルマッチをやるのは公平じゃないと思うんで。いろんな選手と組んだり戦ったりして全日本ジュニアをしっかり体感した上でタイトルマッチに臨みたいと思います。岩本選手、いや岩本くんがそういう風に言ってくれた。その場で決めたチャンピオンとしての器を感じました。調べたんですけど、彼はいま30歳なんですね。ベテランには経験があります。なのでタイトルマッチを見据えた上でその経験を使って、深く深くチャンピオンを追い込んで当日は臨みたいと思います。」

――日高選手がイメージする全日本ジュニアのチャンピオンというと誰を思い浮かべますか?
日高「子供の頃に見ていたイメージなんですけど、マイティ井上さんなんですよ。マイティ井上さんがオースイ・スープレックスで防衛するのを雑誌で見て、その雑誌で見たイメージが一番強いですね。」

――今日はこの暑さの中でその三つ揃いで来たというのは、挑戦者として礼を尽くしてのことだと思うのですが。
「そうですね、もちろんチャンレンジャーとして。世界ジュニアのベルトを生で見ると全然ちがいますね。今まで雑誌とか、早速全日本プロレスTVを契約したんですけど、それで見るのとも全然違う。あのベルトを見て本当に欲しくなりました。それがいまの全日本ジュニアのベルト。あの輝き。どうしても取りたい。なのでこうしてスーツでピシッと、世界ジュニアに失礼のないように。」

佐藤光留
「面白くないですね!なんにも面白くないですね。」

――佐藤選手からすると、列の一番後ろに並んでくれという気持ちでしょうか?
「(自分なら)並びますよ。でも割り込みは違うんじゃない?他人が貯めた貯金を下ろしてるんじゃねぇよって気持ちはありますよ。言ったでしょ?日高さん。「毎日全日本ジュニアだ」って。それは受けて立ちますよ。でも後悔して辞めたくなったらいつでも言ってくれ。全日本ジュニアを知らないんだったら教えてあげますよ。あなたが思ってるほどゆるくも甘くもない。体で教えてやりますよ。」

――ちなみに今日は同じEvolutionの田村選手が王座に挑戦しました。セコンドについていた佐藤選手から見ていかがだったでしょうか?
佐藤「・・・Evolutionは結果がすべてなんでね。それだけですね。」

第7試合


 先発は宮原と石川。ロックアップから石川がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから石川がロープに押し込むが、宮原が体勢を切り返すとエルボーからヘッドロックで捕らえショルダータックル。受けきった石川がロープに飛ぶが、宮原はビッグブーツからコーナーに振るが、石川はショルダータックルで迎撃しランニングニー。避けた宮原が場外に転がり出て逃れる。宮原はイケメンにタッチ。石川も諏訪魔にタッチ。

 イケメンはくねくね動いて挑発していくが、諏訪魔がグラウンドで潰していき、ジャケットを使ってチョーク攻撃。レフェリーが注意すると、イケメンは場外へ転がって逃げる。
 リングに戻るとイケメンがカニばさみを狙うが、諏訪魔は構わず覆いかぶさりマウントから髪を掴んで潰し、フロントネックで捕らえるがイケメンはヘッドシザースで逃れようとするも、諏訪魔はかまわず回転して逃れるとヘッドロック。イケメンが切り返して胴締めフロントネックロックも、諏訪魔はするりと抜けてアキレス腱固めを狙うがイケメンは急いで逃れて距離を取る。
 イケメンはナックル連発。動じない諏訪魔を相手にロープに飛んでラリアットを避けると場外から「ヘイカモン!」と挑発。追いかけてきた諏訪魔をよそにイケメンはリングに駆け上がると、エプロンにあがった諏訪魔に延髄斬り。場外に落ちた諏訪魔にコーナーからのプランチャを投下するが、諏訪魔が避けてこれは自爆。そのまま場外乱闘へ。
 リングに戻り、諏訪魔がジャケットを脱がそうとするがイケメンは必死にこれに耐える。ならばと諏訪魔はジャケットと髪を掴んで振り回し、脱がないと見るや石川にタッチ。

 石川と諏訪魔は交互にストンピング連打。さらに二人で踏み潰し、石川が起き上がらせるとコブラツイストからジャケットを脱がそうとする。イケメンは耐えながらロープを掴みブレイク。
 石川はヘアーホイップからジャケットを脱がそうとする。諏訪魔も出てきて二人がかりで脱がそうとするが、必死に耐えたイケメンにストンピング。石川は諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔は強烈な逆水平チョップで倒し、イケメンが立ち上がるとダブルチョップでなぎ倒す。諏訪魔が髪を掴んで引き起こしコーナに叩きつけると、串刺し攻撃を狙うが、イケメンは延髄斬りからトラースキック。さらにミサイルキックを叩き込んで宮原にタッチ。

 宮原はビッグブーツも諏訪魔がロープに振ってラリアット。避けた宮原が低空ドロップキックから顔面へのドロップキック。
 宮原が串刺し攻撃を狙うが、諏訪魔はショルダータックルで迎撃して石川にタッチ。

 石川が串刺しラリアットからセカンドコーナーからのフットスタンプ。フォールも2。
 石川は投げようとするが、宮原はリバース。エルボーの打ち合いから宮原がヘッドバッド。さらにランニングニーもキャッチした石川がショートレンジのラリアットでなぎ倒す。
 石川はコーナーに振って串刺しラリアットからコーナーに登るが、宮原はエルボーで動きを止めると雪崩式ブレーンバスター。両者タッチ。

 イケメンはナックル連打から掌底連打。諏訪魔がロープに振ると、イケメンはロープを掴んで動きをとめ、走り込んできた諏訪魔をロープをたるませ場外に落とすと、石川もスワンダイブミサイルキックで場外に落としノータッチトペコンヒーロ。
 リングに戻り、ローキックで挑発。ロープに飛ぶが、諏訪魔はキャッチしフロントスープレックスで投げ捨てると、串刺しラリアットを叩き込み、中央に振ると石川がランニングニーからサンドイッチラリアット。イケメンが避けて誤爆させると、宮原が石川にビッグブーツを叩き込んで蹴散らし、諏訪魔にダブルのガットショットからサンドイッチドロップキック。フォールも2。
 イケメンは船木直伝のハイブリッドブラスターを狙うが、諏訪魔が切り返してパワースラム。石川がイケメンを引き起こすと、諏訪魔と石川が交互にラリアットを連続で叩き込み、諏訪魔がフロントスープレックスから石川がランニングニー。さらに諏訪魔がエルボードロップからフォールも宮原がレフェリーに突進しカウントを強引に止める。

 諏訪魔がイケメンにパワーボム、石川が宮原にスプラッシュマウンテンを狙うが、イケメンと宮原はフランケンで迎撃し、諏訪魔をコーナーに振ってイケメンが串刺し延髄斬り。さらに宮原が串刺しニーからイケメンがイケメンスラッシュ。フォールも2。
 イケメンはハイブリッドブラスターを狙うが、諏訪魔はバックを取って投げ捨てジャーマン。諏訪魔はスリーパーで捕らえ絞り上げ、ラストライドを狙うがイケメンはイケメン落としで切り返してフォールも2。

 イケメンはトラースキックも、諏訪魔がキャッチするがイケメンはイケメンスラッシュ。宮原のブラックアウトとイケメンのトラースキックの同時攻撃からフォールも2。
 イケメンはハイブリッドブラスターで叩きつけてフォールも2。
 イケメンはイケメンサルトを投下するが、諏訪魔は剣山で迎撃。
 宮原と石川がエルボー合戦から宮原がビッグブーツも、石川が避けて高速ジャーマン。宮原がすぐに立ち上がりブラックアウトを叩き込むと4人がダウン。
 イケメンと諏訪魔が膝立ちで殴り合い、諏訪魔がエルボー連打から投げ捨てジャーマン。着地したイケメンがトラースキックも、諏訪魔がキャッチしエルボー。諏訪魔はロープに飛ぶが、イケメンはフランケンを狙うが諏訪魔はそのままパワーボムで叩きつけてフォールも2。
 諏訪魔はジャーマンスープレックスからフォールも2。
 諏訪魔はラリアットも、イケメンは逆さ押さえ込みで切り返すが2。
 イケメンはスクールボーイも2。
 イケメンはラリアットを避けるが、諏訪魔は逆の腕でショートレンジラリアットからフォールしようとするが、イケメンは丸め込むも2。
 イケメンはカサドーラを狙うが、諏訪魔はそのままジャーマンで投げ捨てフォールも2。
 諏訪魔はバックドロップで叩きつけてフォールも宮原がカット。
 諏訪魔はラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 諏訪魔はラストライドで叩きつけてフォールし3カウント。

 イケメンは泣きながら約束通りリング上でジャケットを脱ぎ、宮原がそのジャケットを受け取るとこれを羽織りポーズを決める。

諏訪魔「これで、石川選手、世界タッグ、また防衛したよ。イケメンはよ、あいつチャンピオン・カーニバルもやるんだ。次来るときはよ、ジャケットを脱いでこい。それが俺からのリクエスト。そして、今日世界タッグね、防衛したんだし、次はチャンピオン・カーニバルだよ。チャンピオン・カーニバルはチャンピオン五冠王の俺が絶対優勝します。(ヨシタツとジェイクと羆嵐とゼウスがリングへ)何だお前」
ヨシタツ「五冠チャンピオン諏訪魔!今年のチャンピオンカーニバル、俺と別ブロックで命拾いしたな。2020年チャンピオンカーニバル、このヨシタツの優勝が、ヨシタツキングダムの世界進出、プロレス界の侵攻の狼煙となる。ウィーキャンドゥーイット!」
羆嵐「2020年チャンピオン・カーニバル、この俺羆嵐がよ、このリングによ、嵐をよ!巻き起こしてやるからお前ら全員覚悟しておけ。それだけだ」
芦野「よしチャンピオン・カーニバル初出場、初優勝目指して、まあ見てもらえば分かる通り、この中で俺が一番小さい。その俺がでかい化け物たちを倒す姿を、全日本プロレスファンの皆さまに見せたいと思うんでよろしくお願いします」
優馬「こう見えて、青柳優馬、まだまだ24歳なんです。この俺青柳優馬が優勝することによって、チャンピオンカーニバルの最年少優勝者の歴史を大きく塗り替えることができるんですよ。24歳に見える青柳優馬が優勝して、ちゃんとした24歳、最高の24歳としてチャンピオンカーニバル制覇します」
ジェイク「去年準優勝、そしたら今年は優勝しかね―だろオラ!」
ゼウス「ジェイク!今日の借りはチャンピオンカーニバルで返させてもらうから。そして!今年のチャンピオンカーニバル、この俺ゼウスが必ず優勝する。以上!」
石川「あー、7月の三冠戦で、負けたばかりだけど、もう一回、三冠のベルト俺は巻きたいんだ。そのためにはこの、皆さん、みんなぶっ倒して、もう一回、チャンピオンカーニバル覇者として、三冠チャンピオン挑みたいなと思います」
諏訪魔「さっきも言ったけど、俺が五冠チャンピオン。チャンピオンカーニバルのあのでかいトロフィーをとって六冠になるよ。正々堂々ぶっ倒して正々堂々戦うぞおい!」
(諏訪魔を残してリングを去る)

諏訪魔「おいみんな帰るけどよ、石川選手なんで帰るんだよオイ。違うんじゃねーのかおい!見捨てられたわ。わかりました。世界タッグ今日も防衛できたんで、いつもの全盛期だオイでしめたいと思うんで皆さんご起立お願いします。後楽園の皆さん、そして、世界タッグ防衛した俺は、全盛期だ、オイ!」

<試合後コメント>
宮原健斗&黒潮“イケメン”二郎
宮原「今日はプロレスの神さまが味方しなかったな。プロレスの神さま。今日はオレらが及ばなかった。その理由は何かあるんだろう。その理由はチャンピオン・カーニバルにあるだろう!イケメン、まだまだ舞台はあるだろう。」
イケメン「負けたオレが言うのは絶対に違うけど、決勝で会おう!」
宮原「とにかく今日。宮原健斗と黒潮”イケメン”二郎のタッグは、日本全国のプロレスファンの声がそうさせた。この後どうなるかはプロレスファンの声次第だ。」

諏訪魔&石川修司
諏訪魔「(ひとり残して)ひどくねぇか?」
石川「ああいう風になったらタッグで残っているのも変だと思って。」
諏訪魔「新しいパターンだよ。見捨てられるというかさ。みんな笑ってたよ。」
石川「六冠と言われたら僕もチャンピオン・カーニバルには優勝したいですから。」
諏訪魔「俺が取るよ。完全制覇を狙ってるんだ。今年は。(チャンピオン・カーニバルを取れば)六冠だ。最強タッグも取れば七冠だ。他にもベルトはあるわけだからさ。」
石川「イケメンはどうでした?」
諏訪魔「なんなんだアイツは?感情的になりやがって。こういう時こそ冷静になるんじゃないのか?ふざけてんだよ。宮原も一緒にふざけんなよ。それで最終的には(宮原が)ジャケットを着るっていう。誰が言い出したんだ!」
石川「・・・ジャケットを着ろって言ったのはオレですね。」
諏訪魔「そうなの?そりゃないよ~!」
石川「諏訪魔さんも言ってましたよ。リング上で(苦笑)。まぁでも意地はありましたよ。」
諏訪魔「アイツは全日本プロレスでやっていくんならジャケットなんか脱いでやった方がいいんじゃないのか?ジャケットに頼る必要はないと思うんだよ。その方がアイツは効く技いっぱい持ってるよ。スピードもあるし、支配する部分もあるんだから。脱いでやれよ。それがオレからのリクエストだよ。」
石川「じゃあ今度チャンピオン・カーニバルでやる時は脱いでこいってことですね。」
諏訪魔「そうだよ。(試合中にジャケットを脱がそうとしたら)オレらが襲ってるみたいだったじゃねぇかよ。試合中よ。石川選手は馴れてるかもしれないけど、オレは・・・。」
石川「ちょっと待ってください(苦笑)。なにボソッと言ってるんですか。怖いこと言わないでください。あぶないあぶない(笑)。放送に乗っけて!」
諏訪魔「オレは破くのは嫌いだからな。石川選手と違って。」
石川「足さなくていいですよ。こわいこわい(苦笑)。」
諏訪魔「とにかくさ、防衛できたわけだから。」
石川「そうですね。タッグも大事ですけど、来月からチャンピオン・カーニバルもあるんで。7月に挑戦して、本当は順番は後ろなんですけどもう一回(挑戦者の列の)一番前に並べるチャンスなんで。チャンピオン・カーニバルに優勝して、もう一回諏訪魔さんの前に立ちたいなと。みんな強敵ばっかですけど、大事に戦って。」

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