鈴木みのると鷹木信悟がNEVER無差別級王座戦に向け火花!「8・29神宮球場でこのベルトを懸けて闘うべき相手を見つけたぞ」

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 6日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『SUMMER STRUGGLE 2020』が開催され、鷹木信悟と鈴木みのるのNEVER無差別級王座戦が決定的となった。

 今年2月にNEVER無差別級王座初戴冠を果たし、NEVER無差別級6人タッグ王座と合わせて二冠王となっていた鷹木だったが、EVILがBULLET CLUBへ寝返ったことで王者タッグ(鷹木&BUSHI&EVIL)の結成が事実上不可能となり、7月31日付で王座を返上。
 「NEVERの価値を高める」と覚悟を語っている鷹木はL.I.JのBUSHI&SANADAを伴って新王座決定トーナメントにエントリーし、この日の1回戦では鈴木軍の鈴木みのる&エル・デスペラード&DOUKIと対戦。

 鷹木がコールを受けている最中でみのるが鷹木に奇襲をかけて試合が始まると、両者は常に互いを意識し、試合権利の有無やリング内外を問わずエルボーやチョップを打ち合う激しい打撃戦を展開。最後はSANADAがDOUKIをSkull Endでタップアウトさせるが、試合が終わっても鷹木とみのるは場外で激しくエルボーを打ち合う。

 鷹木は「もっとやるぞ鈴木みのる!来い!」と挑発すると、みのるは本部席からNEVER無差別級のシングルベルトを手に取ってから床に置き、「ここまでお前が取りに来い!」と挑発。
 鷹木が「ふざけんな!何が言いてえんだ!取りに来いじゃねえよ!」と取り合わずにいると、「いらねえのか?」と持ち去ろうとすると鷹木は慌ててベルトを取りに行く。
 これをニタニタと笑いながら眺めていたみのるに対し、鷹木は「そういうことだな?!鈴木!そういうことだな?!」とベルトを掲げて見せ、両者の王座戦が決定的となった。

 バックステージに戻った鷹木は「おい、鈴木みのる!最後の行動、どういうつもりだ?まさか思わせぶりじゃねえだろうな、おい。俺に思わせぶりは通用しねえぞ!俺はこう見えてもな、口下手のシャイボーイなんだよ。おまけに鈍感ときてる!ハッキリ言ってくんなきゃ伝わんねえよ。俺にはわかんねえよ。だが、俺は今日の試合をもって、一つ決めた。8・29神宮球場、このベルトを懸けて闘うべき一人、見つけたぞ」と神宮球場大会での王座戦を宣言。

 一方、みのるは「お前が、お前が『うん』と言おうと言うまいと、新日本プロレスが『やれ』と言わんと、『やるな』と言わんと関係ない。おい、鈴木みのるvs鷹木信悟、懸ける物は一つだぁ。お前のその宝、俺に寄越せ、ハーハーハハハハ!」と高笑いし、約3年4ヶ月ぶりのNEVER奪取に向けて気炎を上げた。

 なお、同日行われた同ブロックの1回戦は、CHAOSのオカダ・カズチカ&矢野通&SHOがBULLET CLUBの高橋裕二郎&外道&邪道を制して勝利。
 L.I.JvsCHAOSの構図となるトーナメント2回戦は、8月8日の後楽園ホール大会にて行われる。

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