【#プロレス今日は何の日】1989年6・22 新日本プロレス佐久市総合体育館 藤波辰己vsビッグバン・ベイダー

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【#プロレス今日は何の日】

1989年6月22日 新日本プロレス 佐久市総合体育館
藤波辰己vsビッグバン・ベイダー!

この頃の藤波辰巳(現:藤波辰爾)は、“飛龍革命”と呼ばれた事件の後、ベイダーとの王座決定戦を制して第2代IWGPヘビー級王者となり、アントニオ猪木との60分フルタイムドローの熱戦を展開した伝説の8・8横浜文化体育館決戦を経て新日本のエースとなっていた時期。さらに言えば、ジャパンプロレスから復帰した長州力一派の台頭や、第二次UWFの隆盛が背景にありました。

藤波とベイダーがシングルマッチでぶつかる注目の一戦でしたが、藤波はベイダーをバックドロップにとらえた際にどうやら腰を負傷!更にベイダーに抱えられ「二階からバックドロップ」まで喰らう悪夢の二重奏!
試合はなんとか電光石火のドラゴン首固めで勝利するも、藤波は動けなくなってしまいます。

そして藤波は椎間板ヘルニアのため、1990年9月30日横浜アリーナでの越中詩郎とのエキシビジョンマッチまで、1年4か月にも渡る長期欠場を強いられることになってしまいます!
だって腰痛かったら何もできませんもんね……。やっぱりプロレスは大怪我と表裏一体のスゴイことやっているんですよね。トレーニングしてコンディション整え熱く戦い怪我もしない、これらを繰り返しトップランクを維持し続ける。う~ん、過酷!

それでも継続したトレーニングと徹底した節制で未だ現役のドラゴン!
2015年にアントニオ猪木に続く2人目のWWE殿堂入りを果たしたリビング・レジェンドでありながら、現在も息子のLEONAとともに全国のインディー団体に参戦するなど精力的に全国のファンにその姿を見せています。いや~、スゴイですね!

そして対戦相手のベイダー氏、私2017年の藤波辰爾45周年記念興行の際に行われた、藤波&ベイダー両選手のトークバトルに行ってきたんです。
勇気を出してベイダーさんに「可能でしたらデビュー戦の思い出をお聞かせください」と質問したんです。今まであらゆるメディアで語られることがなかったデビュー戦の話、『タブーなのか…』と緊張しました。
ベイダーさんは、「当時無名だった自分をメインイベントに出場させた猪木さんを称えるべき1日だった」と振り返り、「自分が猪木さんに勝ったことで新日本に新しい時代が来たと思う」と語ってくれました。
とても良い思い出です。

この当時医者から余命2年と宣告されていたというベイダーさんですが、この翌日行われた藤波の45周年大会終了後のセレモニーの最中にリング上で突然倒れ込み、そのまま意識を失って搬送されてしまうという事件がありました。
当時もとても心配だったのですが、その翌年の2018年6月18日にお亡くなりになりました。
ベイダーさん、安らかにお眠りください。我々、あなたの数々のファイトは忘れません!

今日もプロレス最高っ!

著者:AJスレンダー
【元祖 #プロレス今日は何の日 since2014 】アメブロで365日分書き溜めております!
https://ameblo.jp/ajslendertokyo
キン肉マン、プロレス、ファミコンで育った少年期から早や数十年、
「ほんとにこれで良かったのかな・・・?」と自分の判断に自信がないと相談されたら
「それは選ばれし者の恍惚と不安だよ!ごちゃごちゃ言わんと迷わず行けよ!行けばわかるさ!」と
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その他、プロレス興行のSNS告知・販促協力もさせていただいております。
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Twitter:@ajslendertokyo

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