東京女子プロレスが約3ヶ月ぶりの通常興行再開を発表!「皆さんが辛抱していただいたおかげでじょじょに元の生活に戻って来られることになりました」

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 東京女子プロレスが5月31日、プロレス界では初となる、動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」(CyberZ社提供)を使用したオンライン興行「TJPW PPV SHOW~全力エール~」(無観客試合)を開催した。

 エールには同TVで動画配信を視聴しているユーザーが、配信者を応援できる有料機能がついており、この日のメインイベント終了後時点では15万5040のエールが送られた。

 同大会は「アップアップガールズ(プロレス)」のオープニングACTでスタートし、全7試合が行われた。メインではプリンセス・オブ・プリンセス王者の坂崎ユカ(年齢非公表)が、瑞希(25)との“マジラビ”で登場し、中島翔子(28)、鈴芽(21)組と対戦した。

 デビューして、まだ9カ月ながら、大抜擢された鈴芽は、キャリア、実績ではるかに及ばない“マジラビ”の厳しい攻めを受けたが、チョップやダイビングボディアタックなどを繰り出して必死の反撃を試みた。鈴芽は首固め、スクールボーイで坂崎を丸め込んで、あと一歩のところまで追い詰めたが、3カウント奪取はならず。坂崎の強烈なエルボーでダメージを負った鈴芽は、魔法少女スプラッシュを食ってごう沈。奮闘したものの、プリプリ王者の壁は厚く、金星ゲットはならなかった。

 試合後、マイクを持った坂崎は「初めてのPPVの試合で勝手がわからない分、私たちも戸惑う部分だったり、見てる方も戸惑うところがあったと思うんですけど、皆さんで試行錯誤しながら、この大会を無事に終わらせることができてよかったです。ありがとうございます」とあいさつ。

 そして、坂崎は「世の中もどんどん元の調子に戻ってきてて、東京女子の試合も6月には2回ありまして、13日に板橋(グリーンホール)、20日に新木場(1stRING)。2回、お客さんを入れて試合ができるようになりました。皆さん辛抱していただいたおかげで、こうやってじょじょに元の生活に戻ってこれることになりました。このPPVもなくなるわけじゃないと思う。楽しかったんで、定期的にできたらいい」と話し、6月13日の板橋大会から有観客興行を再開することを発表した。ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、席の間隔を空けた形での興行となる。

 同団体では、コロナまん延の影響で、3月21日の板橋大会を最後に興行活動を自粛。その後、4月3日に都内の御茶ノ水道場で無観客試合を行ったが、通常興行の開催は約3カ月ぶりとなる。

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