長与千種の“紅の継承者”彩羽匠がスターダム王者・岩谷麻優とのランニングスリー対決に勝利!「私には長与さんの血が流れている」

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 8日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『FIRE PRO WRESTLING WORLD presents STARDOM The way to major league 2020』が行われ、岩谷麻優と彩羽匠が“スターダムvsMarvelous”のエース対決を行った。

 岩谷麻優はスターダム一期生としてデビューから今日までスターダム所属で活躍し続けている唯一の選手であり、“女子プロレスのアイコン”を目指して邁進中。現在は新体制となったスターダムを牽引する“赤いベルト”ことワールド・オブ・スターダム王者であり、自身が過去にタッグマッチで引き分けに終わっていたディアナのエース・Sareeeとの王座戦が決定していた。
 しかし大会前日にSareeeが急性腸炎及び感冒による発熱のため欠場となり、急遽Marvelousのエースである彩羽匠の参戦が決定。岩谷は今回のタイトルマッチに向けて長与千種からランニングスリーを伝授されており、長与千種の “紅の継承者”である彩羽匠はライバル心を燃やしていた。さらに彩羽はスターダムの四期生としてデビューした経緯もあるため、一期生の岩谷とのシングルマッチはノンタイトル戦とはいえ注目の一戦となっていた。

 2018年8月以来2度目のシングルマッチとなったこの試合は彩羽のゴングと同時のドロップキックに始まり、腰・腹部・腕と順に一点集中攻撃を繰り出して岩谷の武器を一つずつ削ぎ落としていくという試合巧者ぶりを発揮。グロッキー状態となった岩谷が場外にエスケープすると追わずにリング上で寝転んで待つ余裕を見せつける。
 彩羽がランニングスリーを狙うと、岩谷は丸め込んで切り返し、フロッグスプラッシュ、ムーンサルト・プレスといった空中殺法や、彩羽の得意とするシャープシューターを繰り出す意趣返しを見せ、岩谷もランニングスリーを狙う。
 しかし彩羽は意地でこれを抜け出し、コンビネーションハイキック3発を全てクリーンヒットさせるとランニングスリーで3カウント。
 ランニングスリー一発で試合を決めた彩羽は、真っ先に本部席にて試合を見守っていた長与に向き直って笑顔を見せた。

 彩羽はマイクを取ると岩谷との約2年ぶりのシングルを喜びつつ、「麻優さん、ランニングスリーの威力、どうでしたか?自分は長与さんからランニングスリーを教えてもらうまで何年間も下積みしました。麻優さんはたった一言で教えてもらいましたよね?ズルいよねぇ?!(笑)赤いベルト、挑戦させてください!」と岩谷へ挑戦を表明。

 ここで鹿島沙希を筆頭とした大江戸隊の面々が乱入して岩谷を袋叩きにし鹿島が岩谷とのシングル戦を要求するというハプニングが発生するが、彩羽が岩谷を救出し、両手を広げて岩谷を守るように立ちはだかる。そしてロープを上げて大江戸隊に退場を促すと、大江戸隊は渋々退場していく。まるで王子様のような匠の姿に観衆は大・匠コールを贈った。

 試合後、彩羽は「どうでしたでしょうか、スターダムのお客さん。そしてメディアの方。これがMarvelousです。自分は下地はスターダムで頑張ってきました。麻優さんとともに頑張ってきました。けど今、長与さんの血が流れています。そこの差じゃないでしょうか。麻優さん、すごくいい選手です。天才なんですよ。あの天才は、もしかしたらどんなに努力しても手に入らないかも知れない。努力に勝る天才なしって言うかも知れないですけど、それこそ100年に1人の逸材と言ってもおかしくないくらいのポテンシャルの高さ。こんな自分が赤いベルトに挑戦していいのか分かりませんが、挑戦するからには本気で取りに行きますよ。そしたらスターダム、面白くなりますよね。ブシロードさんが付いて、1団体だけトップにのし上がろうとしている。そこを引きずり落とす団体がいたら面白くなるんじゃないですか?長与さんが仕掛けるって言ってます。自分もこういった意味で仕掛けていきたいと思います。麻優さんにはランニングスリー、あげられないです」と不退転の決意を語る。

 ここに長与が現れると彩羽は「ランニングスリー、どうでした?麻優さんに教えるのまだ早かったんじゃないんですか?」と問いかけるも、長与は「いや、アイツ天才だから。ランニングスリーだけじゃないから」とバッサリ。
 しかしその後、悔しがる彩羽に対して「でも面白かった!本当に面白かった。組んでも面白いと思った。やっても面白いと思った。ホントに。うん。だからホントに頑張って?」と彩羽を絶賛した。

 一方、満身創痍でぐったりとした岩谷の元へジャングル叫女が現れ、叫女の凱旋大会である2月23日の名古屋大会での赤いベルトへの挑戦を表明。鹿島、叫女、彩羽と次々と挑戦者候補が現れたことに混乱した岩谷は「チョット待って。腰が……ホントにダメージがやばいんで、今日はもうゆっくり休んで次に備えたいと思います」と去っていった。

 そして、ロッシー小川は流れたSareee戦について「他団体と絡むってことはリスクもある。通常絡まない理由の一つにこういうリスクも有るから絡んでないっていうのもあるし。(Sareeeと岩谷の試合は)ないと思いますよ。彼女、2月いっぱいまでなんで。ディアナとの契約が。だからスターダム的には日程がないですね。名古屋もジャングル叫女がやりたいっていうと、場所がないですよ。新木場ってわけにはいかないから。あとやっぱりこういうことがあると、中々『次行きましょ』ってわけにもいかないし」と険しい口調で語った。

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