YAMATOが全日本プロレスに初参戦し「俺たちが業界を引っ張るべきじゃない。歴史と伝統あるお前らがひっくり返せ」と未来を託す!

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 17日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『AJP Prime Night』が行われ、YAMATOが全日本プロレスの若手選手たちにプロレス界の未来を託した。

 この日は全日本プロレスファン感謝デー大会ということで普段とは違った趣のカードが組まれ、セミファイナルでは“全日本プロレスvsDRAGON GATE”の対抗戦とも呼べる試合が実現。
 YAMATO&KAI&ヨースケ♡サンタマリア&箕浦康太vsジェイク・リー&野村直矢&岩本煌史&大森北斗という8人タッグマッチで行われたこの試合は、YAMATOが全日本プロレスに初参戦するということで大きな注目を集めていた。

 試合は、マリアが容姿端麗のジェイクに目をつけて尻を撫でたりキスをせがんだりしてジェイクが逃げ回るというコミカルな立ち上がりとなるが、中盤からは一転してシリアスな雰囲気となり、キャリアがほぼ同じの若手である北斗と箕浦がバチバチとした打撃合戦を展開し、これに打ち勝った北斗はYAMATOにも一歩も引かずにぶつかっていき、YAMATOのギャラリアを回避してジャーマン・スープレックスで叩きつける意地を見せるが、決着を焦って突っ込んだところでYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで貫禄勝利を収めた。

 試合後、マイクを取ったYAMATOは、「ブーイングの一つでも飛ぶかと思ったらよ、大歓声じゃねえかよオイ!(笑)」と会場の歓迎ムードに喜びの声を上げ、意地を見せた北斗を「敵ながらアッパレだ!」と評価。
 そして、ジェイクと対面すると「今な、DRAGON GATEは業界第2位なんて言われてるが、1位との差は歴然だ。見ての通り、俺たちは小さい。色眼鏡で見られることも多々ある。正直、DRAGON GATEは今後どんなに大きくなったところで、俺たちが業界を引っ張るべきじゃないんだ。でもお前らは違うぞ。お前らには歴史と伝統がある。それと同時に、この業界を背負う義務と責任があるんだ!もっともっとお前ら若い力でこの業界、ひっくり返してみせろよ!そしたらよ、プロレス界はもっともっと面白くなるからよ!期待してるよ!」とジェイクと握手を交わし、全日本プロレスの若手選手たちにプロレス界の未来を託した。

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