【会見】高橋ヒロムが東京ドームでジュニア王座を争うオスプレイに“ジュニアvsヘビー”の軍団抗争を提案!オスプレイはヒロムへ“ブタのパーシー”を贈呈!

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 5日、都内にて新日本プロレスが1・4&1・5東京ドーム大会『WRESTLE KINGDOM 14』についての記者会見を実施し、1・4でのIWGPジュニアヘビー級選手権試合を争うウィル・オスプレイと高橋ヒロムが出席した。

 高橋ヒロムは新日本プロレスのジュニアヘビー級戦線の中心人物として活躍していたが、昨年6月にBEST OF THE SUPER Jr.で優勝を果たした翌月に首を負傷し長期欠場となってしまう。
 しかし、今月3日の大阪大会では約1年4ヶ月ぶりに登場し、現IWGPジュニアヘビー級王者であるウィル・オスプレイへ東京ドーム大会での王座戦を要求。これが実現する運びとなり、改めて会見の場で両者が対峙した。

 まずはヒロムが自身が表紙となっている週刊プロレスを様々なポーズで掲げながら登場。そのままベルトを置くかのようにテーブルに立て、あとから入場してきたオスプレイに気さくに挨拶。オスプレイも朗らかな笑みで応えた。

ヒロム「うーん、ウィル・オスプレイ選手。彼はね、只者じゃないよ。皆さん知っての通り、俺が休んでた1年4ヶ月、それはそれはすごかった。パーフェクト!パーフェクトヒューマン!素晴らしい!本当にジュニアを支えてくれたなと。唯一、この欠場期間の間、俺を焦らせてくれたなと。このオスプレイとタイトルマッチを出来ることは本当に心から嬉しいことです。あの3日の後、すごい考えたんですよ。『あれぇ?俺、オスプレイになにが勝てるかなぁ~?』って考えたんですよ。パワー、スピード、テクニック、跳躍力、バランス、一個も勝てるところがない!ハッキリ言って、一個も勝っているところはなかった。彼が3日の試合後に言ったとおり、まあドラゴン・リーとの試合で首をビャッとやっちゃったとき、最後まで諦めの悪さだけが俺の取り柄。それを考えたときに『あれっ?勝てるかなあ~?うん、勝てる勝てる。勝てるかな』。そう思いました」

 そして、オスプレイにマイクが渡されると、オスプレイは持参した紙袋からヒロムへのプレゼントとしてブタのぬいぐるみ“パーシー”をプレゼント。ヒロムは頬ずりをしながら「ソー・キュート!」と大喜び。

オスプレイ「俺には“セクシーピッグ”というニックネームがあるので、ヒロムのダリルのようなぬいぐるみをプレゼントするよ。この子は“パーシー”という名前なんだ。そしてIWGPのタイトルマッチが東京ドームのメインイベントであるというのは歴史的に見てもずっとそうなんだけど、来年2日かけてドームをやると発表があったときに、春頃から初日がIWGPヘビーのタイトルマッチで、二日目がもしかしたらヘビー級&インターコンチの二冠戦がメインのカードになるんじゃないかとなんとなく予想していた。ただ、大阪でオカダ選手が出てきて、観客に対して『IWGPヘビー級のタイトルマッチか、ヘビー級&インターコンチのダブル王座戦か』のどっちがいいかって聞いたときに、ファンの反応は自分の耳には前者のほうが大きいように聞こえていた。そうなると、5日のメインイベントはどうなるんだと考えたとき、棚橋vsジェリコになるのかと。たしかにこの2人は伝説のレジェンド中のレジェンドだからそうなっても仕方ないと思ったんだけど、大阪のファンのリアクションを見ていたときに、ヒロムが登場してきたときは会場中がまるで地震のようなものすごい歓声だった。ということは、このカードこそがファンが本当に見たいと思う5日のメインカードなんじゃないかと思ったんだ。今年ケニー、ヤングバックス、Codyら様々な選手がいなくなった。ヒロムも欠場していた間に、ニュージャパンカップ、BOSJ、オーストラリアでの大会、スーパーJカップと様々な大会に出場してシャカリキに頑張ってきた。自分がこの新日本プロレスの中で一番頑張ってみんながいない穴を埋めてきたんだ。みんなが戦えないときにファンのために自分がその穴を埋めてきたという自負がある。だからこそ、1月5日はファンが本当に見たいと思う試合をメインイベントにするというのが一番ふさわしいんじゃないか?5日のメインはウィル・オスプレイvs高橋ヒロムというカードにしたいと自分は思っている。もし自分が間違ったことを言っているというんだったら、是非言ってみてくれ!」

ヒロム「間違ってない。間違ってないよ。ちょっと、通訳さん、真ん中に来て同時通訳できます?簡単でいいです。簡単なことしか言いません。同時通訳してもらっていいですか?あなたは我々の架け橋となってくれる人間だから、是非ここでやるべきだ!」

(ヒロムが通訳をオスプレイの横に呼び、同時通訳しやすいよう言葉を区切りながらオスプレイに向かって語りかける)

ヒロム「素晴らしい!素晴らしすぎる!完璧だ!ジュニアを支えたのは間違いなくお前だ!完璧!もうホントに言うことはなにもない。ホントにスゴすぎる。俺もホントにそうなることをマジで祈ってるし、マジでそう言ってくれるジュニアが出てきて俺はホントに心から嬉しい。俺もずっとメインイベントでジュニアが立てる、IWGPヘビーがメインじゃなくてジュニアヘビーがメインで出来るようにずっと言ってきたけど、中々実現できなかった。俺はずっと新日本プロレスジュニアを、ヘビーよりも上の位置でやりたいと思ってる。だから俺は、オスプレイ、お前のことが大好きだ。素晴らしい!センキューベリマッチ!」
(これを聞いたオスプレイが感嘆の声を漏らし、ヒロムと抱擁)

――ヒロム選手、復帰おめでとうございます。東京ドーム大会のカードが発表されましたが、復帰戦はこのカードになるのか、これからのワールドタッグリーグ戦のシリーズで復帰戦を行うのか
ヒロム「どうでしょう?どう思います?あなたの考えを聞かせてください」

――突然復帰戦で王座戦と言うよりはその前に出られたほうがいいのかも知れないという気持ちもありますし、フレッシュさという意味ではいきなりタイトルマッチというのもインパクトが有るのかなと思います
ヒロム「(質問者の回答に被せながら相槌を打つ)ふーん、ふんふん。ふんふんふん。検討します」

――オスプレイ選手、ヒロム選手はかなりトリッキーなキャラクターですが、それを含めてヒロム選手をどう評価されていますか
オスプレイ「確かに言う通り、ヒロムはとても野性的でワイルドなスタイルを持っている。自分もそういった意味では野性的なスタイルだと思っているし、二階席のバルコニーからムーンサルトしたこともあるし、そういった意味ではスタイルがかなり似ているのかなと思う」

――ヒロム選手、オスプレイ選手に対する特別な思いは理解しました。もうひとり特別な思いを持っている選手 ドラゴン・リー選手だと思います。怪我
ドラゴン・リー選手への思いは
ヒロム「まあ、俺も1年4ヶ月、この1年4ヶ月の間、彼も心の傷を負ったと思います。俺も同じく傷を負った。お互い様。だから、もういいじゃあん、そんなの。そんなんどうでもいいからさあ、『早く新日本来いよ』って感じですかね?」

(他の質問を募るとヒロムが挙手しオスプレイへ質問)
――ヒロム「今パッと思いついアイディアなんだけど、俺とオスプレイと、他のジュニアの選手たちでユニットを組んで、ヘビーの選手たちの軍団と対抗戦っていう図式でいっちょやっていかねえか
オスプレイ「めっちゃいいアイディアじゃん!これから飯食いながらそのことを話し合おうか」

『WRESTLE KINGDOM 14』
日程:2020年1月4日(土)
開始:17:00
会場:東京都・東京ドーム

▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/CHAOS】ウィル・オスプレイ
vs
【挑戦者/L.I.J】高橋ヒロム

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