“文武両道美女レスラー”雪妃真矢がタッグパートナーの“新婚レスラー”世羅りさとの王座戦に向け気炎!「私も頑張って結婚しよ」

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 24日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『不思議の国のアイス2019』が行われ、雪妃真矢と世羅りさが9月14日の横浜文化体育館大会のメインイベントでICE×∞王座をかけて闘うことが決まった。

 雪妃はフェリス女学院大学英文科を卒業し、女優としても活動している文武両道の女子プロレスラー。今年前半はアイスリボン三冠王(シングル&タッグ&3WAY)として君臨していたが、今月3日の大阪大会では最後に残ったICE×∞王座(アイスリボンシングル王座)を藤本つかさとの防衛戦でドロー剥奪されて無冠に。その後開催されることが決まった王座決定トーナメントで優勝して王座を取り戻すことを誓っていた。
 世羅は2度のICE×∞王座戴冠、雪妃とのタッグ“アジュールレボリューション”で2度タッグ王座を戴冠。さらにはデスマッチ路線で独自色を出し熱狂的なファンを獲得するなど活躍し人気を博していたが、今年1月に大日本プロレスの宇藤純久との結婚を発表したことで人気が急落。このことをテレビ朝日の番組『マツコ&有吉かりそめ天国』に投稿して相談するほど気にするなど低迷期に突入しており、再起を果たすためにこのトーナメントでの優勝に向け奮起していた。

 準決勝で雪妃はアイスリボン戦線に定着しつつある山下りなと激突。雪妃が山下のパワーファイトで終始攻め込まれる展開となるが、雪妃は終盤に多彩な蹴り技を繰り出して反撃していき、勝負を急ぐ山下のスプラッシュマウンテンを切り返してのウラカン・ラナで3カウントを奪い準決勝に進出。
 会場の片隅で雪妃が見守る中、世羅は藤本ととの激しい打撃戦を制し、“ビーナスシュート潰し”の研究成果である雪崩式シュバインを見せるなど藤本の必殺技を封殺。グロッキー状態の藤本に正調シュバインからダブルニードロップ2連発を叩き込んで激勝。

 決勝進出を決めた世羅は雪妃を呼び込むと「結婚して勢いがなくなった?ギラギラさがなくなった?どこがだよ!こんなにギラギラしてんじゃね―か!雪妃が勝つのモニターで見て、隣に並ぶのは藤本じゃない、このタッグパートナーの世羅りさしかいないって思いました。文体に、アジュールレボリューション二人で立とう」と雪妃と握手を交わし、二人で手を三角の形に合わせるアジュールレボリューションのポーズを取ってクリーンファイトを誓った。

 バックステージに戻った世羅は「結婚しちゃったことによる一歩引いた感が出ていたと言うか、やっぱどこかで引退とかよぎるじゃないですか。どうしても考えなきゃいけないところでどうしても思っちゃったところがあって、一歩引いてアイスリボンを見ちゃってたのかなって。だからもう、引かない。むしろ一歩前に出て行きたいと思います」と不退転の決意を語る。
 一方の雪妃は「もう一度ベルトを巻きたいというのと、アジュレボで文体のメインが出来るっていうのはタッグパートナー同士の対決でビッグマッチのメインを飾るっていうのはなんか誇らしいですし、やっぱり負けちゃいけないですよね。隣に立っている人間として。楽しみ!だって失うものないんだもん!無冠ですから!開き直ったぁ~!(笑)そう。あとは巻くだけ。出せるもの出し切って文体っていうビッグマッチを楽しんで、夏を楽しんで、世羅さんと闘うことを楽しんで、ベルトを巻く。ベルトを巻いて、剥奪された王者という汚名を返上しないと」と世羅との決戦への想いを語る。

 そして世羅の結婚に端を発する状況に話が向くと「ズルいですね!プライベートも充実していてベルト戦線にも戻ってきて!どっちかにしてほしいですね。……ウソです(笑)私も頑張って結婚しよ」と語り、さらに自身はプライベートで浮いた話が一切ないことを明かして小さく肩を落とした。

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