EVILがG1 CLIMAXでSANADAと二年ぶりのロスインゴ同門対決で激勝!

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 18日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『HEIWA Presents G1 CLIMAX 29』が行われ、Aブロック公式戦でEVILとSANADAがシングルマッチで対戦した。

 両者は内藤哲也率いるL.I.Jのメンバーであり、通称“イビサナ”タッグとしてIWGPタッグ王座を2度戴冠している。普段はパートナーであり対角線上に立つことはないが、今回のG1 CLIMAXで同ブロックに振り分けられたために2017年のG1 CLIMAX以来2年ぶりのシングルマッチが実現した。

 ゴングが鳴ってもしばらく睨み合っていた2人だったが、SANADAがドロップキックで先制しいきなりのラウンディング・ボディプレスを狙う。場外にエスケープしたEVILは場外戦でSANADAを痛めつけ、SANADAのパラダイスロックを抜け出して掟破りのパラダイスロックを敢行。さらにSANADAをブレーンバスターの体勢で持ち上げ、レフリーにSANADAの足を乗せてた状態から放つ“1人マジックキラー”とも呼べる技も見せていく。
 SANADAも低空ドロップキック等の足攻めで対抗していき、 EVILを狙うEVILを制し、なんとSANADAも掟破りのEVILでEVILを叩きつける。そしてSANADAがドラゴンスリーパーから持ち上げてスイングしていくが、この技を知り尽くすEVILは着地の瞬間を狙って首固め。さらにラリアット、ダークネスフォールズ、EVILと畳み掛けてEVILが盟友・SANADAから3カウントを奪った。
 2017年に対戦した際にはSANADAが勝利しており、両者の対戦成績は1勝1敗となった。

 試合後、EVILは倒れ伏すSANADAに拳を突き出すと、SANADAは上半身を起こして拳を合わせ互いの健闘を称え合った。

 バックステージに戻ったEVILは「この試合が決まってから何が何でも勝ちたかった。SANADAがスゲーのはお前らも分かってると思うけど、組んでる俺が一番スゲーってこと、分かってるよ。これがEVIL、SANADAのプロレスだ!それともう一つ。俺は誰とも比べようのない唯一無二の道を歩んでんだよ。それでてっぺん取るんだよ。誰にも文句は言わせねえぞ。よぉく覚えとけ!」とSANADAへの想いがこもったコメントを残して去っていく。

 他方のSANADAも「EVILはさあ、組んでて楽しいけどさあ、やっぱりさあ、闘う方がおもしれーな」とEVILへの愛を込めたコメントを残した。

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